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『ひふみプラス』の会社情報と評価

ひふみプラスのサムネイル

https://hifumi.rheos.jp/fund/plus/

会社名: レオス・キャピタルワークス
口コミ件数: 7件 →口コミを見る←


『ひふみプラス』の検証結果

ひふみプラスはやばい?評判と今後の見通しを調査

「市場を上回る投資パフォーマンスを狙える」として人気を誇っていたひふみプラス。

アクティブ投資信託ながら、金融庁が選ぶ「積立NISAの対象銘柄」に選出されて高い評価を受けていました。

しかし2022年に入ってひふみプラスに「やばい」という評判が増加。その理由は、ひふみプラスの投資パフォーマンスの悪化にあります。

投資家から心配の声が上がるひふみプラス、その評判と今後の展開について調査を行ないました。

■2023年1月から「藤野英人」が投資運用責任者として復帰する件を追記しました。

ひふみプラスとは

ひふみプラスは、レオスキャピタルワークスという資産運用会社が販売している投資信託です。

名称 ひふみプラス
運用会社 レオス・キャピタルワークス
基準価額 43,792円
純資産額 455,011百万円
手数料 購入時手数料:3.3%
信託報酬率:1.08%
分配金 無し
運用スタイル 国内上場株中心
公式HP ひふみプラス

ひふみプラスの運用方針は「日本の成長企業への投資」です。

日経平均やS&P500などのインデックスよりも高い投資パフォーマンスを目指して、ファンドマネージャーが臨機応変に資産運用を行なっています。

ひふみプラスはつみたてNISA、一般NISAともに対応。税制優遇制度を受けながらの投資が可能です。

積極的に資産を増やしたい人から選ばれてきたひふみプラスですが、2022年以降「やばい」という評判が増えてきています。

ひふみプラスが「やばい」と評判

2022年に入ってから、ひふみプラスには「やばい」という評判が増加。

ひふみプラスの利回りが低下しているため、不安を感じている投資家の姿が見られます。

利回りがマイナスになっている以外にも、「ひふみプラスの手数料が高い」という声も上がっています。

ひふみプラスの利回りが低下

ひふみプラスの利回りは、2021年9月をピークに下がり始めています。

55,794円だった基準価額は、43,792円に低下(-22%)。

ひふみプラスの株価チャート出典:Yahoo!ファイナンス

ひふみプラスは指数を上回るリターンを狙うアクティブ投資信託です。設定当初は日経平均を上回る利回りを見せたひふみプラスですが、2021年以降の成績は奮いません。

ひふみプラスが「やばい」という評判を聞くようになったのは、従来の投資パフォーマンスが出せなくなったことが大きく影響しています。

では、なぜひふみプラスが投資パフォーマンスを出せなくなってしまったのか?

主に3つの要因が考えられます。

①機動的な動きが取れなくなってきている
②成長株投資のコンセプトが崩れてきた
③日本市場全体の不調

①機動的な動きが取れなくなってきている

ひふみプラスは、柔軟な資産運用が行なえなくなっています。

顧客から預かる純資産額が増えたために、大胆な投資戦略が取れなくってきたからです。

ひふみプラスの最盛期は2017年。日経平均を約30%アウトパフォームして、純資産額は1年で約6倍に増えました。

ひふみプラスの純資産残高出典:Yahoo!ファイナンス

投資パフォーマンスの良さから、当時はメディアにも大きく取り上げられました。

ただ、扱う資産額が大きくなってリスクを減らすようになったのか、ひふみプラスでは分散投資の意向が強まっています

2017年1月は130だった投資先銘柄数が、2017年12月には207に増加。

2022年9月時点の投資先銘柄数は265です。

投資先を分散させたため、リスクは減ったものの投資リターンも減少

純資産額も約6,600億円から4,600億円に減っています。

ひふみプラスの純資産額

機動的な動きが取れなくなったことで、ひふみプラスはかつてほどの投資パフォーマンスが出せなくなったと言われています。

②成長株投資のコンセプトが崩れてきた

ひふみプラスの投資コンセプトは「日本の成長企業への投資」です。

しかし資産規模が大きくなったことで、ひふみプラスの投資コンセプトが崩れています。

ひふみプラスの投資先を見ると、成長株であるスタンダード、グロース市場は合わせて3%にもなりません。その一方で、プライム市場の銘柄は80%以上。

成長が見込める中小型株ではなく、安定している大型株への投資傾向が強まっています

ひふみプラスの資産配分比率出典:ひふみ投信

ひふみプラスは運用開始から中小型成長株投資で大きなリターンをあげてきました。

しかし大型株への投資傾向は、資産規模が大きくなりだした2017年頃から出始めています。

ひふみプラスの投資先出典:ひふみ投信

これはひふみプラスの2018年以降における、パフォーマンス低下の要因とも言われています。

③日本市場全体の不調

ひふみプラスの組み入れ比率上位10銘柄のうち、半分以上が日経平均に組み込まれている銘柄と同じです。

2022年は日本市場全体が下げており、日経平均も年初から-9%の下落。

ひふみプラスと日経平均株価の比較チャート

市場が下落基調の場合、ひふみプラスもまた下落の一途を辿る可能性が高くなっています。

ひふみプラスの利回りが低下した要因は、以上の3点が考えられます。

ファンド設立当初のコンセプトが崩れた結果、思うような運用が出来ずに投資パフォーマンスが悪化。

「やばい」と感じた投資家が売り払っているために、それを見た投資家がさらに売るという悪循環に直面しています。

まさに、売りが売りを呼ぶ展開。

この展開は2021年後半から2022年にかけて顕著になってきています。ひふみプラスに「ヤバイ」という評判が増えている理由は、よく理解できたでしょう。

ひふみプラスの手数料が高い

ひふみプラスはアクティブ投信という性質上、インデックスファンドに比べて手数料は高めです。

ひふみプラスと他の投資信託の手数料比較
(参考)https://www.morningstar.co.jp/fund/analyst/2020/4q/MFA120201009.html

アクティブ投信はインデックスを上回るリターンを目指しているため、高い手数料がかかるのは仕方がない部分はあります。

しかしインデックスの投資信託に比べて成績が悪いとなると、ひふみプラスの手数料は高いと言わざるを得ません。

ひふみプラスに対する評判

ひふみプラスのパフォーマンスが悪化の一途をたどる今、ひふみプラスに対して不安視するユーザーの声も増えています。

投資家が懸念しているのは、ひふみプラスの投資パフォーマンス悪化。

ひふみプラスの売却を考える投資家の姿もありました。

2022年10月現在、ひふみプラスの評判はお世辞にも良いとは言えないのが実情です。

ひふみプラスはやめたほういいのか?解約の是非を検証

不安な声が多く見られるひふみプラス、既に投資を始めている人はやめた方がいいのでしょうか。

解約の是非を検討してみます。

ひふみプラスの解約賛成派の意見

ひふみプラスを解約した人は、「利回りの悪化に耐え切れない」という理由でやめる人がほとんどです。

ひふみプラスの評判出典:Yahoo!ファイナンス

長期投資を考えていたとしても、これ以上の損失は許容できないのでしょう。

ひふみプラスを解約した後は、米国株やインデックス投資に切り替える人が頻出

近年の投資パフォーマンスを比べると、インデックス投資の方が利回りが良いです。

ひふみプラスの解約を進めるひとは、ひふみプラスの復活よりも市場の成長に期待をかけているようですね。

ひふみプラスは解約否定派の意見

ひふみプラスを「解約すべきでない」と唱えるのは、長期的な投資パフォーマンス向上を見込んでいる人たちです。

そもそもひふみプラスは”長期的な資産形成が目的”であるため、「些細な値動きで狼狽えない方が良い」という意見が目立ちます。

ひふみプラスの口コミ出典:Yahoo!知恵袋

ひふみプラスの口コミ2出典:Yahoo!知恵袋

どんな株であっても、騰がる時もあれば下がる時もあります。

ひふみプラスの解約を考えていない人は、数年単位の投資ではなく、もっと長期的な目線で資産形成を考えている様子が伺えます。

ひふみプラスの今後の見通し

ひふみプラスの今後について、明るい見通しを出している投資家は少ないです。

肯定派、否定派の口コミを見ていくと、長期的な資産形成を目的とした投資といえども「最近のパフォーマンスは悪すぎる」という意見が大半となるようです。

ひふみプラスの口コミ出典:Yahoo!ファイナンス

ひふみプラスは直近1~2年ではなく、5年近くにわたって不調

<2012年~2017年の投資パフォーマンス>
ひふみプラスの投資パフォーマンス(2012年~2017年)

<2018年~2022年の投資パフォーマンス>
ひふみプラスの投資パフォーマンス(2018年~2022年)

2018年以降、投資パフォーマンスの悪化が目立ちます。

これでは先の見通しに不安を覚えるのも仕方ありません。

不調の原因が「資産規模の増大によって方針通りの投資がしにくくなったこと」なら、かつての投資パフォーマンスに返り咲く見込みは薄いでしょう。

当然のことながら、ひふみプラスはこの状況を何とかしようとしています

ひふみプラスは2022年9月度の月次運用レポート「世界経済は年末に向けて今の右肩下がりの状況から、転換点の模索を行う」と述べています。

また10月は日本の中間決算の発表時期として、多くの投資機会が眠っていること、この決算の中から来年の銘柄を発掘していくことを考えているとのこと。

ひふみプラスは、厳しい相場環境の中でも自分たちのやるべきことを行い、資産を守り、転換点に備えて仕込みを継続することを行う方針を示しています。

運用方針の転換によって投資パフォーマンスは改善されるのか、その動向は引き続き見守りたいと思います。

2023年1月「藤野英人」が投資運用責任者に復帰

ひふみ投信マザーファンドの運用責任者に、藤野英人が復帰することが決まりました。

ひふみ投信マザーファンドの運用責任者に「藤野英人」が復帰出典:ひふみ投信マザーファンドの運用責任者 藤野英人の復帰について

復帰の理由は「低下した投資パフォーマンスを回復させるため」。藤野英人は以下のコメントを出しています。

『■運用責任者 最高投資責任者 藤野英人のメッセージ
今年の4月に「ひふみ」シリーズの運用体制強化のためにひふみ投信マザーファンドの運用責任者を離れましたが、運用成績がお客様のご期待に沿えずご心配をおかけしましたことを大変申し訳なく思っております。約9ヵ月間を経ていま一度、ひふみを応援いただいたお客様の信頼を回復しご期待に応える上でも、より運用現場に近い環境で私が立て直しをするため、運用責任者の職務に戻るという苦渋の決断をいたしました。

もちろん、今回の復帰は長期にわたるものではなく、いずれ運用責任者を引き継ぐための過渡的なものですが、少なくとも運用が軌道に乗り、万全の体制が整うまでは、全責任を負い、全力で調査運用に尽力してまいります。
当社の運用チームには新たな発想・視点を持つ若手アナリストから、「足で稼ぐ運用」で培った経験、知見を持つシニア・ファンドマネージャー、シニア・アナリストがおり、定性・定量の両面から徹底的な調査・分析を行なっております。我々運用チームが一丸となって、皆さまのご期待に添えるよう努力してまいりますので、これまでと同様に変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。』

引用元:ひふみ投信マザーファンドの運用責任者 藤野英人の復帰について

運用責任者が変わることによって投資パフォーマンスが改善するのか?

チャートを確認してみましょう。

ひふみ投信のチャート

藤野英人が運用を担当していた時期は、日経平均を大きく上回る成績を出していました

純資産額の増加に伴う小型株への投資が功を奏し、資産増に貢献したと見られます。

その一方で、2021年12月~2022年1月にかけては、基準価額が約12%の下落。投資パフォーマンスを大きく崩しています。

2022年4月から運用責任者になった「佐々木 靖人」は、日経平均とほぼ横ばいの成績を残しています。

2022年は、ウクライナ情勢や米国インフレに左右される相場で、運用は非情に難しかったと見られます。

この成績を「よく持ちこたえた」と見るか、「全然ダメだ。もっとパフォーマンスを上げろ」と見るかで、ひふみプラスへの評価は変わってくるでしょう。

過去、藤野英人が投資パフォーマンスを伸ばしていたのは、小型株への積極的な投資が成功したから。

純資産額が増加して機動的な動きが取りにくくなったいま、藤野英人がどのような投資戦略を取るのかで今後の運用成績は変わっていくと見られます。

ひふみプラスの特徴

ひふみプラス最大の特徴は、アクティブ投資信託であることです。

コンセプトとして”守りながら増やす”を掲げ、リスクにも配慮した運用方針が人気を博しました。

カンブリア宮殿や投資系情報番組などテレビ出演も多い、「藤野英人」という業界内で有名なファンドマネージャーがいることも特徴に挙げられます。

守りながら増やすアクティブファンド

ひふみプラスのコンセプトは「守りながら増やす」です。

投資信託を保有するユーザーが、基準価格の上下動に「ハラハラ、ドキドキ」する気持ちをできるだけ軽減し、着実なリターンを目指しています。

リスクとリターンは比例して大きくなるものですが、ひふみプラスは経験豊富なファンドマネージャーとともに、シャープレシオ(※)が高い運用を通じて実現を目指しています。

※シャープレシオとはリターンをリスクで割ったもの。シャープレシオの数値が高いほど運用能力が高いとされている。

日本の成長株に投資を行なう運用方針

ひふみプラスは日本の成長株に投資を行うという運用方針を謳っています。

掲げる運用方針は、ファンドの立ち上げから一貫して変わっていません。

長期的に伸びていく期待が持てる会社に投資して、会社の成長とともに株価が伸びていくことを狙っています。

投資先の会社が成長すればファンドも成長するため、投資したユーザーはリターンが得られます。

ファンドマネージャーが業界内で有名人

ひふみプラスを販売する資産運用会社「レオスキャピタルワークス」の代表取締役を務めるのが、藤野英人です。

藤野英人は、投資業界の中でかつて「伝説のファンドマネージャー」と呼ばれていました。

藤野英人 伝説のファンドマネージャーと呼ばれた過去

ひふみプラスの投資先

ひふみプラスの投資先は、徹底的な調査と分析を行い、実際に足を運んで経営者とも対面し、運用メンバー全員で議論の上決めているとのことです。

最新のアセットアロケーションや組み入れ銘柄をご紹介します。

▼アセットアロケーションとポートフォリオ(2022年9月30日時点)
ひふみプラスのアセットアロケーション

銘柄名 コード 規模 上場市場 業種 組み入れ比率
東京海上ホールディングス 8766 大型 プライム市場 保険業 2.26%
日本電信電話 9432 大型 プライム市場 情報・通信業 1.89%
味の素 2802 大型 プライム市場 食料品 1.78%
オリエンタルランド 4661 大型 プライム市場 サービス業 1.65%
インターネットイニシアティブ 3774 大型 プライム市場 情報・通信業 1.50%
GMOペイメントゲートウェイ 3769 大型 プライム市場 情報・通信業 1.34%
任天堂 7974 大型 プライム市場 その他製品 1.33%
TIS 3626 大型 プライム市場 情報・通信業 1.21%
東海旅客鉄道 9022 大型 プライム市場 陸運業 1.21%
第一生命ホールディングス 8750 大型 プライム市場 保険業 1.15%

アセットアロケーションは国内株式が80%以上を占めます。そのほか、海外株式や現金なども保有。

組み入れ比率上位銘柄から分かる通り、大型株の比率が増えています。

ひふみプラスのメリット

ひふみプラスに投資をするメリットは3つ。

・インデックス以上の投資リターンを見込める
・投資のプロに資産運用を任せられる
・つみたてNISAに対応している

インデックス以上の投資リターンを見込める

ひふみプラスは、インデックスファンド以上の投資リターンを見込めます。

ファンドマネージャーが見極めた優良銘柄に投資をするため、指数以上のリターンを獲得できる可能性があります。

投資のプロに資産運用を任せられる

ひふみプラスは投資のプロに運用を任せるので、知識がゼロでも投資を始められます。

株式市場では良くも悪くも日々変化があり、パフォーマンスを求めるためにはポートフォリオの調整が必要です。

ユーザーはひふみプラスを保有しておけば、面倒な投資作業を行なう必要がありません

実際ひふみプラスは、様々な局面に経済局面に合わせて資産運用していることがわかります。

ひふみプラスの運用出典:ひふみ投信

①第2次安倍内閣発足
円安・外需・大型株・株高へと相場動向が一変する中で、大型株の保有比率を高める。

②世界の景気減速懸念が広がる
大型・中小型・超小型株といったカテゴリーを問わず、マクロ経済環境に左右されにくい独自要因で業績をあげられる銘柄の比率を上昇。

③⼤型株主導の株式相場
日本銀行や公的年金等の資金流入期待を背景に、日経平均株価上昇。大型・中小型・超小型株のバランスを意識したポートフォリオに。

④地政学的リスクの顕在化
北朝鮮問題などで顕在化し始めた地政学的リスクに備えて現金等の比率を上昇。

⑤新型コロナウイルス感染拡大
新型コロナウイルス感染拡大による不確実性リスクに備え、現金等の比率を上昇。

つみたてNISAに対応している

ひふみプラスはつみたてNISAに対応しています。

つみたてNISAとは長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度のこと。

長期的な資産形成を目的としているひふみプラスとは相性がよいでしょう。

ただ2022年の相場下落を受けて、「積立NISAはやめた方がいい」という声も出るようになりました。

ひふみプラスへの投資を検討している場合、積立NISAの懸念点などはあらかじめ確認しておきましょう。

積立NISAはやめたほうがいい?理由を徹底検証!

ひふみプラスのデメリット

ひふみプラスに投資する際の注意点やデメリットは3点。

・高値掴みになるリスクがある
・手数料が高い
・売却益でしか利益を得られない

手数料が高い

ひふみプラスの手数料は、インデックス投資信託に比べると高いです。

仮に100万円分を保有した場合にかかる手数料は以下の通り。

購入時手数料:33,000円(1,000,000円x3.3%)
年間信託報酬:10,780円(1,000,000円x1.078%)
→初年度にかかる手数料:43,780円

購入時手数料は購入した時にしかかかりませんが、初年度に全て購入した場合は信託報酬も合わせて年間4.378%も手数料がかかります。

初年度だけとはいえ、4.378%以上のパフォーマンスを出さないと利益が出ないというのは、なかなか高い手数料とも言えます。

インデックスを下回る利回りなうえに手数料がかかるとあって、投資先には選ばれにくくなっています。

高値掴みになるリスクがある

投資信託を一定金額、長期積立する限りは、ドルコスト平均法となるため高値掴みになるリスクは少なくなります。

しかし一般NISAや特定口座など、自分でタイミングを見計らって購入する際には、タイミングを間違えるとその商品自体の高値掴みとなるリスクがあります。

また、ひふみプラスが高値で買った個別銘柄はそのまま投資信託のパフォーマンスの悪さにつながり、それがそのまま高値掴みとなるリスクにもなり得ます。

売却益でしか利益を得られない

ひふみプラスは分配金再投資専用の投資信託のため、分配金を現金で受け取ることはできません。

よって売却益でしか利益を得ることができず、解約した時点で評価額がマイナスの場合は投資しただけ損ということになります。

ひふみプラスの類似ファンド

レオスキャピタルワークスでは、他にもさまざまなファンドを展開しています。

ここではそれぞれのファンドをご紹介します。

ひふみ投信

ひふみ投信はレオスキャピタルワークスが消費者に直接販売する投資信託です。

投資内容はひふみプラスと全く同じですが、販売主が異なります。

ひふみ投信:レオスキャピタルワークスが販売
ひふみプラス:証券会社、銀行など金融機関が販売

ひふみ投信の場合は、購入時手数料がかかりません
金融機関を間に挟んでいないからですね。

信託報酬は保有年数に応じて還元される「資産形成応援団」という制度の対象となっています。

ひふみワールド

ひふみワールドとは、日本を除く世界の成長企業に投資をする投資信託です。
レオスキャピタルワークスが消費者に直接販売する投資信託のため、購入手数料がかかりません。

またこれも信託報酬は保有年数に応じて還元される「資産形成応援団」という制度の対象となっています。

ひふみライト

ひふみライトとは、債権をはじめとした世界の株式に投資する、バランス型直販投資信託です。

これもレオスキャピタルワークスが消費者に直接販売する投資信託のため、購入手数料がかかりません。

まるごとひふみ

まるごとひふみとは、債券をはじめ世界の株式に投資するバランス型投信です。

標準組み入れ比率の異なる3つの商品があり、リスク許容度に合わせて選ぶことができます。

購入手数料は一律3.3%ですが、信託報酬は商品によって異なります。

商品名 販売手数料 信託報酬(年率)
ひふみプラス 3.30% 1.08%
ひふみ投信 0% 1.08%
ひふみワールド 0% 1.63%
ひふみライト 0% 0.55%
まるごとひふみ 3.30% 0.66264%~1.3376%

ひふみプラスを購入できる証券会社

ひふみプラスは全国の銀行や証券会社、その他金融機関などでも購入が可能です。

ひふみプラスの販売会社一覧

ひふみプラスはやばいのか総括

ひふみプラスに「やばい」という評判が増加しているのは事実です。

投資リターンの低下や純資産額の減少により、その状況は表面化してきています。

ひふみプラスがかつて誇っていた投資リターンに戻るかどうか、まだ見通しが付いていません。

積立NISAや一般NISAで投資を検討している人は、周りの投資家からの評判や運用レポートを参考にして、投資判断を行なうとよいでしょう。


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『ひふみプラス』の口コミ

投稿者:名無し

この低パフォーマンスが続くと政府公認のアクティブファンドから外されるんじゃない?


投稿者:名無し

いまは株式市場全体が下がってるから仕方ない。とも、言い切れなくなってきてるのがひふみプラス。手数料多めに取ってるんだから、それを上回るリターン出してもらわないと困る。


投稿者:名無し

NISAも可能だけど、あんまり旨味がないよね・・・


投稿者:名無し

藤野英人もメディア出演ばっかしてて、もうひふみプラスの運用メンバーに入ってなさそう。


投稿者:名無し

メディアに踊らされて本質を見失ってしまったのかもしれん。いつの間にか外国株式の割合がすげー増えてるし、日本の成長企業!って当初のコンセプトが崩れたなら当然の帰結ってやつでしょう。


投稿者:名無し

このまえ解約しました。ここまで低調気味だと、積立NISAだとしてもやる意味を感じられませんでした。


投稿者:名無し

ひふみプラスは明らかに落ち目。基準価額落ちて、純資産額もめきめき落ちた。ほかの投資信託に切り替えたほうがいいね。