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ネット証券の大手として知られる楽天証券ですが、その使い勝手は実際どうなのでしょうか?
そこで、楽天証券の特徴や良い評判・悪い評判を利用者視点で解説します。
本記事を読めば、楽天証券のメリットやデメリット、あなたが楽天証券の利用が向いているか、それとも不向きなのかがわかるようになりますよ!
楽天証券とは?基本情報と特徴を解説
楽天証券は、SBI証券と双璧を成す、大手のオンライン専業証券会社です。
楽天グループとの連携によるポイント投資や手数料の安さ、豊富な商品展開を強みとし、大手ネット証券として成長してきました。
ここでは、楽天証券の基本情報と会社の沿革、取扱商品やポイントサービスの詳細について解説します。
楽天証券の会社概要:NISA口座数トップの大手ネット証券
楽天証券株式会社が設立されたのは1999年のことです。
当初は「DLJディレクトSFG(ディーエルジェイディレクト・エスエフジー)証券株式会社」として設立され、2003年に楽天グループの傘下に加わりました。
2004年には社名を現在の「楽天証券株式会社」に変更します。
その後は楽天グループの強みを活かし、低コストな手数料体系に豊富な商品ラインアップ、楽天ポイントとの連携などにより急成長を遂げてきました。
| 会社名 | 楽天証券株式会社 |
| 設立 | 1999年 |
| 本店所在地 | 東京都港区南青山2-6-21 |
| 代表者 | 代表取締役社長 楠雄治 |
| 金融商品取引業者 | ・第一種金融商品取引業 ・第二種金融商品取引業 ・投資助言・代理業 ・投資運用業 |
| 親会社 | 以下、株主構成 ・楽天証券ホールディングス株式会社(51%) ・みずほ証券株式会社(49.0%) |
| 証券口座開設数 | ・総合口座数:1,256万口座 ・NISA口座数:653万口座 (2025年6月末時点) |
NISA口座の開設数は653万口座(2025年6月末時点)と証券業界トップを誇り、楽天証券のヘビーユーザーから新NISAで投資を始めた若いユーザーまで、多くの投資家から支持を得ています。
また、2022年にはみずほ証券と楽天証券グループで資本業務提携を結びました。
今後は両社の持つ強みを活かし、あらゆる顧客ニーズに応える本格的なコンサルティングサービスを提供するとしています。
楽天証券の取扱商品とサービス:豊富な商品ラインアップと楽天ポイント活用が人気
楽天証券の特徴は、豊富な商品ラインアップと楽天ポイントを活用した投資サービスにあります。
それでは楽天証券の取扱商品とポイント制度を見てみましょう。
■取扱商品
| 国内株式 【NISA対応】 | ・現物・信用取引 ・単元未満株取引(かぶミニ) ・金額指定取引(かぶピタッ) ・新規公開株式(IPO)/公募・売出(PO) |
| 外国株式 【NISA対応】 | ・米国株式 ・中国・アセアン株式 ・海外ETF |
| 投資信託 【NISA対応】 | ・インデックスファンド・アクティブファンド含め全2,600本超 ・楽天のクレカ積立対応 (2025年10月時点) |
| 国内債券 | ・個人向け国債 ・公社債 |
| 外国債券 | ・米国国債 ・米国社債 |
| 先物・オプション取引 | ・株価指数先物取引 ・日経225オプション取引 ・商品先物取引 ・海外先物取引 ・バイナリーオプション |
| その他 | ・公社債投資信託(楽天・マネーファンド) ・金・プラチナ・銀 ・FX(外国為替証拠金取引) ・CFD(差金決済取引) ・ロボアド(ロボアドバイザー) ・iDeCo(イデコ/個人型確定拠出年金) など |
NISA口座では国内株式・米国株式・海外ETF・投資信託の扱いがあり、すべての取引手数料が無料です。
単元未満株取引やデリバティブ取引にも対応していて、IPO銘柄も豊富にあります。
投資初心者からある程度投資経験がある人まで、幅広い投資需要に応えられるでしょう。
また、楽天証券では投資でポイントが貯まるサービスを提供しています。
■提供ポイントサービス
以下のいずれかのポイントコースを選択できます。
- 楽天ポイントコース:楽天ポイントを貯めて、他の楽天グループサービスで利用できる
- 楽天証券ポイントコース:貯めたポイントを「JMBマイル」に交換し、JALの特典航空券と引き換えができる
楽天証券によると、95%のユーザーは楽天経済圏を活用できる「楽天ポイントコース」を選んでいます。
楽天ポイントコースであれば、各種取引で貯めた楽天ポイントを投資信託や現物株式、バイナリーオプションの購入代金に充当可能です。
楽天証券の良い評判を利用者が解説
楽天証券の良い評判や口コミには、どのようなものがあるのでしょうか?
実際に楽天証券を利用しているユーザー視点で、評判の実態を解説していきます。
取引手数料が安い!国内株の売買は無料
楽天証券は手数料体系の安さでユーザーから高い評価を得ています。
実際に国内株式の取引では、一定の条件下で取引手数料が無料になる「ゼロコース」や「いちにち定額コース」が用意されています。
| 取扱商品(コース) | 手数料(税込) |
| 日本株 (ゼロコース) | ・現物取引手数料:無料(約定金額の制限なし) ※電話注文除く ※RクロスとSOR利用が必須 |
| 日本株 (いちにち定額コース) | ・現物・信用取引手数料:1日約定金額100万円まで無料 |
| 日本株 (超割コース) | ・現物取引手数料:55円~ |
※Rクロス・SOR注文:複数の市場を比較し、より有利な条件で取引を執行する仕組み
「ゼロコース」とは約定金額にかかわらず取引手数料が無料になるコースで、RクロスやSOR注文の利用が必須です。
RクロスやSOR注文の利用といった条件なしで取引したい人は、「いちにち定額コース」や「超割コース」を選ぶことも可能です。
「いちにち定額コース」では1日の約定金額が100万円までの取引手数料が無料になるため、一般的な株取引であればほぼノーコストで行えるでしょう。
このように、投資環境にあわせた手数料コースを選択できるのは楽天証券の魅力です。
楽天ポイントを貯めて投資にも活用できる
楽天経済圏の強みを活かしたポイント投資も人気です。
楽天証券で楽天ポイントコースを選択すると、取引種類に応じて楽天グループ共通の「楽天ポイント」と、証券会社独自の「楽天証券ポイント」が貯まります。
■楽天ポイントが貯まる取引例
- 楽天のクレジットカードで投資信託に積立投資
- 楽天銀行との口座連携(マネーブリッジ)+所定の投資信託をポイントで購入
- 楽天の電子マネー(楽天キャッシュ)で投資信託に積立投資
■楽天証券ポイントが貯まる取引例
- 「超割コース」での国内株式取引、外国株式取引、先物・オプション取引など、対象商品の取引
- 対象の投資信託の月間保有平均額が一定額になる
たとえば、楽天のクレジットカード(一般カード)で人気の「eMAXIS Slimシリーズ」の投資信託を毎月5万円積立購入したとします。
この場合の還元率は0.5%のため、1年継続すれば合計3,000ポイントもの楽天ポイントを獲得できます。
- 毎月5万円の積立購入:5万円×0.5%=毎月250ポイント
- 250ポイント×12ヵ月=年間3,000ポイント
取引で貯めたポイントは、楽天証券内での投資に利用するか、他の楽天グループでの買い物に利用することも可能です。
楽天ポイントは各種サービスとの互換性が高いため、投資でのポイ活に興味がある人はぜひ活用してみるとよいでしょう。
取引アプリ・ツールが使いやすい
楽天証券にはスマホ用の取引アプリとパソコン用の高機能トレーディングツールが用意されています。
いずれの取引アプリ・ツールも「使いやすい」と定評があり、実際にアプリストアでも高い評価を獲得しています。
たとえば、楽天証券の株式投資スマホアプリ「iSPEED」は、Google Play・App Storeでそれぞれ「★4」以上の高評価です。
- Google Play:★4.1(レビュー件数:4.23万件)
- App Store:★4.5(レビュー件数:14.2万件)
いずれのレビューでも、画面の見やすさや操作のわかりやすさ、情報の充実を評価する声が多くありました。
また、利用者視点でいえば日本株・米国株双方の取引を1つのアプリで行える点も魅力です。
証券会社によっては日本株・米国株のアプリが別々に分かれており、取引のたびにアプリを切り替える手間がかかります。
しかし、楽天証券ではこうした手間が必要ありません。
1つのアプリ内で国内外の株現物取引・信用取引が可能で、画面のカスタマイズ性も高いため、快適に取引できる環境が整っています。
取扱商品のラインアップが豊富
楽天証券では国内外の株式から投資信託、債券、FX・CFD、金投資まで、幅広い商品を扱っています。
日本株は東証上場株式、名証上場株式のほか、ETF、単元未満株(かぶミニ)や新規公開株式(IPO)銘柄も豊富です。
■各商品の取扱銘柄数
- 日本株:東証・名証上場株式・ETF
- 単元未満株(かぶミニ)対象銘柄:2,149銘柄(※)
- 金額指定取引(かぶピタッ)対象銘柄:1,007銘柄
- IPO取扱実績(2024年):54社
- 投資信託:2,614本
- 米国株:4,491銘柄
※かぶミニの銘柄数は「寄付取引」の対象銘柄数
(2025年10月21日現在)
特に米国株・投資信託の取扱数は業界最大級のため、NISAでこれらの投資を始めたい人に最適です。
また、100円から金額指定で株式投資できる「かぶピタッ」の対象銘柄が1,000以上あるのもうれしいポイントです。
かぶピタッは数百円でさまざまな上場株式の取引ができるサービスで、単元未満株よりもさらに少額で投資を始めることができます。
他の主要ネット証券にはないサービスのため、できる限り少額で投資に挑戦してみたい人はぜひ活用してみましょう。
日経テレコンやマネー本の無料提供がある
楽天証券では情報提供の面も充実していて、特に口コミで評価されているのは日経テレコンとマネー本の無料提供です。
- 日経テレコン:日本経済新聞社が提供するビジネスデータベース「日経テレコン」を楽天証券アプリ「iSPEED」で購読できる
- マネー本:電子書籍「楽天Kobo」にて、おすすめマネー本の期間限定無料配布あり
たとえば、2025年10月現在で楽天証券がおすすめしているマネー本は以下のとおりです。
- 驚異のバク益高配当株 サラリーマンが月10万円の不労所得でお金の不安から解放される「黄金ポートフォリオ」 のつくり方
- 株の爆益につなげる「暴落大全」
- トイレスマホで「無限10倍株」 3年9カ月で5975万円を稼いだ投資術
- しっかり儲ける投資家たちが読んでいる 投資の名著50冊を1冊にまとめてみた
- 米国会社四季報2025年版春夏号
なお、楽天の電子書籍端末「Kobo」や楽天証券アプリ「iSPEED」はどちらも無料でインストール可能です。
楽天証券の悪い評判を利用者が解説
楽天証券で良い評判が多くある一方で、悪い評判を見聞きすることもあります。
口座利用者が増えれば良い評判も悪い評判もどちらも目立ちやすくなるものですが、実際はどうなのでしょうか?
利用者の視点で、楽天証券の悪い評判や口コミを徹底解説します。
カスタマーサポートにつながりにくい
楽天証券には電話とチャットによるカスタマーサポートサービスがありますが、電話での問い合わせはつながりにくいという声が多くあります。
■楽天証券のカスタマーサポート
- AIチャット:24時間受付
- オペレーターとチャット:平日9時~18時、土日9時~17時(※土日はNISAに関する問い合わせのみ対応)
- 電話:8時30分~17時
実際に利用してみると、たしかに楽天証券の電話はつながるまでに10分程度かかることがあります。
ただし、電話のつながりにくさは楽天証券に限らず、すべてのネット証券における共通のデメリットといえます。
ネット証券はあらゆる取引をオンラインで行うことで各種費用を削減している分、商品の手数料を安くして顧客に還元しています。
「電話のつながりにくさ」もネット証券による費用削減の影響と考えたほうがよいでしょう。
もし顧客サポートの充実を求めるなら、手数料が高い対面型の証券会社の利用も検討しなければならないでしょう。
楽天ポイント制度がたびたび改悪されている
楽天証券のポイント制度は何度か「改悪」と呼ばれる変更があったため、ユーザーからも「また変わるのではないか」と言われることがあります。
特にユーザーから評判の悪かった変更点は以下の2つです。
- 投資信託資産形成ポイントの進呈条件の変更
以前:毎月の投資信託保有残高に応じて楽天ポイント付与
変更後:「一定の残高を初めて達成した時のみ」ポイント付与
- 楽天カードクレジット決済によるポイント還元率の変更
2022年9月、ポイント還元率を1%→0.2%(一部銘柄は1%)に引き下げた後、
2023年6月より、0.5%(一部銘柄は1%)に引き上げられた
特に、2の楽天カード決済によるポイント還元率の変更では多くのネガティブな声がありました。
当初はすべての投資信託のクレカ積立に対して1%の楽天ポイントが付与されていたものの、2022年9月にはオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))など人気の低コストファンドのポイント付与率が0.2%まで引き下げられたのです。
しかし、この改悪によるユーザー離れの影響が大きかったためか、2023年6月に楽天証券は再度ポイント還元率を0.5%に引き上げています。
このように、ポイント制度は急に変わる可能性がある点には注意が必要です。
楽天のポイントサービスは魅力の1つですが、証券口座選びの際は、総合的に使い勝手がよいかどうかを検討するようにしましょう。
時々システム障害が起こる
楽天証券の悪い評判や口コミを見ると、システム障害の発生についてもよく言及されています。
ただし、システム障害は楽天証券に限らず、すべてのネット証券に通じる課題です。
特に楽天証券・SBI証券の2大ネット証券は多数のユーザーを抱えるため取引量が多く、過去にたびたびシステム障害が発生しています。
そこで楽天証券では、再発防止・サービス改善のため定期的にシステムメンテナンスを行い、システム障害発生時には代替手段として他の取引チャネルを利用できるようにしています。
ネット社会において、システム障害の発生をゼロにするのは極めて困難です。
システム障害はどの証券会社でも起こりうるものと認識しておき、トラブル発生時にどのような対応をしているのかをよく確認することが大切です。
楽天証券を利用する際は、代替手段として複数のツール・アプリをあらかじめダウンロードしておくことをおすすめします。
楽天証券はどんな人に向いている?
これまで解説してきた内容をもとに、「楽天証券の利用をおすすめする人」と「楽天証券の利用をおすすめできない人」の特徴を解説します。
楽天証券の利用をおすすめする人
楽天証券は、以下のような人に向いています。
- 投資の取引コストを抑えたい
- 少額で投資を始めたい
- 幅広い商品に投資したい
- アプリやツールの使い勝手にこだわりたい
- 楽天経済圏を活用している
楽天証券は株式投資や投資信託の取引手数料が安く、銘柄の取扱数やサービス、アプリやツールが充実しています。
少額で投資を始めたい初心者から高機能ツールを求める上級者まで、幅広いユーザーに楽天証券はおすすめです。
特に楽天経済圏を活用している場合、ポイントや各種サービス連携の面で相性は抜群です。
楽天銀行との口座連携サービス「マネーブリッジ」を利用すれば、普通預金金利の優遇や手数料無料のスムーズな資金移動が可能です。
楽天ポイントも貯めやすくなるため、楽天銀行ユーザーは特に楽天証券の利用をおすすめします。
楽天証券の利用をおすすめしない人
一方で、以下のような人は楽天証券の利用は不向きかもしれません。
- 電話のつながりやすさを重視している
- ポイント制度の変化やお得度に敏感
- 楽天グループのサービスになじみがない
楽天証券のようなネット証券では、格安な手数料体系を維持するため、あらゆる運営コストを抑えています。
電話のつながりやすさなど、有人サービスの提供にはどうしても限度があります。
手厚いサポートを求める人や、楽天グループになじみがない人には楽天証券は合わないでしょう。
ただし、対面営業に強いみずほ証券との連携により、今後は楽天証券のサポート体制が拡充される可能性があります。
サポートの面は変わる可能性もあるため、手数料体系やアプリの使いやすさなど、気になる点があれば楽天証券の口座開設だけしておくのも1つの方法です。
【まとめ】楽天証券は手軽にNISA利用したい人におすすめ
楽天証券はお得な手数料体系と豊富な商品展開、使いやすい取引アプリ・ツールに加え、楽天グループならではのポイント制度が魅力のネット証券です。
楽天証券独自のサービスとして、100円から株式投資できる「かぶピタッ」や、密度の高い金融・経済情報を得られる「日経テレコン」などの無料提供もあります。
楽天証券にはさまざまな投資ニーズに応えられる環境があるため、初心者から上級者まで、安心して取引できるでしょう。
「初めての証券口座をどこにしようか悩んでいる」
「使いやすいトレードツールを探している」
このような人は、楽天証券の利用を検討してみてはいかがでしょうか?



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