株式投資ウイニングトレード

ホームページに入ると、割とよく作り込まれたスライドショーが流れます。どうやら「株式投資ウイニングトレード」では、推奨銘柄が2％上昇したら利益確定する手法を採用しているようです。

その条件を満たす銘柄を「ウイニング銘柄」と呼び、有料会員に推奨するんだとか。また、月間上昇率は平均40％越えと掲げられていますが、何を基準に算出した数字かも不明なので、鵜呑みにするのはまだまだ早過ぎます。

では具体的な実績はどうなのか？「実積データ」に掲載されている実績を確認すると、2011年5月実績以降まったく更新されていません。

どうやら無断転載防止の為に、問い合わせてきたユーザーに対してのみ、PDFファイルで開示しているようです。

ただ、この理由はただのカモフラージュで、本当の理由は問い合わせをさせる為なのかもしれません。後程詳しくご紹介しますが、問い合わせフォームでは住所の入力が必須に…。

個人情報を抜き取る為の口実？としか思えません。実際のところはどうなのでしょうか？ひとまず、コンテンツの検証に移ります。

「株式投資ウイニングトレード」には、リアルタイムで参考になる無料コンテンツは存在しません。

無料コンテンツから信頼を深めるというよりは、「14日間の無料お試し」で実際に利用してから信頼を深めるといった流れになるようです。

まあ無料お試しと言えど、仮に投資を行い被った損失に関しては当然のごとく自分負担です。その点を念頭に置いた上でお試し利用してみる分には問題ないかと思います。

有料会員区分は1種類のみのみです。配信銘柄として以下の5つが掲載されています。

・配信後から配信当日の大引けまでに高い沸騰率が得られると思案される銘柄
・配信後から2%以上の沸騰を思案される銘柄
・安定した右肩上がりを思案される東証銘柄
・ウイニングトレード注目の決算報告（不定期）
・ザラ場中にウイニングトレード銘柄特選銘柄配信（不定期）

上記を見る限り豊富な種類の銘柄が用意されていることが分かります。更に、料金は1万500円と比較的に手の出し易い料金設定なので、安易な気持ちで利用を始めてしまう方が多く、結果被害を被っているのでしょう。

これ以上被害者が増加しないことを祈るばかりですが、現在は新規会員の募集を行っていない様子なので一先ずは安心。ただ、いつ魔の手が忍び寄ってくるかは定かではないので要注意です。

問い合わせを行わないと知ることができない直近の実積や、現在新規会員の募集を行っていない理由など聞きたい事が山ほどあります。

ただ、先述した通り問い合わせ専用フォームでは貴重な個人情報である、住所の入力がなぜか必須項目になっています…。

しかも、入力を要求する理由の説明はなし。個人情報を抜き取ることしか頭にないのでは？とさえ感じます。どちらかと言うと悪評で湧く信用ならないサイトに貴重な個人情報を易々教えるのはどうかと思います。

ドメイン取得日を調べると「2009年10月15日」で、サイト開設後6年以上が経過していることが分かります(2016年6月調べ)。6年以上が経過していてこの荒れようでは改善の余地はないかもしれません。

続いて、所在地「〒289-1115千葉県八街市ほ230-73シオンビル3１F」をGoogleストリートビューで検索した結果、該当した建物がコチラです↓

コチラの画像は「2015年7月」にGoogleカーが撮影したもので、最新画像ではないため定かではありませんが、少なくともこの画像を撮影した時点では1階部分に「インフォカート株式会社」は入居していないことが分かります。

当然現在は「テナント名」も掲げられている筈ですよね？もしお近くにお住まいの方がいらっしゃいましたら、確認後に口コミやタレこみをお寄せいただけると大変助かります。

ネット上の評判やく口コミが、結構な荒れ模様を展開することをキッカケに検証を始めた「株式投資ウイニングトレード」ですが、現在 新規会員の募集は行っていないようです。

現状では利用する術がないので一先ずは安心ですが、いつその猛威を奮ってくるのかは定かではないので、引き続き注視していきたいと思います。

サイト開設から6年以上が経過していてこの荒れ模様では、今後の展開にも期待できないでしょう。天変地異でも起きない限り、当サイトで優良サイトとしてオススメすることもないでしょう。

14日間無料お試しあり

■有料会員
・1ヶ月/10,500円