『円安銘柄』の会社情報と評価
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『円安銘柄』の検証結果
- 円安メリット銘柄は株価上昇の期待大!本命株・出遅れ株を総まとめ【2022年】
- 円安の恩恵を受ける業界・業種
- 円安銘柄の本命銘柄3選
- 円安銘柄の出遅れ株2選
- 円安が追い風になる“海外売上高比率”が高い企業TOP5
- 円安銘柄の今後の動向 いつまで続く?どこまで上がる?
- 円安銘柄に投資する際の注意点
- 20年ぶりの円安(1ドル130円台)はなぜ起こったのか?
- 円安が株価に与える影響
未曾有の円安に突入した2022年、円安を追い風に株価上昇が見込める企業が出てくることが予想されます。
トヨタ自動車や任天堂を筆頭に、海外売上高比率が高い輸出企業に多くのスポットライトが当たるでしょう。
何といっても、1ドル=131円台を越えたのは約20年ぶり。日米の金利差は今後も広がる見通しが強く、円安で恩恵を受ける銘柄は株価上昇の期待も高いです。
本記事では円安メリットを受ける業界の中から本命銘柄3つ、出遅れ株を2つ紹介。
此度の円安がなぜ起こったのか、その背景についても見ていきます。
円安の恩恵を受けるのは、主に輸出企業です。
自動車や電子機器・精密機器などの製造業、海外に輸出を行なっている業界・業種が円安のメリットを受けやすいと言えます。
輸出企業は円安によって売上高や収益が増加し、好決算が見込まれるためです。
例えば、円安局面では元々1個1ドル(100円)で売れていたものが、1ドル(110円)で売れるようになります。売っている商品・個数は同じものにも関わらず、円換算すると10円の利益が生まれます。
海外の売上高比率が高い輸出企業にとって、円安は増収増益のチャンス。
企業の資本が増加することで、価格競争で値下げが行なえたり、新たな研究分野に投資をするなど今後の成長が見込める施策を打つこともできるようになります。
円安を背景に株価上昇が期待できる本命銘柄は3つ。
①トヨタ自動車(7203)
②任天堂(7974)
③日揮ホールディングス(1963)
①トヨタ自動車(7203)
トヨタ自動車は世界首位の自動車メーカー。最近ではEVにも注力しています。
自動車産業は海外輸出が多く、円安で株価上昇が期待できる銘柄の筆頭です。
前回の円安局面(2012年10月~2015年6月)では、トヨタの株価は安値574円から高値1210円と約2倍以上に高騰。

円安は輸出による為替差益だけでなく、海外子会社の利益を連結決算に取り込む際に円建て換算金額が増えます。グローバルに展開するトヨタ自動車は円安の大本命となり得るでしょう。
今後はサプライチェーン(供給網)の混乱をどう解決するかがカギとなります。
②任天堂(7974)
任天堂はゲーム機メーカー再大手。スーパーマリオ、ゼルダの伝説など海外人気の高いゲームを多く販売しています。
保有資産にドル建て資産が多い任天堂は、期末為替で経常益が変動します。円安が続いていれば好決算の期待は大きいです。
前回の円安局面(2012年10月~2015年6月)では、任天堂の株価は安値9840円から高値21940円と約2.2倍以上に上がっていました。

任天堂は海外売上高比率が高いのも強みのひとつ。ゲーム開発に必要な半導体をどれだけ安く確保できるかが、今後の株価を左右するでしょう。
③日揮ホールディングス(1963)
日揮ホールディングスは世界各地で石油、化学、発電、LNG関連プラントを建設する企業。再生可能エネルギーや水素関連にも注力しています。
日揮ホールディングスの海外売上高比率は60%と高め。円安のメリットを存分に享受できます。
前回の円安局面(2012年10月~2015年6月)では、日揮ホールディングスの株価は安値2051円から一旦2014年1月4259円に高騰。その後、2015年6月に高値2506円となりました。

日揮ホールディングスは、今後需要の拡大が見込まれるエネルギープラントの建設と再生可能エネルギーをメインに取り扱っています。
ウクライナ情勢緊迫化に伴い、今後は石油や天然ガスなどのエネルギー供給をロシアに頼らなくする施策が必要。
プラントエンジニアリング最大手である日揮ホールディングスに、投資家から注目が集まる可能性は高いでしょう。
円安銘柄の中の出遅れ候補として挙がるのは、インバウンド事業を営む企業です。
①エイチ・アイ・エス(9603)
②ヤーマン(6630)
円安には「海外からの旅行者が増えやすい」というメリットがあり、インバウンド消費(訪日外国人観光客による日本国内での消費活動)も増えることが見込まれます。
2022年5月26日、政府は「6月10日から海外観光客を受け入れる」という指針を発表。
新型コロナウィルスの影響でインバウンド需要の先行きは不透明でしたが、今後は需要の回復の兆しがあります。
①エイチ・アイ・エス(9603)

旅行事業大手。テーマパークであるハウステンボスの運営も行う。
②ヤーマン(6630)

美容機器と化粧品の製造・輸出入販売を行う。アジア各国の展開と共にインバウンド商品も強化。
いずれも2016~2019年のインバウンド全盛期には株価が大きく上がっていたことをみると、再来時の株価上昇も期待できるといえるでしょう。
円安銘柄のような”テーマ株”は投資家からの注目を集める傾向があり、株価上昇の期待が持てます。円安銘柄は株探やみんかぶで人気テーマランキングで上位にランクインしており、期待している投資家の姿も伺えます。
話題株セレクトという銘柄選別AIは、いまの時勢が追い風になる注目テーマから高騰期待の銘柄を厳選しています。
注目のテーマやこれから高騰する期待値の高い銘柄を知りたい人は、確認してみても良いかもしれません。
海外売上高比率とは、海外での売上が全体の売上高に占める比率のことをいいます。
よって海外売上高比率が高ければ高いほど、円安時にプラスの影響が出やすいといえます。
▼海外売上高比率が高い銘柄TOP5
1位 キャンバス(4575) 海外売上高比率100% 2021/6
抗がん剤の研究開発を行っている創薬バイオベンチャー
1位 三井海洋開発(6269) 海外売上高比率100% 2021/12
浮体式石油、ガス生産設備の建造。世界大手。
1位 宮越ホールディングス(6620) 海外売上高比率100% 2021/3
工場用地を活用した中国での不動産賃貸が主力
4位 ジーエヌアイグループ(2160) 海外売上高比率99% 2021/12
米中に研究開発機能を持つ創薬ベンチャー。
5位 竹内製作所(6432) 海外売上高比率97% 2021/2
建設機械中堅。ミニショベルが主体。クローラーショベルを世界で初めて開発する。
2022年以後の円安の動向について、アナリストたちの見解を確認してみましょう。
「円安ドル高が続く」と考えているのは、ニッセイ基礎研究所のエコノミスト上野剛志です。
『日本・円サイドで円買い材料が現れそうにないため、今後も円安トレンドが続く可能性は高い。』
上野剛志は円安ドル高基調が収まる条件を以下のように考えています。
・『米国のインフレが抑制に向かうことで米利上げ加速観測が後退したり、米景気減速懸念が台頭したりするなど、米国・ドルサイドでドル売り材料が顕在化する必要がある。』
・『FRBが急ピッチの引き締めを続ける以上、いずれは米国のインフレが抑制に向かったり、景気減速懸念が台頭したりする可能性が高いと見ているが、足元の情勢を鑑みると、当面そうした事態は見込みづらい。』
現状は円の買い材料に乏しく、米国の景気後退懸念が観測されないと今後も円安ドル高は続く見通し。
上野剛志はいちど135円程度まで上がった後、年末にかけて130円まで下落すると予想を出しています。

ただしウクライナ情勢や供給制約などによる不確実性は高く、さらなる利上げ観測によって140円に達する可能性も排除できないと述べています。
参考:円安は一体いつまで続く?~円安終了の条件と見通し
「1ドル125円を維持できるかが焦点になる」と述べるのは、IG証券の石川順一シニアFXストラテジストです。
『米金利上昇圧力の後退ないしは低下幅拡大が意識される局面ではドル・円も新たな下値ポイントを探る展開になる。 (アベノミクス相場下の2015年高値の125円85銭前後が)「サポートに転換するか」が注目で、下抜けると「125円を維持ができるかが焦点になる」』
2022年5月9日に1ドル131円台という約20年ぶりの高値を付け、2022年5月24日には一時126円台と一服感を強めています。
1ドル130円台から下落していった要因は、米国の景気後退懸念を背景に米国の長期金利上昇に一服感が見られたという点。
今後は景気の後退が意識され続けると125円を試す展開。米景気への過度の警戒感が和らいでくれれば、再度130円台を試しにいくと予測をしています。
参考:ドル・円下落どこまで、米金利上昇に一服感
三井住友DSアセットマネジメントのマーケットレポートでは、今年のドル円相場のレンジについて、1ドル134円程度を上限と見込んでいます。
しかし想定外の円安が進んだ場合は150円台を超えることも想定されるようです。
・過去の「値幅」「日柄」「値柄」から考える円安の上値メド → 141円~152円
・長期的な理論値から考える円安のメド → 147円~156円
参考:どこまで進む?円安ドル高
今後の円安動向はアナリストによって考え方が様々。共通しているのは、2022年内でドル円はまだまだ大きく値動きする可能性があるという点でした。
2022年は不透明感が続く相場となりそうなので、長期投資というよりも、数週間から数か月で売買を行うスイングトレードが良いかもしれません。
円安銘柄に投資する際には、円安はその企業のどこに影響するのか注意することが必要です。
例えば海外売上高比率が高い企業であっても、原材料を輸入に頼りすぎている場合、円安による輸出増が原材料のコスト増を相殺できない、むしろマイナスになってしまうことがあり得ます。
このように円安は企業が置かれている状況によって、メリットにもデメリットにもなります。
円安で受けるメリットだけに目を向けるのではなく、その企業のビジネス構造を理解し、円安がもたらす様々な影響を理解した上で投資をするのがよいでしょう。
また円安で上がるということは、円高になると下がりやすいということでもあります。
よってその企業の株価の上げ下げだけでなく、為替の動向にも注意を払いながら投資をしていく必要があるでしょう。
2022年の急激な円安は「米国と日本の金利差が拡大した」ことが要因となって起きました。
米国がインフレを抑制するために金利を上昇させているのに対して、日本は金利を下げる景気対策を取っています。
米国はコロナウイルスに伴う需給の混乱によって、1982年6月以来のハイペースでインフレが進行中。

引用元:CEIC
急速なインフレは経済の停滞をもたらします。それを危惧したアメリカFRBは金融引き締めを実施。金利を上げることで企業がお金を借りにくくして、経済活動の鎮静化をはかります。
その一方、日本では景気を活性化させたいために、金利を下げる政策を取り続けています。
この結果、米国と日本の金利差が急速に拡大。
金利差が拡大したことを受けて、投資家たちは「ドルを買って円を売る」という行動に出ます。金利の高いドルを多く保有しておくことで、多くの金利を得るためです。
ドルが多く買われて円が売られていく中で、ドルの価格は高くなり円の価格は低くなっていきました。
■悪い円安と言われているのはなぜ?
2022年の円安は「悪い円安」とニュースで報じられることがあります。
悪い円安とは、一般的に円安のデメリットがメリットを上回った時に言われます。
今回は「輸入するものが高くなって家計を圧迫する」「企業が原材料高騰によって利益を出しにくくなる」という円安のデメリットが大きいと考えられているために”悪い円安”と呼ばれているようです。
<円安のメリット>
・輸出企業が儲かる
・外貨建てで持つ資産が増える
・海外からの旅行者が増えやすい
<円安のデメリット>
・輸入するものが高くなる
・海外資産を購入する時の負担が増える
・海外旅行が高くなる
日本はエネルギーや食料の多くを海外からの輸入に頼っています。
ウクライナ情勢の悪化で食料やエネルギー価格が上昇する中、円安は食料やエネルギーなどの輸入品価格を上昇させます。
国内では賃金が上がらない低所得が問題となっていますが、食料やエネルギー価格の値上げは家計をさらに圧迫する原因になります。家庭は経済活動に積極的でなくなり、景気後退を招きかねません。
その一方で、企業はエネルギー価格や原料の上昇を製品価格にすべて乗せることはできず、利益を出しにくくなります。
今回の円安は日本の家計・企業双方にとって好ましくない状況が起きています。しかし、短期的な見方をすれば投資家にとってはプラスに働きます。
円安が株価に与える影響について確認してみましょう。
円安は短期的な株価の上昇をもたらします。
円安は海外から見た日本株の割安感を強める効果があるからです。円安時は日本株を買い付けやすくなるため、海外投資家から買いが集まる傾向にあります。
2022年4月の株式売買動向をを見ると、海外投資家は日本株を8164億円買い越し。日本の株式市場への資金流入につながっています。
2022年3月期の決算では、円安やコロナからの回復などが要因で東証企業の約34%(451社)が過去最高の最終益、70%(929社)が増益。
長期的にみると、資源価格がさらに高騰することなどから原料コスト増による業績悪化が懸念され、円安が進むことは日本企業にとってあまり喜ばしいことではありません。
しかし海外の豊富な資金が流入する今のタイミングは、短期的な株価上昇の期待が大きくなります。
短期的に値上がる銘柄が数多く出している「話題株セレクト」という銘柄選別AIは、2022年の円安時でも好成績を記録。
投資家からその性能に驚愕の声が上がっています。
『AIによるトレードツールとかまったくの未体験ゾーンだったけど、テーマ株AI買って本当に良かったわ。円安もインフレも放置でまともな相場状況じゃないんだから、まともなやり方で利益出せるわけなかったんだよ。』
様々な要因が絡み合う円安相場において、次に何の銘柄が注目されるのかを探すのは中々困難。そのような状況を打破するために、AIの銘柄分析を頼るというのも一つの投資の選択肢となり得そうです。
◆2022年注目のテーマ
クリーンエネルギー関連銘柄
スパイバー関連銘柄
最先端銘柄選定ロボ
<利益を出すならココ!!>
グローイングAI
爆発的な高騰銘柄を選別するAI
最大株価上昇率1951.9%を達成
⇒グローイングAIの記事を確認
話題株セレクト
期待のテーマ株を自動でセレクト
相場に左右されずに勝率8割を記録
⇒話題株セレクトの記事を確認
ワールドストックチョイス
米国株と日本株対応のAIシステム
大化け米国株の早期発見で高評価を獲得
⇒ワールドストックチョイスの記事を確認
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『円安銘柄』の口コミ
投稿者:名無し
円安が強烈すぎる!!日本株買い待ったなし!!
投稿者:名無し
ついに1ドル134円台突破ですか。年末までは円安傾向が続くでしょうし、やはり円安メリット銘柄に目を付けておくのは正解っぽいですね。
投稿者:名無し
これ円安の影響めっちゃあるでしょ?海外マネーじゃぶじゃぶで日本株全体の底上げにつながってるわ
投稿者:名無し
海外売上比率100%銘柄!?そんなのあるんですね!
投稿者:名無し
為替で恩恵を受ける企業は次の決算で上がるのは間違いないでしょう。問題はそれがどの企業なのか。トヨタくらいの銘柄だと投資妙味が無いので、小型株から何か投資してみたいですね
投稿者:名無し
1ドル130円にまた戻ったし、円安はまだ続きそう。本命株に挙げられてるトヨタはたしかに伸びそうな気がします。
投稿者:名無し
円安で秋の決算はとんでもない企業が出てくるでしょう。出遅れ株を早々に見つけて、ぜひとも投資をしておきたい。
投稿者:名無し
円安の影響は少なくとも次の決算までは続きそうですし、やっぱりトヨタ、任天堂あたりの本命銘柄は良さそうですね!旅行会社もインバウンドと絡むと面白そう!
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