たけぞう(@noatake1127)はTwitterで10.7万フォロワーを抱える、株式投資界のインフルエンサーです。
元証券ディーラーであり、24年間の勤務の中で50億を稼ぎ出した経歴を持っています。
現在はツイッターやメルマガでの情報発信、本の執筆、セミナー講演、投資メディアへのコラム寄稿など幅広く活動中。
「元証券ディーラーとして得てきた知見」や「投資初心者に向けた投資の考え方」を発信する活動を行なっています。
そこで、たけぞう氏の発信する情報について調査したところ、主に国策関連の銘柄、ニュースについて情報発信していることが分かりました。
本記事ではたけぞう氏がどんな情報発信を行なっているかに加え、投資手法や経歴についてもご紹介するので、興味がある方はご覧ください。
目次
たけぞうのTwitterで「国策関連」の情報を知る
たけぞう氏のツイッターでは、主に以下の三つの情報が得られるでしょう。
- たけぞう氏が注目している国策関連ニュース
- 日本市場や米国市場の相場観
- たけぞう氏個人の活動について
具体的な銘柄について言及することはほぼ無いみたいです。
たけぞう氏の投資についての考えや、注目テーマについての情報が主なようですね。
「国策に売りなし」。たけぞう氏が国策ニュースに注目する理由
たけぞう氏はTwitterにて、国策関連のニュースを頻繁に投稿しています。
たけぞう氏が国策銘柄に注目する理由は「長期的に投資が行なえる」ため。
国策関連のテーマは国から潤沢な資金が投入されるため、値上がりに期待できます。
たけぞう氏は普段の投資でも「国策関連かどうか」を重要視しているようで、以前コラムでこんな発言をしていました。
『テーマ株狙いの短期投資で私がポイントとしているのは、トレード自体は短期決戦だったとしても、狙うテーマは「国策関連」など息の長いテーマを狙うということです。
相場の格言のようなものに「国策に売りなし」とあるように、長期的に資金が入ってくると考えられる分野を標的とします。』
引用元:元・証券ディーラーに聞く、需給で考えるウィズコロナ相場~第3回 -株探
相場の格言に「国策に売りなし」というものがあります。
これは「国が行なう政策に関連した銘柄は値上がりしやすいため、買うべし」という意味の格言で、古くから投資業界では有名な言葉。
実際、国策関連銘柄は値動きする銘柄も多いですからね。
その背景もあって、たけぞう氏はよく国策関連のニュースについて情報発信しているのでしょう。
情報を先取りできるわけではない
ただ、たけぞう氏は基本的に政府が発表した後、各種メディアが記事にした後に言及することが多いので、速報性という意味では他の投資家と差別化はできません。
ツイッターでは詳しい解説がある訳ではなく、一言コメントくらいしかありませんしね。
あくまで、「たけぞう氏が注目している国策について知ることができる」ということ。
たけぞう氏のツイッターをチェックしておくと、自分でも国策関連銘柄を調べてみるきっかけになるかもしれませんね。
日本市場米国市場についての一言コメント
ツイッターからはたけぞう氏の相場観を知ることが出来ます。
コメントの内容を見て分かる通り、得られる情報としては少なめです。
その瞬間の相場観について、「たけぞう氏の考えがなんとなく分かる」くらいでしょうか。
たけぞう氏の考えを詳しく知りたい場合は、ツイッターからではなく他のメディアから仕入れる必要があります。
(この点については次項で解説)
ちなみに、たけぞう氏は仮想通貨についても頻繁にツイートをしています。
コメントは1行に収まることが多いです。
この傾向は日本市場、米国市場に関するツイートと一緒ですね。
たけぞう氏の投資手法を他のメディアから知る
たけぞう氏は、自身が他メディアに出演した時にお知らせをしています。
ツイッターだけでは多くの情報を得られませんが、たけぞう氏が他のメディアに出た際に投資手法や相場観について詳しく知ることができるでしょう。
例えばInvesting.comがたけぞう氏を取材した時には、「注目しているテーマは?」「トレードする際に心掛けていることは?」などの質問にたけぞう氏が答えるロングインタビュー記事が掲載されました。
・50億儲けた伝説ディーラーたけぞう氏―【インタビュー前編】
・50億儲けた伝説ディーラーたけぞう氏―【インタビュー後編】
他にもYoutubeセミナー、NIKKEIラジオ、株探のコラムなど、たけぞう氏は様々なメディアに登場します。
たけぞう氏が発信する情報が欲しい人は、ツイッターで出演情報を見ておくといいかもしれませんね。
たけぞう氏のメルマガは国策関連ニュースを深掘りした内容
たけぞう氏はパンローリング社から『たけぞうの50億稼いだ男のメルマガ』というメルマガを配信しています。
毎日配信で、料金は月額3,800円(キャンペーン時は1,000円)。
ユーザーの評判を見てみると、「参考になった」という声が見つかりました。
メルマガではたけぞう氏が注目したニュースを紹介するとともに、関連銘柄についても言及。
ツイッターとは違った情報がメルマガには掲載されているようですね。
メルマガの満足度調査
メルマガを取得している人の満足度について、統計データがあったので紹介しておきます。
- とても満足:52.78%
- 満足:44.44%
- 不満:2.7%
アンケートの結果を見る限り、メルマガを受講している人の満足度は高い模様。
満足している人の声
- たけぞうさんの出していただいたテーマの中の銘柄例から自分で吟味し、買った銘柄で利益を頂いたことが何回かあります。有難うございます。
- 直接は無いですが、考え方やテーマ、知識が間接的に利益につながっています。
- 事前に銘柄を調べられるので早めの行動ができた
不満を感じている人の声
- メルマガの材料株に飛び乗ったら天井だった
- 良さそうな銘柄でも相場全体に押し下げられてマイナスになる。
- 国策なども丁寧に調べていただいて参考になりますが、そこから実際にトレードする銘柄を選ぶのがなかなか難しいです。
メルマガで満足度が高い人は、たけぞう氏のメルマガを参考に自分でも調べて投資している様子。情報源として上手く活用しているようですね。
逆に不満を感じている人は、メルマガの情報を吟味せずにそのまま利用している傾向があるようです。
情報を鵜呑みにせずに、参考情報を元に自分でもきちんと調べる。
たけぞう氏のメルマガを情報源として活用する人は購読の価値があるかもしれません。
教えてもらった通りの投資がしたい人は、投資顧問や、銘柄選定サービスを利用した方が良いでしょう。
メルマガで取り上げるテーマや内容
『たけぞうの50億稼いだ男のメルマガ』で取り上げるテーマや、内容は以下の通り。
銘柄選定
株式投資でとても重要な銘柄選定。その方法や投資のヒントになり得る源泉の見つけ方
各種情報の読み方
東証適時開示や株探、米国市場の動きなどの情報の生かし方
リスク管理
最も重要で難しいリスク管理。口座の資金管理だけでなく、マー ケット全体を襲う各種リスク―政治的リスク、海外市場のリスク、日銀ETFのリス クなど、気になる要素をピックアップ
今後の日本株に対するリスク
日米貿易問題、日銀ETFの対応、一部上場基準の見直しなど
懸念材料の動向
信用残動向、価格帯出来高、裁定残高、社会情勢など
今後期待される買い主体
自社株買い、企業年金、日銀ETFの買い需要のチェック
テーマ
2020年春に指導予定の5Gにおいて恩恵を受けるテーマなど注目すべきテーマなど
メルマガの主な内容
- 私の注目するニュース
- 主なニュース(日経、日経産業、日刊工業などから)
- 今日の一言、戦略、相場観
- 米国市場から見た日本株
(以上、Tradersshopより引用)
たけぞうの投資手法はファンダメンタルがメイン
たけぞう氏の投資手法は「企業の業績」を中心に見るファンダメンタルズ分析がメイン。
特に国策関連のニュースを大事にしているのはここまで述べてきた通りです。
もちろん、テクニカル分析を否定するわけではなく、投資をする際にはローソク足でチャートや移動平均線、出来高も確認すると言います。
『私はファンダメンタルズをメインに投資判断をしています。株価は業績で動くと思っているからです。だからといって、テクニカルをまったく否定はしません。投資をするさいにはローソク足の日足チャート、移動平均線、出来高を見て判断をしています。』
引用元:投資判断の手法2つ、使い分けのテクニックとは
「アリの視点」「タカの視点」
また、銘柄を選択する際には「アリの視点」「タカの視点」という二つの考え方を大事にしています。
アリの視点は日常生活から銘柄を発見する
アリの視点は、日常生活の中から投資先を探す考え方です。
自分が勤めている企業や生活の中で関わりのある企業など、自分の足で探せるものから投資先を選びます。
アリの視点のメリットは自分の身の回りの出来事のため、情報収集がしやすい点や、知らない銘柄を不用意に購入することを避けられる点にあります。
デメリットは、市場で盛り上がっているテーマへの投資や、どうしても投資できる先が少なくなってしまう点。
タカの視点は国策から銘柄を予測する
タカの視点は国策に関連する銘柄を選ぶ方法。
国策関連銘柄は、国が取り組むことから、大きな資産流入が見込めたり、規制緩和で企業がさらに成長するきっかけにもなりします。
そのため、長期的に成長する企業が出やすくなる特徴があります。
過去、マイナンバーや電力自由化など、国が取り組む政策に関連する銘柄は市場で注目され、飛躍的に株価を伸ばしたものもありました。
タカの視点のメリットは上記の通り、市場で盛り上がっているテーマに投資ができる点、投資先の選択肢が多い点が挙げられます。
デメリットとしては、テーマの選定が難しいこと、投資先の選択肢が多くてどの銘柄に投資すればいいか分からなくなってしまうことなどです。
「国策が分かっても、実際にトレードする銘柄を選ぶのがのが難しい」という意見は、たけぞう氏のメルマガの感想でもありましたね。
テーマと一口に言っても幅広く、注目される銘柄を見つけるのは難しいという事でしょう。
実際に何を選べば良いのか「GFS」を活用しても良し
たけぞう氏のポートフォリオも気になるところですが、実際に売買している銘柄は公開していません。具体的な銘柄について言及をしているのを見つけた際には、また改めて検証します。
たけぞう氏は「GFS」という投資スクールで講師を務めているので、投資手法の詳細を知りたい方は確認してみるとよいでしょう。
たけぞうのSNSでの活動
たけぞう氏はTwitterの他にもインスタグラムをやっています。
インスタグラムで発信している情報はツイッターの情報と差はなく、国策関連のニュースを投稿しています。
投稿する頻度はツイッターと比べると低めで、インスタグラムでの活動には本腰は入れていない様子が伺えます。
やはり主戦場はツイッターということでしょうか。
当方で調べた限り、たけぞう氏の個人ブログはありませんでした。
そのため、たけぞう氏の個人的見解を知りたい場合は、各種メディアの記事や、セミナーから受け取る形となりそうです。
『50億稼いだおっさんが教える 月5万稼ぐ株投資』の評判
たけぞう氏は株式投資の初心者に向けて、『50億稼いだおっさんが教える 月5万稼ぐ株投資』という本を書いています。
本の評価は3.6点(73件の評価/5点満点)。
ユーザーの声を見てみると、「50億円稼いだというのがタイトル詐欺で気に食わない」「ファンダメンタルやテクニカルの話がほとんど無かった」などの評価が寄せられています。
その一方で、「投資初心者にはおすすめできる」「株式取引の考え方が分かった」など、投資初心者の方からは支持されているようでした。
本の内容は以下の通り。
- 資産形成の考え方
- 銘柄の探し方
- エントリー手法
- リスク管理
資産形成の考え方から始まるあたり、確かに投資初心者の方に向けた本のようですね。
たけぞう氏の投資スタイルをもっと詳しく知りたい方は確認してみてください。
たけぞうは証券会社時代にディーラーとして50億円稼いだ
たけぞうのプロフィール
名前
たけぞう
年齢
不明
投資スタイル
スイングトレード、中長期投資、デイトレード
概要
1988年、中堅証券会社に入社、4年間の“場立ち”を経て、20年間以上、証券ディーラーとして活躍。多いときには約10億円の資金運用を託され、過呼吸になるような重圧と戦いながら約50億円の収益を上げる。2000年、光通信〈9435〉の20日連続ストップ安の記録的下落を直前で回避、2018年まで約30年間勤務したのち、独立して個人投資家に。 日常の生活実感から銘柄を絞り込む「アリの視点」と、国策から未来の投資キーワードを予測する「タカの視点」の2本を柱としつつ、徹底したリスク管理による投資法で着実に利益を積み重ねる。
「誰にでも、わかりやすく」にこだわり、ラジオ、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝え、一人でも多くの初心者が、株で収益を上げられるように日々活動を行っている。
引用元:Tradersshop
経験豊富な証券ディーラー
たけぞう氏は証券ディーラーとして勤務した24年間の中で、50億円の利益を出した個人投資家です。
ディーラー時代に10億円の資金運用を任されていた経験もあるとのこと。
仮に24年間で「10億円→50億円」にしたということなら、毎年少なくとも1.6億円は利益を上げていた計算。
企業に所属する会社員として、「損失を出してはいけない、利益を上げなければいけない」というプレッシャーの中で投資をしていました。
同じく証券会社でディーラーを務めていた大岩川源太という人物は、1日で8億の利益を出していたとのこと。いまでは機関投資家の動きを先読みする「先乗り投資法」を教える投資スクールを運営しています。
たけぞうも証券会社を辞めた後は、セミナー講師を務めたり、投資メディアから取材を受けるようになっています。
『たけぞう』の口コミ
口コミ一覧
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