株式投資の基本的な知識や儲かる仕組み、メリット・デメリットをそれぞれ簡潔に解説します。
株式投資が自分自身に向いているか、判断するためのとっておき情報が満載です!
株式投資とは?利益を上げる仕組みを解説
まずは株式投資とは何なのか、株式投資で利益を上げる仕組みについてざっくり解説していきます。
株式投資とは?投資で得られる2種類の利益
株式投資とは、株式市場に上場している企業の株式を購入して、株価の上昇による売買益(キャピタルゲイン)や、株式の保有による配当金・株主優待(インカムゲイン)により利益を得る投資方法をいいます。
キャピタルゲイン | |
意味 | 株式を購入したときより高い株価になったときに 株式を売却して、売買益を得ること |
具体例 | 1株100円で購入した株式が120円に上昇したときに 売却して、1株20円の利益を得られた |
インカムゲイン | |
意味 | 株式を保有していることにより得られる 配当金や株主優待により利益を得ること |
具体例 | 1株100円で株式を購入した結果、 年間で1株あたり5円の配当金を受け取れた |
監修者のひと言①:初心者は注長期目線で株式投資を始めるべし
初心者の方は、「株式投資=デイトレーダー」のような短期的な売買を繰り返してキャピタルゲインを得る方法を想像しがちです。
しかし、短期的な相場の動きを見極めるのは非常に難しいので、中長期目線で株価が上昇しそうな銘柄に投資をすることをおすすめします。
将来性があって長期的に株価の上昇に期待できる株に投資することで、キャピタルゲインとインカムゲインの両方を得られる可能性もあります。
株価はどう動く?2種類の方法で株価を分析
株式市場に上場している企業の株価(株式の価格)は、日々変動します。
例えば、企業の決算業績が多くの投資家の予想をはるかに超えていた場合、株価は上がりやすいです。
新しい商品・サービスの発表なども株価が上がる要因になりやすいです。
一方、不祥事を起こしたり、その会社の大きな取引先が倒産したりするような場合は株価が下がる要因になるでしょう。
また、決算内容がよかったとしても、リーマンショックのような金融・経済危機が発生した場合、「先行き不安」と判断され、株式市場全体が落ち込みます。
なお、株価の将来の動向を予測するのに2つの分析方法があります。
・ファンダメンタル分析:企業や政治経済全般を見て株式の動きを分析する方法
・テクニカル分析:過去の株価や株式の出来高などのチャートデータをもとに、将来の価格の動きを分析する方法
株式投資で利益を出すためには、ファンダメンタル分析とテクニカル分析の両方が必要といえます。
株式投資を始めるのに必要な4つのステップ
株式投資を始めるのに必要なステップは下記の4つです。
①利用する証券会社を決める
②証券口座の種類を決める
③株式の購入資金を入金する
④株式を購入する
株式投資をしたいと思い立ったら、利用する証券会社を決めて口座を開設する必要があります。
証券会社によって特徴が異なるので、それぞれを比較して自分に合った証券会社を選ぶ必要があります。
次に、口座の種類を決める必要があります。
口座の種類は下記の「NISA口座」「特定口座」「一般口座」の3種類です。
NISA口座 | 特定口座 | 一般口座 | |
特徴 | ・限度額内(株式投資ができる 成長投資枠は年間240万円まで)の 投資は利益に対する税金がかからない ・1人1口座しか開設できない | ・「源泉徴収あり口座」と 「源泉徴収なし口座」がある ・源泉徴収あり口座の場合は利益に対して 税金を引いてくれるので確定申告が不要 ・複数の証券会社で投資をしていて 損益通算を自分でしたい人は 源泉徴収なし口座がおすすめ | ・確定申告が必要 ・税務処理に慣れていて、 自分で管理したい人にはよいが、 初心者向けではない |
ちなみに、NISA口座だけの開設はできません。
投資初心者の方は確定申告の手間が不要な源泉徴収ありの特定口座とNISA口座の両方を開設することをおすすめします。
口座を開設して株式の購入代金を入金したら、いよいよ株式購入ができます。
株式の購入注文の際には、株数と価格を決めます。
なお、注文価格は「指値」または「成行」のどちらかを選択します。
指値 | 購入したい価格を指定する注文方法 |
成行 | そのときの市場価格で即購入する注文方法 |
監修者のひと言②:株式投資の初心者はNISAの「成長投資枠」を活用すべし
初心者の方であれば、まずは投資金額が年間240万円まで非課税で株式投資ができる、NISA口座の「成長投資枠」を優先的に利用することをおすすめします。
NISA口座の非課税枠以上に株式投資をしたい場合や、複数の証券会社で取引したい場合などには、特定口座のみの活用を検討するとよいでしょう。
日本だけではなく外国株にも投資可能
多くのネット証券では、日本株だけではなく外国株にも投資できます。
ネット証券大手5社(SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・三菱UFJeスマート証券)については、世界から注目されている米国株に投資できるようになっています。
外国株は、価格変動リスクだけではなく、為替変動リスクもあるため、日本株に投資するよりリスクが高いといわれています。
一方で、日本にはないテクノロジーの最先端をいく海外企業(銘柄)に投資をすることで、大きな利益を得られる可能性も出てきます。
外国株はNISA口座の成長投資枠で投資をすることができますし、米国株は1株から気軽に投資できるのも魅力といえるでしょう。
株式投資の6つのメリット&魅力
ここでは、株式投資のメリット&魅力を6つご紹介します。
1.資産形成ができる
利上げの影響で多少は銀行預金の金利は上がりましたが、それでも銀行預金の利率は年1.0%以下のところがほとんどです。
そのため、銀行に資産を預けていても、資産が大幅に増えることはありません。
一方、株式投資で今後成長が見込まれる企業(銘柄)に投資をすれば、株価が上昇したり、配当金を得られたりして資産を増やす可能性を高めることもできるでしょう。
また、キャピタルゲインやインカムゲインを再投資すると、効率的に資産を増やす可能性も広がります。
2.インフレ対策になる
石油やガス、電力などのエネルギー価格や、人手不足などの人件費の高騰による影響で物価が上がっていますが、株式投資をすることでインフレ対策ができます。
例えば、コンビニのおにぎりは2010年頃は1個110円ほどで購入できましたが、現在は1個180~200円ほどに高騰しています。
インフレがこのまま進めば、現在の価格で購入できないものが今後増える可能性が高いといえます。
日本銀行は「物価安定の目標」を消費者物価の前年比上昇率2%と定めています。そのため、今後も基本的に物価は上がっていくと考えられます。
インフレ下で目減りする現金を保有するより、株の価格(株価)が上がる可能性がある株式に投資したほうがよいといえそうです。
参照:日本銀行公式サイト「2%の『物価安定の目標』」
3.給料だけではない収入の柱ができる
株式投資をすることで、給料だけではない収入の柱ができるのも魅力です。
食料品や日用品の物価は上がり続けていますが、給料の上昇は物価に追いついていません。
さらに、以前と比較すると高齢者の人口が増えていることから、高齢者を支える現役世代の社会保険料の負担が増えています。
給料の額面に対しての手取りが少ないと感じている人も多いことでしょう。
副業をするのは体力・時間的にきびしいと感じている場合も、株式投資であれば気軽にトライできます。
4.配当金を得られる株式もある
株式投資をすることで、配当金を得られる銘柄もあります。
配当金とは、企業が得た利益の一部を株主に分配するお金のことで、上場企業の場合、1年に2回(本決算・中間決算)の後に受け取れるケースが多いです。
なお、配当金の金額は企業により異なります。
長期保有を前提に高配当の企業(銘柄)に投資して、不労所得を得ることを目的にするのも株式投資のだいご味です。
5.株主優待が受け取れる株式もある
日本企業の中は、株式保有者に対して株主優待を用意しています。
株主優待の内容は各社異なりますが、対象企業の商品やサービス利用のためのクーポン、カタログギフト、QUOカードなどがあります。
普段よく利用するサービスの企業(銘柄)に投資して株主優待を受け取り、普段の生活にかかる出費を減らすこともできます。
6.株主総会に参加できる
株式投資をすると、投資した企業(銘柄)の株主になれます。
一定の条件をクリアして議決権を持てるようになった株主であれば、株主総会に出席することができます。
株主総会の質疑応答の時間には、事業報告や議案内容に関して直接経営陣に質問や意見することができるので、企業経営に参加できる実感も得られます。
株式投資の4つのデメリット&リスク
株式投資にはメリット&魅力がある一方で、デメリットやリスクもあります。
メリットもデメリットも理解した上で、株式投資を始めると安心できますよ。
1.市場の変動により損失が出る可能性がある
株価は日々変動するので、購入したときの株価より株価が下がれば損失が出てしまいます。
一時的な下落でしばらくしたら株価が戻る場合もありますが、そのまま株価が下落し続けて損失がどんどん大きくなってしまうこともあります。
株式投資による損失を最小限に抑えるためにも、損失が出た場合にはいつのタイミングで「損切り」をするかなど、自分の中でルール決めをしておくことが大切です。
2.取引を行うための時間がかかる
日本の株式市場の場合、平日の9:00~11:30まで、12:30~15:30までの間で株式取引ができます。
平日のこの時間帯だと仕事をしている人は、日中に株価を目で追いながらデイトレーダーのように短時間で取引するのは困難です。
また、株式取引にのめりこみすぎて本業がおろそかにならないよう気持ちをコントロールすることも大切といえます。
とはいえ、あらかじめ指値で注文しておいて長期保有を前提に取引をするのであれば、株式投資に時間がとられることはないでしょう。
3.情報収集が面倒で難しい
株式投資をする際には、投資を考えている企業(銘柄)のことはもちろん、その企業が所属する業界やライバル企業、そして政治経済などの情報の収集が必要になります。
また、株式の購入時だけではなく、売りどきを見極めるためにも、日々のニュースをWebサイトや新聞、会社四季報などで情報収集をし続ける必要があります。
日々業務や家事が忙しい方にとっては、情報収集がストレスに感じるかもしれません。
4.精神的なストレスが発生する場合もある
株式投資は、日々自分の資産の評価額が変わることから、精神的なストレスを感じやすくなる人もいるかもしれません。
例えば、保有している株価が下落して損失を抱えれば「自分の資産が減ってしまった」と感じます。
仮に利益が出ていたとしても「いつ売れば最大の利益になるか?」と考えているうちにピークから株価が下がると「あのときに利益を確定しておけば……」と後悔することになるでしょう。
株価の変動により精神的にストレスを抱えやすい人は、株式は短期売買ではなく長期保有で臨むことをおすすめします。
【実体験】先輩投資家から株式投資の成功と失敗を学ぼう!
すでに経験豊富な先輩の投資家に株式投資の成功談や失敗談を取材しましたので、ここで紹介します。
これから株式投資を始める初心者の方へのご参考になるようであればうれしいです。
【1】高橋夏美さん(仮名/30代女性・会社員)の成功談:長期保有で株価が3倍以上に!
私は約10年前に株式投資を始めました。
最初のうちは、短期売買で失敗したこともあり、基本的には数年単位の中長期で保有するようにしています。
現在保有している半導体メーカーの株は、IT・AI分野での需要が今後も見込まれる上に業績も好調ということもあり、数年間保有し続けています。
ときに、相場全体の下落などにより株価が下がることもありましたが、長期保有をすると決めていることもあり、現在は当初購入したときの3倍以上の価格になりました。
まだまだこの企業の株価は上がると思っているので、引き続き持ち続ける予定です。
【2】田中聖子さん(仮名/30代女性・自営業)の失敗談:掲示板の情報に踊らされ損失50万円に…
株を始めたばかりの頃は、短期で大きく利益をあげたいと1日中取引を繰り返していました。
その際によく見ていたのはネットの掲示板です。
株式投資に関するあらゆる情報を一気に見ることができるので便利ではあります。
ただ、掲示板を見て、業績に基づかない価格変動をしている仕手株(特定の投資家や投資グループによって意図的に株価が操作される銘柄)に手を出して高値づかみをしてしまい、大失敗してしまいました…。
その後、どうにか取り返そうと短期売買を繰り返してもうまくいかず、損切りを繰り返して1ヶ月で約50万円の損失が出ました。
これから資産を作っていかなければならない20代の頃だったので、とにかくダメージは大きかったです…。
それからは短期売買は止めて、実績がある企業や将来性がある企業に長期投資をすることを心がけています。
【3】井上良樹さん(仮名/50代男性・会社員)の成功談:有力情報で決断!ゲーム株を購入し株価は2倍
私は約20年前に株式投資を始めました。
社会人になって数年が経ち仕事も落ち着いて取り組めるようになってきた頃で、「もっと他の企業のことを勉強したい!」と思うようになり、どうしたらよいかと考えていたところ、会社の先輩に「だったら株式投資でもやってみては?」と言われ、株式市場に足を踏み入れました。
最初に投資したのは、今もゲーム産業の軸を成しているA社の株でした。
私は日頃からゲームを趣味として楽しんでいましたし、「自分にとって身近な銘柄に投資しろ」といった内容の記事を読んだこともあり、まずはゲーム関連株にチャレンジしようと思い、30万円とかなりの金額をはたいてA社株を買いました。
以前からA社は新たなコンセプトのゲーム機を開発・販売するという情報がありましたので、いずれそのゲーム機の発表があるのではと予想していたのです。
そうしたら半年後にそのゲーム機の発表がありA社株は2倍以上にも上昇しました。
結果的にその後も上昇を続けたのですが、「2倍にもなったし満足したので、この段階で利益確定しちゃおう!」と決意し、60万円ほどでA社株を売却できました。
ビギナーズラックでしたが、株式投資は「得た情報をどう判断するか」が本当に大事であることに気づかされました。
株式投資を始める方必見!おすすめネット証券会社5選
証券会社には「対面証券会社」と「ネット証券会社」がありますが、投資初心者で少額からスタートしたいのであれば「ネット証券会社」を選ぶことをおすすめします。
ここでは、ネット証券会社をおすすめする理由とおすすめのネット証券5選を紹介します。
株式投資にネット証券会社がおすすめな5つの理由
投資初心者にネット証券をおすすめする理由は下記の5つです。
①スマホアプリで簡単に売買できる
②手数料が安い
③単元未満株も気軽に売買できる
④ポイントを投資に使えるケースがある
⑤投資初心者向けの情報提供が豊富
対面証券会社の場合、電話で証券会社の担当者に連絡をすると売買をしてくれたり、投資に対する情報などを教えてくれたりする代わりに手数料が高くなります。
一方、ネット証券会社は、スマホアプリで簡単に自分のタイミングで売買できるのが魅力で、人件費がかからないため売買手数料の水準も抑えられています。
また、単元未満株(1株単位での株式購入)を気軽に買えたり、ポイントで株式を購入できたりするのも、ネット証券会社を利用するメリットです。
ネット証券会社の場合、投資経験が浅い顧客層が多く利用していることもあり、初心者向けの情報提供も豊富です。
監修者のひと言③:NISA口座は利用者1人につき1口座しか作れない
株式投資を目的とする証券口座は、証券会社ごとに開設でき複数保有することができます。
一方、NISA口座は利用者1人につき1口座しか作れません。
もしNISA口座を別の証券会社に変更したい場合、その手続きはかなり面倒です。
NISA口座を作る際にはどの証券会社を選ぶか、熟考することをおすすめします。
SBI証券:「ゼロ革命」で売買手数料が無料

取扱株式 | ・日本株 ・S株(単元未満株) ・外国株:米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、 インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシアの合計9ヵ国 ・国内外のETF(上場投資信託)・ETN(上場投資証券) |
手数料 | ・国内株式の売買手数料が「ゼロ革命」で無料化 (インターネットコース) ・S株の売買手数料も無料 ・米国株も2024年以降のNISA枠での取引の場合、 売買手数料無料 |
サービス | ・NISA対応(単元未満株もNISAで購入可) ・ポイント投資(Vポイント、Pontaポイント、 dポイント、PayPayポイント、JALマイル) |
ツール | ・高機能トレーディングツール「HYPER SBI 2」が 無料で利用可能(一部条件あり) ・スマホアプリ「SBI証券 株アプリ」は リアルタイム表示やチャート分析に強い |
情報提供 | ・口座保有者だけが利用できるSBIヒートマップPlus ・マーケット情報、企業四季報や業績予想など ・「株主優待検索」などのスクリーニング |
特徴 | ・ネット証券最大手 ・IPOの取扱数が多い |
SBI証券は、「ゼロ革命」により国内株式の売買手数料が無料なのが最大の魅力です。
ポイント投資に使えるポイントも、他のどのネット証券会社より多いです。
また、口座保有者だけが利用できる「SBIヒートマップPlus」は、視覚的にわかりやすいと投資家から評判です。
楽天証券:NISA口座数ナンバーワン!

取扱商品 | ・日本株 ・かぶミニ(単元未満株) ・外国株:米国、中国、インドネシア、 シンガポール、タイ、マレーシアの合計6ヵ国 ・国内外のETF(上場投資信託)・ETN(上場投資証券) |
手数料 | ・国内株式の売買手数料が無料(ゼロコース) ・かぶミニの売買手数料も無料 ・米国株手数料は約定代金の0.495%(税込み) ※2.22米ドル以下の約定は手数料無料、 4,444.45米ドル以上の約定は手数料22米ドル ※取引手数料の1%をポイントバック |
サービス | ・NISAに対応 ・かぶミニはNISA成長投資枠で取引可能 ・かぶツミは単元未満株の積立が可能 ・ポイント投資が可能(楽天ポイント) |
ツール | ・スマホアプリ「iSPEED(アイスピード)」は 初心者〜中級者に人気 ・「マーケットスピードⅡ」は1画面で 投資に必要な様々な情報を確認可能 |
情報提供 | ・企業四季報・日経テレコン・バロンズ・ダイジェストの 無料閲覧が可能 |
特徴 | ・楽天ポイントを投資に使える ・単元未満株のリアルタイム取引ができる ・NISA口座数ナンバーワン |
楽天証券は、「ゼロコース」を選択することで、国内株式の売買手数料が無料で取引できます。
楽天ポイントを投資に使えるので、楽天経済圏で生活している人にとっては、ポイントをフル活用しやすい環境にあるといえるでしょう。
また、通常は終値で取引される単元未満株も、楽天証券ではリアルタイムで取引できるのが魅力です。
マネックス証券:米国株向けのツールが優秀

取扱商品 | ・日本株 ・ワン株(単元未満株) ・外国株:米国、中国の2ヵ国 ・国内外のETF(上場投資信託)・ETN(上場投資証券) |
手数料 | ・国内株式の売買手数料は55円(税込)から ・ワン株の買付手数料は無料 ・米国株手数料は約定代金の0.495%(※上限22米ドル) |
サービス | ・NISAに対応 ・ワン株はNISA口座利用可能 |
ツール | ・「マネックストレーダー」は、 初心者からアクティブ・トレーダーまで使える 豊富な機能とスピーディな発注を追求 ・マネックス証券アプリの他、 日本株用・米株用などの専用アプリがある |
情報提供 | ・東海東京インテリジェンス・ラボ、 バロンズ・ダイジェストなどの情報を無料閲覧可能 ・独自レポートやセミナーも充実 |
特徴 | ・米国株に特化した情報やツールが多い |
マネックス証券は、米国株に特化した情報やツールが多いので、米国株の取引をしたいと考える方におすすめです。
また、国内株式の売買手数料は約定代金に応じて決まりますが、ワン株の買付手数料は無料です。
松井証券:ネット証券なのに個別銘柄の投資判断まで相談できる

取扱商品 | ・日本株 ・単元未満株 ・外国株:米国株のみ ・国内外ETF(上場投資信託)・国内ETN(上場投資証券) |
手数料 | ・日本株は1日の約定代金合計が50万円以下なら株式手数料無料 ・単元未満株はインターネット経由かつNISA口座で運用する場合は手数料無料 ・米国株は約定代金の0.495%(税込)、上限22米ドル(税込)、 約定代金が2.22米ドル以下の場合は手数料無料 |
サービス | ・NISAに対応 ・NISAで単元未満株投資が可能 |
ツール | ・「ネットストック・ハイスピード」(PC向け高機能ツール) ・日本株アプリ、米国株アプリなど |
情報提供 | ・企業四季報、QUICK、企業業績、チャート分析機能が充実 ・初心者向けの動画・マニュアルが豊富 |
特徴 | ・創業100年以上の老舗証券会社 ・日本株・米国株の個別銘柄について、 投資判断まで相談できるのはネット証券業界初 |
松井証券は、創業100年以上の老舗の証券会社です。
日本株は、1日の約定代金の合計が50万円以下であれば手数料無料なので、少額投資を考えている方におすすめです。
ネット証券会社には珍しく、日本株・米国株の個別銘柄について投資判断の相談もできます。
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券):三菱UFJグループの安心感が魅力

取扱株式 | ・国内株式 ・プチ株(単元未満株) ・外国株:米国株のみ ・国内外のETF(上場投資信託)・ETN(上場投資証券) |
手数料 | ・25歳以下は、現物株式手数料無料で売買可能 ・1日定額コースは、100万円までの約定代金が無料 ※通常55円(税込)~ ・NISA口座でプチ株を運用する場合は手数料無料 ・米国株は約定代金の0.495%(税込)、 上限22米ドル(税込)、最低手数料無料 ・米国株はNISA口座の場合手数料無料 |
サービス | ・NISAに対応 ・NISA口座でプチ株の運用可 ・プチ株の積立が可能 ・Pontaポイントでプチ株の購入可 |
ツール | ・株価情報やニュースなどを配信する投資情報ツール 「kabuステーション」はプロトレーダーに負けない投資環境 ・スマホアプリ直感的なデザインで 総資産や投資成績がわかりやすい |
情報提供 | ・初心者向けのセミナーや情報発信が豊富 ・「投資情報室」は口座を保有する人だけが 無料で見ることができる |
特徴 | ・三菱UFJグループという安心感がある ・Pontaポイントを活用できる |
三菱UFJeスマート証券(旧:auカブコム証券)は、三菱UFJグループという安心感が魅力です。
1日定額コースだと100万円までの約定代金が無料なので、少額の投資であれば売買手数料はかかりません。
プチ株は積立投資が可能なので、少額から株式の分散投資が気軽にできるのも三菱UFJeスマート証券を選ぶメリットです。
まとめ:株式投資のメリット・デメリットを知った上で投資を始めよう
「株式投資は元本割れのリスクもあるので手を出しにくい…」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、物価は日々高くなりインフレが進んでいるにもかかわらず、給料がもなかなか増えていかない昨今、資産を少しでも増やすためにも株式投資に挑戦してみてはいかがでしょうか?
将来性がある企業(銘柄)に投資をすれば、自分自身の資産を増やす可能性が高まるからです。
ただし、初心者がデイトレーダーのように株式の短期売買を繰り返して利益を上げるのは難しいです。
株式投資は感覚をつかむまでは少額で始めて、中長期の運用で臨むことをおすすめします。
また、ネット証券にはそれぞれ特徴があるので、手数料やツールの使いやすさなどを徹底比較したうえで、どの証券会社で株式投資を行うか、慎重に決めてくださいね。
■監修&執筆:勝目 麻希(FP、ライター)
新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。転職・結婚・出産を経て一時は専業主婦になるも自分の知識や経験を活かして働きたいと思い、ライターの道へ。現在は金融・経済・ビジネスジャンルを中心に執筆している。公式サイト:https://makikatsume.com/
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