【資産350億円】伝説の投資家cisとは?投資哲学・経歴・評判を徹底解説

【資産350億円】伝説の投資家cisとは?投資哲学・経歴・評判を徹底解説

「一人の力で日経平均を動かせる男」。

そんな冗談みたいな異名を本気で背負うのが、個人投資家のcis(シス)氏です。

資産は350億円超。2005年の「ジェイコム誤発注事件」では、わずか10分で6億円を稼ぎ出すという伝説を残しました。

「結局、才能と運に恵まれた人の話でしょ?」
「資金力のない自分には真似できない…」

そう思うのも自然です。

けれど、cis氏の投資哲学には、凡人でも取り入れられる「勝ち残るための思考法」が凝縮されています。

この記事では、謎めいた投資家cis氏の素顔から、資産350億円を築いた投資哲学の核心、そして世間からの賛否入り混じる評判まで徹底解説します。

記事を読み終える頃には、あなたの投資活動に新しい視点と武器を与えることを約束します。

伝説の投資家cisとは何者か?その驚きの素顔に迫る

出典:X

一体、cis氏とはどのような人物なのでしょうか?

そのプロフィールから、資産350億円に至るまでの軌跡、そしてSNSで見せる意外な一面まで、cis氏の素顔に迫ります。

cisのプロフィール|本名・年齢・経歴は?

cis氏の本名や顔写真は公開されていませんが、公表されている情報をまとめると以下のようになります。

本名非公開
生年月日1979年(推定46歳)
学歴法政大学卒
職業個人投資家

株式投資を始めたのは2000年のときであり、初期資金は300万円だったとのこと。

この初期資金300万円の多くはパチンコで稼いだものだそうです。

すでにこの時点で、確率と期待値を追い求めるギャンブラーとしての片鱗が見え隠れしていますね。

エリート街道まっしぐらの金融マンとは一線を画す、なんともアウトローなスタートです。

資産350億円までの軌跡を辿る

cis氏の投資家人生は、決して順風満帆なスタートではありませんでした。

むしろ、絵に描いたような失敗からの幕開けでした。

当時のcis氏は、多くの個人投資家が教科書で学ぶ「割安株の長期保有」という、いかにも堅実そうな手法を実践していました。

しかし、市場はそんな甘っちょろい教科書通りには動いてくれません。

最初の1年ほどは負け続け、300万円あった資産は104万円までになり、トータルで1,000万円以上負けたそうです。

出典:日興フロッギー

そんなcis氏の転機となったのが、「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」のオフ会への参加です。

そこで、億単位の利益を上げている猛者たちほど、長期投資家ではなく、日々の値動きだけを追う短期トレーダーであることを知ります。

以降、cis氏は長期投資家から短期トレーダーに転身し、その才能を開花させ、爆発的に資産を築き上げていくことになるのです。

cis氏のトレードで有名なのが「ジェイコム男」事件でしょう。

これは、みずほ証券(当時)の担当者が、新規上場したジェイコム株の「61万円で1株売り」という注文を、誤って「1円で61万株売り」と入力してしまったというとんでもない事件です。

cis氏はこのミスプライスを見逃さず、即座に3,300株を購入。わずか10分たらずで約6億円の利益を手にしたのです。

この事件を機に資産は数十億円規模に膨れ上がり、その後も勝ち続け、資産総額は2018年時点で230億円を突破します。

出典:ダイヤモンド・ザイ

現在では推定350億円規模といわれています。

X(旧Twitter)から見える意外な人物像

出典:X

cis氏ですが、X(旧Twitter)では意外と人間味あふれる一面を覗かせています。

フォローワー数70万人以上のアカウント(@cissan_9984)では、日々の相場観や取引結果はもちろん、投資に関する哲学、時事ネタをかなりオープンに発信しています。

とくに注目すべきは、失敗した取引についても包み隠さずポストしている点です。

これらの投稿は、cis氏が決して百戦百勝しているわけではなく、市場の荒波に揉まれ、悩み、時には大きな損失を出しながらも戦い続けている一人のトレーダーであることを示しています。

また、オンラインゲームに数千万円単位をつぎ込むという「課金中毒者」ぶりも報告しています。

このように、cis氏のXではカリスマ投資家でありつつも、完璧超人ではない部分が垣間見えます。

そうした部分に、親近感(?)を感じる人が多数おり、70万人以上のフォロワーを惹きつけているのでしょう。

出版した投資本をチェック

2018年には『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』を出版しています。

出典:Amazon

この本は、「こうすれば勝てる」といった安直な手法を解説したものではありません。

cis氏が20年近い歳月をかけて築き上げた、投資で勝ち続けるための「思考法」そのものが言語化されています。

本能に打ち勝ち、仮説を立てて検証し、常に客観的に自分を見つめ直す。

そんなcis氏の哲学が凝縮されており、多くの投資家から高く評価されています。

出典:Amazon

資産350億円を築いたcis流「投資哲学」の3つの神髄

では、cis氏を常勝たらしめる投資哲学とは、具体的にどのようなものなのでしょうか?

その根幹をなす「3つの神髄」を解き明かしていきましょう。

これを理解せずして、cis氏を語れませんから。

神髄①:「上がっているものは上がり続ける」と考える

cis氏の戦略の根幹は、驚くほどシンプルです。

それは、「上がっているものは上がり続け、下がっているものは下がり続ける」という信念に基づいた、徹底的な「順張り」スタイルです。

多くの個人投資家は、株価が下がると「安くなった!お買い得だ!」と考えて買いたがります。

いわゆる「逆張り」や「押し目買い」ですね。

しかしcis氏は、この思考を真っ向から否定します。

cis氏にとって、株価が下がっているという事実は、「その銘柄が市場から評価されていない」という何よりの証拠です。

そんなものに手を出すのは、沈みゆく船にわざわざ乗り込むようなものだと考えており、むしろ売りの場面なのです。

出典:ダイヤモンド・ザイ

よって、cis氏は下記のような戦略を取っています。

  • 新高値での買い:すでに上昇トレンドにある銘柄が、さらに過去最高値を更新したタイミング(新高値)で買う
  • 押し目買いの否定:株価の下落は上昇トレンドの終わりと判断して買いを否定

神髄②:感情を排除する「損切り」のルール

cis氏は損切りの鬼でもあります。

株価が逆行したら即売り、ナンピンなど言語道断なのです。

「損切りだけが身を救う」という考えです。

プライドや執着から、損失の出ているポジションに固執してしまうのが人間の性です。

しかし、cis氏はその感情を完全に切り離し、損失をシステムの一部として機械的に処理します。

この徹底したリスク管理こそが、1つの大きな負けで市場から退場することなく、長く勝ち続ける土台になっているのです。

神髄③:勝てるゲームにのみ参加する「期待値」思考

市場を「期待値のゲーム」と捉えるのがcis流です。

cis氏は麻雀やポーカーで鍛えた確率思考をそのまま株式市場に応用しています。

プロのギャンブラーのように、不完全な情報の中から、確率論的に最も有利な選択(期待値が高い選択)をし続ける、という思考法を市場に持ち込んでいるのです。

cis氏は1つ1つのトレードを「絶対に勝つべき戦い」とは考えていません。

あくまで、長期的に見てトータルでプラスになればよいという考えなのです。

そして、それは期待値が高い選択をし続ければ、達成できるというわけですね。

よって、オッズが不利になれば即撤退、有利なときだけ全力を出します。

投資を「運任せ」ではなく、「計算されたギャンブル」と定義しているのがcis氏の戦略の特徴です。

投資家cisのリアルな口コミ・評判

さて、そんな伝説的なcis氏ですが、世間の投資家たちはcis氏をどのように見ているのでしょうか?

崇拝するような声から、手厳しい批判まで、リアルな口コミ・評判を見ていきましょう。

ポジティブな口コミ・評判

当然、その圧倒的な実績と独自の哲学には、称賛と尊敬の声が数多く寄せられています。

投資哲学を支持

やはり、その実践から裏打ちされた投資哲学に感銘を受け、自身の投資のヒントにしているという声が非常に多いです。

机上の空論ではなく、実際に巨万の富を築いた人物の言葉には、圧倒的な説得力があります。

売買判断の早さが常人でないと絶賛

cis氏のトレードの真骨頂である、判断の速さと勝負勘を絶賛する声も後を絶ちません。

大きなチャンスを逃さない嗅覚と実行力は、多くの投資家の憧れの的です。

「勝負どころがわかっているから最終的にたくさんお金を稼げる」と評価されています。

経験が参考になるとの声も

成功談だけでなく、失敗談も赤裸々に語るcis氏の姿勢が、かえって多くの投資家にとって学びになっているようです。

例えば、以下のように、「投資の世界に正解はない」と学びになったとの声があります。

ネガティブな口コミ・評判

もちろん、絶賛の声ばかりではありません。

cis氏の存在や手法に対して、批判的・懐疑的な意見も存在します。

凡人には真似できないとの声あり

最も多いのが、「cisさんのやり方は、資金力も時間も、そして才能もない普通の人には真似できない」という意見です。

これらは非常に的を射た指摘であり、cis氏の投資法を鵜呑みにすることの危険性を示唆しています。

特定銘柄の煽りに批判

cis氏ほどのインフルエンサーになると、その発言1つで株価が動いてしまうため、ポジショントークや特定銘柄の「煽り」と受け取られ、批判されることも少なくありません。

過去の発言と矛盾していると指摘

発言の影響力が大きいだけに、過去の発言との矛盾を指摘され、「中の人が変わったのでは?」と囁かれることさえあります。

このように、cis氏の存在は神格化される一方で、その影響力の大きさゆえに常に厳しい視線にも晒されているのです。

cisの投資哲学や投資手法をどう活かせばよいのか?

正直なところ、cis氏を丸ごとコピーするのは無理ゲーです。

なぜなら、cis氏の成功は「才能×時代背景×常軌を逸した集中力」という三拍子がそろった結果だからです。

多忙な社会人が片手間で真似できるような甘い世界ではありません。

cis氏の真似をして大火傷を負った個人投資家は、後を絶たないでしょう。

しかし、その投資哲学からは学べるものがあります。

  • 感情に流された取引をしていないか?(「もう少し待てば…」は禁物)
  • 損失が出た銘柄を塩漬けにしていないか?(ナンピンは最悪の選択)
  • 明確な損切りルールを持っているか?(エントリーする前に出口を決める)
  • 「安いから」という理由だけで買っていないか?(トレンドに逆らわない)
  • 自分の投資を、期待値で考えられているか?(長期的にプラスになるか)

こうしたcis氏の投資哲学の要素を取り入れれば、あなたの投資活動も一段上に進化する可能性があります。

まずは、cis氏のXアカウントをフォローしてみる、あるいは著書を一度読んでみることから始めてみてはいかがでしょうか?

そこで語られる思考法の中から、たった1つでもよいので、cis流を自分の投資に取り入れてみるのがおすすめです。

株サイト比較ナビ 編集者

株サイト比較ナビ

2016年に本サイトを設立。専門性・独自性を軸に多種多様な金融商品・サービスを調査&比較し、初心者から中上級者までの投資家の方々へお役立ち情報を提供しています。

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