株式方法や注目銘柄を紹介するなどの投資顧問サービスを行っているイーキャピタルは、過去に行政処分を受けホームページを突然閉鎖していたことがあります。
今回はそんなイーキャピタルの会社概要やサービス、口コミなどについてお伝えしていきますので最後までご覧ください。
目次
イーキャピタルとは?
冒頭でもお伝えしたように、イーキャピタルは行政処分を受けたことがありますが、どのようなサービスを行っているのでしょうか。
ここからは、イーキャピタルの具体的な会社概要やサービスなどについて見ていきましょう。
運営はイー・キャピタル株式会社
運営は、2001年4月に設立されたイー・キャピタル株式会社。当時は東京都中央区日本橋に拠点を構え、「関東財務局(金商)第549号」を所有しています。
その後、2006年に証券取引等監視委員会から行政処分を受けますが、それは後述で詳しく説明するためここでは割愛。
2019年2月26日には設備改修により公式サイトが閉鎖したが、会員に事前・当日ともに告知なし。5日後にメールマガジン&公式Xでアナウンスされたものの、これは驚きを隠せません。
再開は2019年9月頃で、約9ヶ月間も公式サイトが全く閲覧できない状態にありました。
ちなみに、閲覧不可能の間に2019年6月に会社所在地を移転するも、公式サイトには記載されず。
また、2021年を最後に公式サイトやXの更新が無く、連載コラムも2021年11月末で更新終了と記載されていました。
公式サイトも「20th anniversary」と現在も記載されたまま。2021年を最後に全ての更新が停止しているのではないでしょうか。
代表は「谷栄一」
イーキャピタル株式会社の代表取締役は谷栄一氏。三井信託銀行に十数年勤めていたという情報があります。
また、イーキャピタル株式会社は分析・投資判断・助言者の3つに分かれており、契約締結前の書類には、
- 小倉徹朗
- 沢登浩樹
- 浪川隆之
- 林清二
- 宮田豪
上記5名の名前が記載されているも、詳細や経歴が記載されているサイトは一切ありませんでした。
無料サービス
イーキャピタルでは様々なサービスを提供していますが、下記の無料コンテンツがありました。
- 無料テレフォンサービス
- テーマ株(関連銘柄)
- 噂の株取材班
- ココだけ!情報局(リアルタイム銘柄情報掲示板)
- 無料銘柄診断
- 叶未来のセレブな株日記
コースや成功報酬
前項では無料コンテンツを紹介しましたが、続いてイーキャピタルが提供しているコンテンツの主なコースや成功報酬に触れます。
サービス名 | 料金 |
---|---|
トライアル (1ヶ月) | 登録費:88,800円 |
C(6ヶ月) | 登録費:135,000円 会費:135,000円 合計:270,000円 |
B(6ヶ月) | 登録費:324,000円 会費:324,000円 合計:648,000円 |
A(1年) | 登録費:1,080,000円 会費:1,080,000円 合計:2,160,000円 |
上記料金の他に成功報酬が21.6%かかるとのこと。
イーキャピタルを通じて行われた売買は、有価証券の売買差益から、
- 売買手数料
- 源泉所得税
- 消費税
- 信用取引金利
を差し引いた成功報酬21.6%が設定されており、計算した結果の1,000円未満は切り捨てとなります。
行政処分を受けた理由
冒頭でもお伝えしましたが、イーキャピタルは過去に行政処分を受けていたことがわかっています。
2006年4月17日。証券取引等監視委員会は公式サイトにて、イー・キャピタル株式会社が法令違反を働いた事実が認められたということから、行政処分を行うよう勧告したと通知。
内容については以下のとおりです。
“著しく事実に相違する表示等のある広告をする行為
イー・キャピタル株式会社は、平成16年4月頃から同17年11月11日までの間、当社ホームページの閲覧などにより資料請求や無料銘柄診断を求める少なくとも2,146名以上の者(以下「見込客」という。)に対して、有価証券に係る投資顧問業の規制等に関する法律(以下「顧問業法」という。)第14条に基づく契約締結前の書面を郵送により交付するに際し、「当社だから出来る玉移動、私募CB、第三者割当銘柄等の業界裏情報」、「極秘情報銘柄」と当社が実際には入手していない情報が存在するかのような著しく事実に相違する表示で、かつ、助言内容について著しく誤認させるような表示のある案内書を同封し、見込客に投資顧問契約の締結を勧誘している。
当社が行った上記行為は、顧問業法第13条第2項に違反すると認められる。”
証券取引等監視委員会公式サイト
被害にあった会員数は2,146人以上も見込まれているので、多くの被害者がいることがわかりますね。
この行政処分を受けたイーキャピタル株式会社は、1ヶ月間の業務停止・業務改善命令を下されました。
また、登録費の返還に対するクーリングオフ制度を取っていたものの、実際には登録費を返金していなかったらしく、消費者契約法9条1号に反するとして消費者機構からも指摘を受けています。
イーキャピタルの評判
ここまでイーキャピタルの会社概要やサービスについて紹介してきました。
続いて世間の評判にはどのような意見があるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
実績に対する口コミ
まずはじめに実績に関する口コミを紹介します。
「3035 ケイティケイ 」はイーキャピタルの掲示板で、3/9に302円で、『業績面でも第1四半期で純利益4900万円は通期予想5600万円に比べ進捗が良いですね!PBR0.6倍台は資産面で割安。チャートはテクニカルの日足MACDがゴールデンクロスしており上放れるか?』って書いてましたが、昨日は高値455円まで50%上昇してますね。当欄をご覧の方なら無料でも300円付近で仕込むことが可能でしたが、こんな急騰銘柄を仕込んでみたい方はコチラの無料サービスもお試しください。ってあったので、『渾身の一発逆転銘柄』ってのに無料登録してみました!
投資顧問のウワサ
上記の口コミのように、イーキャピタルの銘柄情報は的確で、おすすめ銘柄を購入してみたところ、利益になったという声も見られました。
リスクに関する口コミ
続いてリスクに関する口コミです。
5年くらい前にイーキャピタルと契約したことあったけど、確かそんなに勝てなかった気がする。かと言って大損したという事も無い。今のイーキャピタルからも相場情報とかは受け取ってるけど正直有料契約したいとは思わない。その辺に関してはいい思い出のない会社。
投資顧問のウワサ
イーキャピタルのおすすめ銘柄に投資したものの、株価が下落したのにも関わらず、損切りする判断が遅いという口コミも多く見られます。
イーキャピタルの評価
続いてメリットとデメリット紹介していきます。
メリット
イーキャピタルのメリットとしては下記のような項目が挙げられるでしょう。
- おすすめの銘柄を知ることができる
- 保有の銘柄の相談ができる
- 無料コンテンツでもかなり有益な情報を得られる
有料会員は保有銘柄の相談や、アナリストからのおすすめ銘柄を聞くことが可能です。
また、無料コンテンツだけでも有益な銘柄情報などが得られます。
デメリット
イーキャピタルのデメリットとしては下記のとおりです。
- 過去に行政処分を受けている
- 対応が遅いときがある
- 悪い口コミが多い
イーキャピタルは前述でもしましたが、2006年に行政処分を下されています。その後は業務改善を行っているかと思いますが、過去の過ちが消えることはありません。
また、損切りの対応やフォローが遅い、スタッフの対応が悪いなど酷評の口コミも多いことがデメリットとして挙げられます。
イーキャピタルの現在は廃業してる?
今回はイーキャピタルの会社概要やサービス、評判など紹介しましたが、現在は廃業しているという声も。
調べてみたところ、ある口コミに「イーキャピタル株式会社で働いていた社員が別の投資助言業のアレス投資顧問に移ったのでは?」というコメントがありました。
アレス投資顧問について調べてみると、所属している
- 阿部隆氏
- 矢野恵太氏
- 齊藤浩友氏
の3名は、2006年の行政処分を受けた時にイー・キャピタル株式会社に所属していたとのこと。
また、前述でもしたように2021年11月末に連載コラムの更新終了、2021年12月1日に公式Xの更新が途絶えています。
そのため、イーキャピタルは廃業し、働いていた社員はアレス投資顧問に移ったのではないでしょうか。
『イー・キャピタル』の口コミ
口コミ一覧
匿名
おねお
名無し
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