- 株式会社都は「悪質な株情報サイト」として評判
- 株式会社都は財務局から警告を受けたサイトのリニューアル版
- 「巨額資金流入株の法則」は他ブログのコピペコンテンツ
- 株式会社都は投資素人集団か
- 株式会社都の嘘の数々
- 株式会社都の運営陣
- 株式会社都の総括
株式会社都は2021年10月28日に金融庁から警告を受けた「株式会社豊」が名前だけ変えて誕生した株情報サイトです。
株式会社豊の頃から「悪質な株情報サイト」と評判でしたが、株式会社都になってからもその評判は健在。ユーザーを陥れるやり口がどんどん巧妙になっており手が付けられません。
ユーザーを集客する方法として新しく「巨額資金流入株の法則」という無料書籍を宣伝しているようですが、内容が薄すぎて得るものが何もない始末。相変わらず、会社が存在しない、他投資サイトの情報を丸パクリなどやりたい放題を続けています。
残念なことに、株式会社都(株式会社豊)は金融庁から警告を受けたにも関わらず、業務体制・運営体制に何ら改善が見られません。
なぜ株式会社都は「悪質」という評判が出るに至ったのか、改めて検証していきます。
■2022年3月1日 追記
都と一緒のサイトの見た目をしている「富士投資顧問」が現れました。都の営業は止めて、そのうち富士に乗り移る算段かもしれません。
まず、ユーザーの皆様に認識していただきたいのは「株式会社都 = 株式会社豊」という点です。
どちらも会員制で株式情報を発信するサイトなのですが、両方とも金融庁に未認可で投資助言を行なっています。
公式ホームページを見ると、両社が同じ企業ということは一目瞭然。
引用元:株式会社都
使用している文言まで一緒ですからね。両社が同じ会社というのは疑いようがないでしょう。
気になるのは、なぜ株式会社の名前を変更してまで営業をしているのか?
恐らく、株式会社豊が「財務局から警告を受けた」ことが影響していると考えられます。風評被害が広まるのを嫌がって会社名の変更で対応したのでしょう。
本来、投資情報の提供や売買助言を行う場合、財務局に登録をして金商という商号を取得しなければなりません。投資顧問豊は財務局に無登録で上記行為を行っていたため、警告を受けました。
ここで普通ならば「金商を取得して、健全な運営をしよう」となるはずですが、この運営会社はそうは考えません。
なんと、社名を変更して営業を続けることにしたのです。
財務局に警告されてケチが付いた「株式会社豊」の名前を捨て、新しく「株式会社都」に鞍替え。問題は野放しのまま、何も解決していません。
会社の名称変更は風評被害を避けるためだと思われますが、それが嫌なら金商を取得すればいいだけの話です。
金商を取得できないということは、株式会社都はユーザーに投資情報を与えるのに十分な運営体制を敷けていない可能性が高いです。
金商を取得するには「①コンプライアンスの遵守」「②投資知識を有していること」「③金融業に従事した人員が在籍していること」などの条件があるのですが、株式会社都はそれらの基準をクリアしていないのと同義です。
こんな状態でユーザーに投資助言をしているとは末恐ろしい…。
2021年12月現在、株式会社都は無認可で絶賛営業中。
まぁ、1万歩譲って最悪無認可であってもユーザーにメリットがあるのならまだ話は分かります。
しかし、株式会社都の場合はユーザーに利益をもたらしていない点が、さらに悪質さを増幅させています。
『高い情報料で上がらない株を推奨。 損切りさせて更に次のステップに誘い込む。 ここを相手してたら破産しますよ。 私は正月の旅行、もち代を騙されました。 カモと見たのか、次から次へと誘いのメールが来ます。』
株式会社都に悪評があふれる要因、それは投資の実力が欠けていることが根底にあるのかもしれません。
株式会社都は「巨額資金流入株の法則」という電子書籍を広告で宣伝しています。
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■巨額資金流入株の法則の目次
・第一章
-機関投資家の種類
-覚えておきたい売買ルール
-機関投資家が狙う銘柄
・第二章
-これから日銀はどう動く?
-GPIFが保有する銘柄一覧
-バークシャーハサウェイは日本株を買わない?
・第三章
-モノ言う機関投資家に乗っかろう
-最後に(※機関投資家が次に介入する銘柄についても記載)
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「巨額資金流入株の法則」には、機関投資家・大口投資家の売買ルール、投資先の銘柄の特徴について記載されているのですが、内容が他ブログサイトのパクリです。
内容を参考にしたというレベルではなく、ほぼほぼコピペ。これには私も度肝を抜かれました。
株式会社都の広告には「機関投資家が選ぶ銘柄や法則や売買手法を理解して、株式投資に役立つヒントを得る」と仰々しく書いていましたが、ネットを調べればすぐに出てくる投資の一般知識だったとは…。
いくら無料の特典とはいえ、これならば見ない方がマシだったかもしれません。タダより高いものはないとはよく言いますが、まさにその感覚を覚えています。
一応補足しておくと、巨額資金流入株の法則は、投資界隈では有名な「ひげづら」という方のブログを参考にして作られているため、内容が誤っているわけではありません。
ただ、それがそのまま投資に活かされるかと言われたら答えはNO。
一番肝心な「機関投資家が次に何の銘柄に投資するか」が全く見当がつかないからです。
巨額資金流入株の法則では、機関投資家が投資対象にする銘柄の特徴を3つ挙げています。
①最低でも時価総額100億円以上ある銘柄
②東証一部、東証二部の銘柄
③機関投資家が買う銘柄
2021年12月13日現在、この条件に当てはまるのは「2058銘柄」。
特徴の条件が甘く、ほぼ絞り込みをかけていないに等しいですよね…。巨額資金流入株の法則では、この程度の内容が10ページほど続きます。
他サイトのパクリで構築されている「巨額資金流入株の法則」ですが、機関投資家が株式市場を動かしているというのは概ねその通りです。その点に異論はありませんが、いかんせんその銘柄を知る方法が無いのが投資家の悩みです。
次に期待できる銘柄を探したい投資家は多いということでしょう。
ただ巨額資金流入株の法則では、投資のヒントを得られる可能性が限りなく低いと言わざるを得ません。
株式会社都が登録特典として配布している「巨額資金流入株の法則」が、他ブログのコピペコンテンツだった時点で嫌な予感はしていました。
どうやら、株式会社都に会員登録した後に得られる投資情報も他サイトのコピペばかりなようです。
銘柄を紹介してくれる「本日の注目銘柄」、当日の相場を説明する「市況解説」は、一般の投資家さんや、大手株式情報サイトの株探、ニュースサイトの記事をほぼそのまま引用しています。
更新時刻を見ると、株式会社都が後出ししていることが分かります。情報の即時性が命の株式投資の世界において、「情報が遅く、三次情報を扱っている」とあれば、その利用価値は言うまでもなく無価値。情報を参照するメリットを感じられません。
ここまで見てきましたが、株式会社都からオリジナリティのある情報が一つも出てこない状態。「本当に投資のこと分かっているの?」と逆に心配になってきます。
株式会社都は投資コンテンツのパクリ以外にも、いくつもの嘘を塗り重ねています。
・運営会社が存在しない
・資産を形成した人が紹介されているが、その人はフリー画像
・機関投資家との繋がりがあるという投資手法のウソ
・運営会社が存在しない
株式会社都は1969年設立とHPには記載されていますが、それは全くのデタラメです。
登記情報に一切登録が無く、そもそも会社が存在しません。
つまり、株式会社都に掲載されている企業情報は真っ赤なウソということになります。
■株式会社都の会社情報
サイト名:都
運営会社:株式会社 都
会社設立:1959年06月01日設立
連絡先:03-6685-3354(平日8時30分から18時00分)
[email protected]
運営責任者:吉村充雄
所在地:東京都中央区日本橋本石町3-2-3
地方支部:北海道・神奈川県・愛知県・大阪府・福岡県
従業員数:382人(2021年1月末現在)
関連企業:421社(2021年1月末現在)
代表取締役会長 武内恒文
代表取締役社長 吉村充雄
業務内容:デジタルコンテンツの提供
設立年度が古ければユーザーからの信頼性が上がると思ったのでしょうか…。
・資産を形成した人が紹介されているが、その人はフリー画像
都で資産を形成できた例が紹介されていますが、その人物はフリー画像でした。本当に資産を形成できた人がいるのかどうか疑問が残ります。
引用元:株式会社都
・機関投資家との繋がりが無い可能性が高い
株式会社都はしきりに「機関投資家との繋がり」をアピールしています。
冷静になって考えてみてほしいのですが、機関投資家が株式会社都と関わりを持ちたいと思うでしょうか?
機関投資家と言えば「年金基金」「保険会社」「投資信託会社」など、社会的信用が高い企業や団体です。そんな人たちが、会社が存在しない、違法に営業している会社と繋がりを持とうとしますか…。
しかも、株式会社都がやっていることは「機関投資家から仕入れた情報をユーザーに横流し」しているようなものです。
機関投資家からすると、逆に付き合いたくないと考えるのが自然な思考かと思います。
少し調べたらバレるような嘘を、なぜこうも株式会社都は繰り返してしまうのでしょうか…。
株式会社都は「株式会社豊」以前にも、いくつも同様のサイトを立ち上げています。同じような手法を繰り返しすぎて、感覚がマヒしてしまっているのかもしれません。
■株式会社都と同系列のサイト
・投資顧問Factor
・投資顧問ダイレクト
・投資顧問ステップ
・投資顧問リード
株式会社都は存在しないことが明らかになっていますが、中にいる人物たちはどうなのか。
結論から言うと、中にいる人物たちも素性が判明していません。会社情報が適当であることを考慮すると、人物たちも存在するのかどうか怪しいですね…。
・運営責任者 吉村充雄の詳細
株式会社都の運営責任者である「吉村充雄」を調べてみましたが、何も情報が出てきませんでした。
・代表取締役会長 高垣茂の詳細
福山ばら会という団体に「高垣茂」という方がいたようですが、恐らく株式会社都とは関係ないでしょう。
株式会社都は悪質な株式情報サイトと評判の「株式会社豊」が名前を変えて運営しているサイトです。
財務局から警告を受けたにも関わらず、違法な営業を続けているあたり反省している様子は見られません。
いずれ、株式会社都も財務局から警告を受けるというお決まりのパターンでしょう。
無料特典で貰える「巨額資金流入株の法則」の内容が薄いこともあり、特に利用するメリットは感じられません。
『株式会社都』の口コミ
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