- ポケットストックは「50か月で1億円」を目指すオンライン投資スクール
- ポケットストックの評判
- ポケットストックの講師「株勝仙人」の評判
- ポケットストックのオンライン講義
- ポケットストックで利用できる投資ツール
- ポケットストックの料金体系(他の投資スクールとの比較など)
- ポケットストックの運営元会社
ポケットストックは月利10%の株式投資手法を教えて「50か月で1億円」の資産を作ることを目標に掲げているオンライン投資スクールです。
講師を務めるのは元証券マンの「株勝千人」という人物。「テクノファンダの会」という別の投資スクールにも所属しており、講演、投資セミナーにもたびたび出席しています。
ポケットストックの最新の評判をチェック。講師を務める「株勝千人」はどんな投資家なのかも検証していきます。
2020年8月にスタートしたポケットストックですが、ネット上に評判はほぼ出ていません。
ツイッター上ではポケットストックについて言及している人もいくつか見かけたのですが、「ポケットストックについてのみ呟いてるアカウント」だったりするので、若干の業者感は否めません。
ただ講義自体はきちんとしているようで、2021年7月ごろには「ポケットストックの講義は勉強になる」という意見がちらほら見られます。
『ポケットストックに入会して本当に良かったです。
ZOOM授業の中身が濃く勉強になり、相場が上がっても下がっても面白く感じられるようになりました。
質問にも丁寧にご回答くださりご指導くださる株勝千人先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
負け続きだった私がコンスタントに利益が出せています。』
『ポケットストックの方にツイートして下さったのですね。株勝千人先生のレクチャーも勉強になりますよ。お月謝儲けて、2馬力、車の両輪となる日を楽しみに』
ポケットストックはZOOMを用いて月2回の基礎講座・もしくは月4回の応用講座を受講可能。その時々の相場解説が主な内容で、「自己資本比率とは何なのか」「イベントドリブンとはどういう運用手法なのか」といった株式用語を説明することもあります。
ポケットストック受講者のプロフィールから察するに、株式投資歴1年~3年程度の方が多い様子。改めて株の基礎知識を深めるのに役立てているのでしょう。
では、ポケットストックではどれくらい稼げているのか。
調べてみたところ、2020年8月からポケットストックで学び始めて「資産が300万円増えた」という声を発見。
この方が株式投資をしていたであろう2020年~2021年4月にかけては、コロナショック後で相場が上がり調子の時期。株式投資を新しく始めた人も6割は順調なスタートが切れていたそうなので、堅調な相場の追い風も受けて資産を伸ばせていたのかもしれません。
しかし、この方はだんだんと「100万円の現金配りますよ!」系アカウントのツイートをRTするようになっていきました。
勝手な憶測で誠に恐縮なのですが、「お金に困っているのかな…」と思ってしまいました。この方が「現金配り系ツイート」のRTをし始めるようになった2021年12月頃は、オミクロン株の出現も相まって日経平均は大荒れ。投資は好調のように見えていましたが、相場の変動に対応しきれていなかったのでしょうか…。
同時期、SNS上でも下落相場の影響をモロに喰らった投資家の姿も見られました。株式投資スクールで学んでいる途中の投資家が激動の相場に翻弄されてしまうのは無理ありません。
ポケットストックは株式投資の勉強になる一方で、急激な相場変動に対応する力が身に付くまでには少々時間がかかるのかもしれません。
ポケットストックで講師を務めているのが元証券マンの「株勝千人」です。
株勝千人のセミナーに参加した人からは「大変勉強になった」という評判が寄せられており、丁寧に講義を行なう点が好評のようです。
ただ、株勝千人が出した本に寄せられた口コミを見ると、「本に書かれた手法だけで投資するのは危険」という声も。物事を教えるのは好感を持たれているものの、その投資手法には疑問の余地もあるようです。長文にはなりますが引用しておきます。
『自称テクノファンダ投資家として、数少ないテクノファンダ本であるため、興味を持って書店で購入し読んでみたが、正直「えっ、たったこれだけ?」という内容の薄さだった。実践編として6社をファンダメンタルズ、テクニカル分析をしているが、それぞれの解説も不十分で、チャートが見辛い上に実践編でテクニカルに多用している「N計算値」、「E計算値」、「V計算値」がどういうものかも序盤ではなく終盤にたったの2ページだけの説明で、しかもネットで無料で読める内容だった。
著者が所属しているテクノファンダの会の手法を出し渋っているのか、この本に書かれた手法だけで投資するのは危険だと感じた。
株式投資を始めたばかりの初級者が「こんな手法もあるんだ」と知る足掛かりにはなるが、投資本を数十冊読んだ者としては、評価の高いファンダメンタルズ本、テクニカル本を1冊づつ購入してしっかり勉強した方が役に立つと思う。』
引用元:テクノファンダ分析で学ぶ失敗しない投資法 -Amazon
株勝千人は出版した本の中では核心的な事に触れておらず、投資手法をマスターするには「テクノファンダの会」という別のスクールに入会する必要があるとのこと。
「テクノファンダの会」とは株勝千人が所属している別の投資スクールです。テクノファンダの会には「他サイトの情報を丸パクリ」している疑惑が出ており、怪しい投資スクールという噂も出ています。
『悪評ばかりというか評判自体ほぼないだろw こんな見るからに怪しいもの手を出す奴なんていないって。』
テクノファンダの会に期待して入会したものの、扱っている情報が薄く拍子抜けした人も見られます。試しに株勝千人がテクノファンダの会のメルマガで担当している「ファンダメンタル分析」を拝見してみたのですが、分析というより感想でした。
引用元:テクノファンダの会
テクノファンダの会はアポロという人物と共同で行なっている投資スクールで、株勝千人が力を入れているのは「ポケットストック」なのかもしれませんね。
ポケットストックのオンライン講座はZOOMで配信されます。
教科書のように体系立てて講義がまとめられている訳ではなく、その時々に合わせた株式投資にまつわるトピックを解説。
過去動画を遡って見ることはできないので、株式投資全般の知識を身に付けるには会員になり続けて、配信される動画すべてをチェックしていく必要があるでしょう。
ポケットストックのオンライン講義の難易度はそれほど高くはありません。
公式サイトに上がっている「配信サンプル」を確認したところ、Wordにまとめたオリジナルの資料を用いて株式投資用語(自己資本比率)について1時間ほど解説している様子が伺えました。
「自己資本比率とは何か?」から始まり、実際の企業の決算短信を見て実例をもとに理解を深めています。ポケットストックの公式HPには対象者を「初心者・初級・中級向け」となっていたので、初心者向けに解説動画は作られているようですね。
ポケットストックには「ポケストツールズ」と呼ばれる投資ツールがあります。
ポケストツールズが持っている機能は3つ。
・スクリーニング
・四半期決算分析
・買い時アラート
『講座で習ったことを、習っただけでおしまいにせず、ツールを使って簡単に分析をすることで、理解をより深めることが可能です。』
引用元:ポケットストック
公式HPにはポケストQonQ(四半期決算分析)の画像が載っていましたが、会社の決算データをまとめ直したものになっています。業績のまとめと見通しであれば「バフェット・コード」を利用しても同じデータが確認できますが、何かポケットストックで独自の機能があるのでしょうか。
実際に利用した方がいらっしゃれば、体験談、口コミを投稿いただけると幸いです。
最近は投資スクールでオリジナルの投資ツールを提供するところも増えてきましたね。機関投資家の動きに着目した投資法を学ぶスクール「大岩川源太の先乗り投資」でも銘柄選定ツールを出しています。
ポケットストックは「自ら銘柄を選定できるようになること」をひとつの目標にしていますが、オリジナルの投資ツールを開発して提供しているところを見るに、期待できる銘柄を知りたい需要は多いのでしょうね。
ポケットストックの料金体系は3つ。
月額3,000円、月額12,000円、月額25,000円のコースに分けられています。
■ライトコース
料金:月額3,000円
講義:月2回録画基礎講座(1回45分)
投資ツールの利用:不可
不定期市況解説メルマガ
■レギュラーコース
料金:月額15,000円
講義:月2回録画基礎講座(1回45分)・月4回録画応用講座(1回45分)の受講
投資ツールの利用:可能
不定期市況解説メルマガ
■プライムコース
料金:月額25,000円
講義:月2回録画基礎講座(1回45分)・月4回録画応用講座(1回45分)の受講
投資ツールの利用:可能
不定期市況解説メルマガ
プライム会員限定LINEで情報の提供
プライムコース会員は人数限定のサービス。現在、会員の募集はしていません(2022年2月3日)。
ポケットストックに質問メールをした際には、電話で回答が返ってくることもあるようです。
料金の3,000円から~25,000円の価格帯は、投資スクールとしては割安な部類に入ります。ただ過去の講義がまとめて見られる、教えている投資手法が異なるなど、各種投資スクールによって違いはあるので他の投資スクールも比較検討してみても良いかもしれません。
スクール | 料金 | 受講期限 | 講義時間 | 投資手法 |
---|---|---|---|---|
GFS | 48万円(割引後30万円) | 4年間 | 約550時間 | 長期・短期投資 |
ファイナンシャルアカデミー | 36万円 | 2年間 | 約22時間 | 長期投資 |
源太塾 | 4万4,000円 | 半年間 | 約5時間 | 長期・短期投資 |
株の学校123 | 25万円~68万円 | 3か月間 | 14時間 | 短期投資 |
複眼経済塾 | 25,000円(月謝1万円) | 会員の間は視聴可能 | 不明(講義数は511) | 長期投資 |
ポケットストックの運営会社は「ポケットストック合同会社」で、代表を務めるのは「千葉薫(株勝千人)」です。
企業HPは用意されておらず詳細な事業内容は不明ですが、元々は「ファイト塾合同会社」という企業名でした。
2018年にファイト塾合同会社として誕生、2020年に「ポケットストック合同会社」へと名前を変更しています。
ファイト塾合同会社の時には、ポケットストック同様「大魔神&アポロのファイト塾」という投資スクールの運営をしていました。
大魔神&アポロのファイト塾の運営はすでに終了済み。千葉薫(株勝千人)は会社の名称ごと変更して立て直しを図ったのでしょう。
テクノファンダの会の運営会社である「ウィッシュ株式会社」も千葉薫(株勝千人)が代表を務めています。ウィッシュ株式会社とポケットストック合同会社の住所は一緒。千葉薫(株勝千人)は色んな所に名義貸しをしているのかもしれませんね。
■会社概要
会社名:ポケットストック合同会社
住所:東京都江戸川区西葛西5-8-7
電話番号:050-3700-4541
メールアドレス:[email protected]
サイトURL:https://pocketstock.jp
代表者氏名:千葉 薫
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