- 「日本証券投資顧問」閉鎖のお知らせ。
- 「日本証券投資顧問」に対する関東財務局からの行政処分の内容を検証してみた。
投資顧問・株予想サイト「日本証券投資顧問」及び姉妹サイト「ジャパン・ストック・トレード」は“クロ確定”です。なぜなら、運営会社「株式会社CELL」が「平成28年11月25日付」で関東財務局より行政処分を受けたことが判明しているからです。早速、勧告の内容を以下に掲載します。
↓あー、これは、、クロですね、、、
どうやら、『金融商品取引契約の締結又はその勧誘に関して、顧客に対し虚偽のことを告げる行為及び顧客に対し、不確実な事項について断定的判断を提供し、金融商品取引契約の締結の勧誘をする行為』が関東財務局の調べにより発覚したとのこと。
開いた口が塞がらないとは塞がらないとはまさにこの事。許し難き事実です。勧告内容を徹底検証していきます。
■虚偽の内容を告げていた事実が判明
延べ1万人以上の会員に対して、仕手筋情報やヘッジファンド介入情報等、特別な情報を第三者等から入手した旨を謳い、投資顧問契約の締結の勧誘を行っていたが、実際には当該情報を第三者等から事前に入手した事実は認められなかったとのこと…。更に、投資顧問契約の契約者の人数を限定する意思がないにも拘わらず、「先着○名様」と記載するなどの虚偽の内容を告げていたとのこと…。
投資顧問会社という看板を背負っている会社が「虚偽の告知」など言語同断。行政処分の対象となって当然、むしろ投資顧問会社としての資格をはく奪されても全く不思議ではないレベルの悪事と言えます。
…このような事実があるにも拘わらず姉妹サイト「ジャパン・ストック・トレード」は「2016年11月27日」時点で行政処分に関して一切触れずに、野面で「危険な銘柄に注意!危険な銘柄とは…」といったタイトルのメルマガで有料情報の勧誘をしてきています。→実際のメルマガ
余談ですが…
「株式会社CELL」が関東財務局より行政処分を受けたことが公にされた同日に「株マイスター」を運営する「株式会社SQIジャパン」も行政処分を受けたことが公にされています。勧告内容も酷似するので、もしかして系列グループなのでは??と、睨んでいます。→実際の勧告内容【追記】上記でご紹介した勧告内容に対し「平成28年12月2日付」で、以下の行政処分が下されることが決定しています。本格的な終了のお知らせです…。
■業務停止命令
新たな投資顧問契約に係る勧誘・契約締結を平成28年12月2日から平成29年1月1日まで停止。■業務改善命令
再発防止策を策定・実施、全ての顧客に対し今回の行政処分の内容を説明し適切な対応を行う、本件法令違反行為の責任の所在を明確にする、具体的な改善策を平成29年1月4日(水)までに書面で報告する。 - 「日本証券投資顧問」の口コミ情報 を検証してみた。
※以降の検証記事は、日本証券投資顧問が関東財務局より行政処分を受ける以前に綴ったものです。ご覧いただくと、行政処分を受けた事実が無くともやはり悪徳サイトの片鱗は随所にあったことがお分かりいただけるでしょう。
今回は以前に検証した「ジャパン・ストック・トレード(JST)」とメルマガや情報が全く同じの双子サイト「日本証券投資顧問」を検証していきます。
ちなみに「ジャパン・ストック・トレード(JST)」は口コミ系サイトでも悪徳サイトと評価する口コミでかなり荒れていて、その実態は悪徳サイトとして特徴が随所に垣間見え、利用を推奨できないと判断した株サイトでした。参考までに、先に双子の片割れの悪質性を紹介しておきましょう。
↓「ジャパン・ストック・トレード(JST)」の悪評認定ポイント↓
————————————–
・他サイトの記事を無断転載
・放置状態のコンテンツ多数、手抜き運営
・会員のリスク管理を考慮する考えが一切ないサポート体制
・過去検証した悪徳サイトと類似する表記
・架空の会社所在地の可能性大
————————————–「日本証券投資顧問」は、上記の悪徳ポイントを見事なまでに抑えた「ジャパン・ストック・トレード(JST)」の双子サイトですから、当然お勧めできる株サイトではありませんよね。
現時点では他の批評サイトも存在を認知していない様子ですし、被害者を最小限に抑える為にも私が先陣を切って検証していきます。
- 「日本証券投資顧問」に実際に登録してみた。
まず登録フォームよりアドレスを入力し、送信すると仮登録完了の画面に切り替わります。届いた仮登録完了メールに添付されるURLを踏むと本登録が完了し、一安心しました。
この手の同系列の株サイトは、同じパソコンから登録できないシステムになっているところも多いので…。
「日本証券投資顧問」登録後サイトページはこちらです。→登録後サイト画像
双子サイトの「ジャパン・ストック・トレード(JST)」と比較して見ましたが、あまり類似点は見つかりませんでした。→ジャパン・ストック・トレード(JST)の登録後サイト画像一見すると、双子サイトだと気づくユーザーは少ないかと思いますが、サイトの構成は違えど、その他は「ジャパン・ストック・トレード(JST)」と総じて酷似している為、安易に興味を持たないようにご注意ください。
サイト名以外、全て使い回し…この手のサイトをたまに見かけますが、何故にこうも手抜きができるのか不思議で仕方ありません。まあ、大半が優良サイトとは評価出来ない残念なサイトですが…。
仮登録完了メール後に送信されてくるメールやサイト概要などなど大半のコンテンツが装飾以外使い回しでしたが、唯一相違があったのが銘柄実績です。
「ジャパン・ストック・トレード(JST)」では「2015年9月30日」に配信した銘柄実績を最後に更新されていませんが、同サイトでは「2016年1月14日」に配信した銘柄実績が掲載されていました。エントリー日と利益確定日が逆転している点が残念です(笑)。
実際の実績かは疑うところですが「日本証券投資顧問」のみ実績が更新されている点を見ると、運営会社である「株式会社CELL」は今後同サイトに注力していく方針であると推測できます。
「ジャパン・ストック・トレード(JST)」を潰して、関連性の無いサイトかのように運営していく可能性すら想定できますので、ユーザーの皆様には現時点から警鐘を鳴らしたいと思います。
- 「日本証券投資顧問」の無料コンテンツを検証してみた。
無料コンテンツは以下3つで「ジャパン・ストック・トレード(JST)」と比較すると少ない様子です。
■無料会員向け銘柄
国内市場の大引けと同時に配信される無料会員向けの銘柄情報です。実際に配信された銘柄の株価チャートを見ると既に動意付き始めた銘柄でした。
公開時のメールマガジンでは銘柄名を米印で隠し重大な情報の様に見せていますが、他の株サイトでも多数取り上げられており、誰でも入手可能な銘柄情報ですのでほぼ参考にはなりません。
■本日の株価材料/注目の個別銘柄動向
一日の取引の間に材料が出た個別銘柄の動向を紹介するコンテンツです。情報の内容は「ジャパン・ストック・トレード(JST)」と全く同じでしたが、丸々引用では無く情報数が少なくなっていました。関連サイトであることを少しでも誤魔化す為に工夫しているのでしょうか?
■本日の市場/明日の展望
本日の市況及び明日の展望を朝・夕と2回に分けて配信するレポートです。「ジャパン・ストック・トレード(JST)」では同コンテンツにて悪徳サイトの特徴である「他サイトの記事無断転載」が発覚した為、検証するつもりが無かったのですが、珍しいことに内容が違っていたので改めて検証します。
気になる検証結果は…
残念、無念…。期待通りに他サイトの記事を無断転載、悪事を働いていることが判明しました。「ジャパン・ストック・トレード(JST)」との情報の違いを示しているのかもしれませんが、他サイトの記事無断転載は列記とした悪徳サイトの特徴です。→実際のレポート画像、転載元「K-ZONE」の記事画像
関連サイトである事実を誤魔化したいのか、特色が違う所を見せたいのか否かは不明ですが、いずれにせよ悪徳サイトの特徴の一つである「他サイトの記事無断転載」をしっかりとクリアしていたので大きな相違はありません。
- 「日本証券投資顧問」の有料コンテンツを検証してみた。
有料コンテンツは望む利益率によって異なる3種類の期間契約プランと、不定期にて公開される単発契約のシングルスポットがあり、この点も「ジャパン・ストック・トレード(JST)」と同じ内容です。
ただ2016年1月20日現在「ジャパン・ストック・トレード(JST)」では「裏情報 第五弾」と言う下品且つ内容の薄いシングルスポットを公開していますが、同サイトでは取扱いがありませんでした。
シングルスポットに関してはサイトの特色を出す為に、新たな情報を準備しているのかもしれません。プラン名など全く同じですが以下に各コンテンツをご紹介します。
■スタンダード会員 ※1ヶ月コース/30,000円(税込み)~
1銘柄につき株価上昇率5%以上を設定した銘柄を推奨するプランです。■マスター会員 ※1ヶ月コース/100,000円(税込み)~
1銘柄につき株価上昇率10%以上を設定した銘柄を推奨するプランです。■エグゼクティブ会員 ※1ヶ月コース/200,000円(税込み)~
1銘柄につき株価上昇率20%以上を設定した銘柄を推奨するプランです。■シングルスポット ※現在、取り扱いなし
1銘柄につき株価上昇率30%以上を設定したキャンペーン銘柄を推奨するプランです。事実上同サイト最強の銘柄情報ですが「ジャパン・ストック・トレード(JST)」のキャンペーンを見る限り期待出来そうにありません…。また口コミサイトの酷評のほとんどが有料コンテンツによる被害報告なので利用はお勧めできません。
- 「日本証券投資顧問」のサポート体制を検証してみた。
特商法に記載されるサポート体制は勿論同じ内容ですが、受け答えしてくれる従業員も一緒なのでしょうか?
そこで自ら問い合わせをしてみたところ、既に数日返答がありません。返答が遅れるならまだしも無視はさすがに酷いですよね。
サポート内容に関する「ジャパン・ストック・トレード(JST)」との関連性検証は“無視”に終わりましたが、1分1秒を争う株式投資の世界では致命的であり、最悪のサポート体制と判断します。
↓サポート体制の表記が類似する関連疑惑のあるサイトはコチラ↓
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・株アルケミスト
・常勝株式リサーチ
・常勝トレンド.COM
・トレーダーズブレインマーケット
・ジャパン・ストック・トレード(JST)
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※上記サイトとの関連性については引き続き検証していきます。 - 「日本証券投資顧問」のドメイン情報を検証してみた。
ドメイン取得日は「2015年10月20日」の為、新設されたばかりのサイトであると判断できます。
過去の配信銘柄の実績は、ドメイン取得日以降の実績でしたので捏造等はありませんでした。ただ、12月に配信した銘柄の実績がいかにも嘘クサイように思えます。
12月に17銘柄配信していること自体あり得ないですし、市場の話題を集めた上昇銘柄を手当たり次第に記載していているのかもしれません。
他サイトの記事を無断で転載しているぐらいですから、過去の実績を捏造していても何ら不思議ではありませんよね。
続いて、特商法に表記される会社所在地ですが「ジャパン・ストック・トレード(JST)」と同じ住所の為、架空の所在地を表記している可能性が高いと判断します。→実際の会社所在地画像
“人財力100”というサイトを運営する「株式会社VERVE」と同一の所在地であることが判明、「株式会社VERVE」では、ホームページにて従業員が作業する社内風景写真の掲載があり、架空の所在地を表記しているとは思えないと推測した結果です。
- 「日本証券投資顧問」の検証結果を総括する。
今回改めて検証した「日本証券投資顧問」と以前に検証済みの「ジャパン・ストック・トレード(JST)」を比較するとサイトの構成やデザインは違うものの、情報内容はほぼ同じ。
情報の内容に少し違いがある点を見ると、関連サイトであることを誤魔化したいのか、それとも関連であっても特色の違うサイトであると示したいのではないかと推測できます。
ただ、相変わらず他サイトの記事を無断で転載する点を見ると、悪徳サイトのとしての特徴に違いはありませんでした。
現在こそ不定期公開のキャンペーン銘柄は取扱いがありませんが、準備が整い次第に激しい営業を掛けてくる可能性もありますので、引き続き同サイトの動向にも注視してきたいところです。
現時点で登録されているユーザーは現時点で関係性を断ち、私の追記を参考にしていただくことをお勧め致します。
- 「日本証券投資顧問」の料金設定。
■無料コンテンツ
・無料会員向け銘柄
※材料発表のあった動意付き後の銘柄情報・本日の株価材料/注目の個別銘柄動向
※その日市場で注目を集めた銘柄を紹介するのみ・本日の市場/明日の展望
※朝・夕2回配信。他サイトの記事無断転載判明■スタンダード会員(期間契約Aプラン)
・1ヶ月/30,000円(税込み)
・3ヶ月/80,000円(税込み)
・6ヶ月/150,000円(税込み)■マスター会員(期間契約Bプラン)
・1ヶ月/100,000円(税込み)
・3ヶ月/250,000円(税込み)
・6ヶ月/450,000円(税込み)■エグゼクティブ会員(期間契約Cプラン)
・1ヶ月/200,000円(税込み)
・3ヶ月/500,000円(税込み)
・6ヶ月/900,000円(税込み)■シングルスポット(不定期開催)
※現在、取り扱いなし
同コンテンツによる被害報告が多いのでご注意を
(2017年3月25日追記)
投資顧問サイト「日本証券投資顧問」の閉鎖を確認しました。
現在は「ミリオンストック投資顧問」に名前を変えて運営を行っていますが、姿形を変えても中身は変わりませんので、くれぐれもご注意を。
現在、利用することはできませんが、実際にご利用されていた方、未だに連絡が来る方など、どんな些細な情報でも構いません。是非とも「日本証券投資顧問」に関する口コミ・タレコミをお寄せください。
※以降の記事は「日本証券投資顧問」が閉鎖する前に検証を行った結果です。
『日本証券投資顧問』の口コミ
口コミ一覧