メタバース銘柄について
メタバースが投資家から注目を集める理由
メタバースは投資家から注目を集めている投資テーマのひとつです。
注目を集めた大きな理由は、2021年にフェイスブックが発表した「SNS企業からメタバース企業への転換」という発表。社名をフェイスブックからメタ・プラットフォームズに変更し、連日ニュースに取り上げられました。
一気に株式市場で注目されるようになったメタバース。大手株式情報サイト「株探」や「みんかぶ」では、メタバースは常に注目テーマランキングTOP10入りをしています。
最近ではShinwaWiseHoldings(2437)が2月14日に日本発のメタバース「江戸バース(Edoverse)」へ子会社を通じて製作に取り組むことを発表し、その期待から株価を右肩上がりに上昇させています。
2022年になったいまもなお熱い視線が注がれるメタバース。
本記事ではメタバースの本命株と出遅れ株を日本株・米国株に分けて紹介。「今からメタバース銘柄を購入しても大丈夫なの?」といった投資タイミングや、メタバース事業の今後の将来性について解説していきます。
メタバース関連銘柄の本命株6選
メタバース銘柄には様々な分野の企業が関連しています。
・プラットフォームの構築、運営(IT企業、ゲーム会社など)
・コンテンツ、アバターへの課金、販売(ゲーム、音楽、映像会社など)
・仮想空間の開発ソフト、開発機材、3Dゴーグルなど必要機材(IT企業、半導体企業、電気機器会社など)
幅広い分野の中から株価の伸びが期待できる“メタバースの本命銘柄”と名高い企業を紹介していきます。
■メタバース関連銘柄の本命~日本株~
グリー(3632)
グリーは「インターネットを通じて、世界をより良くする。」をミッションとした総合インターネット企業。
2021年8月からはメタバースに本格参入を表明し、プラットフォーム事業を手掛けています。スマホ1台で自分の理想の姿に変身でき、24時間いつでもバーチャルライブを配信できるバーチャルライブ配信アプリを提供。
仮想空間内で行われる音楽ライブや展示会、上演会などを実現するためのプラットフォームを提供しています。
グリーでは今後2~3年でメタバース事業に100億円規模の事業投資を予定しています。メタバースが浸透していくと共に、グローバルで数億人のユーザー獲得が期待できるでしょう。
ソニー(6758)
ソニーは主にゲームを軸にしたメタバース事業に力を入れています。
2022年2月に自社開発のメタバースサービスを立ち上げたEpic Gamesに総計45億ドル(約5850億円)を出資。さらにアメリカのゲーム会社「Bungie」を買収。
5月18日に開かれた2022年度経営方針説明会では、PlayStation Studioでも2025年度までにメタバース空間に対応したタイトルを10以上投入する計画を打ち出しています。
ソニーはメタバース空間との親和性が高いVRシステムも手掛けています。開発中の次世代VRシステム“PlayStation VR2”は「仮想空間に入り込むためのキーデバイス」として紹介。
PlayStation VR2は内蔵カメラを用いて、装着者の視線の動きを検出する機能を備えています。「プレーヤーの視野を中心に、映像を高解像度で描写する技術を用いており、体験価値向上に繋がる」と言います。
ソニーは米国のメタバース関連企業に投資しつつ、自らもメタバース事業を興しています。
パナソニック(6752)
「パナソニックがメタバース事業に本格参入」
海外大手メディアが報じたこのニュースは大きな話題を集めました。
2022年1月、パナソニックの100%子会社である株式会社Shiftallが、世界最大級のテクノロジー展示会「CES」にてメタバース関連の商品を3本同時にリリース。
・メガネ無しでも視力調整ができるVRゴーグル
・超小型遮音室を提供する口腔デバイス
・メタバース空間の寒暖差をリアルに感じ取るモーションデバイス
株式会社Shiftallのデバイスは、ユーザーがメタバース世界をより快適に、より楽しめるように設計されています。
株式会社Shiftallはすでに、開発リソースの7割近くをメタバース関連製品に投じていると言います(今後さらにその割合は上がる見込み)。
パナソニック子会社の製品はすでにメタバース業界で高い評価を受けており、大ヒット商品が生まれる可能性も十分に考えられます。
■メタバース関連銘柄の本命~米国株~
メタ・プラットフォームズ(FB)
メタ・プラットフォームズは、メタバース銘柄の本命株です。
2022年に約300億ドル(約3.9兆円)前後の設備投資を予定しており、自社が抱える億単位のユーザーを同時に収容することができる仮想ネットワークの構築を実現させようとしています。
VRヘッドセットを装着し、自分で作成したアバターでバーチャルワールドに参加できる「ホライズン・ワールド」。ビジネス会議用VRである「ホライズン・ワークルーム」は既にサービスを開始中。
フェイスブックで約30億人のユーザーを獲得しているメタにとって、メタバースのビジネス活用は他社に比べて頭ひとつリードしています。
ロブロックス(RBLX)
ロブロックスは全世界で2億人以上のユーザーが登録しているゲーミングプラットフォームです。
現状、メタバースに最も近いのがオンラインゲームの世界だと言われています。仮想空間に自分のアバターを投入する仕組みが共通しているためです。
ロブロックスはユーザーが独自にゲームを開発できて、他のユーザーもそのゲームで遊べる仕組みを提供。自作のゲームから収入を得ることも可能なことから「ゲーム版YouTube」とも言われています。
ロブロックスは日本での知名度はまだ低いかもしれませんが、海外での人気は高いです。
2021年3月のブルームバーグの報道によると、ユーザーは1日平均で2.8時間をロブロックス内で過ごしているとのこと。
ロブロックスはすでにオンラインゲームのプラットフォームとしての地位を確立しています。
米Spotifyはロブロックスへの参入を決め「Spotify Island」と呼ばれるインタラクティブ空間を提供。オンライン空間を通じて、音楽を作ったり、限定バーチャルグッズを手に入れたりできるようになっています。
ロブロックスは既に多くのユーザーを抱えており、その事業も“オンラインゲーム”なのでメタバースとの親和性が高い本命株のひとつと言えます。
エヌビディア(NVDA)
NVIDIAは大手半導体メーカーでGPUの業界最大手です。
メタバース空間を構築するためには、現実世界でグラフィック技術や空間を維持するパーツや製品が必要です。NVIDIAはGPUや半導体の供給を通じて、メタバース空間の構築に寄与します。
ほかにもNVIDIAは「オムニバース」という仮想空間のプラットフォームを提供しています。
オムニバースの中ではゲームや建築で用いる3DCG制作ツールが異なっていても、一緒に作業が行なえます。ロボットや自動車などの製造業に向けたシュミレーションが行なえたりと、活用範囲は広いです。すでにドイツBMWやスウェーデンEricsonがオムニバースを利用しています。
メタバース空間であれば、リアルに近い条件でシミュレーションすることも可能。製造業界がメタバースを活用すれば、コスト削減や業務の効率化、リスク回避などを実現させられるでしょう。
メタバース空間を構築するための製品を提供するNVIDIAは、事業成長の余地が大きいと言えるでしょう。
以上、メタバースの本命株を日米それぞれ3銘柄ずつ紹介しました。
メタバース関連銘柄は今後の値上がりが期待できるテーマ株の筆頭。大手株式情報サイトでもメタバースは「注目テーマ株」として常にTOP10にランクインしています。
余談になりますがテーマ株投資は銘柄を選ぶのと同じくらい、売買タイミングも重要になります。
テーマ株は、一度注目が集まると値動きが大きく・速くなりがち。
時にはテクニカル指標全般が機能しなくなるほど、個別市場の過熱感が増してしまうことも。
小手先だけのテクニックでは対応しきれない局面も自然と多くなるのではないでしょうか。
ですが最近では、銘柄選びから売買タイミングまで教えてくれる投資情報サービスが話題を集めています。
当サイトで特に評判になっているのが、実践的な投資ノウハウを教えているJ.P.モルガン出身の『凄腕投資アドバイザーの公式LINE』。
「投資初心者だけど150万円だった資金を2190万円まで増やせた」とユーザーからの口コミ評価も上々です。
親身になって対応してもらいました。株初心者の自分でも少しづつ勝てるようになり、150万円だった資金を2190万円まで増やせています。
投資家として真に自立を目指すなら、こういった投資情報サービスを使ってみるのも一つの戦略と言えます。
まだ間に合う!メタバースの出遅れ株4選
メタバース事業を行なっているが株価への動きが少ない、もしくは今後メタバース事業の参入が考えられる出遅れ株を紹介します。
■メタバース関連銘柄の出遅れ株~日本株~
トーセ(4728)
トーセは家庭用ゲームソフトの開発・制作を請け負う専業最大手です。
2021年年末、トーセの代表取締役会長兼CEO 齋藤茂が、京都新聞のコラムでメタバース参入の意欲を表明。
トーセはメタバースで必要なコンテンツ制作の技術を有しており、元祖メタバースといわれるSecond Lifeでは、多くの企業の制作を担当した経歴もあります。
2022年5月には、京都市及びANAホールディングス、グループ会社のANA NEOとメタバース事業に関する連携協定を結びました。
しかし株価はこれらのニュースに対する反応は鈍く、6月9日時点で株価は昨年と同水準に落ち着いています。
ジィ・シィ企画(4073)
ジィ・シィ企画はキャッシュレス決済システムの開発、保守、運用などを手掛ける会社です。
2022年4月、アバターを利用して健康増進を促すヘルスケアアプリ「NUCADOCO」のブランドサイトをオープンしました。
今後様々なメタバースサービスとの連携を予定しているとのことですが、発表後株価は元に戻しています。
アバターと企業、個人をメタバース空間でつなぐ技術は働き方が大きく変わっている日本にとって伸びしろがある事業です。
株価が元に戻っているタイミングの今は出遅れ株といえるでしょう。
■メタバース関連銘柄の出遅れ株~米国株~
アップル(APPL)
アップルは今のところメタバースに関しては公式に何も発表しておらず、静観を貫いています。
しかし既にiPhoneやiPadで高いAR技術を持つ同社がメタバースに参入してくるとした場合、大きな話題となり株価もさらに上がることが考えられます。
ウォルマート(WMT)
ウォルマートはスーパーマーケットチェーンを運営している会社ですが、2022年2月にNFT(非代替性トークン)コレクションによりメタバースに参入し、独自の暗号通貨を開発する方針と発表しています。
メタバース内で家具や装飾品などを販売するとみられています。
発表後に株価は多少上昇しましたが、その後本業の決算が悪く大きく下落。このタイミングでは出遅れ株といえるでしょう。
メタバースとは何なのか?基本から説明
メタバースは様々な捉え方がされていますが、簡単に言うと仮想で作られた空間のことを指しています。
自分のアバターをゲーム内に作って島の住民たちと交流を楽しむ“どうぶつの森”はメタバースの代表的な例のひとつです。
近年はインターネットに作られた空間に自身のデータ(アバター)を送って、人と一緒に娯楽を楽しんだり、経済活動を行なったりする世界のことを「メタバース」と指すことが多いです。
メタバースはこれまでの人の過ごし方や生活様式を一変させる可能性を秘めています。その変化の破壊力は「インターネットが登場した時以来」と呼ばれることも。
例えばこれまでは通勤電車に乗って、会社に行って、自分のデスクでPCを開いて仕事をするという“普通の働き方”が一般的でした。
しかしメタバースが浸透するとその働き方は古くなるかもしれません。
自宅でVRゴーグルを付けて仮想空間に作られた会社にアクセスすると、メタバース世界に用意されたPCが自動で出てきます。現実世界でマウスを転がす動作をするとメタバース上のマウスが反応し、キーボードを叩く動作をすればメタバース上のキーボードは打ち込みを開始します。
ほかの社員も同様に仮想の会社に勤務しており、ミーティングを開きたくなったら別に用意された仮想空間に瞬時に移動するなど、すべての行動がメタバース空間で可能に。
現実のオフィスは不要。メタバースを通じて“インターネット”という無限のスペースを活用した経済活動が当たり前となります。
またメタバース空間と現実のデバイスが繋がることで、メタバース空間で行った動作は現実世界でも適用されると言われています。
仮想空間に患者のデータを完全に再現させ、医師の動きをロボットにトレースさせることで遠隔手術すら実現可能です。
メタバースはこれまでの人間の経済活動、生き方、価値観を一変させる可能性を秘めています。
インターネットの登場でITバブルが起きた時のように“メタバースバブル”が起きることを考えれば、関連企業に投資する期待値は非常に高いと言えるでしょう。
メタバース銘柄の将来性
メタバースの市場規模や社会に与えるインパクトから、メタバース銘柄の将来性を見ていきます。
■メタバースの市場規模は100兆円以上に成長が見込まれている
カナダのリサーチ会社Emergen Researchの発表によると、世界のメタバース市場は2020年に476.9億米ドル(約6兆2000億円)に達したとされています。
今後は年平均で43%と急速に成長し、2028年には8289.5億米ドル(約107兆7000億円)となるとの予想。
2020年のメタバース市場規模6兆から約17倍の成長可能性を秘めています。
■メタバースのメリット
メタバースメリット1つ目は、移動コストをかけずに非日常の体験が得られることです。
世界旅行やテーマパーク、音楽イベントなど、現実世界では外にでかけて体験していたものが、メタバースの世界に入るだけで体験できるようになります。
またオンラインゲームなどの仮想的空間をまるで現実世界のように体験できるようになるでしょう。
2つ目のメリットは現実に近いコミュニケーションや経済活動ができることです。
メタバースの世界では、遠くに住む友人と同じ空間にいるかのようにコミュニケーションをとれます。メタバースの中で仕事をしてお金を稼ぎ、そのお金で物を買い、またそのお金を現実世界で使うなど、現実世界とほぼ同じ経済活動も行えます。
最後のメリットは見た目の差別が存在しない世界になるということです。
現実世界では、見た目や人種、年齢や性別、障害の有無などがその人に対する印象を大きく左右します。
しかしメタバースの世界ではそれが一切なくなり、アバターを使うことでなりたい自分としてふるまえるようになります。
■メタバースのデメリット
メタバースのデメリットの1つ目は、世界への没入感が高く依存症になってしまう可能性があることです。
人によっては、現実世界より居心地がよいものになってしまうかもしれません。現実世界との逆転現象が起きてしまう可能性も考えられるでしょう。
デメリットの2つ目は、法整備などが行き届いておらずまだ安全とは言い切れない世界であるということです。
オンラインゲームなどで比較的入りやすいメタバースでもありますが、法に完全に守られている安全な世界ではないということを認識し、自らが良識をもって行動することが求められます。
■ウォーレンバフェットがメタバース関連銘柄を購入
2022年4月30日、ウォーレンバフェット率いるバークシャーハサウェイは、ゲーム大手の「アクティビジョン・ブリザード(AVTI)」を取得したことを発表。
アクティビジョン・プリザードは、マイクロソフトがメタバースへの参入を見据えて買収を予定している銘柄です。
バフェットはマイクロソフトが買収で提示する取得価格と実際の株価の差額で利益を狙うマージャー・アビードラージ(合併裁定取引)を狙って同社の株を取得したと言われていますが、その買収が成功するかはまだわからないとされています。
もしマイクロソフトが買収に失敗したら、アクティビジョン・プリザードはメタバース銘柄であるため、バフェットが所有するメタバース関連銘柄となるでしょう。
メタバース銘柄に投資するタイミング
2022年6月現在、メタバース銘柄に投資するのは遅くはありません。
大手企業が次々にメタバース事業への参入を表明しており、理想が現実化に向けて着々と動き始めています。株価高騰も十分見込めます。
ただし注意するポイントが1つ。
今後は企業のメタバース関連事業の売上や業績を見て売買判断する必要があるということです。
フェイスブックが2021年10月に会社名をメタ・プラットフォームズに変更した際、メタバースが市場で注目され、その時メタバース関連銘柄はこぞって大きく上昇しました。
当時は将来の見通しを期待した“理想買い”が優勢で、メタバースに関連さえしていれば何も考えずに株価は上昇していました。しかし少し時が経って状況は変わってきています。
現在のメタバース銘柄は、メタバース関連事業のみで採算が取れているものはほとんどありません。株価が上がったとしても「理想買い」をされている段階の銘柄が多いです。
これから始まるのは“現実買い”のターン。実際の業績や売上、市場の反応などを見て銘柄を選定する必要があります。
理想買いで一旦下げたメタバース関連銘柄に現実買いで投資をしていく場合、タイミングとしてはまだ間に合う、むしろこれからのタイミングだといえるでしょう。
メタバース空間を構築する製品の材料である「パワー半導体関連銘柄」も要注目です。
メタバース銘柄の見つけ方・スクリーニング方法
メタバース銘柄は大手株式情報サイトから「テーマ株一覧」を見るのが手っ取り早いです。
株探やみんかぶでは「メタバース関連銘柄」が一覧でまとめられています。
メタバース関連銘柄を見つけたあとは、事業内容やメタバースに関する事業計画などを企業HPなどから個別に確認しておきましょう。
銘柄選定時に確認しておきたいポイントは4つ。
①メタバースのどの分野で事業を行っているのか
ライバル会社の多さや強さ、参入市場の市場規模を確認します。
・プラットフォームの構築、運営
・コンテンツ、アバターへの課金、販売
・仮想空間の開発ソフト、開発機材、3Dゴーグルなど必要機材
②既にその会社はメタバース参入に有利なものを持っているのか
億単位のユーザーやコンテンツの権利など、環境さえ整えばマネタイズの障壁が他社より低くなるものを持っているかどうか
③メタバースの事業はその会社のメイン事業なのか、他にも事業を行っているのか
・メタバースが失敗すると終わりなのか、会社としてリスク分散できているか
・既にメタバース事業で売上を上げているのか
④メタバース関与のレベル
参入の検討段階なのか、投資金額はどれくらいの規模なのか、協業か単独か
これらの項目に注意しながら、自身のリスク許容度と照らし合わせて銘柄を探していくとよいでしょう。
メタバース関連のETFを紹介
メタバース業界の発展に期待している人は、メタバース関連銘柄で構成されたETFに投資するのも一つの手です。
2022年6月現在、メタバース関連のETFは主に3つ。
・METV (The Roundhill Ball Metaverse ETF)
・MTVR (Fount Metaverse ETF)
・VERS (ProShares Metaverse ETF)
METV (The Roundhill Ball Metaverse ETF)
METVは2021年6月に新設されたばかりファンドです。運用を担当するのはRoundhill社。
Roundhill社は2018年創業の投資会社で革新的なテーマ型ETFを中心に発行・運用します。
METVはメタバースに関連する事業を行う43銘柄で構成されています。
会社名 | ティッカー | 比率 |
---|---|---|
META PLATFORMS INC | FB | 9.24% |
ROBLOX CORP | RBLX | 7.85% |
NVIDIA CORPORATION | NVDA | 7.67% |
MICROSOFT CORP | MSFT | 7.24% |
UNITY SOFTWARE INC | U | 4.47% |
SEA LTD | SE | 4.27% |
AUTODESK INC | ADSK | 4.25% |
APPLE INC | AAPL | 3.97% |
QUALCOMM INC | QCOM | 3.79% |
TAIWAN SEMICONDUCTOR MFG LTD SPONSORED ADS | TSM | 3.77% |
運用資産額:5億5100万ドル
設定日:2021年6月30日
経費率:0.59%
構成銘柄数:43
運用会社:Roundhill社
3ヶ月トータルリターン:-13.79%
年初来トータルリターン:-39.46%
(2021/6/9時点 参考:https://www.roundhillinvestments.com/etf/metv/)
METVが分類したメタバースのカテゴリー(開閉)
<コンピューティング>
メタバースをサポートするためのコンピューティングパワーを提供する企業
<ネットワーキング>
消費者にリアルタイム接続、高帯域幅、およびデータサービスを提供する企業
<仮想プラットフォーム>
ユーザーや企業がさまざまな体験を探索、作成、社交、参加できる、没入型のデジタルシミュレーション、多くの場合3次元シミュレーション、環境、世界を開発および運用している企業。
<インターチェンジスタンダード>
メタバースの作成、運用、および継続的な改善を可能にするツール、プロトコル、フォーマット、サービス、およびエンジンを構築している企業。
<決済>
デジタル決済プロセスと運用のサポート。これにはデジタル通貨と金融サービスを純粋にプレイするための法定紙幣が含まれます。
<コンテンツ、資産、およびIDサービス>
ユーザーデータおよびIDに関連する、仮想商品や通貨などのデジタル資産の設計/作成、販売、再販、保管、安全な保護、および財務管理。
<ハードウェア>
メタバースへのアクセス、相互作用、または開発に使用される物理的なテクノロジーとデバイスの販売とサポート
MTVR (Fount Metaverse ETF)
MTVRは2021年10月に新設されたファンドです。運用を行うのはExchange Traded Concepts社。
Fount社は韓国を拠点とする「投資ロボアドバイザー」を提供するスタートアップ企業です。
MTVRの銘柄は独自のAIアルゴリズムを利用して未来1年間の収益を予想し、メタバース関連のサービスまたは製品から収益の50%以上を得ることが期待される企業のみが組み入れられています。
会社名 | ティッカー | 比率 |
---|---|---|
APPLE ORD | AAPL | 16.36% |
ALPHABET CL A ORD | GOOGL | 6.00% |
META PLATFORMS CL A ORD | FB | 4.95% |
SEGA SAMMY HLDG ORD | 6460 JP | 3.21% |
TAKE-TWO INTERACTIVE SOFTWARE INC | TTWO | 3.11% |
ORIENTAL LAND ORD | 4661 JP | 2.76% |
KONAMI HOLDINGS ORD | 9766 JP | 2.74% |
NEXON CO. LTD | 3659 JP | 2.72% |
ELECTRONIC ARTS INC | EA | 2.63% |
NTES-S ORD | 9999 HK | 2.62% |
運用資産額:897万ドル
設定日:2021年10月28日
経費率:0.70%
構成銘柄数:50
運用会社:Fount社
3ヶ月トータルリターン:-3.57%
年初来トータルリターン:-23.74%
(2021/6/9時点 参考:https://fountetfs.com/product/mtvr)
MTVRの組み入れ銘柄は毎年リバランスされます。
VERS (ProShares Metaverse ETF)
VERSは2022年3月に新設されたファンドです。ProShare社によって運用されています。
ProShare社は米国で初めてビットコイン先物ETFの承認も受けたこともある運用会社です。
VERSはドイツを拠点にするインデックスプロバイダーのSolactive社が運営する「Solactive Metaverse Theme Index」という指数と連動しています。
会社名 | ティッカー | 比率 |
---|---|---|
VUZIX CORP | VUZI | 4.88% |
HIMAX TECHNOLOGIES INC-ADR | HIMX | 4.79% |
PTC INC | PTC | 4.57% |
ALPHABET INC-CL A | GOOG | 4.43% |
マイクロソフト株式会社 | MSFT | 4.30% |
METAPLATFORMSINC-クラスA | FB | 4.22% |
AMAZON.COM INC | AMZN | 4.21% |
Apple | AAPL | 4.11% |
CEVA INC | CEVA | 4.05% |
Take-Two Interactive Software, Inc. | TTWO | 4.01% |
運用資産額:805万ドル
設定日:2022年3月15日
経費率:0.58%
構成銘柄数:40
運用会社:ProShares社
1ヶ月トータルリターン:-18.70%
年初来トータルリターン:-9.03%
(2021/6/9時点 参考:https://www.proshares.com/our-etfs/strategic/vers/)
『メタバース銘柄』の口コミ
口コミ一覧
名無し
名無し
名無し
名無し
名無し
名無し