中国株投資情報サイト 二季報WEB

ホームページに入ると、無数のコンテンツがお出迎えしてくれます。さすがは「トレーダーズ ウェブ」の姉妹サイトといったところです。

ただ、「中国株投資情報サイト 二季報WEB」というサイト名通り、中国株投資情報しか取り扱っていないので、国内株投資情報をお求めの投資家には全くと言って良いほど参考にならないかもしれません。

当然ではありますが悪徳サイトの特徴も見当たりませんし、無料会員の募集も行っていないので、各コンテンツの検証に移ります。

やはり同サイトの強みは豊富なコンテンツの数々で、この検証記事では紹介きれないくらいにコンテンツが用意されています。

ちなみにホームページTOPには、マーケット速報・ニュース・レポート・指数＆株価・ランキング・コーポレートアクション・決算・スクリーニング・ポートフォリオ・二季報の10個のタブがあり、相当数のコンテンツが用意されている様子が伺えますね。

また、市場ニュースや市況解説などを配信する「無料メールマガジン」も用意されているので、気になる方は登録してみるといいでしょう。

ここまでの検証結果で問題は見たりませんでしたが、問題なのが有料コンテンツです。

姉妹サイトの「トレーダーズ ウェブ」を検証した際は「無料コンテンツで十分」や「料金と情報が見合っていない」などの評価が多数見受けられ、総合的に見て優良サイトではないと結論づけました。

「二季報WEB」が提供する「プレミアムサービス」は、中国株に関する情報のためかネット上の評価はなし。やはり需要が少ないのでしょう。

そんな「プレミアムサービス」では、1日に100本以上のレポート・企業情報満載の銘柄情報・スクリーニング機能などが利用できて、月額3,000円(税抜き)とかなり安価な料金設定です。

ここまで安価な料金設定だと無料コンテンツで十分な気もしますが、実際のところはどうなのでしょうか？？

「よくある質問」では「個別株の売りと買いのタイミングを教えてください」という問いに対し、「当サイトは投資助言・代理業の登録をしておりませんので、個別銘柄の投資判断に関する助言等は行っておりません。」と記載されています。

どうやら、ただ単に株投資情報を提供するだけのサイトのようです。もしかしたら株初心者の利用は難しいかもしれませんね。

もし、利用を検討するうえで不明点などがあれば、問い合わせ専用フォームから一度問い合わせてみるといいでしょう。

ドメイン取得日を調べると「2012年12月10日」で、サイト開設後3年以上が経過することが分かります(2016年7月調べ)。サイト開設から現在に至るまでどのくらいの会員がいるのか少し気になりますね。

続いて、所在地「東京都中央区明石町8番1号　聖路加タワー32階」をGoogleで検索した結果、該当した建物がコチラです↓

コチラの「聖路加タワー」は地上48階建ての、言わずと知れた超高層ビルです。ここまで規模の大きい会社だと所在地もスケールが違いますね…。特にツッコミどころはありません。

「中国株投資情報サイト 二季報WEB」は国内株投資情報サイトとしてかなり高い知名度を誇る「トレーダーズ ウェブ」の姉妹サイトでした。

豊富なコンテンツ量はさすがの一言。業界内でも上位に食い込むと思います。ただ、有料コンテンツは活用性があるのかと言えば、声を大にして「はい」とは言えないのが現状です。

姉妹サイト「トレーダーズウェブ」に対する悪評などを踏まえたうえで、利用を検討するといいかもしれません。

無料コンテンツあり(10カテゴリ)

■プレミアムサービス
・1ヶ月/3,000円(税抜き)
・6ヶ月/18,000円(税抜き)
・12ヶ月/32,000円(税抜き)