「泉正人とはどんな人物なのか?」
ファイナンシャルアカデミーに興味を持ったとき、こうした疑問を抱く方も多いでしょう。
結論からいえば、泉氏は日本の金融教育に大きな足跡を残した人物です。
その一方で、その経歴に謎が多いという声も…。
また、ファイナンシャルアカデミーについては、「学費が高額すぎる」「市販の書籍レベル」など一部でネガティブな声も存在するのが現実です。
なんだか、光と影がありそうですね。
この記事では、そんな泉氏の人物像から輝かしい経歴、そして泉氏が運営するファイナンシャルアカデミーのリアルな評判までを徹底解剖します。
記事を読み終えるころには、泉正人という人物の正体や信頼性への疑問がクリアになります。
「よし、泉氏が信頼できる人物なのはわかった」と思うか、「いや、全く信じられないな」と割り切れるようになるはずです。
泉正人が怪しい?その人物像を掘り下げてみた!
まずは泉正人という人物についてからです。
その経歴を紐解けば、泉氏の人物像がクリアに見えてくるでしょう。
経歴とプロフィール
泉氏は1974年生まれ。泉氏のキャリアは、意外にも「美容師」からスタートしています。
中学卒業後に単身でアメリカへ留学するという、なかなかの行動力の持ち主ですが、帰国後、美容師として5年間働くも、指名が伸び悩んだことから挫折を経験します。
「自分には才能がないのかもしれない…」なんて、誰もが一度は経験するような苦悩を泉氏も味わったわけですね。
しかし、泉氏が非凡なのはここからです。
23歳でITベンチャーに転職し、全くの異業種でキャリアを再スタート。
そして、わずか3年後の26歳で独立起業を果たします。
このとき立ち上げたのが、複雑だった商標登録をオンラインで支援する日本初のウェブサイト。
目の前の「不便」をビジネスチャンスに変える嗅覚は、この頃から発揮されていたようです。
なお、泉氏の顔写真は一般公開されていません。
日本を代表する投資スクールの代表なのに顔が見えない…。そんなミステリアスな一面も持っています。
こうした不透明さが、「謎が多い」「詳細不明」という声につながっているのでしょう。
お金の学校「ファイナンシャルアカデミー」の創設者として活動
泉氏が2002年に設立し、現在もメインの活動の場となっているのが「ファイナンシャルアカデミー」です。

ファイナンシャルアカデミーは「すべての人にお金の教養を」を理念に掲げ、株式・不動産・FX(外国為替証拠金取引)などを学べる場を提供するサービスです。
特徴は「絶対的な中立性」。保険や投資信託を売る金融機関とは異なり、授業料のみで運営されるため、特定商品の販売に誘導されない仕組みになっています。
泉氏がこのサービスを設立したきっかけは、「中立的な学びの場がなかったこと」が理由です。
企業の成功によって資金に余裕が生まれ、資産運用を考えた泉氏ですが、意見がバラバラだったり、ポジショントークばかりで困っていたとのこと。

それなら、「自分で中立的な学びの場を作ってしまおう」と設立されたのが、ファイナンシャルアカデミーです。
だからこそ、ファイナンシャルアカデミーが「絶対的な中立性」を強くアピールしているのです。
よって、ファイナンシャルアカデミーは、純粋な「教育機関」として授業料のみで運営されています。
それが後の「授業料が高すぎる問題」につながっていくのですが…それはまた後ほど。
「お金の教養」や「仕組み仕事術」など多数のマネー・ビジネス本を出版
泉氏は、教育者や投資家としてだけでなく、ベストセラー作家としての一面も持っています。
『お金の教養』や『「仕組み」仕事術』といった著作は、累計発行部数170万部を超える大ヒットを記録。韓国や台湾など、海外でも翻訳出版されています。


泉氏の本の特徴は、とにかく「システム化」。お金の管理を意思や努力に頼らず、自動的に貯まる仕組みに落とし込むことを徹底的に説きます。
誰でも再現可能な「仕組み」を作り資産を増やす、というシンプルさがウケて、とくに資産運用を考えている初心者層に好評です。
【口コミ調査】泉正人とファイナンシャルアカデミーのリアルな評判
さて、泉正人氏の華々しい経歴と理念はわかりました。
しかし、本当に知りたいのは世間のリアルな声ですよね。
SNSなどを調査し、泉氏本人とファイナンシャルアカデミーの評判を徹底的にリサーチしてみました。
書籍がSNSで好評
まず、特筆すべきは書籍に対する評価の高さです。
SNSを覗いてみると、絶賛の嵐といっても過言ではありません。
このように、とくに金融知識に自信がなかった初心者層から、圧倒的な支持を得ていることがわかります。
少なくともSNS上では、アンチコメントを探すのが難しいほどでした。
数千円の投資でこれだけ高い評価を得られる書籍を世に出している点は、素直に称賛すべき功績でしょう。
ファイナンシャルアカデミーは賛否両論
書籍は手放しで褒められていましたが、ファイナンシャルアカデミーについては、どうやら話が少し複雑になるようです。
公式によると受講者の満足度は90%以上と非常に高い数字を誇っていますが、その裏ではさまざまな意見が飛び交っていました。
マネーリテラシーの向上になると評価
まずはポジティブな評価から見ていきましょう。
ファイナンシャルアカデミーは、受講料が30万円程度からとかなり高額です。
その高額な授業料を払ってでも、受講してよかったと感じている人は確かに存在します。

お金という、ともすれば孤独になりがちなテーマについて、体系的に学べる環境や、切磋琢磨できるコミュニティの存在に価値を感じている人が多いようです。
独学で挫折した経験がある人にとっては、まさに「お金で時間を買う」感覚なのかもしれません。
「高すぎる」「本で十分」という声も
ファイナンシャルアカデミーに対する最も大きな批判点は、やはりその「料金」です。



「30万円以上出す価値はない」という意見から、「本やYouTubeで十分」と冷ややかな意見も少なくありません。
なかには「金儲け主義が鼻につく」という辛辣な声も…。
ファイナンシャルアカデミーの講義は教科書的。悪く言えばありふれたものだそうです。
よって、「ここでしかきけない話」や「実践的な投資方法」などを求める層からは不満が出てしまっているのでしょう。
泉正人の投資哲学と投資実積
泉正人氏自身の投資家としての実力はどうなのでしょうか。
その言葉に説得力があるのか、投資哲学と実績から検証してみましょう。
投資哲学は「お金でお金を増やす仕組み化」
泉氏の投資哲学の根幹にあるのは、やはり「仕組み化」です。
努力や根性、一時的な熱意といった不確実なものではなく、誰でも再現可能なルールを作り、それを淡々と実行すること。
それが資産を増やすのに極めて合理的なアプローチだと、泉氏は自身の書籍やインタビュー記事等で主張しています。
「お金のために自分が働くのではなく、自分のためにお金を働かせる」という言葉がありますが、泉氏はそれを実現するための具体的な「仕組み」の構築を最も重視しているのです。
株式投資は割安なときに買い、空売りも推奨
株式投資においては、非常にクラシカルな手法を推奨しています。
ダイヤモンド・オンラインの「マネーリテラシー養成講座」によれば、泉氏の基本戦略は「人気がなく割安なときに買い、世間が注目し始めたら売る」というもの。
まるでバーゲンセールの達人のような戦術ですね。
また、株価が下がる局面で利益を狙う「空売り」の活用も推奨しており、上げ相場でも下げ相場でも利益を出せる、全天候型の投資家を目指していることが伺えます。

泉氏は、投資においてレバレッジ(借金)は危険ではないとし、むしろ知らないほうが危険だと説いています。
その主張どおり、次に紹介する不動産投資ではレバレッジの力を活用して、大きな成功につなげています。
不動産投資開始5年で年間家賃収入2億円を達成
泉氏の実績を語る上で絶対に外せないのが、不動産投資における圧倒的な成功体験です。
ファイナンシャルアカデミーのサイト情報によると、泉氏は28歳で元手300万円で不動産投資を開始。そこから、なんとわずか5年で年間家賃収入2億円を達成しています。

2年で400件以上の物件を見て周り、借入という「レバレッジ」を最大限に活用し、物件を次々に購入。
5年で総額26億円の不動産を保有し、年間家賃収入は2億円を突破。さらに物件売却で6億円超の利益も確定。
元美容師が、わずかな自己資金を元手に、借入を駆使して雪だるま式に資産を拡大していく…。
まるで漫画の主人公のようなサクセスストーリーですが、これは紛れもない事実です。
その証拠に投資物件もファイナンシャルアカデミーのサイトに公開されています。

この輝かしい実績こそが、泉氏の言葉に強力な説得力と権威を与えている最大の要因なのは間違いありません。
具体的な実績を開示していない怪しい人物が多い投資業界です。
そうした中、泉氏は自らリスクを取り、巨大なリターンを得てきた「実践者」であることが判明していますので、この点は評価できます。
【結論】泉正人は信頼できる?学ぶべきかを最終判断
結論として、泉正人氏は、日本の金融教育の底上げに大きく貢献した、信頼できる人物であるといえるでしょう。
マネーや投資系の作家としても評価が高く、執筆した数々の書籍は、金融リテラシーの入門書としては有益といえます。
「お金の勉強を何から始めればいいかわからない…」、そのような方なら、読むことで学びを得られるものが多いでしょう。
一方で、泉氏が代表を務めるファイナンシャルアカデミーは賛否両論。
高額な料金設定や講義内容から、書籍や動画で代替可能と考える人もおり、万人にすすめられるものではありません。
もしあなたが泉正人という人物に興味を持ったのであれば、まずは数千円で泉氏の哲学の神髄に触れられる書籍から手に取ってみるのがよいでしょう。
そこで泉氏の考え方に深く共感し、もっと体系的に、そして仲間と共に学びたいと強く感じたときに、はじめてファイナンシャルアカデミーの門を叩くことを検討するのがおすすめです。
【関連記事】
■ファイナンシャルアカデミーをさらに詳しく知りたい方はコチラの記事へ
『ファイナンシャルアカデミー』の口コミ
口コミ一覧