楽株

「楽株」と聞いてピンと来る読者の方は大勢いらっしゃるでしょう。なぜなら、現在は「プレミアムストッククラブ」として運営を行っている株予想サイト・投資顧問サイトの前身サイトの名前と全く同じだからです。

そこで、運営会社を調べてみると案の所「株式会社トラヴィス・コンサルティング
」が運営していました。どうやら、サイト名を使い回し、知らぬ間に新規サイトをオープンさせていたみたいですね。懲りない連中…。

同社の危険性・悪徳性を知らない方も多いと思うので予めお伝えしておくと…平成26年2月頃に法令違反行為が認められたことから、金融庁より行政処分を受けているという黒歴史を持ち合わせています。

↓実際の行政処分内容↓

…正直、一度でも行政処分を受けた過去があるサイトの情報など利用したいとは思えませんよね。更に同グループに対するネット上の口コミや評判は悪評が目立ちダブルで利用意欲を削がれます。

どんなサービス提供を行っているのか、危険性はないか、緊急検証します。

ホームページはこの様な感じで少し様子が違います。ホームページTOPに設置されているコンテンツはレポートや株主優待、楽株チャンネルなど、投資助言や株予想を行っているサイトとはかけ離れていますね。

どうやら新しい分野を開拓したようですが、目的にはどこにあるのか？裏でコソコソと悪事を働き行政処分を受けるような運営会社なので、腹黒い狙いがあるような気がしてたまりません。実際のところはどうなのでしょうか？？

真の狙いは検証していくなかで確かめていくとしましょう。なお、「楽株」では無料会員の募集を行っていないので、早速各コンテンツの検証に移ります。

サイトを隅々まで確認しましたが、有料コンテンツは見当たりません。どうやら完全無料サイトのようです。同社は行政処分に至るくらいに悪いお金儲けが好きなので、何か裏がありそうな予感大…。用意されているコンテンツは以下の7つです。

・株主優待
・必読！楽株レポート
・スペシャル
・楽株チャンネル
・仁科式LIVEテクニカル分析
・財株マップ 注目銘柄厳選50選
・新 天底チェッカー 妥当株価

中でも一番目立つのが「必読！楽株レポート」です。レポートを執筆する人物は「仁科剛平」「西堀敬」「阿部智沙子」「MAクラフトマン」の4名です。「MAクラフトマン」という人物以外はそこそこ有名な人物のようです。客寄せの為のパンダでしょうね。

今後現在無料公開されているコンテンツが有料になるのか、あるいは何か有料コンテンツが新設されるのか、動向を注視して見守っていきましょう。

投資を推奨する銘柄情報を提供している様子は伺えないので、サポートを活用する事柄はほぼないでしょう。気になることがまずありません(笑)

検証側からして気になる点を強いてあげるなら、「投資助言は行っていないのか？」という点です。そこでサポート宛に管理人自らメールで問い合わせたところ、回答が来る気配はなし。

仮に投資助言を行っていたとしたら、あり得ないくらいの回答の遅さですね。評価できるサポート体制ではありません。

ドメイン取得日を調べると「2015年6月22日」で、サイト開設後1年程度しか経過していないことが分かります(2016年8月調べ)。まだまだ、集客段階といったところでしょう。サイトを閉鎖しては次々と新たなサイトをオープンさせていますが、行政処分を受けて反省していないのでしょうか？

続いて、所在地「東京都中央区京橋2-11-5 パインセントラルビル 9階」をGoogleストリートビューで検索した結果、該当した建物がコチラ↓

コチラの「パインセントラルビル」を調べたところ、地上10階建ての賃貸オフィスビルだと分かりました。テナント一覧をズームして確かましたが、会社名はなし。本当に所在地を置いているのかどうか気になるところではあります。

「楽株」は「株式会社トラヴィス・コンサルティング」が新たに開設したサイトで、悪評鳴り止まぬ間に閉鎖した「楽株.net」の名前を使い回しています。姉妹サイトでは「プレミアムストッククラブ」があがります。

運営会社「株式会社トラヴィス・コンサルティング」が法令違反行為を働き、行政処分を受けた黒歴史があることから、厳しい目線で検証を進めましたが、投資助言等は行っている様子はなく少し特異なサービス提供を行っていました。

悪徳サイトの特徴は見当たらなかったものの、“行政処分を受けた”という紛れも無い事実があるので利用は控えてくださいと言わざるを得ません。一先ず、悪徳サイト予備軍に位置づけて今後の動向を注視していきます。

■無料コンテンツ
・株主優待
・必読！楽株レポート
・スペシャル
・楽株チャンネル
・仁科式LIVEテクニカル分析
・財株マップ 注目銘柄厳選50選
・新 天底チェッカー 妥当株価

有料コンテンツなし