東京総合研究所という投資サービスがあります。
実は、インターネット上では「怪しい」「評判が悪い」といったネガティブな声も散見され、かなり不安になります。
この記事では、東京総合研究所のサービス内容から運営実態、リアルな評判、「怪しい」と言われる理由まで調査。
代表の大山充氏の人物像まで掘り下げて、東京総合研究所が信頼に足る投資情報かどうかを冷静に見極めます。
投資サービス選らびで失敗したくないときにご活用してください。
東京総合研究所とは?

東京総合研究所は株式投資や先物取引の投資助言をしているサービス。
とくに先物取引に強みがあります。
まずは、東京総合研究所の特徴や運営会社など、基本的な情報から見ていきましょう。
運営会社「株式会社 東京総合研究所」の信頼性
東京総合研究所を運営するのは「株式会社 東京総合研究所」です。
この会社、ちょっと怪しいところがありました。
オフィスは立派で問題なしに見えるが…
株式会社 東京総合研究所の会社概要は下記のとおりです。
東京総合研究所のHPに記載がありました。
社名 | 株式会社 東京総合研究所 |
所在地 | 〒150-0011 東京都渋谷区東3-17-15 iD EBISU 6F |
代表取締役社長 | 大山 充 |
業務内容 | 投資助言・代理業 |
登録番号 | 関東財務局長(金商)第2507号 |
会社概要には怪しいところはありません。
オフィスの写真も公式サイト上に公開されています。

小奇麗なオフィスを構えていますので信頼できそうですがちょっと待ってください。
「ん?」となるところを発見してしまいました。それがこの部分。

なんと連絡先のメールアドレスが「Gmail」です。
フリーメールでの対応はさすがに「ここ大丈夫か?」と不安が残りますね。
創業年数がおかしい!?
東京総合研究所の創業は1997年とあります。

しかし、転職サイトでは1989年設立と記載してありました。

他の転職サイトにも1989年設立と記載してありますし、なぜ年月が違うのでしょうか?
公式サイトの1997年とどっちが正しいのか分かりません。
フィナンシャルハーバー東京(FF東京)と合併している
「フィナンシャルハーバー東京(FF東京)」は2017年閉鎖した投資顧問です。
このFF東京と東京総合研究所は2010年に合併しています。

FF東京がどんな投資顧問だったかは今となってはほとんど情報がないのですが、見つかったもので判断する限り、ロクなものではなさそうです。
口コミでも悪評しかありませんでした。

以上のように、株式会社 東京総合研究所は引っ掛かる要素が多すぎて、とても信頼できるとは言えません。
運営会社はこれでは他の部分も期待できませんね。。。
代表「大山充」経歴とプロフィール

東京総合研究所の代表は大山充氏です。
大山氏は元ファンドマネージャーの投資顧問アナリストですが、調査してみたところ経歴やプロフィールに不透明なところがありました。
公式ブログによれば、プロフィールは下記のとおり。
氏名 | 大山充 |
生年月日 | 記載なし |
出身 | 東京 |
出身大学 | 記載なし |
職歴 | 大手投資銀行の為替トレーディング解析システムを開発 |
大山氏は、宇宙物理学・核融合の理論研究を経て経済分野に転身。
20年以上ファンドマネージャーとして活躍し、大手投資銀行で為替トレーディング解析システムを開発。
91年に独立後、トレンド解析システム「モンタナ」を開発し、世界市場を統計学的に分析。
フォーブス連載やFX攻略連載、「株式テクニカル分析」で日本一のアクセスを記録。2009年には「銀行投資部門コンテスト」で1位、各種セミナー講師も務める実績を持っています。
一見すると立派な肩書に見えますが、
- 大手投資銀行とはどこか?
- 「株式テクニカル分析」のアクセス記録とは?
- 「銀行投資部門コンテスト」とはどんなコンテストなのか?
このあたり調べても分かりませんでした。
とくに、大手銀行に勤めていたなら社名を出したほうが信頼性が上がると思いますが、なぜアピールしないのでしょうか?
特徴は現代統計学を活かした「モンタナシステム」
東京総合研究所の最大の特徴は「モンタナシステム」という手法です。
これは現代統計学から東京総合研究所が生み出した独自手法です。

このモンタナシステムで、未来のリスクを限定して利益を上げていくとするのが東京総合研究所の手法とのことです。
なんでも「東久邇宮文化褒賞(ひがしくにのみやぶんかほうしょう)」という賞を受賞しているそう。

名前と喪章から「天皇関係の賞?」と思ってしまいましたが、そんなことはなくただの民間団体の褒章でした。
しかも受賞条件は受賞費用を払うこと。
そのため、ネット上ではこの賞に関して「お金を払えば誰でも取得できる」「褒章ビジネスでは?」などの指摘があります。
東久邇宮文化褒賞は優れた発明や功績に対しての賞ですが、上記のような疑惑がある以上、モンタナシステムの有効性を示すものにはならないです。
つまり、” 立派そうな賞で凄そうに見せる ” という手法を使用しています。
もしかしたらその有効性は、ネットに転がっている無料ツールと変わらない変わらない可能性もあるのです。
東京総合研究所が「怪しい」と言われる理由は?口コミ・評判から検証
なぜ東京総合研究所は「怪しい」と言われてしまうのでしょうか。
その理由を、具体的な口コミや評判から探っていきます。
評判・口コミは酷評まみれ
東京総合研究所の評判を調査してみたところ、下記のような酷評祭りでした。





とくに、代表の大山充氏の買い煽りや暴落煽りが酷いとの声が目立ちます。
煽り内容もまったくの的外れ。
そのせいで「数百万円を損した!」という口コミも多数ありました。中には資金のほとんどを失ってしまったか方も…。
ですが、予想が外れようが当たるまで発言し続けるのが大山氏だそう。
まるでインチキチ占い師ですね。面の皮が厚すぎます。
こうした酷評が多い部分が、「怪しい」と言われる理由の1つになっているのは間違いないでしょう。
投資顧問の実績が不明
東京総合研究所には、4つの投資顧問コースがありますがどれも実積が開示されていません。
公式サイトを確認してもどのくらいのパフォーマンスを上げているのか不明です。
この不透明さも怪しいという噂に繋がっていると思います。
TikTokに「なんでなん?」と煽り動画を投稿
東京総合研究所はTikTokでも情報発信しています。

ここで「なんでなん?」という動画を投稿し、バズりました。
動画は、美人アナウンサー?が「個別株のほうが儲かるのにNISAで投資信託を買うのなんでなん?」という、新NISA民を煽るような内容です。
これに対して、煽られた新NISA民の方々の反論コメントがついています。

筆者も動画を視聴しましたが、「新NISAでも個別株に投資できるのに触れないのはなんでなん?」と思いました。
明らかに新NISAを貶めて、自分のサービスに誘導したい意図が透けて見えます。
こうしたやり方も怪しいと言われる理由になっているのでしょう。
東京総合研究所の提供サービス
東京総合研究所には有料と無料のサービスがあります。
ここでは、それぞれのサービスを紹介していきます。
有料サービスの料金とコース内容
東京総合研究所は、株式と先物の4つの有料サービスを提供しています。
コース名 | 料金(税込) | 契約期間 |
---|---|---|
株式コース | 会費:346,500円 / 年成功報酬:利益額の22% | 1年間 |
日経平均先物OPコース | 会費:346,500円 / 年成功報酬:利益額の22% | 1年間 |
先物OPトライアルコース | 会費:165,000円 成功報酬:なし | 利益100万円達成3ヵ月 |
プレミアムコース | 会費:15,000円 / 月成功報酬:なし | – |
株式コース
株式コースは中長期的な利益を目指して推奨銘柄の紹介が受けられるサービスです。
上昇だけでなく下落時の対処方法も学べるとのこと。
最低資金は300万円から参加可能で、対象者は下記のような方です。

最低300万円が必要ですので、始めるための敷居がかなり高いですね。
対象者はある程度の資産がある方でしょうか。
始めるための敷居を下げて、窓口を広げている投資顧問とは真逆だと印象を受けました。
日経平均先物OPコース
日経平均先物OPコースは、先物取引とオプション取引の戦略を学ぶコースです。
先物取引とオプション取引の併用により、相場への柔軟性が向上し、収益が拡大できるとのこと。
最低資金は300万円から参加可能で、下記のような方におすすめです。

こちらも最低資金が300万円からですので少額の資金を増やすのではなく、まとまったお金を運用したいとき向きです。
先物OPトライアルコース
先物OPトライアルコースは、東京総合研究所の「先物取引+オプション取引戦略」のトライアル版です。

最低資金150万円・料金165,000円と従来の「日経平均先物OPコース」より、必要費用が抑えられているのが特徴です。
また、成果報酬もありません。
ただし、それでも最低資金が150万円ですので入会しやすいとは言えないですね。
プレミアムコース
プレミアムコースは投資に役立つ情報がメールで配信される月額制サービスです。
下記のような内容のメールが週3~5回配信されるとのこと。

最低資金や成果報酬などもなく、東京総合研究所で入会の敷居は一番低いサービスです。
ただし、月額16,500円しますのでそれだけの情報が配信されているのかは別問題ですが…。
無料サービスの内容
東京総合研究所には、下記のような無料サービスもあります。
- YouTube
- 株ブログ
- ライブラリー
- LINEとメルメガ
それぞれ確認していきましょう。
YouTube

YouTubでは12.8万人の登録者数のチャンネルを運営しています。(2025年5月時点)
動画内容は、代表の大山充氏が日々のマーケットについて解説するものが中心のようです。

「買い煽り」や「暴落煽り」に近い表現のタイトルの動画も結構多いです。
過激なタイトルで目を惹いて視聴回数を稼ぐスタイルのようですね。
そのため、YouTubeチャンネルには一部批判が集まっています。
株ブログ
代表の大山充氏はブログでの情報発信もしています。

ブログ内容は現在の相場について大山氏の見解がシンプルにまとめられています。
投稿が2007年からとのことでその継続性は立派です。
ただ、背景が黒一色なのは怪しく見えますし、読みにくいですね。
ライブラリー
ライブラリーは東京総合研究所の記事が掲載される場所です。
「日経平均先物の初心者向けの記事」や「儲からない投資方法」などの記事があります。

LINEとメルメガ
東京総合研究所はLINEとメルマガでもサービスを提供しています。
- リアルタイムの相場状況が届く:LINE
- お得な情報が定期配信される:メルマガ
詳しい情報は公式サイトに掲載されていなかったため、詳細は不明ですが、LINEはリアルタイムでその日の市場ニュースなどが届くのだと思います。
メルマガはサービスの割引情報や、新サービスの情報が配信されるのではないでしょうか。
【調査結果報告】東京総合研究所は怪しすぎる投資顧問だった!
東京総合研究所はまったくおすすめできない投資顧問です。
市場での評価が非常に低く、「暴落煽り」「当たらない」「高額」といった批判が多く寄せられています。
代表の大山充氏の経歴や発言にも不透明さが見られ、損失やサービス内容への不満が頻発。
そのため、利用してしまうと金銭的リスクを伴う可能性が高いでしょう。
投資サービスを検討するなら、もっと他の選択肢を探すことを強く推奨します。
『東京総合研究所』の口コミ
口コミ一覧
ガッデム太郎
匿名
ゴールデンデンボー
匿名
かかし
名無し
たろ
名無し
名無し
被害者
被害者
名無し
名無し
名無し
名無し
名無し
名無し
名無し
名無し
名無し
北キツネ
名無し
名無し
名無し
名無し