ワード(WORD)

(2018年4月7日追記)
「ワード(WORD)」のサイトへアクセスしようとすると『このサイトにアクセスできません』と表示されることが判明。どうやら、会員に事前告知などは一切なく、夜逃げするようにサイト閉鎖を敢行した模様です。

閉鎖した理由に関しては調査中ですが、おそらく詐欺行為を働いていることが世間に広く認知されて運営を続けていくのが困難になったのでしょう。

ただ、この手の悪徳サイトは簡易的にリニューアルを施して新たに運営を再開させるのが常套手段。近い将来、「ワード(WORD)」を継承したサイトが生まれる可能性が高いので注視していきたいと思います。

なお、「ワード(WORD)」に関する情報は随時受け付けておりますので、何か情報をお持ちの方は口コミもしくはタレコミをお寄せください。

※以下、サイト閉鎖前に検証を行った結果です。

1. 1. 「ワード(WORD)」の口コミ情報を検証してみた。

投資顧問・株予想サイト「ワード(WORD)」のドメイン取得日は「2016年7月15日」で、サイト開設後4ヶ月程度しか経過していません(2016年11月調べ)。最近開設したばかりの新サイトです。

存在を知ったキッカケは当サイト読者様からの口コミ・タレコミ。「根拠のない高評価をしている」「口コミが不自然…。自作自演の捏造口コミか？」などと黒い噂が絶えない“とある口コミサイト”に突如として掲載→高評価されていたようです。

早速確認してみると実際に掲載されており、投資顧問・株予想サイト「ワード(WORD)」を絶賛する口コミがいくつも投稿されていました。ネット上では高評価されている口コミサイトが他に無いので、噂通り不自然です…。

実際に“とある口コミサイト”と癒着があるのであれば“あの悪徳グループ”との関係性が強く疑われる為、緊急検証していきます↓

1. 「ワード(WORD)」に実際に登録してみた。集客を行う為の宣伝ページを読み進めると、「設立以来、2万5千人もの一般投資家を純資産1億円を超える富裕層・資産家へと送り出してきました」と記載があります。→実際の画像

   えっ、、、サイト開設後たった4ヶ月で！？ まずそんなことはあり得ないので、捏造された実績である可能性が高いと判断します。捏造実績、誇大広告は立派な悪徳サイトの特徴です。早速キバを露わにしています(苦笑)

   この様子では悪徳運営を行っている可能性がかなり高いので、無料会員登録を行い会員ページログイン。実際の会員ページはこのような感じです。新規会員を取り込むための怪しそうな情報のバナーがデカデカと掲載されていますね。

   ちなみに、このバナーの左端に掲載されている男は素材画像サイトで販売されていることを知っているので会社の風景を撮影したものではありません。投資顧問・株予想サイト「インデックス(INDEX)」にて、「朝井公武」という名前で、あたかも実在する人物のように使用されていた画像なのでよく覚えています…。

2. 「ワード(WORD)」の無料コンテンツを検証してみた。用意されている無料コンテンツは以下の4つです。ネット上の情報を寄せ集めたような内容ばかりでそこまで参考になりません。

   ■明日の厳選注目銘柄情報
   翌営業日の注目銘柄を提供するとのこと。

   ■マーケットチェック
   毎営業日の市場概況を提供するとのこと。

   ■株式市場のうわさ(無料コラム)
   市場のあらゆる分野に精通し、膨大な情報を入手している専門取材班が自ら執筆するコラムとのこと。

   ■会員限定 無料株式セミナー
   会員特典の一つで、テーマ株の最新市場動向などから読み解く分析方法の解説などを講演するとのこと。

3. 「ワード(WORD)」の有料コンテンツを検証してみた。現在確認できる有料コンテンツは「ファーストステップ情報」のみです。見た目だけ立派で、中身はスカスカです…。

   ■ファーストステップ情報
   新規から飛躍的に資産を伸ばした会員が利用している投資情報を提供するとのこと。ファーストステップ情報から資産を増やす最初の一歩を踏み出すことができるようです。特に何も根拠のない見掛けだけの情報の料金は4万8千円。

   コンテンツの中身より気になるのが、以前に検証した悪徳投資顧問サイト「プラス(PLUS)」とコンテンツ紹介ページが酷似している点。以下に比較画像を並べてみます↓
   
   
   

   …コンテンツ名、内容は多少違えどあまりにも類似しているとは思いませんか？？系列もしくはパクリの可能性大。いずれにせよアウトです。

4. 「ワード(WORD)」の会社情報を検証してみた。投資顧問・株予想サイト「ワード(WORD)」の「会社情報」を見ると、販売責任者が「成田博」と表記されています。

   ただ、癒着が疑われる“とある口コミサイト”では、販売責任者の名前が「伊藤正嗣」となっており、相違が生まれます。実は「伊藤正嗣」は、悪徳投資顧問サイト「リスト(List)」の販売責任者として表記されていた人物です。
   
   
   

   販売責任者を間違えることなんてあるのでしょうか？？…何か裏がありそうな気がしてなりません…。

5. 「ワード(WORD)」のドメイン情報を検証してみた。先述した通り、ドメイン取得日は「2016年7月15日」で、サイト開設後4ヶ月程度しか経過していません(2016年11月調べ)。

   「提供実績」に掲載されている実績を見ると、最古の銘柄の推奨日は「2016年1月21日」で、サイト開設前の実績であることが明らかです。色々とうまい具合にカモフラージュしているのに詰めが甘すぎる(笑)

   続いて、所在地「千葉県船橋市咲が丘二丁目19番8号203」をGoogleストリートビューで検証した結果、衝撃の建物が該当しました…↓

   
   

   コチラの建物を調べたところ、物件名は「アップルエステート」で、築28年、地上2階建ての賃貸アパートということが判明しました。

   サイト内に掲載される「会社案内」の画像は全てウソということが分かります…。更に、使用されている画像は投資顧問サイト「アイリンクインベストメント」と丸っきり同じです。もしかして系列…？？
   
   
   

6. 「ワード(WORD)」の検証結果を総括する。読者様からのタレコミで存在が判明した投資顧問・株予想サイト「ワード(WORD)」は、自分たちのグループのサイトを何も根拠なく高評価する“とある口コミサイト”に突如として掲載されていました。

   検証を進めると、悪徳投資顧問サイト「プラス」「インデックス」「リスト」などとの関連性が浮上。つまり“あの悪徳グループ”が新たに開設したサイトである可能性が非常に高いと判断します。

   実際に「ワード(WORD)」の悪徳性が認められた点、以下の悪徳サイト(一部)が系列サイトである可能性が高い点などを勘案すると、問答無用で【悪徳サイト認定】です。詐欺被害に遭わないよう十分にご注意ください。

   ・テーマ(Theme)
   ・株テクニック
   ・株式投資インベスター
   ・日本証券トレード
   ・デイリー(DAILY)
   ・ウィル(WIL)
   ・ワード(WORD)
   ・プラス(PLUS)
   ・リターン(RETURN)
   ・マスト(Must)
   ・サイン(SIGN)
   ・日本投資支援協会
   ・メディア(MEDIA)
   ・クロス(CROSS)
   ・マーケットグロース(MG)
   ・リスト(List)

7. 「ワード(WORD)」の料金設定。■無料コンテンツ
   ・明日の厳選注目銘柄情報
   ・マーケットチェック
   ・株式市場のうわさ(無料コラム)
   ・会員限定 無料株式セミナー

   ■ファーストステップ情報
   ・料金/48,000円