- StockLab(ストックラボ)は気まぐれに運営されている投資サイト
- StockLab(ストックラボ)は投資素人集団?
- 悲しくなるくらいユーザーの評判が無い
- StockLab(ストックラボ)は「月額1万3800円」のシェアオフィスで営業中
- StockLab(ストックラボ)代表は何故か名前を改名
- StockLab(ストックラボ)のサービス内容
- StockLab(ストックラボ)の総括
最近「StockLab(ストックラボ)」という投資系サイトの広告を見つけました。
どうやら、AIが銘柄を自動で選定してくれる「急騰サーチ」というソフトを販売している様子。
サイトを覗いてみると「短期で株価2、3倍!」「ストップ高多数!」などの言葉が目立ちます。
本当にそんな実績を出しているのか?と思い、StockLabの調査を実施。
結論から言ってしまうと「完全にウソ」でした。
以下、StockLabには手を出さない方が理由を解説しています。
まず認識しておきたいのはStockLabの前身の会社が投資業と全く関係のないWeb会社であるという点。
登記情報を確認してみると、住所や会社名の変更を経て「株式会社ストックラボ」という名前に落ち着いたのが2020年7月27日。
StockLabの前身会社である「株式会社TSコーポレーション」の主な事業を公式HPから引用しておきます。
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■株式会社TSコーポレーションの事業内容
・飲食業
・各種情報の収集処理ならびに提供業務
・インターネットコンテンツに関する企画、運営、販売
ならびにコンサルティング業務
・インターネット広告に関する企画、制作、販売
ならびにコンサルティング業務
・ウェブシステムに関する企画、開発、制作業務
・人材の紹介、マネージメント業務
・各種イベントの開催に関する企画、運営業務
・上記の各号に付帯関連する一切の業務
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色々と手広くやっていたようですが、結局何の会社だったのでしょうか・・・?
確かなことは「投資事業はやっていなかった」という点のみです。
これまでほとんど投資に関わってこなかったのに、急に高性能なAIを搭載した銘柄選定ロボを作れるのかは定かではありませんが、少なくとも投資経験に乏しいのは間違いないでしょう。
すでに巷では評判の良い銘柄選定AIも出ています。
例えば「Alpha AI」という銘柄選定AIは、2022年にテンバガー銘柄の予測に成功しています。
優秀なAIに銘柄選びを任せれば利益を望めますが、出来の悪いAIには投資しないのが吉です。
「StockLabについての忌憚ない意見が知りたい」と思い、草の根かき分けて使用者からの口コミがないか調査していたのですが、とうとう言及しているユーザーを見つけることが出来ませんでした。
運営してからまだ1年経過してないとはいえ、少しは口コミがあってもおかしくないはず。
それでも評判が出てこないということは、
・使っているユーザーが極端に少ない
・全然営業していなかった
のどちらかが考えられます。
管理人としては「使っているユーザーが極端に少ない説」を支持しています。
理由はStockLabがあまりにも知名度が低く、誰にも知られていないサイトだからです。
試しにGoogleで「StockLab」と検索してみると分かりますが、出てくるのは同名の「ブランド品のリサイクル業者」の検索結果ばかり。
しまいには「株式会社ストックラボ」と企業名で検索してみても他企業のホームページが出てくる始末。
こんな状態で多数のユーザーを抱えているとは到底思えないので、シンプルに知名度が低い。
もしくは営業努力をする気がないのでしょう。
ユーザーからの評判が少ない投資商品を利用することほど恐ろしいことはありません。
もし情報をお持ちのユーザーがいらっしゃいましたら、ぜひ口コミの投稿を宜しくお願いします。
StockLabの会社情報を調べてみたところ、新宿区のシェアオフィスに居を構えていることが発覚。
「株式会社StockLab」が朝10時~夜18時まで営業していることを考慮すると「月額13,800円」のプランを利用しているのでしょう。
ここで思い出して欲しいのが、株式会社ストックラボは住所を移転していたという事実。
以前まで運営していた「株式会社TSコーポレーション」が入っていたビルを調べてみると、当時は「月額15万円」ほどの場所で営業できていました。
現在、構えているシェアオフィスと比較すると「約89%」のコストカットに成功。
相当、資金繰りが厳しいことが伺えます。
どうせだったら、自分たちでも自社商品のAIツールで稼いで、もっと良いオフィスに引っ越せばいいのに・・・と願わずにはいられません。
「株式会社ストックラボ」は住所や会社名を変更した経緯がありますが、そのついでに何故か代表の名前まで変わっています。
会社の公式HPは細心の注意を払って作成するもの。
自分の名前が合っているかなんて一番に確認したいでしょうに、約6か月間も放置プレイが続いています。
常識的に考えて、公式ホームページの社長の名前を間違えることはあり得ないので、この状況下で考えられるのは「社長があえて誤記を許している」というパターン。
そう。“風評被害から逃れるために名前を少し変える”という線が考えられるのです。
投資業界は「信用第一」なシビアな世界。
仮に“反社”や“利益団体”との繋がりがバレたら、半永久的にサービスの信頼性を損なうと言っても過言ではありません。
「まさかStockLab代表の“斎藤勇紀(樹)”にはそんなイケナイ関係が・・・?」と思って、恐る恐る調査をしてみましたが、これまた無名すぎたのか何の情報も出てきませんでした。
誤表記に気が付いていないだけっぽいです。
しかし、余計な勘繰りをしてしまうのでさっさと修正してほしいですね(怒)。
こんな作業30秒もあれば終わりますよね?
よっぽど人手が足りていないのでしょうか・・・。
StockLabが提供するサービスは、AIが銘柄を自動選定してくれる「急騰サーチ」という投資商品1点のみのストロングスタイル。
利用料金は「3か月で250,000円」也。
「急騰サーチ」は“急騰する前兆”を掴んで銘柄を選定しているとのこと。
具体的にどんな前兆を掴んでいるのかサイト内に記載してあったので引用。
・投機筋による大量購入の前兆
・業績拡大などの好決算発表の前兆
・新製品開発などの材料発表の前兆
「急騰前の前兆」を見つけることが出来れば、投資するのは簡単ですね。
早速、サイト内にあった抽出銘柄の例>を確認。
上昇率は最低でも「10%以上」をキープ。
・・・一見すると凄そうに見えますよね。
しかし、冷静に考え直すと、急騰サーチの指示通りに投資できるかは疑問の余地があります。
例えば、銘柄選定の日と、高値日が同じ日になるときがあります。
株を買えるタイミングは人それぞれ。
すでに値が騰がり切った後に買ってしまうと、ただの「高値掴み」になってしまいます。
果たして、銘柄が選定された直後に仕込める人がどれだけいるのか・・・。
もう一点気になるのは「利確期間の短さ」。
<4386>SIG
SIGに至っては、抽出日の翌日に利確しなければ塩漬け確定の危険な銘柄。
継続して右肩上がりになってくれる銘柄であれば問題ないのですが、普通に日中働いている方であれば綱渡りの投資をすることになるのは想像に難くありません。
また、サイト内に小さく注意書きで、
・ここに掲載するのは過去に選定された銘柄の一例です。
・ここで掲載する内容は将来の結果を保証するものではありません。
とあります。
つまり、掲載されている銘柄はただの一例。
今後も同じような急騰銘柄が来るとは限らないことは覚えておきましょう。
それらの実績がマイナスじゃない保証はありません。
「StockLab」の投資商品は投資と関係ない人が作成した可能性が高い。
評判が全く見当たらないあたりユーザーから見向きもされていない凄惨な状態が伺えます。
肝心の投資実績も正直イマイチとなると、大手を振ってStocklabをオススメすることはありません。
すでに高い投資パフォーマンスを出している「Alpha AI」のような投資ツールもあるので、そちらを利用した方が稼げる可能性は高まるかと思います。
『Stock Lab(ストックラボ)』の口コミ
口コミ一覧