あなたは『櫻井英明』氏の言葉を、どこまで信じていますか?
ラジオや動画で鋭い企業分析を語る彼の姿に惹かれた投資家は多いはず。
しかし、少し調べてみようとしたとき、こう思いませんでしたか?
「結局、何者? どこまで本気で信じていいの?」
投資判断を他人に委ねる前に、まずは情報源を見極めるべきです。
この記事では、櫻井英明の評判、経歴、投資哲学、セミナーやメルマガの中身まで徹底的に掘り下げます。
読み終えた頃には、あなたにとって彼の情報が “ 使えるかどうか ” がハッキリと見えてくるでしょう。
「信じて損した…」と後悔しないためにも、最後までお読みください。
櫻井英明の評判を徹底調査!口コミから見える実像
まずは、投資家たちが櫻井氏をどう見ているのか、評判から探っていきましょう。
どんな有名人にも光と影があるもの。櫻井氏も例外ではありません。
良い評判から分かったメリット
櫻井氏の良い評判は出演メディアに関するものが多かったです。



ラジオやテレビでもおなじみのその語り口は、決して堅苦しくない。
語る情報に関しても、櫻井氏が実際に足で運び入手したものが中心であるため、とくに地方銘柄に関する情報提供が有益だとされています。
このため、大手のアナリストが扱わない地方の企業の情報を知りたいときに、便利な存在になるかもしれません。
悪い評判から分かった注意点
悪い評価で多かったのは「話が長い」「喋りすぎ」というものです。


どうやら櫻井氏は大分お喋りな方なよう。
出演番組では相方の女性アナウンサーの話を遮ってまで、自分の話をすることもあるそう。
おそらく、櫻井氏は話したいことを全部喋らなければ気が済まない性格なのでしょう。
その背景にあるのは、情報を足で稼いでいるという自信の現れでしょうか。
そうした姿勢が人によっては傲慢に見え、「上から目線で偉そう」など不快感を感じるよう。
櫻井氏はこうしたキャラクター性の人物ですので、好みの分かれる点には注意です。
櫻井英明とは何者?気になる経歴とプロフィール

では、そもそも櫻井英明氏とはどのようなキャリアを歩んできた人物なのでしょうか。
そのプロフィールや経歴を確認してみましょう。
基本プロフィール(経歴・年齢・誕生日など)
公式ブログやラジオNIKKEIなどによると、櫻井氏のプロフィールは下記のとおりです。
氏名 | 櫻井 英明(さくらい えいめい) |
生年月日 | 1957年12月24日(2025年7月現在67歳) |
出身地 | 東京都 |
学歴 | 1980年、明治大学卒業 |
経歴 | ・日興證券(現:SMBC日興証券) ・ 株式新聞Weekly: 2005年から編集長を務める・ストックウェザー: 2008年7月より「兜町カタリスト」の編集長に就任 |
明治大学を卒業後、日興證券(現SMBC日興証券)で機関投資家向けトレーダーとしてキャリアをスタート。
その後、インターネット証券や投資顧問会社を経て、2008年よりストックウェザー社「兜町カタリスト」の編集長に就任。ここから現在のアナリストへの道に進むことになります。
ちなみに、毎年12月24日は「櫻井英明 生誕祭」として、ウェブ講演会が開催されるとのこと。
自分の誕生日にセミナーを開くなんて、「プロ意識高すぎだろ…」と苦笑するしかありませんね。
投資哲学は机上の理論よりも「現場」での知識を重視
櫻井氏の哲学は、超・現場主義。
「相場は教科書じゃなく、現場で起きている」が信条で、現実の企業・経営者・投資家の “ 空気 ” を読んで判断するタイプ。
「注意しましょう」「様子を見ましょう」などの “ 責任回避型コメント ” を忌み嫌い、断定的な見解を好みます。
そして群衆行動を嫌う「逆張り」スタイルが基本です。
また、「物語(ナラティブ)の重視」も特徴。
企業の財務データだけでなく、その企業が持つ「物語」や経営者の哲学、ユニークな技術にも注目するとのことです。
櫻井英明の活動内容【TV・ラジオ編】
櫻井氏の活動の主軸となる舞台がテレビやラジオといった放送メディアです。
ここでは、彼の「顔」とも言える2つの番組を紹介します。
ストックボイス「東京マーケットワイド」

証券界の “ お昼の顔 ” といえばこの番組。
東京証券取引所から生中継で解説する「本日のデリバティブ」や、経営トップへの直撃インタビューなど、個人投資家向けのリアルな情報を届けています。
櫻井氏は火曜日午前と水曜日午後に出演。
生中継で独自の解説を届けています 。
ラジオNIKKEI「櫻井英明のかぶてつ」
ラジオNIKKEIで放送されている「櫻井英明のかぶてつ」は、彼の名をさらに広めた人気番組です 。
正式には長寿経済番組「ザ・マネー」の火曜日と木曜日のコーナーで、「株の鉄人」を略したタイトル通り、櫻井氏が独自の視点で相場を斬りまくります。
番組前半はその日のマーケット解説 、そして目玉コーナーが、やはり「櫻井英明が迫る、経営トップの素顔」でしょう。
スタジオに経営者を招き、事業内容から人柄まで深掘りし、投資家が企業の真の価値を理解する手助けをしています 。
このラジオについては高く評価する声がいくつもあります。役に立つ内容や興味深い話が聴けるようなので、一度視聴してみてはいかがでしょうか。
櫻井英明の活動内容【メルマガ・ブログ・セミナー編】
櫻井氏は放送メディアだけでなく、デジタルやリアルな場での活動も非常に精力的です。中身を確認してみましょう。
メルマガ「兜町カタリスト」

兜町カタリストは、「まぐまぐ」にて無料購読できるメルマガ。
ほぼ毎日、1日2回配信され、市場の「今」に対する櫻井氏の視点が読めます。
個人投資家だけでなく、プロからも注目を集めてきたメルマガだそう。
まぐまぐ殿堂入りの実績もあるので、それなりに信頼性はありそうです。
ストックボイスブログ
ストックボイスのウェブサイト上でも、「発気揚々(はっけよい)」や「紙風船」といった、相撲や遊びに例えたユニークなタイトルのブログを精力的に更新しています。

内容は企業の哲学、銘柄の空気感まで拾ってくれる、独特の読み応え。
読み進めるうちに、「これ、もう株の評論というより文学では?」と錯覚するのは筆者だけではないはずです。
セミナー・講演会は全国で開催
櫻井氏はフットワークも軽く、日本全国でセミナーや講演会を頻繁に開催しています。
証券会社やメディアとの共催が多く、彼の講演だけでなく、複数の上場企業によるIRプレゼンテーションがセットになっているのが特徴。
例えば、2025年7月~26年3月ですと、ラジオNIKKEIと共催でセミナーを開催する予定です。

参加者との直接的な交流の場であり、「お楽しみ抽選会」なども開かれるなど、強固なコミュニティ形成の場にもなっています 。
櫻井英明の活動内容【有料サービス・商品編】
無料コンテンツでファンになった熱心なフォロワー向けに、さらにディープな有料サービスも用意されています。
ここからが櫻井氏のビジネスモデルの核心です。
有料動画ブログ「櫻井英明のEimei.TV」は毎日更新

Eimei.TVでは、日々の相場観、注目企業、セクター分析などが毎日配信されています。
料金は月額550円。
料金だけみるとリーズナブルに思えますが、口コミがありませんので実態は把握しにくいです。
内容は登録してみないと分からないというのが現状ですね。
なお、Eimei.TVのブログにはコラム連載があります。

マーケットの動向を週刊ベースで簡潔にまとめていますので、櫻井氏の視点が知りたい方は読んでみると良いでしょう。
市場予測に役立つ!?「男前カレンダー」
男前カレンダーは、毎年限定販売される櫻井氏本人をフィーチャーしたA4サイズのカレンダーです
「男前」という部分にいろいろと突っ込みたくなりますがそれは置いておきましょう。このカレンダーはただのイロモノグッズではありません。
「毎月の相場予見」や「上げ、下げの特異日」といった、各月に相場の重要日や予測が書かれています。
そのため、カレンダーとしてだけでなく、投資にも実用性があるのです。
ただ、2025年版は発売されていないようですね。
2026年版が製作されるとの情報も今のところありませんし、もしかしたら売れなくて販売中止になったのかもしれません。
投資に関する書籍を多数出版
彼は著作家としても活動的で、これまでに多数の書籍を出版しています。
世界金融危機をテーマにしたものから、高齢者向けの株式投資入門、REITやETFといった金融商品に特化したものまで、そのテーマは非常に幅広いです 。
例えば、高齢者向けに『60代から楽しくはじめる「株」1年生』を出版。

イチから嚙み砕いた解説で、高齢者でも迷うことなく、株取引を理解できると好評です。

『REIT(不動産投資信託)なら、ほったらかしでもやっぱり儲かる!』では、REITの魅力について解説。

REITの初心者向けの本なので、「基本的なことが知りたい人には良い」という評価でした。
このように、櫻井氏は多数のテーマで書籍を執筆しています。
彼の投資哲学や分析手法を体系的に学びたいときには便利なツールとなるため、興味があれば一冊手に取ってみるのも良いかもしれません。
【まとめ】櫻井英明は有益な投資情報源になるか?
結論からいえば、使い方によっては強力な武器になる場面もあるでしょう。
櫻井氏の強みは下記の4つです。
- 元機関投資家という経歴に裏打ちされた知見
- バブル崩壊を乗り越えた経験値
- 企業の情報を足で稼ぐリサーチ力
- 経営者の生の声を引き出すインタビュー力
これらの強みを、自分の投資判断を豊かにするための一つの「スパイス」として捉えられる方なら、有益な情報源になる可能性があります。
とくに、自分なりの分析軸を持ちつつ、新たな視点や情報を求めている中級者以上の投資家にとっておすすめです。
しかし、「誰かに答えを教えてほしい」と考えるタイプの投資家だと、櫻井氏の強い言葉は劇薬になりかねません。思考停止に陥り、やるべきことまで怠ってしまう恐れがあります。
よって、情報を鵜呑みにするのではなく、自分の視点で咀嚼する姿勢が必要です。
櫻井氏はあくまで「指南役」であって、「代わりに儲けてくれる人」ではないと認識しておきましょう。
『櫻井英明のEimei.TV』の口コミ
口コミ一覧
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