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投資初心者向けに、NISAの人気銘柄を「つみたて投資枠」と「成長投資枠」のカテゴリに分けて紹介します。
人気銘柄の指標や、自分に合った投資対象の選び方についても詳しく解説します。
NISAの銘柄選びで迷っている人は必見ですよ!
【2025年最新版】NISAの人気株式・ファンド一覧
NISAは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」で投資対象が異なります。
【NISAの投資対象】
- つみたて投資枠:長期積立・分散投資に適した一部の投資信託のみ
- 成長投資枠:つみたて投資枠の対象+国内株・投資信託など
ここでは、NISAのそれぞれの投資枠で人気のある銘柄を紹介します。
つみたて投資枠で人気のファンド
つみたて投資枠で人気のファンド(投資信託)は主に下記の3つです。
ネット証券各社のランキングでも常に上位に位置しているため、知っている人は多いでしょう。
銘柄名 | 特徴 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) ※通称「オルカン」 | 世界50カ国以上、約7,000銘柄に分散投資 |
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) ※通称「S&P500」 | 米国の主要企業500銘柄に分散投資 |
楽天・全米株式インデックス・ファンド ※愛称「楽天・VTI」 | 米国株4,000銘柄に投資。米国株式市場全体をカバー |
いずれも特定の市場平均の指数と同じ値動きを目指すインデックスファンドです。
低コストで市場全体に分散投資できる手軽さと成長性の高さにより、投資初心者からベテランまで高い人気を集めています。
成長投資枠で人気の日本株
成長投資枠で人気の日本株は主に下記の3つです。
銘柄名 | 特徴 |
トヨタ自動車 (7203) | 世界最大の自動車メーカー。 安定した業績基盤がある |
三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306) | 高配当株として人気。 銀行株の代表格 |
NTT (9432) | 誰もが知る安定企業。 株式分割で、より購入しやすくなった |
※銘柄リンク:Yahoo!ファイナンス
いずれも有名企業で、安定した業績と強固な財務基盤、高い配当利回りが人気の理由です。
通常、日本株の買付最低単位は100株ですが、多くのネット証券では1株から購入できる「単元未満株」の取り扱いがあります。
NISA口座でも単元未満株の購入はできるため、少額でも株式投資を始められます。
成長投資枠で人気の米国株・ETF
成長投資枠では、米国株やETFの人気銘柄に投資することも可能です。
銘柄名 | 特徴 |
エヌビディア (NVDA) | 世界の株式市場で時価総額1位の半導体メーカー |
アップル (AAPL) | 世界的なブランド力と安定した利益構造 |
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF (VTI) | 米国株式市場全体に分散投資できる |
エヌビディアとアップルは世界的なグローバル企業であり、常に注目されている人気銘柄です。
一方で、バンガード・トータル・ストック・マーケットETFはこれらの個別株を含む米国株式市場全体に投資できるETF(上場投資信託)です。
リスクを抑えて米国株に投資したい人は、ETFも選択肢に入れてみましょう。
「人気」銘柄の指標とは?
ここでは、そもそも「人気」銘柄の基準とは何かを解説します。
先ほどご紹介した人気銘柄はすべて下記の基準を満たしており、取引量が多く、価格も上昇、ネット証券のランキングでも上位に位置する話題の銘柄です。
取引量が多い
多くの場合、投資家は投資対象の銘柄に何らかの関心を持って取引を行います。
取引量が多い銘柄はそれだけ投資家の関心が高く、人気がある状態といえるでしょう。
特に株式投資において、取引量は株価の変動に大きく影響します。
一定期間の株式の売買成立数を表す「出来高」は重要な投資指標になるため、個別株の銘柄選びの際はあわせて確認しておきましょう。
価格が上昇している
銘柄の価格上昇も人気の大きな要因です。
株式の価格は市場の需給バランスで決まるため、銘柄の買い手(需要)が売り手(供給)を上回ると株価は上昇します。
一方で、投資信託の価格(「基準価額」といいます)は、株式や債券などファンドの組入資産の変動によって決まります。
株式のように買い手の増加=値上がりではありませんが、ファンド内資産の人気が高まれば、結果として投資信託の基準価額は上昇します。
したがって、株式も投資信託も、人気の延長線上に価格の上昇があるといえるでしょう。
ネット証券ランキングで常に上位にランクイン
ネット証券のNISA銘柄ランキングも人気をはかる重要な指標です。
ランキングは個別株の「買付金額」や投資信託の「積立数」など、投資家の関心度合いがわかる指標をもとに作成されています。
ランキング上位の銘柄を確認すれば、そのとき人気がある銘柄がわかるでしょう。
ただし、各社のランキングは1週間や月単位で更新されるため、トレンド性が強い点は要注意です。
銘柄によっては人気が一過性で終わることもあるため、ランキングは「長期的に上位にいる銘柄」を確認するようにしましょう。
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SNSやメディアで話題
SNSや各種メディアで話題になる銘柄も、「注目度が高い=人気がある」といえます。
特にSNSは情報拡散のスピードが早く、急速に人気が高まった流行銘柄を見つけやすいのが特徴です。
一方で、SNSや各メディアは日々膨大な情報が飛び交い、人気が降下するスピードもまた一瞬です。
その人気が「一時的な流行」なのか、本質的な価値に基づく「正当な人気」なのか。
銘柄の本質を見極めたうえで投資対象を決めましょう。
【注意】「人気がある=自分に合う」銘柄ではない
人気銘柄は投資対象選びの参考指標になります。
とはいえ、すべての人気銘柄が自分に合うわけではありません。
「安定的に利益を出したい人」が「価格変動が激しい人気銘柄」を購入しても、値動きの激しさを許容できない可能性があります。
投資スタイルに合わない銘柄で利益を出すのは難しく、結果として「高値づかみ」になる場合もあるでしょう。
したがって、人気銘柄から投資対象を探す際は「自分の投資スタイルに合う銘柄かどうか」が重要です。
詳細は次章で解説しているため、参考にしてください。
自分に合ったNISAで投資する銘柄を選ぶ3つの方法
NISAの人気銘柄の中で、自分に適した投資銘柄を選ぶ方法は下記の3つです。
1.銘柄が人気の理由を調べる
まずは、その人気銘柄が「なぜ人気なのか(なぜ買われている・注目されているのか)」を調べます。
個別株であれば、企業の業績や業界優位性、市場シェア、実際の製品やサービスを確認します。
そうやって調べていくと、その人気が企業の本質的な価値に由来するものか、それとも話題性が先行しているだけか見えてくるはずです。
2.自分の投資目的やリスク許容度に適しているか確認
人気銘柄であっても、自分の投資目的やリスク許容度に合わなければ、適切な投資対象とはいえません。
デイトレードやスイングトレードなどで短期的な利益を求めるのか、老後を見据えて長期的な資産形成を目指すのか。
どのような目的で投資を行うのかによって、選択すべき銘柄は異なります。
たとえば、「普段は株価チェックをする時間的余裕がないので、長期で個別株を保有して配当金を期待したい」という人には大型の高配当株が適しています。
「積極的にリスクをとってリターンを増やしたい」という人には、成長株(グロース株)と呼ばれる中型株が適しています。
人気にまどわされず、自分自身の投資方針に合致しているかどうかを冷静に判断しましょう。
3.資産全体のバランスを見て投資比率を決定する
ポートフォリオのバランスを考慮して投資比率を決定することも重要です。
たとえば、資産の多くが米国株に偏っている場合、米国株式市場の下落時に大きなダメージを受けてしまいます。
先述の「オルカン」は全世界の株式に分散できる投資信託ですが、資産の70%超が米国株です。
米国株は確かに成長性が期待できる資産です。
しかし、同じ資産ばかり持つとリスクが高くなるため、日本株や不動産など違う資産もあわせ持つことが重要です。
人気銘柄に投資する際は、自分自身のポートフォリオを見たうえで、こうした偏りがないかをチェックするようにしましょう。
【初心者向け】投資タイプ別で厳選!NISA注目銘柄
NISAの注目銘柄を投資タイプ別にご紹介します。
自分自身の投資スタイルに適した銘柄を選ぶときの参考にしてください。
安定重視:インデックスファンド
安定重視の人は、手軽に長期の資産形成を目指せるインデックスファンドがおすすめです。
投資信託1本持つだけで対象の市場全体に分散投資できるうえ、低コストで運用しやすく、長期の資産形成に適しています。
銘柄名 | 特徴 |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) ※通称「オルカン」 | 日本を含む世界50カ国以上、 約7,000銘柄に分散投資 |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 世界(先進国、新興国、日本)の株式、公社債、 REIT(不動産投資信託)という8資産に分散投資できる |
安定しつつある程度値上がり益も期待したい人は、人気銘柄である「オルカン」がおすすめです。
ただし、先述したように、オルカンの組入資産は70%超が米国株です。
資産の偏りが気になる人は、債券や不動産、新興国の資産もバランスよく内包する「8資産均等型」が適しています。
配当重視:高配当の個別株・ETF
配当重視の人は、配当金の利回りが高い個別株やETFが適しています。
銘柄名 | 特徴 |
JT(日本たばこ産業) (2914) | 業績が好調で 高配当株として人気 |
バンガード・米国高配当株式ETF (VYM) | 約400銘柄に分散投資しながら 高配当が期待できる |
※銘柄リンク:Yahoo!ファイナンス
JT(日本たばこ産業)は加熱式たばこの販売が好調で、順調に業績を伸ばしています。
株主に還元する配当金は年2回で、2025年12月の配当見通しは1株あたり208円(配当利回り4%超)という高配当が予想されています。
ただし、個別株のリスクが気になる人もいるでしょう。
その場合、成長性の高い米国株に分散投資しながら高配当を得られる海外ETF「バンガード・米国高配当株式ETF」という選択肢もあります。
優待重視:充実した株主優待がある日本株
株主優待重視の人は、充実した特典を得られる日本株が向いています。
銘柄名 | 特徴 |
イオン(8267) *最低投資金額17万8,400円 | 株主優待「オーナーズカード」により、 保有株数に応じて3~7%のキャッシュバック |
すかいらーくホールディングス(3197) *最低投資金額30万3,100円 | 100~200株保有で 年間合計4,000円の株主優待券 |
※最低投資金額は2025年8月29日終値をもとに算出
イオンやすかいらーくホールディングスは日々の買い物や飲食に活用できるため、幅広い層に役立つでしょう。
上記に挙げたほかにも多くの上場企業が多様な優待制度を導入しています。
この機会に、自分自身に適した優待を探してみるのもよいでしょう。
値上がり益重視:成長を期待できる米国株
値上がり益重視の人は、事業に将来性があり、高い成長を期待できる米国株が向いています。
銘柄名 | 特徴 |
ブロードコム (AVGO) | 半導体+ソフトウェアを提供する AI時代の高成長企業 |
インベスコ QQQ トラストシリーズ1 ETF (QQQ) | 米国のテック企業が多く上場する ナスダック市場の上位100銘柄で 構成されるETF |
※銘柄リンク:Yahoo!ファイナンス
ブロードコムはAIに不可欠な半導体とソフトウェアを提供する銘柄で、AI市場の拡大に伴い、高い成長を期待できます。
直近の決算ではたびたび市場予想を上回る実績を出し、投資家の期待に応え続けている点は大きな評価ポイントです。
「インベスコ QQQ トラストシリーズ1 ETF」は、ブロードコムを含むナスダック上場銘柄で構成された米国株ETFです。
米国のハイテク企業約100社に分散投資できるため、個別株のリスクが気になる人に向いています。
NISA銘柄選びのよくあるQ&A
NISAの銘柄選びでよくある質問をQ&A形式で回答します。
Q1.人気銘柄を買うのはアリ?ナシ?
A.自分自身の投資スタイルに合っていれば人気銘柄も「アリ」です。
人気銘柄という理由だけで投資対象を決めることはおすすめしません。
しかし、「成長性があり、投資スタイルに合っている」と判断できるのであれば、人気銘柄を投資対象に加えることは十分「アリ」です。
長期において人気を誇る銘柄には、投資家に選ばれる理由があります。
先述したように「銘柄が人気の理由」をしっかり分析し、自分自身に適しているのであれば投資対象に加えましょう。
Q2.自分の投資スタイルがわからない…
A.自分自身の年齢・投資額・リスク許容度から逆算して考えましょう。
- 年齢:20~30代は投資期間が長いため積極運用ができる。40~50代は老後資金の準備が本格化するため安定運用も視野に入れる
- 投資額:毎月数万円程度ならインデックスファンドで長期積立投資、数百万円を一括で運用したいなら個別株・アクティブファンドで積極投資
- リスク許容度:初心者で激しい値動きに抵抗があるなら投資信託で安定運用、経験者で市場の変動に慣れているなら個別株投資
Q3.一時的な人気と安定した人気の見極め方は?
A.長期の視点で「投資対象の本質的な価値」を分析して見極めます。
- 企業の業績が好調で、売上・利益は持続的に成長しているか
- 事業や技術、商品面で競合他社との差別化要因(独自性)はあるか
- 10年後、20年後の社会でも必要とされる事業か
これらの指標をクリアできる銘柄は本質的な価値が高く、安定して人気があるといえるでしょう。
Q4.人気銘柄への投資タイミングはどうすればいい?
A.定期購入(積立)で時間を分散しましょう。
適切な投資タイミングはプロでも判断が難しいため、機械的に定期購入できるサービスを利用しましょう。
株式の場合、指定した銘柄を定期的に同じ金額・株数で買付するサービスが主にネット証券にあります。
投資信託では毎月(証券会社によっては毎日設定も可)一定額を積み立てるサービスがあります。
どちらもNISAで少額から利用できるため、タイミングに悩んでいる人はぜひ始めてみましょう。
Q5.投資した銘柄が値下がり…。対処法はある?
A.あわてて売却せず、値下がりの原因を冷静に分析しましょう。
一般的に、投資対象が値下がりする要素は下記のいずれかです。
- 企業固有の問題:業績悪化や企業の不祥事など
- 金融市場の問題:景気後退で市場全体の成長が鈍化
- 国際情勢・外部要因:戦争や地政学リスク、未知の感染症流行など
- 投資家心理:世界的な株安による不安が拡大、リスク回避の売りが続出など
下落の理由が企業の本質的な価値とは無関係なものであれば、いずれ価格は本来の水準に戻るはずです。
「この投資対象の成長ストーリーが崩れていないか?」を冷静に分析して、銘柄の保有か損切りかを検討しましょう。
Q6.NISAの税制優遇を最大限活用する方法は?
A.つみたて投資枠と成長投資枠を使い分けて、非課税枠をフル活用しましょう。
つみたて投資枠と成長投資枠は年間の非課税投資額の上限が決まっています。
年間の上限いっぱいまで投資すれば、生涯の非課税枠1,800万円を5年で消化できます。
NISAの投資枠ごとの非課税投資額 | |
つみたて投資枠 | 120万円/年 (×5年で計600万円) |
成長投資枠 | 240万円/年 (×5年で計1,200万円) |
合計 | 生涯の非課税限度額 1,800万円 |
なお、つみたて投資枠は積立投資を推奨する枠のため、1ヵ月の積立投資額は10万円までという上限があります。
基本的には毎月10万円×12ヵ月=120万円で年間の非課税枠を消化できますが、年の途中で積立を始める際は「ボーナス設定」を活用しましょう。
たとえば、6月に積立投資を始める場合、下記のように設定します。
- 定額設定:毎月10万円の積立設定×6ヵ月=60万円
- 年2回のボーナス設定:30万円×2回=60万円
- 年間120万円(=60万円+60万円)の非課税枠を消化できる
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Q7.ポートフォリオの見直しはいつ・どうやってするの?
A.年に1~2回程度行う「リバランス」と環境変化にあわせた見直しがあります。
【リバランス】
- タイミング:年に1~2回程度、機械的に行う
- 目的:最初に決めた資産比率(例:株式50%、債券50%)が崩れていないかを確認。必要に応じて資産を売買してバランスを調整する
【環境の変化に伴う見直し】
- タイミング:目的によって異なる
- 目的:下記3つに分けられる
①ライフステージの変化に伴う見直し(例:退職前に安全資産の比率を高くする)
②運用方針の変更(例:収入が増えて積極運用したい→リスク資産の比率を高くする)
③市場の変化(例:金融市場の暴落・上昇が続く→不安定な相場なので現金比率を高めたい)
【まとめ】NISA銘柄を参考に自分に合った投資を始めよう
NISAでは「オルカン」や「S&P500」など株式型のインデックスファンドや、トヨタ自動車やNTTなどの大型安定株(企業)が人気です。
人気銘柄は情報が多く、投資対象を選ぶ際の参考指標にしている人は多いと思います。
ただし、人気銘柄を選ぶことは、必ずしも投資の最適解になるわけではありません。
実際に投資対象を選ぶ際は、投資の目的やリスク許容度など、自分自身の投資スタイルに適しているかどうかを考えることが重要です。
人気銘柄を参考にNISAで投資を始める際は、まず投資スタイルやポートフォリオを見直し、自分自身にとって必要な資産は何かを考えてみましょう。
なお、NISA口座の開設にはおよそ1~3週間ほどかかります。
大切な投資タイミングを逃さないためにも、ネット証券の口座開設は早めに済ませておきましょう。
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※本記事内で個別銘柄に言及していますが、当該銘柄を推奨するものではありません。本記事は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではございません。また、将来の投資成果を保証するものでもございません。銘柄の選択、投資の最終決定はご自身のご判断で行ってください。
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