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『テンバガー候補 2024』の会社情報と評価

2024年の日本株テンバガー候補サムネ

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『テンバガー候補 2024』の検証結果

2024年の日本株テンバガー候補 大化け期待の7銘柄を予想

2024年に向け、テンバガー候補となる有望な日本株をお探しの人も多いのではないでしょうか。

日本株からは毎年テンバガーが誕生しており、2023年はeラーニングを手掛けるプログリット(9560)が株価11.3倍を達成

■2023年テンバガー達成銘柄:プログリット(9560)
プログリット(9560)の株価チャート
≫プログリットの急騰を予測した銘柄スクリーニングツール:Alpha AI

2023年は日経平均株価がバブル崩壊後の最高値を更新し、33年ぶりに高値水準を記録しました。

東証プライム全上場企業では、16%にあたる約260社が2023年に入って上場来高値。

また株式テーマにおいては、ChatGPTの登場により一年を通してAI関連銘柄が注目された年となりました。

バブル以来の株高に沸いた昨年はプログリット意外にも計3銘柄がテンバガー(株価10倍)を達成しています。

ちなみにテンバガーとは、株式用語で株価が10倍になった銘柄・なりそうな銘柄のこと。

野球用語で塁打を意味するバガー(Bagger)が語源となっており、一試合で10塁打(Ten-Bagger)を記録するほどの勢いで株価が急騰する様を例えた造語です。

投資家なら一度は掴んでみたい「テンバガー(10倍株)」。

当記事では、2024年テンバガー候補を5銘柄+投資インフルエンサーの注目株2銘柄=計7銘柄を徹底解説します。

目次

2024年 テンバガー候補のスクリーニング条件

テンバガー候補として有望な銘柄には、8つの共通点があります。

■テンバガー候補のスクリーニング条件

  1. 時価総額 500億円以下
  2. 増収増益、もしくは黒字転換
  3. 上場から5年以内
  4. グロースやスタンダードなど新興市場の株
  5. 創業者・オーナーの株保有率が45%以上
  6. テーマ性がある(トレンド・国策)
  7. 加盟店ビジネス、ストック型ビジネス
  8. BtoC事業

時価総額の低い小型株や、テーマ株、IPOセカンダリー銘柄などがテンバガーになりやすい傾向にあります。

また統計上、複数の条件を満たしている銘柄はテンバガーを達成しやすいと言えます。

今回は上記の条件でスクリーニングを行い、抽出された銘柄をテンバガー候補として解説していきたいと思います。

2024年のテンバガー候補を予想【当サイト独自Pickup!】

まずは当サイト一押しの2024年テンバガー候補5社をご紹介します。

■2024年テンバガー候補

  1. スタメン(4019):好業績、堅実な本命株
  2. シノプス(4428):2024年注目テーマの物流テック企業
  3. トビラシステムズ(4441):盤石な顧客基盤と大物投資家からの注目
  4. コラントッテ(7792):プロダクトに強み、株主還元の姿勢も高評価
  5. ispace(9348):宇宙関連銘柄 2023年以後の注目テーマ

スタメン(4019)

テンバガー候補の本命株:スタメン(4019)は、社内コミュニケーションツールの「TUNAG」を提供している企業です。

スタメン(4019)の株価チャート

■テンバガー条件6つ合致!

  1. 時価総額:〇(64.5億円)
  2. 増収増益:〇(今期経常14%増)
  3. 上場年:〇(2020年12月)
  4. 新興市場:〇(グロース市場)
  5. 創業者の株保有率:△(38.75%)
  6. 株式テーマ:〇(リテールテック)
  7. 加盟店ビジネス・ストック型ビジネス:〇
  8. BtoC事業:△

【株価データ(2023年12月7日終値)】
株価:739円
PER:52.8倍
PBR:5.69倍

テンバガー期待の理由は、スタメンの業績が上がり調子であること。

2022年11月14日の決算予想では、営業益3.9倍、経常益4.0倍を発表。

売上高は前期比+40%の見込みとなっており、収益を上げる準備が整っていると言えます。

スタメン(4019)の業績予想

スタメンが提供するプロダクト「TUNAGU」は、注目テーマの“リテールテック”とも相性抜群

リテールテックとは、小売り事業に最新のテクノロジーを提供するサービスのことで、人材不足の解消が期待されています。

またスタメンが開発したプロダクトの「TUNAG」はストック型ビジネスの形態を取っています。

ストック型ビジネスは、顧客が増えれば増えるほど利益増大が見込めます。

市場規模は日本だけで見ても、まだまだ開拓の余地があると言えるでしょう。

TUNAGUの市場開拓余地出典:スタメン(4019)の通期決算説明資料

ほかにもスタメンはオンラインサロンのプラットフォームである「FANTS」も運営しています。

FANTSは名古屋市や資生堂によって採択されており、利用する企業や人が増えればさらに業績アップの見込みが高まります。

スタメンの競合となるChatwork(株)の時価総額は206億円。

対するスタメンの時価総額は64.5億円のため、少なくとも時価総額は3倍圏内

ストック型ビジネスによる業績好調を背景とした、2024年のテンバガー候補本命株です。

シノプス(4428)

2023年版おすすめの低位株の記事でも紹介しているシノプス(4428)は、流通業向けのAIサービス開発企業です。

シノプス(4428)の株価チャート

■テンバガー条件5つ合致!

  1. 時価総額:〇(63.6億円)
  2. 増収増益:〇(今期経常12%増)
  3. 上場年:△(2018年12月)
  4. 新興市場:〇(グロース市場)
  5. 創業者の株保有率:△(33.76%)
  6. 株式テーマ:〇(物流テック)
  7. 加盟店ビジネス・ストック型ビジネス:〇
  8. BtoC事業:△

【株価データ(2023年12月7日終値)】
株価:970円
PER:39.6倍
PBR:3.85倍

テンバガー期待の理由は2024年の一押し株式テーマ『物流テック』であることです。

働き方改革法案により、ドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限されることで生じる「2024年問題」。

ドライバー不足により輸送能力が不足し、物が運べなくなる可能性が指摘されています。

この解消を図るためには、物流テックの導入が必要不可欠というわけです。

シノプスが手掛ける流通業向けAI「sinops」は、需要予測とリアルタイム在庫管理機能を店舗に提供します。

ストック型収入が得られる「クラウドサービス」の形態を取っているため、契約数が増えれば増えるほど業績が成長していくビジネスモデルです。

シノプスの契約数は順調に伸びています。

シノプスのクラウド有償アカウント数の状況出典:シノプス(IRライブラリ)

ストック型のビジネスモデルは業績が伸びる傾向にあり、それに伴って株価上昇する可能性もあります。

またシノプスは来期も増収増益の見通しを発表しており、3期連続で増収増益となっています。

シノプスの業績予想

テーマ性よし&好業績のシノプスは、低位株から大化けを果たす筆頭候補と言えるでしょう。

トビラシステムズ(4441)

トビラシステムズ(4441)は、スマホや固定電話向けの迷惑電話フィルタリングサービスを提供している会社です。

トビラシステムズ(4441)の株価チャート

■テンバガー条件7つ合致!

  1. 時価総額:〇(99.7億円)
  2. 増収増益:〇(今期経常13%増)
  3. 上場年:〇(2019年7月)
  4. 新興市場:×(プライム市場)
  5. 創業者の株保有率:〇(46.27%)
  6. 株式テーマ:〇(情報セキュリティ)
  7. 加盟店ビジネス・ストック型ビジネス:〇
  8. BtoC事業:〇

【株価データ(2023年12月7日終値)】
株価:967円
PER:19.5倍
PBR: 5.14倍

迷惑電話ブロックサービスは、大手3大キャリアやJ:COMに採用されており、顧客基盤は盤石となっています。

トビラシステムズは好決算に加えて、サービスモデルがライセンス契約型なので今後の業績向上も見込めます。

トビラシステムズ(4441)の業績

2022年に露ウクライナ戦争をきっかけに、情報セキュリティサービスが改めて重要視されています。

AI(人工知能)の発展による情報化も加速するなか、情報セキュリティ関連は投資テーマとしての妙味もあるでしょう。

またトビラシステムズは、大物個人投資家「五味大輔」が大株主になっている銘柄なので、中長期的に見ても株価上昇の期待が持てます。

コラントッテ(7792)

コラントッテ(7792)は、磁気アクセサリーを販売している会社です。

コラントッテ(7792)の株価チャート

■テンバガー条件5つ合致!

  1. 時価総額:〇(73.4億円)
  2. 増収増益:〇(今期経常3%増、7期連続最高益)
  3. 上場年:〇(2019年7月)
  4. 新興市場:〇(グロース市場)
  5. 創業者の株保有率:×(22.32%)
  6. 株式テーマ:△(健康管理・予防医療)
  7. 加盟店ビジネス・ストック型ビジネス:×
  8. BtoC事業:〇

【株価データ(2023年12月7日終値)】
株価:806円
PER:11.1倍
PBR:2.25倍

コラントッテが販売する磁気アクセサリーは、アイススケートの宇野昌磨や卓球の伊藤美誠などスポーツ選手が着用しており、ブランド力の向上に一躍買っています。

さらにアフターコロナの空気感が漂う23年は、インバウンド関連銘柄が大変注目を集めました。

コラントッテも越境ECやインバウンド需要を上手く取り込み、順調に業績を伸ばしている模様。

コラントッテ(7792)の業績

コラントッテは配当性向30%以上を目標に掲げており、株主に対する姿勢も◎

2021年のIPO銘柄なのでまだ注目度は低いですが、今後人気を集めることが予想されます。

コラントッテから消費者の間でブームを起こせる新しいプロダクトが出ればテンバガーも夢では無いでしょう。

ispace(9348)

ispace(9348)は、月への物資輸送サービスを手掛ける会社です。

ispace(9348)の株価チャート

■テンバガー条件4つ合致!

  1. 時価総額:×(687億円)
  2. 増収増益:△(赤字幅縮小)
  3. 上場年:〇(2023年4月)
  4. 新興市場:〇(グロース市場)
  5. 創業者の株保有率:×(22.26%)
  6. 株式テーマ:〇(宇宙開発関連)
  7. 加盟店ビジネス・ストック型ビジネス:×
  8. BtoC事業:〇

【株価データ(2023年12月7日終値)】
株価:865円
PER:-倍
PBR:12.72倍

ispaceの目標は、世界初となる民間による月面着陸。

そのための月探査機には、JAXA、ソニー、日本航空などと共同開発しています。

テンバガー条件にあまり当てはまっていないものの、ispaceは「宇宙べンチャ―初のIPO銘柄」として投資妙味があります。

ここ数年で宇宙事業は世界的な盛り上がりを見せており、宇宙産業の市場規模は2020年に40兆円、2040年にかけて150兆円にまで上る見通し。

宇宙産業の市場規模出典:第1回宇宙産業プログラムに関する 事業評価検討会 中間評価/終了時評価 補足説明資料

イーロン・マスクが創業した「スペースX」は、すでに宇宙ビジネスで成功を収めており、米ニュースサイトCNBCでは同社を「想定時価1,370億ドル(約17兆.8,100億円)」と評価しています。

時価総額700億円ちょいのispace、今後の成長余地は十分に考えられるでしょう。

また宇宙関連会社というのは、一般人の目に触れやすく注目が集まりやすいビジネスでもあります。

過去「INCLUSIVE(7078)」という宇宙関連銘柄は、1年経たないうちにテンバガーを達成。

INCLUSIVE(7078)の株価チャート

ispaceもINCLUSIVE同様に、テンバガーになる素質を秘めているかもしれません。


当サイトでは上記5銘柄を2024年テンバガー候補として紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

余談になりますがテンバガー候補株への投資は銘柄を選ぶのと同じくらい、売買タイミングも重要になります。

テンバガーを達成しやすい銘柄の特徴として時価総額の低い小型株や、テーマ株、IPOセカンダリー銘柄などが挙げられます。

小型株やテーマ株、IPOセカンダリー銘柄は注目が集まりやすく、値動きが大きく・速くなりがち。

時にはテクニカル指標全般が機能しなくなるほど、個別市場の過熱感が増してしまうことも。

小手先だけのテクニックでは対応しきれない局面も自然と多くなるのではないでしょうか。

ですが最近では、銘柄選びから売買タイミングまで教えてくれる投資情報サービスが話題を集めています。

当サイトで特に評判になっているのが、実践的な投資ノウハウを教えているJ.P.モルガン出身の『加藤の公式LINE』。

「投資初心者だけど150万円だった資金を219万円まで増やせた」とユーザーからの口コミ評価も上々です。

投稿者:名無し
親身になって対応してもらいました。株初心者の自分でも少しづつ勝てるようになり、150万円だった資金を219万円まで増やせています

投資家として真に自立を目指すなら、こういった投資情報サービスを使ってみるのも一つの戦略と言えます。

株で10億稼いだ元証券マンが教える銘柄選定術とは?

【投資インフルエンサーが注目】テンバガー候補2銘柄

株式投資界隈には、高騰銘柄を的中させている投資インフルエンサーが存在します。

そこで、ここからは管理人が参考にしている投資インフルエンサーの注目株2銘柄を紹介

■投資インフルエンサーの注目株

  1. 海帆(3133):トンピン
  2. くすりの窓口(5592):テンバガー投資家X

海帆(3133)

海帆(3133)は“令和の相場師”の異名で知られる「トンピン」が注目している銘柄です。

X(旧Twitter)で海帆の情報を頻繁にツイートしており、注目している様子が伺えます。

テンバガー条件合致度は低いものの、注目度の高さで他を圧倒している銘柄と言えます。

■テンバガー条件3つ合致!

  1. 時価総額:〇(455億円)
  2. 増収増益:△(赤字幅縮小)
  3. 上場年:×(2015年4月)
  4. 新興市場:〇(グロース市場)
  5. 創業者の株保有率:×(20.96%)
  6. 株式テーマ:△(外食)
  7. 加盟店ビジネス・ストック型ビジネス:×
  8. BtoC事業:〇

【株価データ(2023年12月7日終値)】
株価:983円
PER:-倍
PBR:44.72倍

トンピンは2022年にテンバガーになったマツモト、2023年に株価4.5倍になったアースインフィニティにも注目していました。

トンピン自体が材料とも言えるので、上手く乗れれば爆益も夢ではありません。

トンピン銘柄は稼げる?検証記事はコチラ

くすりの窓口(5592)

くすりの窓口は、テンバガー投資家Xという人物が注目する銘柄です。

23年10月に上場したばかりのIPOセカンダリー銘柄で、テンバガー条件にも5つ合致しています。

■テンバガー条件5つ合致!

  1. 時価総額:〇(197億円)
  2. 増収増益:〇(今期経常26%増)
  3. 上場年:〇(2023年10月)
  4. 新興市場:〇(グロース市場)
  5. 創業者の株保有率:△(34.64%)
  6. 株式テーマ:△(医療テック)
  7. 加盟店ビジネス・ストック型ビジネス:〇
  8. BtoC事業:△

【株価データ(2023年12月7日終値)】
株価:1,791円
PER:26.2倍
PBR:6.12倍

ちなみにテンバガー投資家Xは中長期投資目線での買いが多く、過去アンビスホールディングス(7071)でテンバガーを経験しています。

テンバガー投資家Xの投資手法・注目銘柄をまとめてみた

テンバガー候補の見つけ方

冒頭でも少し触れましたが、過去のデータを調査したところ、テンバガー達成銘柄には8つの共通点がありました。

■テンバガー達成しやすい銘柄の条件

  1. 時価総額 500億円以下
  2. 増収増益、もしくは黒字転換
  3. 上場から5年以内
  4. グロースやスタンダードなど新興市場の株
  5. 創業者・オーナーの株保有率が45%以上
  6. テーマ性がある(トレンド・国策)
  7. 加盟店ビジネス、ストック型ビジネス
  8. BtoC事業

統計上、上記の条件を満たしている銘柄はテンバガーを達成しやすいと言えます。

つまり上記の条件に当てはまる銘柄さえを見つけられればテンバガーを掴むことも夢じゃないってことですね。

そこで以下では、なぜテンバガーになりやすいのか解説していきたいと思います。

時価総額 500億円以下

テンバガーは、時価総額が低い銘柄から誕生する傾向にあります。

特に、時価総額500億円未満の「小型株」が多いです。

テンバガー達成銘柄の時価総額
※年度を跨がずにテンバガー達成した34銘柄中(2017年~2021年)

  1. 1000億円以上:2銘柄
  2. 1000億~500億円:2銘柄
  3. 500億円~100億円:10銘柄
  4. 100億円未満:14銘柄

時価総額が低い会社は、まだ投資家から評価されていないことを意味します。

しかし見方を変えると「今後の成長余地を秘めている株」ということでもあります。

今では時価総額11兆を超えるソフトバンクも、上場当初は時価総額124億円の企業でしたからね。

企業への期待値が高まると、市場では需要が供給を上回り株価はどんどん上がります

企業が投資家からの期待に応えて成長を続ける。

すると、さらに需要(買い手)が増えて株価が上昇。最終的にはテンバガーに至ります。

時価総額が低い銘柄には、そんな成長可能性を秘めた企業が集まっているのです。

増収増益、もしくは黒字転換

増収増益、または黒字転換した企業は今後の成長可能性が高くなります。

売上や利益が増えるのは、企業の成長を体現する指標だからです。

その中でも、一気に業績を伸ばす「勢いのある企業」は、年内にテンバガー達成することも珍しくありません。

例えばグローバルウェイ(3936)という銘柄の株価は、約3か月で60倍に高騰しました。

グローバルウェイ(3936)の株価チャート

グローバルウェイの株価が高騰したきっかけは、経常利益を27倍に上方修正というトンでもない業績予想が出たこと。

個人投資家からの注目が集まり、年内テンバガーを達成しました。

ただグローバルウェイのチャートを見ると分かる通り、高騰した後は急激に株価を落としています。

短期的なテンバガーを狙うならサプライズ決算銘柄もアリですが、売買タイミングには注意が必要です。

一筋縄ではいかないジャジャ馬な銘柄に投資するなら、ご自身の手法を改めて見直してみても良いかもしれません。

株で10億稼いだ男が教える『株の攻略法』はコチラ

上場から5年以内

上場5年以内の企業は、成長するための資金繰りや設備投資を完了させていきます。

つまりこれから「成長フェーズに入る」ということ。

もちろん上場したての時よりも注目度は落ちますが、業績が急伸する企業が多く出始めます。

将来有望な企業なのに見逃している投資家が多いため、他の人が気が付く前に投資できれば大化け株を狙えるわけです。

グロースやスタンダードなど新興市場の株

テンバガーを達成する銘柄は、新興市場から出る傾向があります。

テンバガー達成銘柄と市場の関係性

  1. 東証1部:7銘柄
  2. 東証2部:5銘柄
  3. マザーズ:10銘柄
  4. JASDAQ:5銘柄
  5. その他(名証):1銘柄

テンバガーを探すなら東証グロース市場は特に狙い目で、4年連続でテンバガーが誕生した時期もありました。

グロースやスタンダードなどの新興市場には、新たな産業や事業を興す会社や、高い成長可能性を持つ企業が集まります。

いまや誰も知る企業の「DeNA」や「WOWOW」も、かつては東証グロース(旧マザーズ)市場に上場していた銘柄。

新興市場には未来のリーディングカンパニーが眠っている可能性も高いです。

創業者・オーナーの株保有率が45%以上

創業者や役員が自社株を持っている比率が高い企業は、会社を成長させようという意欲が強くなり、それが業績に結び付く傾向があります。

  1. 創業者が株式を大量保有する
  2. 市場に出回る株式が少なくなる
  3. 株式の需要が高まる
  4. 買いたくても買えない、でも欲しい!という投資家が増加
  5. 株価が高くなる

株価が上がれば自身が保有している資産も増えるので当たり前の話ですよね。

以上の流れによって株価が上がるため、創業者・オーナーの保有株式がどのくらいあるのかも要注目です。

テーマ性がある(トレンド・国策)

テーマ性を持っている銘柄は投資家からの注目を浴びやすくなります

例えば、2020年はコロナ関連に始まり「マスク関連銘柄→テレワーク関連銘柄→ワクチン関連銘柄」といった具合に爆発的な注目を集めるテーマ株が続出。

テーマに関連する銘柄が軒並み株価上昇を果たし、20年は過去最多の15銘柄がテンバガーを達成しました。

このようにテーマ関連銘柄は材料が出た直後に投資家から一気に買いが入るため、株価上昇率が大きくなります。

旬なテーマには国の支援を受ける銘柄も多く、強固な後ろ盾の下で経営を行なえることで業績の伸びにも期待できます。

加盟店ビジネス、ストック型ビジネス

加盟店ビジネス(フランチャイズ)を展開している企業は、サービスを世に広く知らしめることができます。

消費者の間でブームを巻き起こせれば、業績にも反映されます。

2017年にテンバガーを達成した「ペッパーフード(3053)」はその典型例です。

いきなり!ステーキが流行したことで、店舗数を大幅に増やして業績に寄与。

ペッパーフードの株価は586円でしたが、1年内に7,840円まで高騰しました。

ペッパーフードサービス(3053)の株価チャート

ストック型ビジネスは仕組みやインフラを作ることで継続的に収益が入ります

安定した売上が見込めるため、増収増益を生み出す企業に成長しやすいです。

10万円から投資を始めて資産2億円を達成した「弐億貯男」さんも、ストック型ビジネスには注目しているようです。

BtoC事業

消費者に対してサービスを提供するBtoC企業は、業績が飛躍的に伸びる傾向にあります。

ヒット商品が出れば業績は改善しますし、赤字経営が一気に黒字化することも。

例えば2020年は、個人でもECサイトを簡単に作れるBASE(4477)は株価22倍。

2019年は個人レッスンの英会話サービスを提供するレアジョブ(6096)が株価14.4倍を達成。

2017年にテンバガーを達成した北の達人コーポレーション(2930)も、個人消費者向けの化粧品メーカーです。

BtoC向けの企業は、普段の生活の中でも見つけられます。

自分の身の回りで、最近よく目にするようになった店舗やサービスが無いか観察してみると良いでしょう。


テンバガーに至る銘柄は、上記8つの条件が含まれていることが多いです。

条件に合致するかを調べていくだけであれば、それほど手間はかからないでしょう。

■Pickup!!
株で10億稼いだ元証券マンが教える銘柄選定術とは?

2024年 注目の株式テーマは?

先ほども少し触れましたが、テーマ性を持っている銘柄は投資家からの注目を浴びやすくなります。

過去最多の15銘柄がテンバガーを達成した2020年は、マスク関連を筆頭としたコロナウイルス関連銘柄ばかり。

つまりテンバガーを掴みたいなら今後、注目が集まる株式テーマは必ず押さえておきたいポイントであるといます。

■2024年 注目の株式テーマ

  1. 2024年問題で注目集まる『物流テック関連銘柄』
  2. 2023年に引き続きアツい『AI関連銘柄』

2024年問題で注目集まる『物流テック関連銘柄』

2024年、特に注目しておきたいのが物流テック関連銘柄です。

働き方改革法案により、ドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限されることで生じる「2024年問題」。

ドライバー不足により輸送能力が不足し、物が運べなくなる可能性が指摘されています。

政府は23年10月、2024年問題対策として「物流革新緊急パッケージ」を策定しています。

同緊急対策の資料によると、このまま何も対策を講じない場合「24年度には14%、30年度には34%の輸送力不足の可能性」と指摘。

これらの問題を解消するためには、

  1. 物流施設の自動化や機械化
  2. 機器・システム導入による働きやすい職場環境の整備
  3. 配送時に玄関前に荷物を置く「置き配」を選んだ消費者へのポイント還元策
  4. 輸送手段を鉄道やフェリーなどに転換する「モーダルシフト」の推進

などの対策を講じる必要があります。

ただ運転手不足は、少子高齢化による労働力人口の減少が主な背景として挙げられています。

そこで注目されるのが、先進技術の採用により効率化を進める『物流テック』なのです。

商品の入庫や保管・出庫といった一連の作業を自動化した自動倉庫、倉庫の入出庫管理や在庫管理などを効率化させる倉庫管理システムなど。

ビジネスチャンス拡大が期待されている『物流テック』は2024年、特に注目しておきたい株式テーマと言えます。

2023年に引き続きアツい『AI関連銘柄』

2023年に引き続きAI関連銘柄も注目しておきたい株式テーマです。

その理由は、米国のOpenAIという企業が開発したAIチャットボット「ChatGPT」の登場。

ChatGPTは質問を入力するだけで、AIが自動でアンサーを返してくれるチャットボットです。

その返答の精度は凄まじく、「MBAの試験問題を解いて」と入力すれば、MBAの最終試験に合格するレベルの回答を出してきます。

米国の「BuzzFeed」は「運営メディアの一部の記事を、ChatGPTに書かせる」と発表した後、2日間で株価は4.4倍を達成。

BuzzFeedの株価が急騰

2022年11月に公開されたChatGPTは、すでに世界中に利用者が存在します。

2023年は世界中で「AI元年」となりましたが、2024年も引き続き人気が集まる可能性が極めて高いです。

当サイトではテンバガー候補と別に大化け期待の『おすすめのAI関連銘柄』を紹介しております。

興味があれば併せてご参照ください。

AI関連銘柄の本命株5選!

テンバガー候補のスクリーニング方法

テンバガー候補を自分でも探したいという方向けに、スクリーニング手順について解説します。

■テンバガー候補の見つけ方

  1. テンバガー銘柄の候補をスクリーニング
  2. 決算説明書から企業の今後を精査
  3. 選定した銘柄について詳しく調べる

まず初めにスクリーニングを行なって、テンバガー銘柄の候補になる企業を絞り込みます

国内には3700社以上の企業が上場しており、一つひとつ企業を見ていくのでは時間がかかり過ぎるからです。

無料ツールでしたら「FISCO」のスクリーニングは使い勝手が良いかと。

スクリーニングする際は、上記紹介した「テンバガー銘柄8つの条件」を参考にしてみてください。

続いて、企業についての分析です。

企業分析は「決算説明書」を読むのがおすすめ

決算説明書は、文字通り決算についての説明資料です。

決算短信に比べて視覚的に見やすく分かりやすいため、初心者でも企業の概要・今後の展望を把握できます。

最後に、個別銘柄にまつわる情報を集めて投資判断を行ないます。

  1. SNSで銘柄の評判を見る
  2. 株式情報サイトでは注目されているか
  3. 社長の経営手腕は優秀なのか
  4. 市場規模は拡大しそうか

挙げればキリがないのですが、上記は意外と押さえておきたいポイントとなります。

これらを踏まえて、自分が納得いく銘柄に投資するようにしましょう。

テンバガー候補銘柄をスクリーニング(FISCO)

今回はどなたでも使えるよう、FISCOの無料スクリーニングツールを使います。

FISCOのスクリーニングツール

テンバガー候補となる”時価総額が低い・業績好調な企業”を見つけるために、スクリーニング条件を以下のように設定。

■テンバガー候補のスクリーニング条件

  1. 基本→時価総額→1,000億円
  2. 基本→上場年月→5年以内に設定
  3. ファンダメンタルズ→業績変化率→売上高変化率→3期以上 10%成長
  4. ファンダメンタルズ→業績変化率→営業利益変化率→3期以上 10%成長
  5. ファンダメンタルズ→指標→ROE→15%以上
  6. ファンダメンタルズ→財務→自己資本比率→40%以上

条件を設定した後に「検索」をクリックすると、スクリーニングがされて銘柄一覧が確認できます。

企業の決算内容を見たり、IR説明資料を読んで事業の方向性を確認して、投資する価値があるか判断していきましょう。

「手っ取り早く高騰期待の銘柄だけ知りたい」という話であれば、自動で銘柄を選んでくれる「銘柄選定AI」を利用するのも手です。

テンバガー候補をスクリーニング(バフェット・コード)

ついでなのでバフェット・コードでのスクリーニング方法も紹介しておきます。

※バフェットコードは、無料では前期までのデータしか参照できなくなりました。

過去のデータを参照したい場合は、有料プランを検討するか、ほかのスクリーニングサイトを利用するようにしましょう。

■テンバガー候補のスクリーニング条件

  1. 売上高成長率(前々期→前期):10%以上
  2. 売上高成長率(FY2→前々期):10%以上(※FYは会計年度のこと)
  3. 売上高成長率(FY3→FY2):10%以上
  4. 純利成長率(前々期→前期):10%以上
  5. 純利成長率(FY2→前々期):10%以上
  6. 純利成長率(FY3→FY2):10%以上
  7. 時価総額:100億円以上~1000億円以下
  8. ROE:15%以上
  9. 自己資本比率:40%以上

バフェット・コードのスクリーニング画面

「検索」をクリックすると、条件に当てはまる銘柄が表示されます。

このスクリーニングの条件を組み替えることで、自分の探したい条件を持つ銘柄を見つけられます。

2023年のテンバガー銘柄3社を解説

2023年は3銘柄がテンバガー(株価10倍)を達成しました。

コード 銘柄名 倍率 高値日 52週高値 安値日 52週安値
6573 アジャイル 15.8倍 2023/10/19 961円 2023/3/29 61円
9560 プログリット 11.3倍 2023/6/20 2,499円 2022/12/26 221円
4011 ヘッドウォータース 10.2倍 2023/7/3 16,630円 2022/12/26 1,630円

2023年は日経平均株価がバブル崩壊後の最高値を更新し、33年ぶりに高値水準を記録しました。

東証プライム全上場企業では、16%にあたる約260社は2023年に入って上場来高値。

株式テーマにおいては、ChatGPTの登場により一年を通してAI関連銘柄が注目された年となりました。

他にもインバウンド関連銘柄や、EV関連銘柄全固体電池関連銘柄など様々なテーマ株が盛り上がりを見せました。

2023年のテンバガー銘柄:アジャイル(6573)

2023年のテンバガー銘柄:アジャイル(6573)は、インターネットを利用した広告配信やマーケティング事業を行なう会社です。

特に企業向けにSNSでのクチコミを使ったファンづくりや、アンバサダー育成の支援を行うことに注力しています。

株価は61円→961円となり15.8倍を達成しました。

アジャイル(6573)の株価チャート

アジャイルは7月末から好材料を連発し、9月末まで株価の勢いは止まりませんでした

7月27日の取引終了後には、子会社「and health」の新設を発表しています。

翌月8月1日には、SNSマーケティング総合代理店ラバブルMGの子会社と協業し「SNSファン育コミュニティ」の提供開始と発表。

またトンピンを筆頭に、吉田徹也(てっさん)や松田悠介など、有名大口投資家が大株主になったことが株価を後押し。

わずか2ヶ月強という異様な速さでテンバガーを達成することになりました。

2023年のテンバガー銘柄:プログリット(9560)

プログリット(9560)は、サブスクリプション型英語学習サービスの提供を手掛ける企業です。

プログリット(9560)の株価チャート
≫プログリットの急騰を予測した銘柄スクリーニングツール:Alpha AI

新型コロナが落ち着いたことで英語学習の需要が回復し、23年4月に今期業績予想を増額。

さらに5月17日には、6月末に1対2の株式分割を実施することを発表。

これらが好感されて221円→2,499円となり11.3倍を達成しました。

2023年のテンバガー銘柄:ヘッドウォータース(4011)

ヘッドウォータース(4011)はAIソリューション事業を手掛ける企業です。

ヘッドウォータース(4011)の株価チャート

現在はAzure OpenAI Service開発が主力で、創成期にはPepperの開発にも携わっていました。

ちなみにAzure OpenAI Serviceとは、ChatGPTなどのOpenAIモデルをAzure上でセキュアに提供するサービス。

ChatGPTの登場を皮切りに、ヘッドウォータースは生成AI関連銘柄として人気を博しました。

2022年のテンバガー銘柄2社を解説

2022年にテンバガーを達成したのは2銘柄でした。

■2022年のテンバガー銘柄

  1. マツモト(7901):11.5倍
  2. バンク・オブ・イノベーション(4393):10.6倍

ウクライナ情勢緊迫化や米国インフレなどの影響で、2022年は難しい相場でした。

そんな投資環境でも、日本株からは2つのテンバガーが誕生しています。

2022年のテンバガー銘柄:マツモト(7901)

マツモトは九州地盤のアルバム、学術印刷物のメーカーです。

株価は1,781円→20,500円となり11.5倍を達成しています。

2022年の大化け株①マツモト(7901)の株価チャート_

マツモトの株価は、2022年6月の決算頃から上がり始めています。

しかしその決算内容は、何度もストップ高を出すほど良いものでもありませんでした。

しかしマツモトは決算発表と同時期、剛腕仕手筋として有名な「トンピン銘柄」として売買されていたようです。

実際に煽っている書き込みを見つけることはできませんでしたが、ネット上では「トンピンさん復活!」と評判になっていました。

2022年のテンバガー銘柄:バンク・オブ・イノベーション(4393)

バンク・オブ・イノベーション(4393)はゲーム制作会社です。

2022年10月18日、スマートフォン・PC向け新作RPG「メメントモリ」の世界同時配信を開始したことを発表し、株価は急上昇。

株価は1,485円→15,800円となり、10.6倍を達成しています。

2022年の大化け株②バンクオブイノベーション(4393)の株価チャート

バンクオブイノベーションは、国内で月額課金5億円以上の規模を最低1年以上(年間60億円)継続することを目標にしています。

10月18日~23日の課金額は18億円でした。

課金ペースの速さが好感された結果、急速な株価上昇につながったようです。

メメントモリは、発表前日に事前登録数が120万人を突破しており、これも暴騰要因の1つとなりました。


なおテンバガーには届かなかったものの、株価が数倍になった「大化け銘柄」は他の記事にて紹介しています。

2021年のテンバガー銘柄3社を解説

2021年はコロナショックが収束に向かったと思ったのも束の間、デルタ株、オミクロン株など変異種が現れて国内消費が抑え込まれました。

中国の恒大ショックや、テーパリングに伴うパウエルショックなど世界的に株価が落ちる場面も…。

しかし、そんな状況下でもテンバガー銘柄は誕生しています。

2021年のテンバガー銘柄:グローバルウェイ(3936)

グローバルウェイ(3936)のテンバガー達成チャート

グローバルウェイはクラウド開発・運用保守を柱に、「キャリコネ」という転職支援サービスも運営するIT企業です。

グローバルウェイがテンバガーに至った理由は業績の大幅情報修正と、株式分割を繰り返したことで、投資家からの買いが殺到。

22年3月期の連結経常損益は「500万円の黒字⇒1億3500万円の黒字」と発表し、前期比27倍の大幅上方修正しています。

またグローバルウェイが保有していた「仮想通貨・タイムコイン」の売却を順次行なうことにより営業外収益が増加する見通しに。

さらにグローバルウェイは10月と11月に株式分割を行ない、新規の投資家が買い安い土壌を形成。

代表取締役を務める「各務正人」がツイッターにてグローバルウェイについて言及を繰り返して投資家の注目を引いていたのも、株価を押し上げる要因になりました。

2021年のテンバガー銘柄:INCLUSIVE(7078)

INCLUSIVE(7078)のテンバガー達成チャート

INCLUSIVEはWebメディアの収益化・運用支援を行なう企業です。

INCLUSIVEの株価が高騰した理由は、ホリエモンに第三者割当増資をしたことで注目を集めた点、ロケット開発ベンチャーの「インターステラと資本提携」を結んだことで、これらを材料視した買いが集まりました。

2021年のテンバガー銘柄:東京機械製作所(6335)

東京機械製作所(6335)のテンバガー達成チャート

東京機械製作所は最古の新聞輪転機メーカーです。

東京機械製作所が高騰した理由は他の二つの例とは事情が異なります。

香港系投資ファンドの「アジア開発キャピタル」という会社が、東京機械製作所の株式を買い集めて株価を釣り上げ

元々経営が苦しかった東京機械製作所には空売りも多く入っていましたが、それが踏み上げ相場形成の下地となってさらに株価が高騰したという流れです。

テンバガーに至る銘柄は業績好調や好材料の発表などの後押しとなる要因が出ることが多いですが、東京機械製作所のように「マネーゲーム」でテンバガーになることも起こります

過去のテンバガー銘柄を総まとめ

ここからは2017年から2020年の間に「1年間のうちにテンバガーを達成した銘柄」をまとめます。

■2020年のテンバガー銘柄

コード 銘柄名 倍率 安値 高値 時価総額(億円) 市場 業種 関連テーマ 上場年
2191 テラ 23.64倍 92 2,175 25 JASDAQ サービス コロナウイルス COVID-19 2009
4477 BASE 22.27倍 774 17,240 1,287 マザーズ 情報・通信 eコマース インターネット通信販売 2019
5337 ダントーHD 18.36倍 58 1,065 75 東証一部 ガラス・土石 建設資材 住宅関連 1949
3998 すららネット 13.71倍 682 9,350 157 マザーズ 情報・通信 eラーニング 教育ICT 2017
5212 不二硝子 12.42倍 330 4,100 33 JASDAQ ガラス・土石 医療器材 新型コロナワクチン 1936
2150 ケアネット 11.96倍 537 6,420 624 マザーズ サービス オンライン診療 デジタルトランスフォーメーション 2007
3683 サイバーリンクス 11.75倍 334 3,925 159 東証一部 情報・通信 デジタルトランスフォーメーション テレワーク 2014
8256 プロルート丸光 11.45倍 47 538 97 JASDAQ 卸売り PCR検査 ポストコロナ 1988
6400 不二精機 11.13倍 150 1,670 54 JASDAQ 機械 金型 医療機器コロナワクチン 2001
3962 チェンジ 10.85倍 589 6,390 1,640 東証一部 情報・通信 ビッグデータ デジタルトランスフォーメーション 2016
4308 Jストリーム 10.72倍 638 6,840 372 マザーズ 情報・通信 ライブ配信 動画配信 2001
3542 ベガコーポレーション 10.72倍 398 4,265 119 マザーズ 小売 家具 eコマース 2016
1757 クレアHD 10.53倍 19 200 157 東証二部 建設 リフォーム 住宅関連 1997
3788 GMOグローバルサインHD 10.29倍 1,381 14,210 548 東証一部 情報・通信 情報セキュリティ テレワーク 2005
7317 松屋アールアンドディ 10.27倍 805 8270 96 マザーズ 輸送用機器 医療器材 コロナウイルス 2020

2020年はコロナショックで日経平均が急落した後、テレワークやコロナウイルスワクチン関連などの新たに注目を集めるようになったテーマ群から複数のテンバガー銘柄が誕生。

2019年テンバガー達成銘柄
コード 銘柄名 倍率 安値 高値 時価総額(億円) 市場 業種 関連テーマ 上場年
6096 レアジョブ 14.40倍 217 3,125 133 東証一部 サービス 英会話 eラーニング 2014
6195 ホープ 11.27倍 900 10,140 43 マザーズ サービス 広告代理店 マーケティング 営業・販売支援 2016
8894 REVLUTION 10.50倍 8 84 104 東証二部 不動産 不動産関連 賃貸仲介 住宅関連 2001

2018年テンバガー達成銘柄
コード 銘柄名 倍率 安値 高値 時価総額(億円) 市場 業種 関連テーマ 上場年
9820 エムティジェネックス 23.30倍 1,972 45,950 66 JASDAQ 不動産 不動産関連 駐車場 1991
3906 ALBERT 13.94倍 1,200 16,730 28 マザーズ 情報・通信 ソフト・システム開発 人工知能 2015
3808 オウケイウェイブ 13.43倍 600 8,060 208 名証C 情報・通信 フィンテック 仮想通貨 ブロックチェーン 2006
2164 地域新聞社 11.60倍 431 5,000 31 JASDAQ サービス フリーペーパー 新聞 広告 2007
6033 エクストリーム 10.31倍 610 6,290 13 マザーズ サービス 技術者派遣 ソフト・システム開発 スマホゲーム 2014

2017年テンバガー達成銘柄
コード 銘柄名 倍率 安値 高値 時価総額(億円) 市場 業種 関連テーマ 上場年
3810 サイバーステップ 19.96倍 375 7485 55 東証二部 情報・通信 オンラインゲーム スマホゲーム 2006
3053 ペッパーフード 13.38倍 586 7,840 147 東証一部 小売 外食 レストラン フランチャイズチェーン 2006
2722 アイケイ 12.55倍 251 3,150 51 東証一部 小売 カタログ通信販売 テレビ通信販売 2001
2930 北の達人 11.79倍 42 495 701 東証一部 食料品 化粧品 美容 健康・機能性食品 2012
3825 リミックスポイント 11.63倍 144 1,675 196 東証二部 情報・通信 フィンテック 仮想通貨 NFT 2006
2351 ASJ 11.08倍 334 3,700 71 マザーズ 情報・通信 ホスティング 決済サービス 2003
3185 夢展望 10.9倍 229 2,500 29 マザーズ 小売 婦人服 アパレル SPA RIZAP関連 2013
8023 大興電子通信 10.2倍 180 1,843 73 東証二部 卸売り ソフト・システム開発 システムインテグレーション 1986

過去5年間、どんな地合いの中でも毎年テンバガー銘柄は出現しています。

2024年も多くのテンバガー銘柄が出ることに期待したいですね。

テンバガー銘柄の投資を成功させるコツ

テンバガー銘柄候補に挙げられるのは、時価総額が低めの小型株ボロ株が多くなります。

しかし株価が異様に安い銘柄というのは経営体制や業績に悪材料が出ている可能性も。

テンバガー達成事例が多い反面、見極め方をミスると、思わぬ損失を計上することも…。

あらかじめテンバガー候補の銘柄に投資するときのコツを押さえておきましょう。

「売買タイミング」と「投資先の銘柄数」「仕手株かどうかの見極め」が投資を成功に導くカギです。

どこで利確するかを決めておく

テンバガーになる銘柄は一度株価が大きく上昇した後、すぐに下落することも多いです。

2013年のテンバガー達成銘柄、ガンホー(3765)はその典型例。

ガンホーのチャート

テンバガーを狙うと言っても、必ずしも株価が10倍になった段階で売り抜ける必要はありません。

投資の世界には「頭と尻尾はくれてやれ」なんて格言もあるくらいです。

3倍~4倍でも十分な利益と言えますから、無理せず利確タイミングを見逃さないよう注意しましょう。

銘柄の購入タイミングは、過去チャートを確認して底値圏であるときが狙い目です。

売却目標の株価は、テンバガーになることも視野に入れつつ利確ポイントを複数決めておくと良いでしょう。

投資する銘柄数を絞る

テンバガーへの投資で資産形成を狙う場合、銘柄数は絞ったほうが良いでしょう。

いくら10倍株に成長したとしても、元金が少なければリターンが少なくなるからです。

例えば、100万円の資産を10万円ずつ10個のテンバガー候補に投資したとする。

その中でテンバガーになる銘柄が一つだけなら、投資金100万円が戻ってくるだけになってしまいます。

しかし20万円ずつを5銘柄に投資して、200万円を狙った方が資産を増やせる可能性は高くなります。

億り人になった投資家の多くは、テンバガーやそれに匹敵する銘柄への集中投資に成功して資産を大きく増やしています。

投資する銘柄数をどれくらいにするのか、投資する前にしっかり計画を練っておきましょう。

仕手株かどうかの見極め

テンバガー候補となる銘柄は、時価総額が低い小型株やボロ株が多いと説明しました。

実は時価総額が低い銘柄は「仕手株」のターゲットになりやすい銘柄でもあります。

仕手株と聞くと悪い印象を抱く人もいるかもしれませんが、株価高騰の面で言うと爆益が見込める投資先となります。

例えば、マツモト(7901)という銘柄はひと月で7倍近く上昇しています。

マツモト(7901)のチャート

マツモトが仕手株である証拠はありませんが、材料が無い中で株価が高騰しているのは事実です。

仕手株に手を出すのは、投資初心者にあまりおすすめはできませんが、仕手株の見分け方を勉強しておくのはテンバガー候補を見つけるヒントになるかもしれません。

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お名前


『テンバガー候補 2024』の口コミ

投稿者:名無し

今のうちに優良株拾っておくのが確かに手堅い気が。日本の中小企業の給料はしばらく上がらないだろうし。


投稿者:名無し

テンバガー自体は今年も出るとは思います。あとはそれを見つけられるかが勝負。だいぶ割安で放置されてる個人的に注目してる銘柄はあるので、それで勝負をかけるつもりです。


投稿者:名無し

再生エネルギー関連のユーグレナは個人的に注目してます。ロシア関連で石油高ですし、脱炭素のテーマ性もある。まだ株価も1000円未満なので、徐々に上がってテンバガー達成するんじゃないかな~


投稿者:名無し

私以外にもテンバガーの可能性を感じてる人がいるんですね!世界的に株価落としたんで、日本に限らず米国株からもテンバガーは出るんは無いかって思ってます!頑張りましょうね!


投稿者:名無し

テンバガー銘柄、人生で一度は経験したい。どうすれば見つけられるのかずっと探し回ってる。他の人はどうやって見つけてるんですかね?


投稿者:名無し

コロナショック前のような波動を感じています。2020年は高騰銘柄がたくさん出ましたが、今年も後半に連れて沢山出てくる気がしてなりません。


投稿者:名無し

これだけ株価が垂れたらコロナショックの時みたいに、今年はテンバガー量産の年になるんじゃないかってひそかに期待してます笑


投稿者:名無し

日本市場以外にも米国株に目を向けてみるとテンバガーの選択肢が増えて良いかもしれないね


投稿者:名無し

グローバルウェイは異次元でしたね~(笑)2022年もテンバガーは誕生してくれるといいな!いまの株式市場、ちょっと暗いんでここらで一発大きいのが出て欲しいと思ってます(笑)


投稿者:名無し

テンバガーって毎年誕生してるんですね。自分もテンバガーとは言わずも、途中の5倍くらいの銘柄だったら探せるんじゃないか?って思うんですけど、それがなかなか見つけられないのが難しいところですよね