10 minutes.com(テンミニッツドットコム)

その不誠実さはホームページからも如実に伝わってきます。→ホームページ画像 株式投資情報を取り扱うサイトというのは分かりますが、どの様な情報を取り扱っているのか、利用することの利点が一切読み取れません。

甘い謳い文句に惹かれて安易に近づくことはなさそうですが、実際に利用を検討するユーザーもいなそうです…。もはや運営者のやる気のなさすら感じてしまいます。

特に「推奨全銘柄」というページの更新状況が良い例ですね。こちらは有料会員向けに推奨した銘柄を掲載していますが、「2002年12月30日」に推奨した銘柄が最新のもので、13年以上放置されています(2016年4月調べ)。

この点だけを見ると「放置サイト」にも思えますが、その他コンテンツ等は更新されているので、ただ単に更新を異常なくらいサボっているということになりますね。ここまで来ると存在意義すら疑問です。

「10 minutes.com(テンミニッツドットコム)」は法人契約を結び、他サイトの主要株式市場の株価やニュースを掲載している模様。つまりネット上に溢れている情報ということです。

唯一の独自コンテンツは「10分で分かる投資戦略」と銘打つ無料メールマガジンのみです。

■10分で分かる投資戦略
登録専用フォームにメールアドレスを入力して送信するだけで簡単に登録ができるので、早速登録。するとすぐにメルマガが配信されるのですが…

配信されたメルマガの内容を見ると「2016年1月28日号」となっています。システムのバグか何かか定かではありませんが、平然と3ヶ月以上も前の古い情報を配信できてしまう神経を疑います。

メルマガの宣伝ページでは、配信頻度は週に1回と記載されていますが、最新のメルマガ発行日はやはり「2016年1月28日号」になっているので、全く配信されていないことが分かりますね。わざわざ購読登録して損した気分です…。

ここまで検証した中で、有料情報を利用したいと感じたポイントは1つもありませんでしたが、一応検証してみます。

■有料情報
宣伝用ページに記載されている有料情報の説明は「独自ルートによる高いクオリティの情報をお届けします。」のみ…。段々とユーザーを小馬鹿にしているようにも思えてきました。

「会員情報例」としてサンプル版が掲載されていますが、「2002年2月21日」の配信例なので全く参考になりません。

大項目2で紹介しましたが、「推奨全銘柄」というページも「2002年12月30日」に推奨した銘柄以降更新されていませんし、この状況で有料情報の購入を促す方がどうかと思います。

まるで、妄想で投資結果を導き出したうえで情報を購入しろと言われているようなものですね…。

問い合わせ先として記載されている「[email protected]」宛に、「なぜ会社情報を掲載していないのか？」と直球で投げ掛けてみましたが、一向に返答は返ってきません。

そもそも会社情報を掲載できないということは、何かしらの特別を掲げているが故の結果だと思いますし。触れてはいけないタブーに触れてしまったのかもしれませんね(笑)

今後も返答が返ってくる期待値は低いですが、何か新事実が判明した際には追加で検証をしていきますので是非ご確認ください。

サイト内の更新状況を見ると、「2002年」に更新されていたものが多数見受けられることから、サイト開設後相当長い運営期間が経過していると推測できます。

実際にドメイン取得日を調べると「2001年9月7日」と、サイト開設後14年以上が経過する老舗サイトだと分かります(2016年4月調べ)。

ということは最初の1年だけ真面目にサイトを更新していて、そこからはほぼ放置しているということですね。まるで生きた化石の様なサイトです…。

続いて、所在地を検証したいところですが、当然の如く所在地は表記されていないので検証不可です。まあ複数人の従業員が手を掛けているサイトとは思えないので、会社自体存在しない個人レベルで運営しているサイトなのかもしれません。

検証前から通常のサイトではあり得ない「会社情報なし」という事実が判明し、最初から利用をおススメするサイトではないという前提で検証しました。

その結果、会社情報が記載されていない以前の問題で、サイト内には10年以上も更新されていないコンテンツが平気で放置されていたり、運営者のやる気が微塵も感じ取れないサイトでしたね。

サポート宛に問い合わせても返答がないので、利用を検討する場合は妄想でどの様な投資結果が得れるのか考える必要がありそうです。現時点で被害報告等は挙がっていないため「悪徳サイト予備軍」と結論づけます。

■無料コンテンツ
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■有料情報
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