以前当サイトではGFS運営「投資の達人講座」の無料コンテンツや特典にまつわるレビューや口コミを調査しましたが、今記事はその続編です。
同講座を視聴した後、別日に設定された個別ヒアリングに編集部が実際に参加。
そこで開示された「最新の料金プラン表」「サポート比較図」の一次情報をもとに、投資スクールへの入学を検討している方なら気になる、
GFSの「お金の学校」は“元が取れるか”、“スクール費用は投資益で回収できるか”を徹底的に検証しました。

【結論】投資利益でスクール費用の「回収」は極めて困難
GFSの「お金の学校」、このスクール自体のカリキュラムや体制に問題があるわけではありません。
しかし「投資で利益を出して学費をペイできるか」を考えると、
あまりにも費用対効果が悪すぎるのでおすすめできないというのが編集部の結論です。
■投資の達人講座は”怪しい”と口コミが。詐欺や勧誘の実態を調査
上記の以前調査した無料の「投資の達人講座」については、提供される投資教育コンテンツは良質ですし、今回の担当者とのビデオ通話でもこちら側を焦らせるような口調もなく、
クーリングオフを始めとした保証制度もしっかりと説明してもらいました。
しかし、提示された費用は投資や株式投資を勉強しようと思っている一般層には「あまりにも高額」。
無料動画の気軽なノリで「資産運用の相談に乗ってもらえる」と期待して個別面談に参加すると、
終盤で案内されるのは受講料約40万〜150万円という、私立大学の学費並みの契約プランです。
担当者のヒアリングがとても丁寧で親切だったぶん、よけい驚愕してしまったというのが正直な感想でした。
1時間30分ほどかかった面談の流れ
- 「現在の職業・年収」「経済上の悩み」を親身にヒアリング
- 「独学では時間がかかる」「間違った自己流投資はリスクが大きい」と課題を共有
- 「最短で成果を出す環境」としてGFSの有料プランを画面共有で提示
担当者の対応は非常に紳士的で、悪質なセミナー業者のように「今日契約するまで離さない」といった強引な勧誘は見られません。
大手のスクールらしく教育が行き届いているのでしょう。
「絶対」といった断定表現や、誇大広告的な表現もほぼ無いのですが一般感覚から言ってやはり「提示される金額がべらぼうに高い」というのが本音です。
【独自入手】個別面談で提示されるGFSの料金表
個別面談のビデオ通話で実際に画面共有される料金プラン表がこちらです。

GFSの受講料金プラン(受講期間:1年間)
| プラン名 | 定価(税込) | 特別価格(一括・税込) | 36回分割時の総額 (特別価格時) |
|---|---|---|---|
| スタンダードプラン | 698,000円 | 398,000円 | 約495,430円 (月約13,700円) |
| ゴールドプラン 人気No.1 | 1,058,000円 | 578,000円 | 約719,494円 (月約19,900円) |
| プラチナプラン | 1,498,000円 | 908,000円 | 約1,130,278円 (月約31,400円) |
※受講期間:1年間。分割払い額は楽天カード「あとから分割(36回)」適用時の参考値。
一番人気だと言う「ゴールドプラン」でも特別価格で約58万円、最上位の「プラチナプラン」は定価なら約150万円にのぼります。
巧妙な見せ方と分割手数料の落とし穴
大幅値引きによる割安感:
最初にあえて100万円超の定価を見せることで、特別価格(57.8万円)が「約48万円もお得」と錯覚させやすくなっています。
「月々約◯万円」の分割マジック:
「月々約1.9万円(1日数百円)で学べる」と案内されますが、楽天カード等の「あとから分割(36回)」を利用するため、
利息・手数料だけで約14万円以上が上乗せされ、実質支払総額は約72万円まで跳ね上がることを忘れてはいけません。
各プランのサポート違い|「短期で成果」という射幸心の煽り

開示されたプラン概要図から、各プランの機能差を整理しました。
GFS 3つのプラン概要とサポート範囲
| サポート・機能内容 | スタンダード (特別価格 39.8万円) | ゴールド 人気No.1 (特別価格 57.8万円) | プラチナ (特別価格 90.8万円) |
|---|---|---|---|
| ターゲット層 | 自分のペースで 成果を出したい人 | 短期間で 成果を出したい人 | 短期間で成果を 最大化したい人 |
| 全講義の視聴(ライブ含む) | ○ | ○ | ○ |
| 銘柄分析ツール(通称 GFSの眼) | ○ | ○ | ○ |
| 専任コンサルタントへの相談 | ○ | ○ | ○ |
| 講師や投資仲間と交流する掲示板 | ○ | ○ | ○ |
| 相場分析力アップゼミ | × | ○ | ○ |
| 個別株実践勉強ゼミ | × | × | ○ |
※特別価格は個別ヒアリング等で提示される一括税込価格。
「短期間で成果を最大化」という設定の危うさ
担当者の口調自体は穏やかですが、資料上の設定や案内で特に注意すべきは、最上位であるプラチナプラン(特別価格 約91万円/定価 約150万円)の訴求です。

「短期間で成果を最大化したい人向け」「個別株実践勉強ゼミでプロから実践的に学べる」という位置づけは、入学検討者の「手っ取り早く儲けたい」という射幸心を刺激する設計です。
しかし、投資の基本原則に照らし合わせると、この売り文句には極めて大きな矛盾があります。
- 「短期間で大きなリターン」=「投機(ギャンブル)」の領域:
投資の世界において短期間で大きな成果を出そうとすれば、ハイリスクな集中投資や信用取引などに踏み込まざるを得ず、元本を吹き飛ばすリスクと背中合わせになります。
- 個別株の推奨は法的にできない:
「お金の学校」を運営するGFSは金融商品取引業者(投資助言・代理業)の資格を持っていません。そのため「この銘柄を今買えば儲かる」といった具体的な買い煽りや銘柄指示は法律上禁止されています。どんなに高額な「個別株実践勉強ゼミ」に参加したところで、銘柄選びや暴落リスクはすべて受講生の自己責任です。
- 「個別株実践勉強ゼミ」:
このゼミで課題の提示、投資シミュレーションをレクチャーする投資家については、著名アナリストや経済学者ではなくフォロワー数千人程度の個人投資家です。100万円超えのオプションとして、年利換算50%を目指せる有益な実践型ゼミなのか?甚だ疑問の残る人選だという言うしかありません。
まず大前提として高額な値段設定にかえって価値を覚えてしまい、「これだけの大金なら短期で爆発的に儲かる裏ワザが手に入るに違いない」。
という期待にはGFSに限らず乗せられないようにしましょう。
GFS公式がアピールする「生徒の平均利益101万円」という数字
高額な学費を提示する際、GFS側が「受講料の元は取れる」という根拠として見せてくるのが、公式アンケートによる生徒の実績データです。

【公式実績データ】GFSに入学した人の利益実績(公式サイトより)
- 入学後3ヶ月未満:8万円
- 入学後3ヶ月〜半年:22万円
- 入学後半年〜1年:33万円
- 入学後1年以上:平均101万円
※2024年4月 GFS生徒へのアンケートをもとに集計(回答者数:1,733名)
「動画を見て勉強を始めた投資初心者でも、1年後には平均101万円の利益を出している」と示されると、「58万円のスクール代を払ってもお釣りが来るのでは?」と感じてしまうかもしれません。
しかし、このデータには初心者が見落としがちな3つの大きな落とし穴があります。
1.「元手資金(投資元本)」が一切明記されていない
投資の利益は「元本×利回り」で決まります。100万円の元手で101万円増やしたのか、1,000万円〜2,000万円の資金を運用して101万円(利回り5〜10%)増やしたのか。
双方で意味が全く異なります。元手の少額な初心者が同じ利益を出せる保証はどこにもありません。
2. 2024年4月という「大相場」の集計期間
これは細かすぎる指摘かもしれませんが、集計時期の2024年初頭。
この時期は日経平均株価が史上最高値を更新し、世界的な株高と歴史的な円安が進んでいた頃合いです。
市場全体が右肩上がりだったため、「スクールの講義のおかげ」ではなく「相場環境が良かったから誰でも勝てただけ」という側面を無視できません。
3.回答者の生存者バイアスも否定できない
アンケートに回答した1,733名は、3万人以上いるとされる生徒のうちの一部です。
講義が肌に合わず退会した人や幽霊会員は回答せず、「利益が出て熱心に継続している層」の数字だけが集まりやすいため、平均値が過大に見積もられている可能性もあるでしょう。
冷静に数値を見て投資利益で元が取れるのか?
では、現実的な運用利回りで計算した場合、受講料(ゴールド特別価格:約58万円)を回収するにはどれほどの元手と時間が必要なのでしょうか。
株式投資の手堅い平均利回りを「年利5%」として試算してみます。
| 運用元手 (投資資金) | 年間利益 (年利5%想定) | 年間利益 (年利10%想定) | 57.8万円の回収年数 (年利5%時) |
|---|---|---|---|
| 50万円 | 約2.5万円 | 約5万円 | 約23年 |
| 100万円 | 約5万円 | 約10万円 | 約11.5年 |
| 300万円 | 約15万円 | 約30万円 | 約3.8年 |
| 500万円 | 約25万円 | 約50万円 | 約2.3年 |
| 1,000万円 | 約50万円 | 約100万円 | 約1.1年 |
※ゴールドプラン特別価格(一括57.8万円・税込)を基準とした単利・税引前ベースの概算シミュレーション。
元手300万円以下の初心者が直面する矛盾
投資資金が減損!優先順位の逆転:貯金が100万円〜200万円前後の人が受講料として約58万〜91万円を支払ってしまうと、「肝心の投資に回す元手」が激減します。
回収ハードルの高さ:元手100万円で58万円の元を取る場合、年利5%運用でも10年以上かかります。さらに分割払いにして総額約72万円を支払った場合、完全回収はさらに遠のきます。
プラチナプラン(分割総額約113万円)に至っては、初心者の運用資金そのものを丸ごと飲み込んでしまってもおかしくない額です。
Yahoo知恵袋に見るリアルな口コミ・批判的レビュー
コミュニティ上でも、GFSの費用感やサービス内容に関するリアルな声が寄せられていますが、やはり費用面での否定的な意見が散見されました。

口コミ①:高額すぎる費用への不信感・個人情報の懸念
「知人がGFSへの入会を検討しており、約70万円という費用を聞いてあまりの高額さにドン引きした。入会時に貯蓄額や勤務先までヒアリングされる点も心配」といった、ヒアリング内容や価格設定に対する強い警戒感を示す投稿が見られます。
「GFS(投資スクール)について。知人が入会を検討しているらしく…」
引用元:Yahoo!知恵袋

口コミ②:無料講座と有料スクールのギャップ
「投資の達人になる投資講座はGFSの無料版なのか?」という質問に対し、「無料版というよりは、有料スクールへの入門講座(プロモーション)という位置づけ」であり、両者には明確な境界線があると指摘されています。無料の感覚のまま受講するとギャップに直面するリスクが語られています。
「Yahoo!ファイナンス「投資の達人になる投資講座はGFSの投資スクールの無料版という位置…」
引用元:Yahoo!ファイナンス

口コミ③:返金・途中解約の条件に関する注意
「高額スクールに入った後の返金制度」に関する質問では、公式には8日以内の申し出による返金規約があるものの、手続きの起算点や規約の条件が細かく決まっているため、契約前に規約を熟読して慎重に判断すべきというアドバイスがなされています。
「Yahoo!知恵袋「GFSの評判が気になって調べているのですが、有料スクールには…」
引用元:Yahoo!知恵袋
スクール費用と元手資金の比較対照を意識する
GFSの面談担当者は、怪しい情報商材屋のように「今日中に振り込まないと損しますよ!」といった法的にアウトな煽りはまずしてきません。
むしろ「じっくり考えてご納得いただけたらで大丈夫です」と、実にスマートな対応で、クーリングオフにもしっかりと応えると明言までします。
しかし、「提示された価格が適正」とは限らないのが投資スクールという投資教育ビジネスの難しいところでしょう。
- 「親切で良い人だったから」で契約しない
丁寧な対応に好感を持っても、支払うのは最大100万円近くにもなる自己資金です。感情と損得勘定は完全に切り離しましょう。
- 「短期で成果を最大化」の言葉を疑う
どれだけ親切に勧められても、投資で短期間に大きな利益を狙うのはハイリスクな行為です。初心者が簡単に目指していい成果ではありません。
- 元手資金と相談する
手元の資産が数千万円レベルで保有しており、「今後のために数十万円単位で払える」という富裕層以外は、まず数千円の書籍や無料情報で自力運用をスタートするのが賢明です。
【まとめ】悪質スクールではないが費用対効果で見ると…
「投資の達人講座」や「お金の学校」そのものは投資教育コンテンツとして質が高く、GFS自体も充実した講義数とサポートを備えた大手スクールです。
詐欺的スクール商法を行っている会社ではありません。
しかし「投資の利益でスクールの元を取る」という目的で考えた場合、約40万〜150万円という費用はあまりにも回収のハードルが高すぎます。
特に100万~200万といった少額スタートが基本の投資初心者には、やはりおすすめはできません。
担当者から「じっくり考えてください」と言われたら、まさにその言葉通りよくよく検討するのがベターです。
電卓を叩いて「自分の投資元手でスクール費用を回収できるのか?」を冷静に判断してみてください。
投資スクールに大金を投じるよりも、少額から実際の株式投資を始めたほうが、実践的な勉強になり、投資経験としてもはるかに有益です。
数千円の市販本や無料動画の範囲で学び、実際に投資を始めてみてからでも決して遅くはないのです。





『GFS 投資の達人講座』の口コミ
口コミ一覧