- 「世界一わかりやすい株の学校」の運営元は行政処分を受けていた。
- 「世界一わかりやすい株の学校」のホームページを検証してみた。
- 「世界一わかりやすい株の学校」の講師を検証してみた。
- 「世界一わかりやすい株の学校」のサービス内容を検証してみた。
- 「世界一わかりやすい株の学校」の検証結果を総括する。
世界一わかりやすい株の学校はヘッジファンドバンキング株式会社が運営する投資スクールで、講座方式で投資術を教えているほか、トレードスカウターというツールの提供も行っています。
ヘッジファンドバンキング株式会社は【関東財務局長(金商)第2747号】を掲げて運営を行う金融庁認定の投資助言業者で、一見信頼できそうな雰囲気が漂っていますが・・・
実態は“信頼する余地も無い悪徳業者”なのです。
何故そんなことが明言できるかというと、ヘッジファンドバンキング株式会社を関東財務局長が検査した結果、金融商品取引業者に係る問題が認められて行政処分が執行されているからです。
どうやら金融庁に無許可で投資助言業を行う複数の違法株サイトと、支店に位置する株式会社AKアドバイザーズ(スターライフ投資顧問)と裏で共同運営を行っていた模様。
それだけではなく、各株サイトの会員に対して同じタイミングで同じ銘柄を推奨することで株価を急騰させ、投資助言力が優れているように演出していたようです。
上記の卑劣な悪徳行為によりヘッジファンドバンキング株式会社が運営する株サイトは「2018年5月30日から2018年8月29日まで」の業務停止命令を下されましたが、2018年6月現在ではなぜか世界一わかりやすい株の学校の運営が行われている状況です。
執行された行政処分内容を詳しく見てみると、「新たな投資顧問契約(契約金額の増額を伴う変更契約を含む。)の締結に係る勧誘・契約締結の停止」と記載されているので、投資術やツールを提供するだけのスクールは投資顧問契約に該当しないということでしょうか?
どのような事情で運営が継続できているのかは不明ですが、内部の運営体制が改善されていないまま運営を継続し、少しでも会社の首を繋げようとする私利私欲な現況から、ヘッジファンドバンキング株式会社の反省は一切伺えません。
世界一わかりやすい株の学校は“絶対に利用してはいけない投資スクール”という前提で以降の検証を進めていく必要がありそうです。
世界一わかりやすい株の学校は情報商材のような“ペラ一枚”のホームページで運営されていて、サービス説明などがズラリと書き連ねてあります。
この“ペラ一枚”のホームページ内で節目節目に登場するのが「世界一わかりやすい株の学校は投資助言代理業に登録済みの投資助言会社ヘッジファンドバンキング株式会社が運営しているので自信がある」という記載…。
投資助言業者としての仕事を一切しないで、株価操作をすることで会員から信頼を得ようとしていた輩がよくも堂々と自慢できますね。本当、失笑です。
世界一わかりやすい株の学校の講師として紹介されているのが「元日本一の運用実績」として紹介されている山崎毅という人物です。経歴が掲載されていたので引用して紹介します↓
■山崎毅の経歴
“日本最大級の株式投資信託にて運用・調査業務に携わった後、当社(ヘッジファンドバンキング株式会社)設立のため独立。創業メンバーの一人。株式投資からFXトレードまで幅広いトレードで実績を残し、ファンダメンタル分析・テクニカル分析・行動経済学など幅広い分析技術に精通。”
注目すべきは「創業メンバーの一人」という記載…。山崎毅はヘッジファンドバンキング株式会社の悪徳行為を主導する幹部の一人だったと明言しているようなものですね。汗
悪に満ち溢れた人間の指導を受けて「稼げそう」なんて一切思えませんよ。
世界一わかりやすい株の学校では無料で利用できるサービスなどは特に用意されていない模様。用意されていたのは料金10万円で利用できる下記の有料サービスです。
■有料サービスの内容
・全12回の講義動画
・トレンドフォロー手法の伝授
・出来高分析手法を伝授
・資金管理、取引計画、結果分析技術の網羅
・行動経済学や経済理論を駆使したマインド鍛錬技術の習得
・講師自ら取引を実践してスクールの手法をリアル解説
・チャートを見るだけでトレンドが分かるスカウターの無料体験
サービス内容を見て管理人が注目すべきだと感じたのは講座内容ではなく、トレードスカウターというツールを無料で体験できるという点。
無料体験ということは本来は有料でなければ利用できないということ。つまり、10万円の講座を契約させることが本来の目的ではなく、トレードスカウターの有料契約をこじつけ長期的に売り上げを上げようという目的があることが推測できます。
この目的が推測できる以上は、講座には期待を寄せない方が賢明かもしれません。
世界一わかりやすい株の学校を検証した結果、運営元は行政処分を受けて営業停止を余儀なくされているはずのヘッジファンドバンキング株式会社ということが判明。投資スクールは投資顧問契約に該当しないため運営が継続できていると推測しました。
ただ、行政処分が執行されている2018年6月現在では運営体制が改善されているはずがありませんし、間違っても利用を推奨することはできません。
なお、現在の私利私欲な運営状況を踏まえると、ヘッジファンドバンキング株式会社から反省をしている様子は伺えず、行政処分完了後もまた同じような過ちを繰り返すのではないかと懸念してしまいまうのは管理人だけではない筈です。
運営再開後もヘッジファンドバンキング株式会社には注意する必要がありそうですね…。
↓ヘッジファンドバンキング株式会社傘下の株サイト↓
・日経総合投資顧問
・カブトレックス投資顧問
・スターライフ投資顧問
・株ドカン
・日経ドカン
・株ナビゲーター
・若林史江の実況!生トレード
・株無双
・トラストインベスターズ
・ユニバーサル
『世界一わかりやすい株の学校』の口コミ
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