- SUSTENは完全成果報酬型のロボアドサービス
- SUSTENの評判・口コミ
- SUSTENの特徴
- SUSTENのメリット
- SUSTENのデメリット
- SUSTENの始め方
- SUSTENの運営会社
SUSTEN(サステン)はロボアドサービスのひとつです。
投資ロボットが一人ひとりに合ったポートフォリオを提案。SUSTENに入金を済ませたあとは、自分に代わって資産を自動運用してくれます。
SUSTENはロボアドサービスの中で唯一“成果報酬型”の料金体系が敷かれています。利益が出なければ、ユーザーは手数料を支払う必要がありません。
一見すると魅力的に見えるSUSTENですが、手数料を支払う支払わない以前に「そもそも投資で勝ててない」という、残念な評判が出ています。
そこで、当サイトではSUSTENの評判や口コミを徹底調査。投資実績を検証すると共に、SUSTENのメリット・デメリットを確認します。
SUSTENの評判を調査したところ、2022年時点では苦境に立たされているようです。
利用者の口コミを見ると、SUSTENで利益を出せていない現状が伺えます。
出典:Twitter
出典:Twitter
いくらなんでも「プラスになったことが無い」というのは言い過ぎかと思いましたが、SUSTENの投資パフォーマンスを見てみると、あながち間違いではないのかもしれません。
▼SUSTENの投資パフォーマンス
ファンド名 | 設定来 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 | 3年 |
---|---|---|---|---|---|---|
RED(グローバル資産分散ポートフォリオ(R)) | 14.82% | 3.65% | -0.57% | -2.78% | -3.87% | – |
GREEN(グローバル複合戦略ポートフォリオ(G)) | -17.03% | 5.01% | -4.01% | -7.32% | -19.33% | – |
BLUE(グローバル債券ポートフォリオ(B)) | -12.78% | 2.79% | -0.50% | -6.91% | -10.02% | – |
ファンド設定来の投資パフォーマンスを見ると、REDのみがプラスでGREENとBLUEはマイナス。
SUSTENは、「R・G・B」3つのファンドを組み合わせたポートフォリオを作ります。
ファンドの組み入れ比率によっては、「REDの利益が、BLUEとGREENのマイナスで相殺されてしまう」「マイナスの方が大きくなる」ことが予想されます。
2022年9月時点では、SUSTENは代表的な株価指数よりパフォーマンスが低いです。
特にユーザーがショックを受けているのが「GREENのパフォーマンスが奮わない点」。
GREEN(グローバル複合戦略ポートフォリオ)は、景気が良くても悪くても利益を見込む「絶対収益型」のファンドとして登場しました。リスクヘッジの意味合いで期待していた投資家も多かったのですが…
出典:Twitter
出典:Twitter
SUSTENがリスクヘッジとして機能していない点に、ガックリしているユーザー多数。
ロボアドサービスからヘッジファンドと似た「絶対収益型のファンド」が出たのは画期的でしたが、まだ理想に見合う投資成果を残せていないようです。
SUSTENは、過去最高評価額を更新した時にだけ手数料が発生する「HWM(ハイ・ウォーター・マーク)式」を採用しています。そのため、手数料を多く支払う必要はないものの、利益を出せていないうちは損している状態と変わりません。
その一方で、同じロボアドサービスの「ウェルスナビ」や「FOLIO ROBO PRO」は、2022年の投資パフォーマンスが堅調です。SUSTENでの投資を止める投資家も見受けられます。
出典:Twitter
成果を上げられない投資サービスは淘汰されるのが自然の摂理。
「ロボアドサービスは長期投資として行うのが良し」とされていますが、近々の投資パフォーマンスが芳しくないのであれば、敬遠してしまう投資家が出るのは仕方が無いでしょう。
投資パフォーマンスの観点からいうと、利用者の資産を9.7倍に激増させた凄腕投資アドバイザーの公式LINEでは、短期間で成果が出ると話題。
「投資初心者だけど150万円だった資金を2190万円まで増やせた」とユーザーからの口コミ評価も上々。
親身になって対応してもらいました。株初心者の自分でも少しづつ勝てるようになり、150万円だった資金を2190万円まで増やせています。
ロボアド以外に収益の柱を作りたい人は、検討してみるといいかもしれません。
SUSTENの特徴は5つ。
①「成果報酬型」の手数料を設定している
②いつでも利益を狙う「ヘッジファンド」同様の運用スタイル
③オリジナルの投資信託商品に投資する
④個人に最適なポートフォリオを提案している
⑤ポートフォリオを自動でリバランスする機能を持つ
特に①と③はロボアドサービスとしては日本初の試みとなります。この点は他のロボアドサービスとは明確に異なる特徴です。
①「完全成果報酬型」の手数料を設定している
SUSTENはユーザーに運用益が出た時にのみ報酬を得る「成果報酬型」の手数料を設定しています。
通常のロボアドサービスは毎月固定で支払う手数料がありますが、SUSTENは毎月決まってかかる固定の手数料がありません(※)。
ユーザーが手数料を支払うのは、SUSTENを利用して資産が増えた時だけです。
引用元:SUSTENの費用
運用益が過去の資産額を超えた時のみ手数料が発生。
この手数料設定は「プロフィットシェア(完全成果報酬型)」や「ハイウォーターマーク(HWM)方式」と呼ばれます。
プロフィットシェアは投資家にとって大きなメリットがあります。それは企業側が「利益を生み出そう」と必死になることです。
・資産が増えなければユーザーは手数料を支払わなくてよい
↓
・企業は手数料を受け取るために、何が何でも利益を生み出そうとする
他のロボアドサービスの場合は毎月固定で支払う手数料があるので、最悪ユーザーが損を出していたとしても企業側は利益を得られます。
しかしSUSTENは成果を出せなければ企業は稼ぎを得られません。
SUSTENが存続するためにはユーザーに利益を上げ続けるしかないということです。
覚悟が違いますよね。
日本のロボアドサービスの中で「完全成果報酬型」の手数料を設定しているのはSUSTENだけです。
②いつでも利益を狙う「ヘッジファンド」同様の運用スタイル
SUSTENはどんな相場でも利益を生み出そうとする投資のプロ集団「ヘッジファンド」と同様の投資スタイルを取っています。
ヘッジファンドは様々な局面に対応できるように、株式や債券、為替通貨などに幅広く投資を行ないます。SUSTENの投資対象も株式だけではありません。
引用元:SUSTENの投資対象
「株式が好調な時は債権の価格が下がる。株式が不調の時は債券の価格が上がる」という風に、相場の状況によって投資商品には向き不向きがあります。
SUSTENは株式以外の投資商品も組み合わせることでリスクヘッジを可能にしています。
また投資戦略として買い持ち(ロング)に加えて、売り持ち(ショート)を行なうのもSUSTENならでは。他のロボアドサービスでショートを行なうサービスは今のところ聞いたことがありません。
相場によっては買い(ロング)よりも、売り(ショート)の方が稼げる場面があります。
記憶にも新しい2019年のコロナショック時は、売りポジションを持っていると大きく利益を取れました。
近年の相場環境は変動が激しいです。
ヘッジファンド的な運用を行なうSUSTENは、投資対象を幅広くし、投資戦略に柔軟性を持たせることで、どんな相場状況でも利益を狙っているのでしょう。
③オリジナルの投資信託商品がある
SUSTENが用意している独自の投資信託商品は3つ。
・Redファンド…先進国、新興国株への投資
・Greenファンド…先物指数、国債先物、通貨先物などへの投資
・Blueファンド…国債や社債への投資
ユーザーはこれら3つのうちから、自身の資産形成スタイルに応じて投資信託商品を選びます。
それぞれのファンドに組み込まれているのは、投資対象に対応したETFです。
ファンド毎の戦略や組み入れ銘柄は以下にまとめておきます。
Redファンド
・長期的な投資
組み入れ銘柄
1.VANGUARD TOTAL STOCK MARKET ETF (42%)
2.VANGUARD FTSE DEVELOPED MARKETS ETF(28%)
3.VANGUARD FTSE EMERGING MARKETS ETF(21%)
4.SPDR BLOOMBERG HIGH YIELD BOND ETF(2%)
引用元:SUSTEN 月次レポート(2022年2月28日)
Greenファンド
Blueファンド
・長期的な投資
組み入れ銘柄
1.VANGUARD TOTAL BOND MARKET ETF (44.2%)
2.VANGUARD TOTAL INTERNATIONAL BOND ETF(43.1%)
引用元:SUSTEN 月次レポート(2022年2月28日)
④個人に最適なポートフォリオを提案している
SUSTENは年収・貯金額・目標リターンなどに応じた「個人に最適化されたポートフォリオ」を提案しています。
ユーザーは6つの質問に答えるだけで、36パターンの投資スタイルのうちどれが自分に合っているのかを知れます。
リスクを高めに取ってハイリターンを狙うのか、安定的に資産を増やすディフェンシブな戦略を取るのかなどは個人の事情によって異なります。
SUSTENではポートフォリオを提案しますが、気に食わなければ自分好みにポートフォリオを組みなおすことも可能です(操作できるのは各ファンドの割合)。
ポートフォリオ診断を行なったタイミングで、将来どのくらいの資産が見込めるか「運用シュミレーション」が行なわれます。
将来設計の参考にしてみると良いでしょう。
⑤ポートフォリオを自動でリバランスする機能を持つ
SUSTENはポートフォリオのリバランス(調整)を自動で行ないます。
ユーザーは経済状況によってポートフォリオを組み替える必要がありません。
引用元:SUSTENのリバランス機能
⑥積み立て投資を自動で行なう
SUSTENは1度設定をしておけば、あとはSUSTENが自動で積立投資を行ないます。
積立投資の場合、最低投資金額は1万円からでOK。
口座引き落としの手数料も「無料」です。
⑦税金の最適化を行なう
SUSTENは税金の最適化を自動で行なう機能が付いています。
引用元:SUSTENの税効果最適化機能
SUSENTEは取引で発生した税計算や納税をユーザーに代わって自動で行ないます。
SUSTENのメリットは5つ。
①AIに完全お任せで資産運用できる
②無駄な手数料を支払わなくて済む
③投資にまつわる面倒くさい作業は不要
④スマホだけで投資を完結できる
⑤マネーフォワードと提携して資産の見える化が可能
①完全お任せで資産運用できる
SUSTENは銘柄選び、売買、ポートフォリオの組み換えまで全て自動で行ないます。
「実は色々と設定したり、見なきゃいけない項目があるんじゃないの…?」と思うかもしれませんが、SUSTENの場合それはありません。
1度設定が完了すれば、ユーザーは文字通り「完全お任せ」で資産運用が可能です。
忙しいサラリーマンや、投資を始めたばかりの人でも取っつきやすいでしょう。
②無駄な手数料を払わなくて済む
(口座開設費・口座維持管理費が無料)
SUSTENの手数料は「完全成果報酬型」のため、ユーザーは無駄な手数料を支払う必要が無くなります。
「損失を抱えているのに、なぜこちらがお金を支払わなければいけないのか」と憤りを感じる必要はありません。
この点は他のロボアドサービスと比べて大きなメリットです。
ただ元本割れをするリスクは存在します。SUSTENに余計な手数料を支払わなくて済みますが、資産が減る可能性はあるのは留意しておきましょう。
③投資にまつわる面倒くさい作業は不要
SUSTENは税計算を自動で行なうため、ユーザーは確定申告や源泉徴収にまつわる雑務をする必要がありません。
手続きが複雑、かつ面倒くさい税金関連をSUSTENで代行してくれるのは安心感がありますね。
④スマホだけで投資を完結させられる
SUSTENはスマホさえあれば投資を始められます。
SUSTENの利用手続き、運用状況の確認、入金、出金に至るまでスマホ1つあれば完結。
いつでもどこでも資産運用が始められるため、PCを持っていない人でも気軽に利用できるでしょう。
⑤マネーフォワードと提携して資産の見える化が可能
SUSTENはオンライン家計簿アプリの「マネーフォワード」と提携しています。
SUSTENでの資産運用状況を家計簿として一覧で見れるので、自分の資産の見える化が可能に。
今後の資産形成を考えた時に、日々の生活をどうすればいいのかヒントを得られます。
SUSTENのデメリットは5つ。
①NISA・積立NISA・iDeCoの取り扱いが無い
②入金・出金手数料がかかる
③評判が少ない
④最低投資金が10万円と割高
⑤長期的な資産運用を行なう人向け
①NISA・積立NISA・iDeCoの取り扱いが無い
SUSTENは税制優遇のNISAやidecoに対応していません。
ロボアドの「ウェルスナビ」はNISAに対応していますが、SUSTENは未対応。
税制面でメリットは少なくなるので、NISAを利用したいと思っている人は要注意です。
②入金・出金手数料がかかる
SUSTENは入金と出金時に手数料がかかります。
入金時:銀行振込(各行所定の手数料) ※積み立て投資は無料
出金時:400円(税別)
しょっちゅう入金や出金を繰り返さなければ、それほど問題はないと思います。
ただ全ての手数料が無料というワケでは無いのは留意しておきましょう。
③評判が少ない
SUSTENは2021年2月に開始したサービスのため、まだ利用者は多くありません。
実際に利用したユーザーの評判が少なく「本当に稼げるサービスなのか」よく見極める必要があります。
SUSTENは成果報酬型を採用しているので、稼げるなら自然とユーザーは増えていくはず。
もう少しユーザーの評判や口コミが出るのを待ってから利用開始するのも一つの手です。
④最低投資金が10万円と割高
SUSTENは最低投資金額が10万円からのスタートとなっています。
ロボアドサービスの中には1万円から始められる「楽ラップ」もあるので、他のサービスと比較するとSUSTENは若干割高です。
⑤長期的な資産運用を行なう人向け
SUSTENは長期投資を前提としています。
投資元本がすでにあって数十年後の資産を増やしたい人は良さそうですが、短期的な資産形成を望む人には向いていないでしょう。
短期的に稼ぎたい人は、実践的な投資ノウハウを教えているJ.P.モルガン出身の『凄腕投資アドバイザーの公式LINE』を利用するのがおすすめです。
SUSTENの始め方は4STEPで完了します。
1.無料診断を受けてポートフォリオを決める
2.SUSNTEのアカウントを作成する
3.SUSTENの口座を開設する
4.投資金を入金すれば運用開始
会社名:株式会社sustenキャピタル・マネジメント
所在地:東京都港区虎ノ門一丁目3番1号東京虎ノ門グローバルスクエア
設立:2019年7月
資本金:1億円(2021年12月1日時点)
事業内容:個人及び機関投資家向け投資運用サービスの提供
登録:金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3201号
加入協会:一般社団法人 投資信託協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
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