界王神の株式投資ツイッターの評判「炎上騒動」の経緯を追跡

界王神(仕手株ハンター)とは

界王神(仕手株ハンター)は、ツイッター上で投資情報を発信している人物です。

漫画ドラゴンボールに登場する”界王神”のアイコンがトレードマークの彼は、たびたび「煽り屋」と呼ばれることがあります。炎上騒動も数知れず。

記憶に新しいのが、ダブル・スコープの買い煽りツイート。

界王神の買い煽りだけが原因ではありませんが、結果として、ダブル・スコープは2週間でマイナス55％の大暴落。投資家の阿鼻叫喚の声がSNS上で散見されました。

株式クラスタの間で何かと話題を集める界王神(仕手株ハンター)。

過去の炎上騒動の経緯を追うと共に、界王神が投資家たちからどんな評判を集めているのかを調査しました。

界王神は株クラの間で「よく炎上する」と評判

界王神のツイッターはたびたび炎上します。

ツイッター上で「ダブル・スコープをみんなで買おう！」という旨の発言をした時は、「これはアウトだろ」「何言ってんだ」と多くの投資家からツッコミが入りました。

(※該当のツイートはすでに削除されています)

特定の銘柄に対してこのような買い煽りを行なうことは、株価操縦に当たる可能性があります。

そのリスクを感じ取ったためか、界王神はすぐにツイートを削除。ただ該当ツイートを見た人は多く存在しており、このツイートは”界王神のネットタトゥー”になっています。

界王神が言及したダブル・スコープ(6619)という銘柄は、2022年に話題を集めた銘柄です。

株価上昇から一転、2週間で-55％近く下落。

その衝撃のチャートがコチラ↓↓

ダブル・スコープの株価上昇の要因は、投資インフルエンサーが口を揃えてダブル・スコープについて言及し始めたから。

個人投資家を中心にダブル・スコープの売買運動は過熱化。機関投資家の大量保有報告書が提出されたのも好感されて、株価はグングン上昇していきます。

その背景には「ダブル・スコープの子会社が韓国取引所に上場予定」というIRもありましたが、個人投資家からすると、「とりあえず買っておけば儲かりそう」くらいの軽い感覚で投資していたようです。

早々に買い付けて売っておけば稼げましたが、購入時期によっては大損した人もいます。

ダブル・スコープの暴落で借金1,000万円を抱えた人もいたようで…。

pts見る限りダブルスコープ6619明日も寄らないな…
寄らず２日だから木曜日値幅4倍か
借金1000万以上になりそう
彼女に借金1円も返してないしマジで色々ごめん！
オレ真性のクズだ！
人生今が底
ここから必ず這い上がってやる！
俺は俺の債務を全うする！ pic.twitter.com/utid2FampL

— 煉獄（レンタル）コロアキ ?NOWAR? (@rengoku56771) September 20, 2022

もちろん「投資は自己責任」ですから、最終的には銘柄を購入した自分自身の責任です。

しかし当時の投資インフルエンサーたちの買い煽りを見ていると、「流されるのも無理はない」と同情を禁じ得ません。あんなにイケイケムードの雰囲気だと、冷静な判断が出来なくなってしまうのも分かります。

なにより、「最初期に投資をしていれば利益も取れていた」と考えると悔しさがこみ上げるのでしょう。

ただ風説による銘柄の売買では、誰かの一存によって投資結果が左右されてしまいます。それこそ機関投資家やヘッジファンドのカモにされてしまうのが関の山です。

いまはヘッジファンド以上のリターンを生み出す銘柄選定AIがあります。そのようなツールを使っていない人では、最初期に投資をするのは難しかったのかもしれません。

界王神はダブル・スコープの一件以外にも、炎上を起こしています。

トンピンとのいざこざが話題

界王神は「トンピン」という人物とよく揉めています。

トンピンは”令和の相場師”という異名を持ち、株価操縦の疑いで逮捕歴もある個人投資家です。

なぜ個人投資家どうしのいざこざが話題を集めるかというと、トンピンは個人投資家からの注目度がバツグンに高いからです。

トンピンが言及する銘柄は、過去に異様な高騰を果たしたことがあります。そのため、トンピンの動向が気になる個人投資家が多いのです。

トンピンは界王神の分析や主張に対して、苦言を呈しています。

主張の是非は一旦スルーしておきますが、仲が良さそうには見えませんね…。

界王神もまた、トンピンが言及する銘柄は「煽り銘柄」と露骨に非難しています。

2022年7月1日のツイートでは、「マツモト(7901)」に対して注意喚起をしていました。

結論から言うと、界王神が注意喚起を出したタイミングは合っていました。

2022年7月1日に株価19,450円だったマツモトは、7月7日には9,230円まで下落。

界王神の忠告を素直に聞いていた人は、暴落を避けられたかもしれません。

ただ「注意喚起を出すだけなら誰でもできる」という意見も理解できます。マツモトは2022年後半にかけて値動きが激しくなっていった銘柄です。急に株価が騰がった銘柄を警戒するのはある意味当たり前とも言えます。

マツモトは売買タイミングによっては、テンバガーも狙える銘柄でした。早いうちに投資できていれば、大きな利益が取れていたことでしょう。

界王神とトンピンのいざこざは、トンピンが界王神をブロックする形で終焉を迎えます。

ただ、界王神は未だにトンピンに対して思うところがあるようです。

界王神の投資知識が少ない？

界王神は投資家から「言っていることがめちゃくちゃ」という指摘を受けています。

界王神は有料noteを販売しているのですが、その評判があまり良くなかった様子。ただ、note購入者の声を見ると満足している人も見受けられたので、一概に判断することはできません。

そもそも「界王神は投資知識が少ないのでは？」という疑惑は、界王神が株式投資の基本的な仕組みを理解してい無さそうな様子から生じています。

界王神は株式口座の種類を理解していない疑惑が出ています。

界王神は普段のトレードで“一般口座”を利用しており、特定口座を利用していません。

特定口座は税金の計算を証券会社がしてくれるので、一般口座に比べて手間がかからないとされています。そのため、大多数の人が特定口座を利用して株式取引を行なっているのが現状です。

「なぜ特定口座ではなく、一般口座で取引しているのか？」と尋ねたところ、界王神は「マイルールで信用買いしない」と返答。

この返答内容から察するに、界王神は「特定口座を信用口座と勘違いしている」ようです。

界王神が普段行なっている現物取引なら、特定口座で取引できます。むしろ一般口座に比べて確定申告の手間が減る分、特定口座の方が向いていると言えるでしょう。

「それでもなお特定口座を使うメリットがあるのですか？」と尋ねられたところ、界王神は「ほかにも所得があるので毎年の確定申告もまとめてやっています」と煮え切らない返答。

以後、界王神が口座に関して言及することは無く議論は終了。

この流れが表ざたになったことで、界王神は取引口座の種類を理解していないという説が流れました。

「取引口座の種類を理解していないような人物が、株式投資の情報を有料noteで販売していいのか？」と炎上騒動に発展しました。

炎上騒動にさらに拍車をかけたのが、界王神のエアトレ疑惑。

界王神は日経平均先物を取引しているのか、取引していないのかが不明瞭になっています。

出典：Twitter

界王神がよく炎上するのは、以上のような理由があります。