テレビ東京「モーニングサテライト」など、数多くのメディアに出演している「大川智宏」氏。客観的なデータから株式市場の予測をする手法を得意とし、ストラテジスト・アナリストとして活躍している人物です。
ところが、ネット上では大川氏の相場予想が「当たらない」と噂されるなど、良くない評判も見かけます。怪しい情報商材に関与している疑惑まで出ており、信用性が危ぶまれています。
この記事では、大川智宏氏の経歴や評判について紹介し、信頼できる人物なのかを解説。また、怪しい情報商材に関わっている疑惑は本当なのか検証します。
大川智宏とは?
テレビや雑誌で大活躍している大川智宏氏ですが、一体どのような人物なのでしょうか?
まずは、大川市のプロフィールや経歴、結婚の噂などについてwiki風に解説していきます。
大川智宏のプロフィール

大川智宏氏のプロフィールは以下の通り。
- 1982年生まれの43歳(2025年時点)
- 「智剣・Oskarグループ」CEO兼主席ストラテジスト
- 計量分析に基づいた株式市場予測、投資戦略立案、ファンド設計が専門
- 野村総合研究所やJPモルガン・アセットマネジメントなどに勤めた
- テレビ東京「モーニングサテライト」などメディア出演多数
大川氏は1982年生まれのストラテジスト。計量分析に基づいた市場予測や投資戦略の立案、ファンド設計などを専門とし、「モーニングサテライト」をはじめ多くのメディア出演歴がある人物です。
大川氏が得意とするのは、客観的な数値に基づいた正確な相場分析。専門の計量分析はデータから統計モデルを作り出して市場を予測する手法で、実践するには高度な専門知識が必要です。
知的な印象の大川氏ですが、出身地や大学など個人的なプロフィールはほとんど分かっていません。メディアへの露出が多いにも関わらず、ミステリアスな魅力もある人物です。
学歴や経歴
大川氏の学歴や経歴について、出身地や高校、大学などの個人的な情報は一切分かっていません。
出身大学について、ネット上では「東大では?」という噂があるようですが、本人のプロフィールではそのような記載は無し。
また、「上智大学」という説もあるようですが、これは恐らくあるインタビューの共演者の出身大学と勘違いしています。

大学以降の経歴はある程度分かっており、2005年に新卒で野村総合研究所に入社。その後JPモルガン・アセットマネジメント、クレディ・スイス証券、UBS証券を渡り歩きます。
JPモルガン時代はトレーダー。クレディ・スイスではクオンツ・アナリスト。USBでは日本株のストラテジストを務めており、投資に関する広範な知識を持っていると窺われます。
2016年には「智剣・Oskarグループ合同会社」を設立。この会社はホームページも無く事業の実態は不透明ですが、大川氏の個人事務所のような会社と思われます。
現在、大川氏は智剣・OskarグループのCEO兼主席ストラテジストとして様々なメディアに出演。怪しい噂もほとんど無く、真っ当な経済アナリストと言った印象の人物です。
投資手法や実績
大川氏の得意分野は、計量分析に基づいた市場予測です。具体的な分析方法については特に解説していませんが、確度の高い統計モデルを作成し、相場を先読みした投資判断をしているものと思われます。
一方で、個人投資家に対するアドバイスも行っています。例えば「個人投資家は中小型株に投資するといい」「業績予想の”修正”に注目してほしい」などなど。
しかし、問題は実績です。大川氏の市場予測は「当たらない」と言われており、ネットの一部ではあまり評判がよくありません。
本当に彼の予測は当たらないのでしょうか?実際に大川氏が行った日経平均の予測を検証してみました。
- 2023年に2万3,000円に下落(2022年9月予想) ⇒ 5月に3万円を突破。年末まで割れず
- 2024年の年末に2万8,000円まで下落(2023年12月予想) ⇒ 令和のブラックマンデーがあったものの3万円を割れず
- 2024年の年末に3万6,000円に下落(2024年6月予想) ⇒ 大納会は3万7,959円で大引け
1つ目の予想がマネクリ、2つ目と3つ目の予想が日経新聞で発表されたものですが、こうして並べてみると確かに当たらない印象です。
大川氏の予測の特徴として、2022年から現在に至る相場を一種のバブルのように捉えて、過熱感を警戒しているように思えます。これは恐らく、過去のデータから統計モデルを作成した結果ではないでしょうか。
ところが、ここ数年の日経平均はバブル期以降の最高値を更新するなど、過去の統計データからは予測が難しい相場。大川氏のような計量分析を得意とするアナリストには厳しい環境なのかもしれません。
ちなみに、ザイ・オンラインの記事によると大川氏の2025年の相場予想は「高値3万9,500円、安値3万5,000円」とのこと。果たしてこの予想は当たるのか?注目したいところです。
気になる年収や資産
大川智宏氏の年収や資産は全く情報がありません。出身大学さえも公開していない大川氏ですから、情報が無いのも当然です。
参考までに、アナリスト・エコノミストの平均年収は「約800万円」。大川氏の場合、メディアや雑誌への出演も非常に多いため、この数倍の3,000~5,000万円程度はあるのではないでしょうか?
資産も数千万円~数億円レベルで保有していると思われます。1億円の資産を運用すれば、年利3%でも300万円です。恐らく自身でも資産運用しているでしょうから、年収はさらに多いかもしれませんね。
イケメンアナリストの結婚歴
大川智宏氏が結婚しているか気になっている人が多いようですが、当然結婚歴は公開されていません。
現在お付き合いしている人がいるのかも不明です。
SNSでは、モーニングサテライトのアナウンサー「中原みなみ」さんとお似合いだという話も。
モーサテに出ている大川智宏さんと中原みなみさん、お似合いだから結婚すれば良いのに(他人事)
— 沙羅🌸 (@sara_hananoiro) April 28, 2024
大川氏はイケメンアナリストですので、恋愛歴を知りたい人が多いのも不思議ではありません。
ただ、仮に彼が結婚したとしても発表はされないでしょう。
大川市の結婚報道は、週刊誌のゴシップ記事にでも期待するしかなさそうですね。
大川智宏の評判
メディアへの露出が多い大川智宏氏は、SNS上でも度々話題になっています。
ここでは、彼の評判について、X(旧Twitter)の投稿から良い口コミと悪い口コミを紹介します。
良い口コミ|相場解説が面白いなど
大川智宏氏の良い口コミでは、相場解説に対するものが多く見つかりました。
「分かりやすい」「面白い」という投稿が見られます。
停滞する日本株「トランプ関税が追い打ち」(大川智宏氏)
— gordon_lapin 🐰🌹☕(ゴードン・ラパン) (@UsakoOlive) November 19, 2024
・製造業で相次ぐ下方修正
・自動車の業績は7月をピークに着実に悪化
・米国による関税引き上げは日本企業に悪影響
グラフを多用し解り易く書かれています
日本経済新聞 https://t.co/U1LASvUSi4
NIKKEI NEWS NEXT見てるんだけど大川智宏さんの解説はいつも面白い
— TOPPY 川合登志和 (@toppy_net) November 4, 2024
また、SNS上では大川氏の雰囲気やビジュアルがカッコいいとも評判です。
大川智宏さんって元々有名な方なのかな?
— ぜにがめ@デイトレ&スイング🔰 (@gucci_haki) January 29, 2025
めっちゃ話の内容ためになるし、面白いし…なにより雰囲気がかっこいい♡
こんな内容を無料でやってくれるのありがたすぎる。。
お疲れ様でした。
— ほにゃほにゃ🌟株🌟 (@wUmavMN8FA4PkhB) January 17, 2025
今日は任天堂のデイして-13000円ぐらいになりました🥹
画像載せるの辛いので、文字だけの報告です(笑)
ところでストラテジストの大川智宏さんってご存知ですか?
私、大川さんみたいなタイプの男性に話しかけまくるの好きなんです😊
嫌味とか言われそうだけど、大川さんなら許せる🥰
アナリスト・ストラテジストとしてだけでなくタレント的な人気もある大川氏。
相場分析も分かりやすく、今後もメディアの第一線で活躍し続けるのではないでしょうか、
悪い口コミ|当たらないなど
悪い口コミに関しては、数は少ないものの相場予想に疑問を感じる人や「当たらない」という意見がやはり見られます。
大川智宏「利上げをする可能性は高い」
— ジャイアン🐽-bot (@hongoutwo) July 28, 2024
どこみて解説してるんだよ。世の中株やかわせだけじゃないんだぞ( *`ω´) #wbs #モーサテ pic.twitter.com/KzunmxAuyQ
ある意味、貴重な逆指標#モーサテ#大川智宏 https://t.co/5VfjMKhmgc
— 風越信吾 (@kazagosisingo) April 2, 2024
「逆指標」と、彼の分析の逆に張れば成功するとさえ言われています。
確かにここ数年は相場の過熱を警戒してばかりで、予測を当てられていないのは確か。この悪評も仕方ないかもしれません。
また、怪しい情報商材・アプリに関わっているという噂も広まっています。

この噂に関しては後に詳しく解説しますが、デマの可能性が高いです。
しかし、大川氏はネットに興味がないのか放置しています。
もしデマであればかなり悪質と思われるのですが、本当にこのままで大丈夫なのでしょうか……?
大川智宏の活動
知名度の高い大川智宏氏ですが、メディアに出演する他にも、あまり知られていない活動を行っているようです。
ここでは、彼が現在行っている活動と、怪しい情報商材に関係している噂についてまとめます。
「智剣・Oskarグループ合同会社」代表
大川智宏氏は「智剣・Oskarグループ合同会社」のCEO代表を務めています。

智剣・Oskarグループは2016年に設立された会社ですが、ホームページが見つかりません。
分かっているのは、所在地が埼玉県、金融商品取引業者として登録している、の2点です。


資格取得をしているため、投資助言や投資代理業を行っているのかもしれません。
大川氏の実力は広く知られているので、アドバイスを受けたい人は多いでしょうが、知名度が高い人ですから、広く顧客を募ると依頼が殺到するのは容易に想像できます。
つまり、智剣・Oskarグループは大川氏の個人事務所のようなものではないでしょうか?私たちにはあまり縁の無い企業のようですね。
情報商材「SONIC」を開発?
「SONIC」は、大川智宏氏が関わっているとされるトレードアプリです。
スタートボタンを押すだけで利益が出るという完全自動のアプリらしく、毎日3万円の利益が上げられると宣伝しています。

いかにも怪しい情報商材ですが、なぜか大川智宏氏がこのトレードアプリの開発に関わっていると噂になっています。
確かに、公式サイトには開発者として「大川智宏」という名前が掲載されています。

しかし、画像をよく見てみると本物の大川氏とは顔が違うようです。

SONICの開発者を名乗る「大川智宏」氏は、メディアに出演している「大川智宏」氏と同姓同名の別人と思われます。少なくとも画像を見る限り、有名な大川氏本人には見えません。
ただ、これが単なる同姓同名なら良いのですが、もしかすると本物の大川氏と誤認させるために用意した架空の人物の名前である懸念もあります。
最近では有名人の名前を勝手に使っている怪しいサイトもあるため、可能性はゼロではありません。
SONICを販売しているのは「株式会社ワンダーリアリティ」という会社です。

株式会社ワンダーリアリティは金融商品取引業者として登録しておらず、投資代理業は出来ないはずです。
にも関わらず、完全自動トレードアプリを提供しているわけですから、怪しい企業に間違いありません。
この会社の住所を調べると「北白石ビル西館」というオフィスビルが見つかり、そこには「電話代行大阪」という私書箱サービスが入っています。

ワンダーリアリティの住所には「M412」という部屋番号としては違和感のある文字列が含まれているので、この私書箱サービスを利用しているのは間違いないでしょう。
このような怪しい会社と関係する理由が、売れっ子である大川智宏氏には全く無いように思われます。
彼が怪しい情報商材と関わっているという噂は、株式会社ワンダーリアリティ発祥のデマの一種と考えて良いでしょう。
ただ、このデマ情報が広まっている事に関しては大川氏にも責任があります。
というのも、彼はネット上のデマに鈍感らしく、X(旧Twitter)でも”大川智宏”を名乗る偽アカウントが大量に見つかります。

大川氏自身が注意喚起しない限り、”大川智宏”という名前を見て怪しい業者やアカウントを信じてしまう人が出る恐れがあります。
「レピュテーションリスクに鈍感な人に、正確な投資判断ができるのか?」と実力に対しても疑惑が生じます。
せめて、「SNSや怪しい案件に関わっている大川智宏は別人だ」とだけでも表明してほしいものです。
まとめ
大川智宏氏は計量分析を得意とする投資アナリスト・ストラテジスト。数多くのメディアに出演しており知名度が高く、SNS上ではファンも多い人物です。
しかし、大川氏の相場予想は当たらないことが多く、彼の信頼性は下がりつつあります。特に2022年以後の相場は計量分析では予測が難しいのか、ことごとく外れてしまい批判も増えています。
さらに、大川氏と同姓同名の人物が怪しい情報商材の開発に携わっており、ネット上では彼自身が関わっているという噂が流れています。この噂はデマの可能性が高いですが、大川氏本人が放置しているため増々評判が下がりかねません。
大川氏自身は決して怪しい人物ではありませんが、デマや偽アカウントなどネット上の問題を放置するのは危機感が薄いように思えます。早く気付いて何かしら注意喚起をしてもらいたいですね。
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