「証券会社のレポートはポジショントークが多くて信用しきれない…」。
そう感じる投資家の悩みを解決する存在として、独立系リサーチ会社 『TIW 』が注目を浴びています。
独立性と中立性を掲げるTIWのアナリストレポートは、投資判断を強化できる “ 羅針盤 ”になり得るのでしょうか。
- 実際の評判はどうなの?
- レポートの内容は本当に役立つの?
- 利用料金は?
上記のような疑問をお持ちの方も多いでしょう。
この記事では TIWのサービス概要、アナリストレポートの特徴と料金体系、そして利用者のリアルな声まで徹底的に解説します。
最短ルートで情報格差を埋めたいなら、先へ進んで確かめてください!
TIWとは?サービスの基本情報

TIWは、個人投資家から機関投資家に向けてアナリストレポートを提供しているリサーチ会社です。
まずは、TIWがどのようなサービスなのか確認していきましょう。
運営会社は株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
TIWの運営会社は「株式会社ティー・アイ・ダヴリュ」となり、会社概要は下記のとおりです。
社名 | 株式会社ティー・アイ・ダヴリュ |
設立 | 2000年3月15日 |
住所 | 東京都千代田区九段南1-5-6りそな九段ビル5F KSフロア(〒102-0074) |
電話番号 | 050-6865-3370(代表) |
代表者 | 藤根 靖晃 |
事業内容 | 1. 企業・産業調査、アナリストレポート等の企画・製作・発行 2. 投資教育等のセミナーの企画・実施 3. ベンチャー企業等の支援・各種サポートコンサルティング |
加盟団体 | 公益社団法人日本証券アナリスト協会(法人会員) |
ティー・アイ・ダヴリュは2000年に設立された会社です。
企業のアナリストレポートの作成が活動の中心ですが、投資教育セミナーやベンチャー企業の活動支援もしています。
住所を検索してみたところバーチャルオフィスでした。
こちらのビルの5階にあるバーチャルオフィスを会社の住所として使っていますので、実際にオフィスを所有しているわけでないです。
この部分は会社の実態に不安が残るため、ちょっとマイナスですね。
代表者は藤根靖晃
氏名 | 藤根 靖晃(ふじね やすあき) |
生年月日 | 1962年生まれ |
学歴 | 東京理科大学大学院総合科学技術経営研究科を修了(修士) |
経歴 | ・国内リテール証券の調査部 ・米国企業調査会社 ・スミスバーニー証券(現 Citigroup Global Markets Japan) |
TIWを率いるのは、代表取締役の藤根靖晃氏です。
藤根氏はスミスバーニー証券時代、中小型株およびコンピュータ・ソフトウェア分野のアナリストとして活躍し、機関投資家から高い評価を得ていたとのこと。
- 日経金融新聞(現日本経済新聞)のアナリスト人気ランキングにおいて1996年から2000年まで常に上位にランクイン
- 米Institutional Investor誌のランキングでは2000年にコンピュータ・ソフトウェア・エンターテイメント部門で第1位を獲得
上記のような経歴があります。
2000年3月にTIWを設立して以降、藤根氏は代表取締役として経営全般を統括する傍ら、アナリストとしても第一線で活動。
独自の株価評価モデルである「Fモデル」の開発者でもあり、TIWの分析思想と情報発信の中核を担う存在です。
独立性と中立性に基づいた分析が特徴
TIWの最大の特徴は「独立性」と「中立性」です。
証券会社や特定企業から資金提供を受けておらず、発行体にとって不都合な内容であっても、投資家にとって重要な情報であれば正直に伝える姿勢を貫くとのこと。
分析においては、決算説明会や直接取材などの一次情報を重視し、現場から得られる「生きた情報」をもとにレポートを作成。
そのため、投資家はTIWのレポートは特定の利害関係に影響されない客観性がメリットです。
証券会社のレポートだと、その証券会社の意向が反映されるケースがあるため、それがないのは投資家側にとって安心材料になると言えます。
TIWのアナリストレポートの評判口コミ
TIWの評判口コミは非常に少ないですが、見つかったものは高評価をしているものがほとんどでした。
上記のように好意的な意見が占めており、今回の調査では否定的な意見は見つからなかったです。
少なくとも口コミを投稿している方の意見は、「投資の参考材料として十分使える」というものでした。
口コミの総数が少ないため、信頼度には疑問が残りますが、TIWのアナリストレポートは価値の高い情報源と評価されていると推察されます。
TIWのアナリストレポートを徹底解剖!何が読める?
TIWは幅広い種類のレポートおよび情報サービスを提供しています。
- TIWアナリストレポート
- TIWモデルポートフォリオ
- IFIS/TIW コンセンサス225
- TIW レポートデータベース
ここでは、TIWが提供するレポートとサービス、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
TIWアナリストレポート
TIWアナリストレポートはTIWの主力レポートです。
独立性と中立性を重視して作成された詳細な企業・業界分析レポートとなります。
アナリストが決算説明会や取材で得た一次情報をもとに、「要旨・投資のポイント」「業績推移」「詳細分析」「会社概要」といった構成。
短時間で重要ポイントを把握できるよう工夫され、アナリストの見解も明確に提示。
投資判断に必要な情報を効率よく提供するレポートです。

年間約2,000本が発行され、約500社を定期的にカバーしており、情報の鮮度と網羅性も高く評価されています。
投資ポイントや決算内容などについて、かなり細かく書かれれていますので、レポート1つでその会社のことがざっくりと分かります。
気になっている銘柄をざっと把握したいときや、自分とは違う視点を取り入れたいときには良さそうです。
TIWモデルポートフォリオ
TIWモデルポートフォリオは、株式投資で利益を狙いたい個人投資家向けのサービスです。
専門知識がない方や忙しくて投資に時間を割けない方でも使いやすいよう設計され、TIW独自の分析ツールを活用して銘柄を選定。
「理論株価」や「市場のリスク水準」をもとに、バランスの取れた投資戦略を提示するとこのことです。
2011年からの実績があり、実際の相場で効果が検証されているため、信頼性の高い投資アイデアを受け取れます。
IFIS/TIW コンセンサス225
IFIS/TIW コンセンサス225は、日経平均株価が今後どのくらいの範囲で動きそうかを、毎週予測して伝えるレポートです。
市場全体のムードやリスクの受け止め方を分析する「インプライド・リスクプレミアム」という方法を使って、将来の株価の流れを見通すとのこと。
2009年から提供されています。
TIW レポートデータベース
TIW レポートデータベースは、これまでに発行されたTIWのアナリストレポートをまとめて検索・閲覧できるサービスです。
おもに証券会社などの金融機関向けに提供されており、過去の企業分析や業界レポートを時系列でチェックできます。
たとえば、ある企業の業績がどう変わってきたか、アナリストの見方がどう移り変わったかを確認ができます。
プロの投資家やファンドマネージャーが、より深い分析をするために活用しているツールです。
TIWのアナリストレポートをどうすれば読める?料金は?
TIWのアナリストレポートや各種情報サービスを利用する方法は、個人投資家向けと機関投資家向けで異なります。
投資家 | 料金 | 利用方法 |
---|---|---|
個人投資家 | 無料 | 提携証券会社の利用 |
機関投資家 | 有料(料金不明) | TIWとの契約 |
それぞれ詳しく確認していきましょう。
個人投資家向けレポートの料金と購読方法
個人投資家がTIWのレポートを読む方法は、おもに証券会社経由です。
GMOクリック証券やmoomoo証券、マネックス証券などの提携先に口座を開設をすれば、無料でTIWのレポート閲覧が可能になります。
例えば、moomoo証券のスマートフォンアプリでは、銘柄検索からスムーズにTIWレポートへアクセスできる設計がされていて便利です。
TIW公式サイトでも一部のレポートがサンプル公開されており、購読前に内容を確認できます。
機関投資家向けレポートの料金と購読方法
機関投資家向けには、TIWレポートデータベースを有料で提供しています。
情報ベンダー経由の配信や、ID・パスワードを利用した直接契約などがおもな契約形態です。
料金体系は非公開なため不明ですが、こうしたサービスは企業のニーズや規模に応じて個別見積もりされるケースが一般的になります。
TIWに関するよくある質問
TIWのアナリストレポートやサービスについて、投資家の方々から寄せられる可能性のある質問とその回答をまとめました。
A.「独立性」と「中立性」です。証券会社のように特定の企業から資金提供を受けていないため、フラットな目線でのレポートが提供できる点が強みとなります。
有料サービスはありません。個人投資家向けは無料サービスに限られます。
書かれている内容は難しいものではありません。最低限の株式用語(PERやEPSなど)を知っていれば問題ないと思います。
相場が開催されている日はほぼ毎日提供されているようです。提供方法はPDF形式が基本となります。
TIWのアナリストレポートはおすすめできるのか?
TIWのアナリストレポートは、『情報の独立性』を求める投資家にとって有用です。
とくに「個別銘柄の分析を効率よくしたい…」という、ファンダメンタルズ重視の投資家にとって、TIWのレポートは判断材料として非常に有効です。
無料で利用できる証券会社経由の閲覧環境も整っており、コストをかけずに高品質なリサーチにアクセスできるのも魅力の1つになります。
一方で、瞬時の売買を繰り返すトレーダーやテクニカル分析中心の投資家には、あまり役に立たないでしょう。
TIWのレポートは、しっかりと企業分析をして中長期の投資をしたい方に応えるサービスであるためです。
結論として、企業価値を見極める力を養いたい投資家や、信頼性ある情報源を探している方には、TIWのアナリストレポートはおすすめできます。
『TIW(ティー・アイ・ダヴリュ)』の口コミ
口コミ一覧