エミンユルマズの経歴・評判をWikipedia的に紹介

エミンユルマズはトルコ出身の”天才”エコノミスト

エミンユルマズは株式情報を発信する投資アナリストです。

複眼経済塾という投資塾で講師を務めるほか、テレビ出演や本の執筆、雑誌連載などで活躍中。

トルコ出身のエミンユルマズですが、「日本人以上に日本経済・日本株に詳しい」と厚い評判を寄せる人も見られます。

これまで日本の投資経済と深く関わってきたエミンユルマズ。

本記事ではエミンユルマズの経歴を見ていくと共に、投資家から受ける評判について調査を行いました。

エミンユルマズの経歴

エミンユルマズはメディアで“天才エコノミスト”と紹介されることがあります。

天才エコノミストと呼ばれる理由を調べたところ、

・日本語を1年間勉強しただけで東大に合格
・16歳の時に国際生物学オリンピック優勝
・ポーカーはプロ級の腕前

などなど、地頭の良さをうかがわせる経歴があることが判明。たしかに“天才”という言葉が当てはまる人物のようです。

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▼エミンユルマズの経歴

2006年5月 野村證券株式会社入社
企業情報部に配属　Ｍ＆Ａアドバイザリー業務に従事
2009年1月 機関投資家営業部配属
2010年6月 外国株式営業部配属
2014年8月 野村證券退社
2015年3月 四季リサーチ株式会社に入社
　　　　　　グローバルマーケティング担当執行役員
2016年1月 複眼経済観測所　取締役に就任

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エミンユルマズは大学卒業後、野村證券に入社。

野村証券では8年間在籍して「M&Aアドバイザリー」「機関投資家営業」「外国株式営業」などの業務を経験。

その後「複眼経済塾」という投資塾で取締役・塾頭に就任。会員に投資指導や投資情報を発信しています。

エミンユルマズのプロフィール

エミンユルマズはトルコのイスタンブール出身の投資アナリスト。

1997年に日本に留学生として来日したのち、日本で生活を送るようになっています。

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▼エミンユルマズのプロフィール

名前：エミン・ユルマズ
出身：トルコ・イスタンブール出身
生年月日：1980年生まれ(43歳)
結婚歴：既婚(日本人女性と結婚)

1996年6月　16歳の時に、国際生物学オリンピック優勝
1997年　日本に国費外国人留学生として来日
1998年　東京大学理科一類を日本語受験で合格
2006年 野村証券入社
2016年～ 複眼経済塾の塾頭に就任
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元々エミンユルマズは遺伝子学の学者を目指していたようですが、「動物実験をやるのが辛い」という理由で将来の方針を転換。

株式投資の解説を行なったり、投資指導を行う仕事に就くことになりました。

エミンユルマズが得意とするのは、相場における機関投資家の動向、マクロ経済と日本株の分析。

野村証券時代に培ったM&A事業や機関投資家営業、外国株式営業などの経験が、エミンユルマズの相場観や分析に影響を与えているのでしょう。

またエミンユルマズは野村證券の先輩にあたる「渡部清二」と出会って、会社四季報を読む大切さを知ったといいます。

渡部清二とは今でも交流があるようで、エミンユルマズが塾頭を務める「複眼経済塾」の代表取締役は渡部清二が務めています。

複眼経済塾のHPには「エミンユルマズへのインタビュー記事」があり、彼の人となりを知ることができます。

そういえば先日、エミン氏のように大手証券会社に勤務をしていた「加藤」という方を検証したんですが、その方も類い稀なる分析力を持っているようでした。

個人で資産運用会社を経営するほどの投資手腕を持ち、総資産は30億円を超えると言われています。

エミン氏の実力や運用成績は定かではありませんが、似た経歴を持つ人物が50億以上の運用益を上げている事を考えるとエミン氏も投資で相当額を稼いでいるのかもしれません。

【関連記事】
>>JPモルガン出身の資産家「加藤」が語る“株式運用術”とは

エミンユルマズ 評判は賛否両論か

エミンユルマズは投資家からの評判がくっきり二分されているようです。

好意的な意見では、エミンユルマズの“分析力”を評価する声があります。

出典：Twitter

出典：Twitter

「分析の視座が広い」など、エミンユルマズの“経済に対する知見の深さ”を好感している様子。

ただ“経済に詳しい＝予想が当たる”わけではありません。

好意的な意見が散見される一方で、「予想が当たらない」といった意見も見られます。

エミンユルマズは日頃、断言的な予想をすることが多いですからね。

予想が外れてしまった時の“恰好つかなさ”が目立つのかもしれません。

とはいえ、いくら御託を並べようと株式投資はパフォーマンスが全てです。

端的に言えば、稼げないノウハウなど参考にする価値は無いということ。

今は再現性の高い投資ノウハウを発信する有益なサービスがごまんとある時代です。

一つの方法に固執せず、他の選択肢に目を向けてみるのも賢い選択と言えます。

最近ではSNSを通じて無料で有益な投資情報を発信するインフルエンサーも増えてきました。

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特に投資初心者からの支持が厚く、株歴一年足らずの素人でも稼げると評判も上々。

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エミンユルマズは偏った意見が多くなってきている？

エミンユルマズに対して、「最近ツイッターの雰囲気が変わってきた」という声が上がっています。

これまでは事実に基づいて中立的に物事を見ていたのに、いまは政治的バイアスがかかってしまっている疑惑があるようで…

引用元：@morishi725

引用元：@jyeepiiyen

エミンユルマズの変貌ぶりにガッカリする人々が見受けられます。

投資や経済の情報が見たい人が多いのか、政治的批判を求めてはいないということかもしれません。

また匿名性の高い5ちゃんねるでもエミンユルマズの変貌に言及する人が見られます。

エミンユルマズも人間ですから、感情に意見が左右されるのは仕方がありません。

予想というものは往々にして、予想を発信した人自身の思想・思考が反映されるもの。

予想を意見する側も、参考にする側も、自分が色眼鏡を掛けていないか？を常に問いかける必要があります。

参考にする部分、しない部分を取捨選択をなさるとエミンユルマズの意見を有効活用できるのではないでしょうか。

また、情報の収集源を増やして視野を広げるのも、大事な資金の運用に役立ちます。

世の中には利用者の資産を9.7倍に激増させた凄腕投資アドバイザーなども居ますからね。

何事も常にフラットな状態で、幅広く物事を見られるようになると投資成果の底上げに繋がると思います。

エミンユルマズの炎上騒動

エミンユルマズはツイッター上で、投資家からバッシングを受けたことがあります。

投資家から「十分な知識が無いまま売買を行なっているのでは？」と疑われたからです。

↓エミンユルマズ 炎上までの経緯↓

引用元：@shironekochan10

エミンユルマズは原油の理論値を確認せずに原油ETFを購入。

投資家からの「理論値を確認せずに原油ETFを購入したのか？」というツッコミに、エミンユルマズは「理論値なんか関係ない」と的外れな反論。

エミンユルマズの投資知識が疑われ、炎上騒動に発展しました。

引用元：@kabuakan

普段は穏やかなツイートをしているエミンユルマズも、この時ばかりは語気が荒くなっています。

引用元：@2vbdZKPzSQltHTQ

最終的にエミンユルマズはツイッターを削除し、この件について触れることは無くなりました。

こういった炎上騒動は外野から見れば面白そうに映るのでしょう。

エミンユルマズのことを「おもしろ外国人」と見ている人もいるようです。

エミンユルマズのYoutubeは好評

偏ったツイートや炎上騒動でエミンユルマズの元から離れるユーザーもいます。

しかし、エミンユルマズの人気は未だに健在。

エミンユルマズが出演するYoutube「探究!エミンチャンネル」の登録者数は5.76万人います(2021年7月27日時点)。

探究!エミンチャンネルは、初心者にも分かる丁寧な解説が好評。

『いつも一つ一つの質問に丁寧に詳細に初心者にも分かり易く説明して下さり、ありがとうございます。』

『この番組からいつも基本を学んでいます。優しく説明してくれて知恵になります。ありがとうございます。』

引用元：探究!エミンチャンネル

エミンチャンネルに寄せられる質問は様々ですが、その一つひとつに丁寧に回答しています。

株の買い方、株式投資を始めるには何から勉強したらいいか、といった初心者向けの質問。

ヒンデンブルクオーメン、バルチック海運指数などの指標についての質問。

投資と関係のない「好きなゲームは？」という質問にも丁寧に回答してくれるあたりに、エミンユルマズの穏やかな性格が伺えます。

エミンユルマズの情報発信はファンダメンタルズ分析についての解説がメインです。

今後の相場についての解説が多い「パンローリングチャンネル」や、特定のテーマに対しておすすめの銘柄を紹介している「たつや先生」のYoutubeなどを見ておくと、ファンダメンタル情報を幅広くカバーできるでしょう。

エミンユルマズの発信する情報を理解するのが「まだ難しい…」という方は、投資初心者向けの動画を数多く出している「お金と時間の学校」あたりから勉強をしてみると良いでしょう。

エミンユルマズの投資実績

エミンユルマズは個別銘柄について言及をしません。

しかし2018年12月29日に公開された東洋経済Plusにて、いくつか個別銘柄の予測を出していたようです。

せっかくなので、その予測結果について見てみましょう。

■2019年に大化け期待していた銘柄

ソニー(6758)

予測日：2018年12月29日
年初価格：5403円(2019年1月6日)
最高価格：7505円(2019年12月15日)
上昇率：39％
最低価格：4507円
最大下落率：－17％

エミンユルマズはソニーを「コンテンツビジネスによる成長が期待できる」銘柄として紹介。

今後の需要が見込めるVRヘッドセットに高いシェア率を持っていることも理由に挙げています。

『株価は19年には1万円を超えると見ている。5～10年の中長期で見れば、5万円にまで達する可能性もある。将来は時価総額で米アップルを超えるかもしれない。』

ソニーの株価はエミンが予想していた「2019年中に1万円台」には到達しませんでしたが、2020年12月13日にソニーの株価は10550円を記録。

時期は多少ずれ込んだものの、エミンユルマズの予想通りになりました。

ほかにもエミンユルマズは中長期での期待銘柄をプレジデントオンラインで紹介しています。

■米中対立で恩恵を受ける株
・＜9432＞日本電信電話
・＜6701＞NEC　(IT・通信関連銘柄)
・＜7011＞三菱重工業
・＜7012＞川崎重工業　
・＜7013＞IHI(重工大手銘柄)

■消費者視点で支持される株
・＜7374＞任天堂
・＜6758＞ソニー　(ゲーム好きなら)
・＜4661＞オリエンタルランド (優待狙いで)

■コロナからの回復期待株
・＜9201＞日本航空
・＜9202＞ANA　(航空関連銘柄)
・＜9020＞東日本鉄道
・＜3028＞アルペン(レジャー/観光関連銘柄)

■ニューノーマル時代の中小株
・＜2326＞デジタルアーツ (順張り銘柄)
・＜5491＞日本金属
・＜6943＞NKKスイッチズ(逆張り銘柄)

エミンユルマズが注目する銘柄はテーマ性を帯びているものも多いですね。

エミンユルマズは2021年9月に販売した著書「米中覇権戦争で加速する世界秩序の再編 日本経済復活への新シナリオ」にて、半導体、脱炭素、鉄鋼、EVなどを次なる巨大市場になりえるテーマとして挙げています。

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エミンユルマズの出演番組

エミンユルマズはテレビ番組、雑誌、ラジオ、Youtubeなど様々なメディアに出演しています。

エミンユルマズをテレビで知った方もいました。

引用元：@mocchy99

日本語が堪能で初心者向けの解説もできることから、メディアから重宝されているのかもしれませんね。

■テレビ番組
・東京マーケットワイド STOCK VOICE
・田村淳の訊きたい放題!

■雑誌
・日経マネー
・プレジデント
・週刊SPA
・週刊東洋経済

■ラジオ番組
・マーケットプレス
・夜トレ！

■Youtube、証券会社のゲスト出演
・岡三証券presents 探求!エミンチャンネル
・松井証券　マネーサテライト
・日本取引所グループ公式チャンネル

エミンユルマズが出版した投資本

エミンユルマズはこれまでに本を7冊出版しています。

引用元：楽天ブックス

エミンユルマズは『新キャッシュレス時代　日本経済が再び世界をリードする　世界はグロースからクオリティへ』内で、2050年までに日経平均が30万円に到達するという予想を出しています。

日本経済復活のシナリオについて書かれている本が多く、読むと勇気が貰える人もいるようです。

複眼経済塾― エミンユルマズが講師を務める投資塾

エミンユルマズは「複眼経済塾」という投資塾で講師を務めています。

引用元：複眼経済塾の塾長・塾頭メッセージ

複眼経済塾ではエミンユルマズお手製のレポートや、直に講義を受けるチャンスもあります。

複眼経済塾については別記事で詳細をまとめているので、よろしければご覧ください。