「たぱぞうさんのように米国株で資産を築きたい!」
そう思ったときに気になるのが、たぱぞう氏のポートフォリオや保有銘柄、投資戦略ですよね。
調べるとなると、情報の大海原で遭難しそうですが心配はいりません。
この記事では、たぱぞう氏のブログ・YouTube・X(旧Twitter)、さらに有料メルマガや投資アプリで公開されている情報を徹底分析しました。
米国株投資ブロガーの第一人者であり、現在は資産10億円規模の投資家であるたぱぞう氏の戦略をあますところなく紹介していきます。
さあ、たぱぞう流投資の核心を、まとめてインストールしていただきましょう。
たぱぞうとは何者?経歴と投資哲学

まず、たぱぞう氏の経歴と投資哲学から。その人物像を掘り下げていきましょう。
人気投資ブロガー「たぱぞう」の経歴・プロフィール
たぱぞう氏は、日本の個人投資家界隈で知らぬ者はいないほどの人気を誇る米国株投資ブロガーであり、インフルエンサーです。
もともとはごく普通のサラリーマンでしたが、米国株への長期投資を実践し、10億円ともいわれる巨額の資産を築き上げました。
その実体験に基づいたリアルな情報発信が多くの支持を集め、ブログ「たぱぞうの米国株投資」は屈指のアクセス数を誇ります。
現在はブログ運営のほか、YouTubeやX(旧Twitter)、書籍執筆、投資アプリの監修まで手がけるなど、その影響力はとどまるところを知りません。
もはや「米国株の伝道師」といっても過言ではないでしょう。
投資哲学の根幹「時間を味方につける」
たぱぞう氏の投資哲学をひと言でいえば「時間を味方につけること」です。
短期売買で一喜一憂するのではなく、長期・分散・低コストでコツコツ資産を積み上げる。
「なんだそれだけ?」と思われるかもしれませんが、成功者の多くが採用している再現性のあるやり方です。
地味ではありますが、個人投資家が成功しやすい手法であり、たぱぞう氏はこの「地味」を徹底的に推奨しています。
【徹底分析】たぱぞう流の米国株ポートフォリオ戦略
さて、ここからが本題です。
たぱぞう氏のポートフォリオ戦略を分解し、その具体的な中身を見ていきましょう。
戦略の基本:コア・サテライト戦略とは?
たぱぞう氏の投資戦略の核となる「コア・サテライト戦略」です。
これは、ポートフォリオを「コア(中核)」と「サテライト(衛星)」の2つに分けて管理する手法です。
- コア:ポートフォリオの70〜80%を占める守りの資産
- サテライト:残り20〜30%で構成する攻めの資産

この戦略の素晴らしい点は、土台がしっかりしているからこそ、サテライトで安心して冒険(リスクテイク)ができることにあります。
たぱぞう氏のコア・サテライト戦略については、下記の動画が参考になるので、ぜひ視聴してみてください。
コア戦略:資産の土台を作る「S&P500」
たぱぞう氏が、コア資産として絶対的な信頼を置いているのが「S&P500指数」です。
たぱぞう氏がここまでS&P500を信奉する理由は2つあります。
- 米国資本主義の成長を効率的に享受できる:世界経済の中心であり、最強の資本主義国家である米国の成長の恩恵を、まるごと受け取れる
- 厳しい構成銘柄の基準がもたらす「品質フィルター」機能:「4四半期連続黒字」などダメな企業は自然淘汰される仕組みが整っている
たぱぞう氏自身、「iシェアーズ S&P500 米国株 ETF(銘柄コード:1655)」への巨額投資で資産の大部分を築き上げており、その言葉には絶大な説得力があります。
サテライト戦略:S&P500を超えるリターンを狙う「攻めの資産」
サテライト部分では、ポートフォリオの20%~30%を使い、S&P500を超えるリターンを狙います。
たぱぞう氏が注目しているのは、おもに以下の2つです。
- NASDAQ 100指数:ハイテク・グロース株が多く含まれ、S&P500よりも高いボラティリティとリターンが期待できる
- 自身で選定する「個別株」:2025年からは本格的に個別株投資を再開し、再び「億り人(おくりびと)」を目指すと公言
なお、2024年から新NISAも活用しており、S&P500とNASDAQに連動する投資信託を購入したとのことです。

不動産・債券・ビットコイン・太陽光投資も資産の一部
たぱぞう氏は米国株一筋かと思いきや、実はかなり手広く投資に乗り出しています。
築き上げた資産を防衛・分散させるフェーズに入っているのでしょう。
不動産(戸建て賃貸やアパート)、太陽光発電、さらにはビットコインや債券にも投資。
このあたりは、たぱぞう氏のブログやYouTubeで詳しく解説されているので、興味のある方はぜひ深掘りしてみてください。

たぱぞうが考える年代別のポートフォリオの在り方
たぱぞう氏は、投資家の年齢やライフステージに応じたポートフォリオの調整の重要性も説いています。
20代から30代までは株式投資中心で
若いうえは、まだ失うものも少ない(?)ですし、何より投資期間を長く取れるという最大の武器があります。
そのため、リスク許容度は高めに取り、株式の比率を7割程度に設定することをたぱぞう氏は推奨しています。
さらに、「独身ならば、株式比率は10割でもよい」とまで語っています。
これは、万が一失敗しても、その後の労働収入でいくらでも挽回できるという若さの特権を活かした、非常にアグレッシブな戦略です。
守りに入るのはまだ早い、というわけですね。
40代以降からは分散投資を考える
40代にもなると、家庭を持ったり社会的地位が上がったりと、守るべきものが増えてきます。
これまで株式投資で築き上げてきた資産を、不動産や債券といった他の資産クラスに分散投資させ、安定感を高めることを考える時期だとたぱぞう氏は語ります。
これは、資産を「増やす」フェーズから「守りながら緩やかに増やす」フェーズへの移行を意味します。
いつまでも攻め続けるのではなく、適切なタイミングで守備を固めるという考え方ですね。
たぱぞうの米国株投資を学ぶならどのメディアがおすすめ?
たぱぞう氏の教えを乞う方法は多岐にわたります。
あなたの学習スタイルに合わせて、最適なメディアを選んでみましょう。
ブログで基礎を固めたい人向け

たぱぞう氏の原点であり、情報量が最も豊富なのがブログ「たぱぞうの米国株投資」です。
投資の基礎からマニアックな分析まで、辞書のように使えます。
まずはブログを読み込むのが王道でしょう。
YouTubeで体系的に学びたい人向け

活字が苦手な方はYouTube「たぱぞう投資大学」がおすすめです。
図解を交えながら、たぱぞう氏の肉声で投資哲学を学べます。
動画時間も10~20分程度のものが多いため、短すぎず、長すぎず、視聴しやすいのではないでしょうか。
X(旧Twitter)で速報性を追いたい人向け

日々の経済ニュースや市場の動きに対するたぱぞう氏のリアルタイムな所感がXの「たぱぞう/米国株/不動産」で手に入ります。
速報性とコンパクトさを求めるならXが最適です。
有料メルマガ・書籍で深掘り学習

有料メルマガは無料の情報だけでは物足りない、もっとクローズドな情報がほしいというたぱぞうファン向けです。
書籍も複数出版されており、体系的な知識をインプットできます。

投資アプリ「Bloomo」でポートフォリオをチェック

なんと、たぱぞう氏のポートフォリオを丸ごとコピーできるという、禁断の(?)アプリまであります。
その脳内を覗き見たい、考えるのが面倒だから答えだけ教えてほしい、という方にはうってつけかもしれません。
たぱぞうの評判は?SNSのリアルな口コミ
たぱぞう氏は、これだけ影響力のある人物ですから、当然、世間の評価もさまざまです。
SNSでのリアルな声を集めてみました。
ポジティブな評判・口コミ
多くの人が、たぱぞう氏の発言を投資の道しるべとして捉えています。
とくに、市場が不安定なときの冷静な発言は、「心の安定剤になる」「モチベーションが維持できる」と高く評価されています。
また、彼の書籍を絶賛する声も非常に多いです。
そして何より、まだ米国株が今ほど注目されていなかった時代からの先見性や、一貫してブレない投資姿勢が、多くの尊敬を集めています。
ネガティブ評判・口コミ
一方で、輝かしい成功者の常として、批判的な意見も皆無ではありません。
目立って悪い口コミはありませんが、一部からは「手を広げすぎ」との声が聞こえてきます。
「昔は純粋な米国株ブロガーだったのに、今では不動産、太陽光、保険、しまいにはアプリ監修まで…もはや総合商社だ」といった趣旨の意見ですね。
純粋な投資情報だけを求めていた初期からのファンにとっては、少しさみしく感じる部分もあるのかもしれません。
【まとめ】たぱぞうの米国株ポートフォリオはどんな人におすすめ?
最後に、たぱぞう氏の投資戦略が、どのような人に向いているのかをまとめます。
- コア・サテライト戦略でS&P500にプラスαのリターンがほしい人
- 米国経済の成長を信じ、長期的な視点で資産形成を目指す人
- 目先の株価の上下に一喜一憂せず、どっしりと構えて運用したい人
要するに、「地味だけど強い戦略」で資産を積み上げたい人に向いています。
逆に、一発逆転型のギャンブラーには向かないです。
たぱぞう氏のポートフォリオや考え方を100%真似する必要はありません。
大切なのは、その中から自分に合ったエッセンスを抽出し、自身の投資戦略に組み込んでいくことです。
この記事が、その一助となれば幸いです。
■たぱぞう氏のこれまでのポートフォリオ戦略やおすすめ銘柄を知りたい方はコチラ
『たぱぞうの米国株投資』の口コミ
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