おけいどん(桶井道)は、47歳で資産1億円を突破してFIREを達成した投資家です。
FIREを達成した主な手法は株式投資と節約。実家暮らしの特権を活かして、収入の半分を投資に回すことに成功。着々と資産を形成していきました。
ただ、「独身・子ども無し・実家暮らし」をしているおけいどんに対して、「それはFIRE(経済的自立)と呼べるのか?」という疑問の声も寄せられています。
本記事ではおけいどんがFIREを達成した軌跡とともに、“子供おじさん(こどおじ)”という批判を集めてしまう理由を調査。
おけいどんのポートフォリオや、銘柄の選び方についても見ていきます。
目次
おけいどん(桶井道)のプロフィール・経歴
おけいどんが公開しているプロフィールと経歴はこちら。
名前 | おけいどん (桶井道) |
年齢 | 50歳前半 |
居住地 | 関西 |
現職 | 投資家 ブロガー |
職歴 | 会社員 アスリートサポートスタッフ |
投資歴 | 20年以上 |
座右の銘 | 失敗は成功の素 |
おけいどんは22歳で会社に入社。年収500万円に満たない会社員でしたが、株式投資と節約で47歳にして資産1億円に到達。FIREを達成しました。
難病を患っている父親や母親の介護をするために、実家暮らしを続けています。
FIRE達成後も父親の会社で仕事を手伝っており、自身のツイッターではその様子も伺えます。
おけいどん(桶井道)が47歳でFIREを達成した方法
おけいどんがFIREを達成するために用いた手段は、主に2つ。
・株式投資(高配当株)
・節約
「節約で浮いたお金を株式投資に回す戦略」が、おけいどんのFIRE達成を早めました。
2020年の秋頃、おけいどんは47歳にして資産1億円に到達。その時に会社を退職してFIREを達成しています。
株式投資の手法
おけいどんが投資するのは「高配当株」です。株式から得られる配当金をFIRE後の収入とするために、高配当株に投資する比重が高くなっています。
投資先例は以下の通り。
- 三菱商事
- NTT
- 三井住友フィナンシャルグループ
- BHPグループ
- 三菱UFJフィナンシャルグループ
おけいどんは、配当金で得た収入を再投資に回すことで、配当金を最大化する戦略を取っています。FIRE達成後、自動的に入ってくる不労収入を少しでも増やすためです。
「配当金を末永く貰う」という観点から、おけいどんは増配株への投資も積極的。連続して増配している企業は、業績の成長に裏付けられている企業が多いため、今後も安定した企業成長が見込めます。
節約生活で資金調達
おけいどんは「節約によって生まれたお金」を株式投資に回しています。
・実家暮らしをする
・車を持たない
・パートナー(彼女)を作らない
・コンセントを抜きまくって電気代を節約
・歯磨き粉の底を切り取って最後まで絞って使う
・冬場は自宅でもヒートテックを着て暖を取るなど
これら節約で浮いたお金は、株式投資に注がれます。
おけいどんは実家暮らしをしているため、家に入れるお金は食費の月3万円程度。毎月7万円は株式投資か貯金、5万円は個人年期保険などに積み立て投資。
これらの支出を差し引いて余った7万~10万円は、外食や本代、趣味代に充てて、余ったお金はさらに投資に回していたとのこと。
おけいどんは「独身、子ども無し、実家暮らし」をしている都合上、そもそもの支出が限りなく少ないです。
多くの40代は、住宅ローンや子どもの学費などで資金を用意する必要があります。しかし、おけいどんは今のところその心配は無いようですね。
おけいどん(桶井道)に対する「こどおじ(子供部屋おじさん)」という批判
40を超えて実家暮らし・養う家族もいない点から、おけいどんは「子供部屋おじさん(こどおじ)」という非難を浴びることがあります。
子供部屋おじさんとは、実家にある子ども部屋に、いつまでも住み続けている男性のことを揶揄したネットスラングです。
FIREできて当然?
おけいどんは、”FIRE(経済的自立)を成し遂げた人物”として本の出版や投資メディアで連載を持っていますが、「こどおじだからFIREできただけ」という痛烈な批判も出ています。
おけいどんが実家に住み続けている理由は、難病を患った父親や母親の介護などもあるので、その如何を問う気はありません。
ただ、おけいどんと同じ条件で生活している人は少ないでしょう。
手本となる投資家は他にも
おけいどんは元々、両親から株式資産を数百万円分受け継いでおり、資金が十分にある状態から投資を始めています。cisやラテまっちゃなどのように、個別株投資で大きく当てたワケではありません。
昨今、取り沙汰されるFIREは、Youtubeの収益やブログ運営によって得た副収入などを、高配当銘柄に注ぎ込むことで達成していることが多いです。
元証券マンの「三菱サラリーマン」や、投資系Youtuberとして人気の「ぽんちよ」もその類。投資ではなく他の事業での成功がFIREに繋がっています。
イチ個人でもFIRE達成を考える場合、資金を大きく増やせる可能性がある個別株投資を行なうのが現実的でしょう。
いくら高配当銘柄と言っても、投資する金額が少なければ得られる配当金はごく僅か。
副業や他のやり方でお金を集められない人は、個別株投資を通じて資産を貯めるのも一つの手です。
おけいどん(桶井道)のポートフォリオ
おけいどんのポートフォリオは、日本株と米国株の高配当銘柄で占められています。
おけいどんのポートフォリオを構成している銘柄は、三菱商事やNTTなどの増配を続ける日本株。BHPやBCEなどの高配当米国株などが挙げられます。
複数の銘柄に投資する「分散投資」をしており、1つの銘柄がポートフォリオで占める割合は10%以下であることが多いです。
複数の銘柄に投資をしておくことで、減配や無配などのリスクを分散できます。
おけいどんの今後の目標は年間配当金240万円。引き続き、米国株を中心に世界各国の増配株へと投資を続けるとのこと。
米国株で配当金を得ることを目的に構築された「バフェット太郎のポートフォリオ」も参考になるかもしれません。
おけいどん(桶井道)の評判
おけいどんがFIREを達成した投資手法に対して、賛否両論の評判が出ています。
独身・実家暮らしでのFIRE達成が引っかかる投資家は一定数いるようで、Googleの検索結果を見てみると「こどおじ」「きもちわるい」等の辛辣な言葉が並びます。
おけいどんが書いた著書「今日からFIRE!おけいどん式 40代でも遅くない退職準備&資産形成術」の口コミを見ると、
Amazonの皆さんの星評価が、全てを物語っています。
「50代近いのに独身、実家暮らし、彼女無し、ドが付くケチ、親から贈与あり」
このような方と、世間一般的な既婚でお子さんも居て、住宅ローンもあるような社会人の方が読まれて、勉強や参考になりますでしょうか?
余りにも、一般的な社会人の生活とかけ離れていて、全く参考になりませんでした。
という声が上がっています。
批判を集めているのは、おけいどんのFIRE達成の前提条件に関する内容がほとんどです。
その一方で、おけいどんのコツコツ貯める節約生活を評価する声や、投資銘柄の選び方が参考になったという意見はあります。
おけいどんは自身のブログにて、銘柄分析記事や企業分析などを公開しています。銘柄の選定方法や投資手法を真似たい人もいるのでしょう。
『おけいどん(桶井道)』の口コミ
口コミ一覧
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