- 投資顧問ステップでは「テーマ株投資」の実現厳しい
- 投資顧問ステップの評判「利用して後悔…」の声多数
- 『大化けするテーマ株の法則』がお粗末な内容だった
- 投資顧問ステップの「テーマ株投資」に対する知識の無さが露呈
- 他サイトの投資情報を丸パクリしている投資顧問ステップ
- 運営会社の「株式会社ステップ」は架空の企業
- 投資顧問ステップは銘柄実績をねつ造
- 投資顧問ステップの総括
環境に配慮した「大化けテーマ株」を中心に銘柄を選定するという投資顧問ステップ。
投資顧問ステップが宣伝している「大化けするテーマ株の法則を教えます」という広告を見たことがある人もいるのではないでしょうか。
広告で宣伝されているように、テーマ株は市場の注目を集めやすいことから大化けすることも多く、人気が過熱化するとテンバガーに至ることさえあり得ます。
そんなテーマ株に大化けする法則があるのだとすれば、ぜひとも知りたいところ。
ところが明らかになったのは大化けするテーマ株の法則ではなく、「内容が全くないハリボテ投資顧問」の実態でした…。
投資顧問ステップを利用した人の口コミをネットで発見しました。
壮絶な体験談となりますので、心してお読みください。
『高水準で必ず勝てます！と電話越しで言われてそれを信用してしまった、、信じた自分が悪いと言われればそれまでかもししれません。１００％儲かるを信じてしまったことを後悔してます。』
『投資顧問ステップは詐欺です、利用してはなりません。
担当の吉岡という人物と、本部長の松原という人物から電話があり、「今すぐ買い付けて頂きたい銘柄がある。選ばれた特別な会員様のみへの紹介となるため、この機を逃すと二度と参加することが出来ない」などと言われ、300万のプランを紹介されました。
初回に買った銘柄が含み損でしたため、参加は見送りましたが、こちらのサイトを見て目が覚めました。
もっと早く調べていればよかったと思います、自分が情けない。
みなさまも、お気を付けくださいませ。』
ユーザーの悲痛な叫びがこちらまで届いてくるかのよう。
口コミには「100％儲かる」と言って勧誘を行なっている形跡も見られました。このユーザーさんは信じてしまった自分の行動を後悔しているみたいですが、「必ず儲かる」なんて言われたら信じてみたくなるのが人間というものでしょう。
しかし、現実には必ず儲かる投資法なんて存在しません。投資手法を工夫して勝率を上げることは可能ですが、必ず勝つなんて到底無理な話。
そんな荒唐無稽な話を投資顧問ステップはしてきたんでしょうか…。
すでに利用価値を見出せない投資顧問ステップですが、無料会員登録の特典である『大化けするテーマ株の法則』というPDF資料の内容を確認してみます。
読んでみて非常にショッキングだったのですが、あまりにも内容が薄っぺらい…。
正直、登録してまで読む価値はありません。
一応内容に触れておくと、『大化けするテーマ株の法則』は全部で5つのスライドを用いて「テーマ株の特徴」について説明した資料となっています。
しかし、肝心の内容は「テーマ株の特徴を述べているだけ」に過ぎず、これを読んだだけではテーマ株投資に成功できるビジョンが見えませんでした。
投資顧問ステップが急騰テーマ株の特徴として挙げているのは、ネットで検索してみたら分かることだらけ。
知りたいのは「上がるテーマ株を持ついかに見つけるのか？」ですが、その内容には全く触れていませんでした。
投資顧問ステップが、2021年下半期に注目していたテーマは下火になっていたものばかりでした。
感染症、酸素関連、マスク関連、解散総選挙関連など。
2021年も終わりに差し迫っている中、いまだに「マスク関連」のテーマに注目していることに驚愕します。
たしかにマスク関連はコロナウイルスが蔓延し始めた2020年1月当時は有望テーマの筆頭と言えるものでした。川本産業の株価は8倍近く上がりましたしね。
しかし、2022年にはマスク需要は落ち着いています。外出規制も緩和されて、「旅行関連」や「インバウンド」に注目が集まっているくらいです。
残念ながら、投資顧問ステップが注目しているテーマ株の情報は古いようです。スピードが命のテーマ株投資において、この情報感度の薄さは致命的。
世の中には、ユーザーの資産を9.7倍に激増させた投資情報サービスもある中、あえて投資顧問ステップを利用する価値を見出せません。
テーマ株投資を謳っている投資顧問サイトが、なぜこんなにテーマ株に精通していないのか？
もう少し投資顧問ステップについて調査を敢行したところ、「そもそも株式投資の知識がないのでは？」という疑念もわいてきました。
投資顧問ステップには2つの無料コンテンツがあるのですが、そのいずれも他サイトの情報を盗用して作られていました。
■投資顧問ステップの無料コンテンツ
・無料銘柄･･･注目銘柄を紹介する、
・相場見通し･･･相場観の解説を行なう
投資顧問ステップの「本日の注目銘柄」で紹介される銘柄は、投資情報サイト「株探」のコンテンツをそのまま転載しています。
恐るべきことに、投資顧問ステップのページを見ると株探と全く一緒の情報が載っています。
公開された日時は「株探」の方が早いので、投資顧問ステップが情報を盗用したことは明らか。
「相場見通し」についても金融情報サイトの「FISCO」が発表しているレポートと同様。
コンテンツ内容を見る限り、投資顧問ステップは何も投資情報を発信していません。
平気で他のサイトの情報を利用しているのですが、この会社はいったいどうなっているのでしょうか…。
投資顧問ステップを運営しているのは「株式会社ステップ」という企業です。
公式HPによると、株式会社ステップは1979年に設立された企業とのことですが、その登記情報を調べてみたところ企業情報は「真っ赤なウソ」であることが判明。
株式会社ステップなんて企業はこの世に存在しないことが分かりました。
創業年度が古い会社であることをアピールして信頼性を得ようとしていたのでしょう。
こうなってくると、HPに書かれている住所や電話番号も怪しく思えてきましたね…。本当に従業員や主要銀行と取引があるのでしょうか？
会社情報がウソであることが発覚し、株式会社ステップがやっていること全てがうさん臭く思えてきました。
投資顧問ステップでは、有料コンテンツの一部で「おすすめ銘柄の紹介と投資助言」を行なっているのですが、実はこちらも違法行為です。
投資助言を行なうためには金融庁から「金融商品取引業者」としての認可を貰う必要があるというのは、当サイトの読者であれば周知の事実かと思いますが、投資顧問ステップは当然のように認可を受けていません。
投資顧問ステップは違法に営業を行なっている業者ということですね。
このような違法業者にありがちなのが、ウソの銘柄実績を見せてユーザーを騙すという手口です。
投資顧問ステップの公式HPには、「これまでに紹介した銘柄の実績」として数多くの銘柄が紹介されていますが、
そのほとんどが「ねつ造された実績」である可能性は非常に高いです。
投資顧問ステップが営業を始めたのは「2021年7月26日」であるはずなのに、それよりもっと古い2019年時点の銘柄実績を見せていました。
会社情報にウソが載っている時点で嫌な予感はしていましたが、銘柄実績もねつ造の可能性は高いでしょう…。
違法業者はこのような手口でユーザーを欺きます。
似た手口で運営を続けている違法業者は他にもあるので、どうか騙されないように用心しておいてください。
■無登録業者の一覧
・投資顧問Factor
・株式会社都
・投資顧問ダイレクト
・投資顧問リード
・株式会社豊
・スリーエスジャパン投資顧問
投資顧問ステップを検証してみた結果、悪質な違法業者であることが分かりました。
『大化けするテーマ株の法則』は内容が薄く、サイトに登録する手間をかけて得る情報では無いことは確かです。
株式会社からサイト内の情報に至るまでウソで入り乱れており、その実態は怪しいとしか言いようがありません。
賢明な読者の方々は、くれぐれも関わり合いにならないことをおすすめします。
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『投資顧問ステップ』の口コミ
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