- 「カンパニーペーパー(Company Paper)」閉鎖のお知らせ。
- 「カンパニーペーパー(Company Paper)」の口コミ情報 を検証してみた。
- 「カンパニーペーパー(Company Paper)」の「登録前ページ」を検証してみた。
会員登録前の非会員ページで閲覧出来る「カンパニーペーパーとは」と言うページでは「その時々で“もっとも上向きに変化しそうな企業”を様々にピックアップし、その予測の裏付けや調査結果をまとめたもの」を「テキスト」として提供していると記載しています。
同ページでは続けて「多くの方がリピーターとなってくださり、おかげさまで当サイトのテキストは大変ご好評をいただいております。」と記載があり、多大な人気を博している様子が伺えますが、口コミ系サイトでは「カンパニーペーパー」に関する投稿はほぼ確認できません。
ただ一部では「販売料金が高い」との口コミが投稿されており、料金設定の不親切さ故にユーザーが利用を避けてい可能性は無きにしも非ずな様子です。
更には同ページにて「テキスト情報」の具体的な内容として「本来は知ることのできない様々な企業の内情を知ることができるのが我々の強み」などと記載しており、これは「インサイダー取引」をも匂わせる内容に映ります。
本当に一般のユーザーが利用しても平均なのでしょうか?知らぬ間に事件に巻き込まれ犯罪者となってしまう可能性も危惧してしまいます。
- 「カンパニーペーパー(Company Paper)」に実際に登録してみた。
「無料注目銘柄を配信」などの言う謳い文句も特に無いシンプルな非会員ページの登録専用フォームメールアドレスを入力し送信すると登録完了メールが送られてきます。
発行された「ID・パスワード」と併せて綴られる登録後の挨拶では、今後配信されるメールマガジンに関して「通数が多くご面倒かとは思いますが」など言う、営業メールを多数送り付ける“宣言”とも取れる記載があり、早速先が思いやられます(笑)
登録完了メールに添付されているURLを踏み会員ページに入ると、大々的に「テキスト情報」の案内が表示されています。「カンパニーペーパー」では無料コンテンツは存在せず、有料テキスト情報のみ販売しているそうです。→会員ページ画像
どうやら同サイトでは信頼度を7段階に分けた投資情報を用意しているようで、情報提供日は毎週「月曜日・水曜日・金曜日」と固定されており、公開が終わると次なる案内の先着販売が開始される仕様となっています。
情報提供日に公開される「テキスト情報」は基本的に6社分となっており、冒頭で紹介した「インサイダー取引」をも匂わせる情報を週に18社分も提供していることになります。
そこまで希少価値の高い投資情報を週に18社分も提供することなど不可能ではないでしょうか?信頼度によって料金は異なれど、内容は全て一緒の可能性も十分に考えられます。
ですが、私と同じような考えを持つ会員がいることなど既に想定済み。
「よくある質問」と言うページでは「新しく購入したテキストが、以前に読んだテキストと同じ企業についての内容だったのですが」と言う問いに対し以下のような回答をしています。
「企業とは“生き物”であり、我々が取り扱う情報とは“生きている情報”でございます。その内情は正にめまぐるしく移り変わり続けるものであり、当サイトではその時々でもっとも注目すべき動きや大きな変化などが見られる企業を対象としたテキスト情報を販売しております。ですので、もちろん場合によっては異なった時期にご提供するテキストの対象となる企業が重複する場合がございます。(※同日に公開しております各情報内に、同じ企業についての内容が複数存在することはありません)」→実際の回答画像
提供する情報に対し偽りが無いのであれば、ここまで必死に説明する必要はあるのでしょうか?どこか言い訳を必死に繕っているようにすら思えます。
早くも怪しい雰囲気が漂っています…。
- 「カンパニーペーパー(Company Paper)」の有料コンテンツを検証してみた。
「カンパニーペーパー」では「一般会員・VIP会員」と言う区分があり「一般とVIP会員の違い」と言うページではVIP会員になる為の条件と特典が紹介されています。
↓VIP会員だけの特典は以下の4つです↓
—————————————————————–
◆特典1◆全テキスト情報を本来の価格の半額で購入できる
◆特典2◆VIP会員専用の窓口を利用でき、迅速な対応をしてもらえる
◆特典3◆コアな企業情報を入手した場合、特別提供することがある
◆特典4◆漏洩が懸念される秘密性の高い情報を入手した場合、特別提供することがある
—————————————————————–「特典4」に関しては明らかに「インサイダー取引」を匂わせる怪しげな内容です…。情報の内容は不明ですが安易に係わりを持ちたいとは思えませんよね。
では、どのような条件を満たすことで「VIP会員」となれるのでしょうか?
↓VIP会員となるための条件は以下の3つです↓
——————————————————————
◆条件1◆購入したテキストの合計金額が50万円以上
◆条件2◆直近の1ヶ月に合計20万円以上購入している
◆条件3◆直近の1ヶ月に予約キャンセルの回数が3回以下
——————————————————————VIP会員との名称だけに、もっと無理難題な条件を提示しているのかと思いきや、意外と壁の低い条件でした。
同ページではVIP会員制度に関して「全会員がVIP会員であると運営自体が危うくなるが、商品の価値を理解していただくため」などと、会員第一主義を掲げていることが分かりますが、会員を第一に思うのであれば、インサイダー取引に関与させる情報を提供しない方が良いのではないでしょうか??
尚、VIP会員になる為にも購入必須な、現在先着順で応募受付を行っているテキスト情報は、以下の6社分の情報となります。
■A社表企業内容
・信頼度1・先着10名/100,000円■B社表企業内容
・信頼度2・先着10名/200,000円■C社表企業内容
・信頼度2・先着10名/200,000円■D社表企業内容
・信頼度2・先着10名/200,000円■E社“裏”企業内容
・信頼度6・先着10名/400,000円■F社“裏”企業内容
・信頼度6・先着10名/400,000円信頼度が最も低い「A社表企業内容」ですら購入価格10万円と、かなり高額な料金設定です。→実際の案内ページ画像
「信頼度2」のテキスト情報購入価格20万円なので、信頼度が1つ上がるごとに10万円刻みで価格が上がってくのか思いきや、「信頼度6」のテキスト情報購入価格は40万円と大した差が無く、価格設定の定義が掴めません。
また各テキスト情報のバナーには、おそらくリアルタイムで更新するであろう残枠数が表示されていますが、比較的少ない枠数にも拘わらず、ほとんど数字が変動しません。
これ程までにごく僅かな参加枠数であれば即時完売となっても不思議ではないのですが、人気の無さを露呈していますね…。
いずれにしても、インサイダー取引を匂わせる以上、事件に巻き込まれたくないのであれば関与しないことをお勧めさせていただきます。
- 「カンパニーペーパー(Company Paper)」のサポート体制を検証してみた。
特商法には問い合わせ専用メールアドレス、電話番号が表記されていますが「電話でのお問い合わせは受け付けておりません。」とあります。
やはりサービスの名目を「テキスト情報提供」としているだけに直接的な投資助言等は存在しないのかもしれません。
もしくは素人が運営している為に、正確な電話での対応が出来ない可能性も捨てきれませんね。
情報を投げ売り、後は放置と言う線が濃厚かと思います。
何か相談事があれば迅速に対応してもらえるサポート体制が必須と言うユーザーには決してお勧めできるサポート体制ではありません。
- 「カンパニーペーパー(Company Paper)」のドメイン情報を検証してみた。
ドメイン取得日は「2015年8月24日」とサイト開設から5ヵ月が経過する株式投資情報サイトです。
サイト上に過去の実績等の掲載が一切無い為、実績捏造などの事実は見受けられませんでしたが、特商法に表記される会社所在地「東京都中野区中央2-30-9 ツバセスpart18-320」はい、この住所もネット上では競馬サイトの運営会社で有名ですね。
同サイトの運営元である「株式会社サイバーテクノロジー」では、競馬予想サイトを複数運営しているそうで、競馬予想サイトと株式投資情報サイトが同じオフィスにて運営を行っていたのです。そんなことって常識的にありえることなのでしょうか?
まず競馬予想サイトと株式投資情報サイトが、同じオフィスにて運営を行っている行為自体が不可解ですが、相当な間取りが無いと複数のサイトが運営を行うことなど不可能でしょう。
では気になる実際のオフィスは?と言う点ですが「Googleストリートビュー」で検証した結果、業務実態の無い空のオフィス、つまり「レンタルオフィス」の住所を表記していることが判明しました。
これは悪徳サイトの指標となる重大な事実であり、悪徳サイト確定 と言っても過言では無い呆れた運営体制です。
- 「カンパニーペーパー(Company Paper)」の検証結果を総括する。
大部分の株式投資サイトとは異なる「テキスト情報提供」と言う名目の基、運営を行っているだけに興味を惹かれましたが、そこら中に存在する信用ならないサイトと内容はあまり変わらないようです。
まず「1~7」の信頼度に分かれたインサイダー取引をも連想させるテキスト情報は、最も低い信頼度の情報ですら購入価格「10万円」と、とてもじゃないけど初見の株式投資サイトに簡単に支払える金額ではありませんよね。
また週に3日、計18社もの貴重な情報を配信している点も疑わしく、提示している金額は違えど同じ内容の情報を提供しているのでは?と言う推測も出来ます。
最後に判明した同サイトの運営元である「株式会社サイバーテクノロジー」は競馬サイト業界では一挙に多数のサイトを運営する有名な大手競馬グループだそうですが、会社所在地にレンタルオフィスの住所を表記していることからも、信頼を寄せられる会社では無さそうです。
兎にも角にも、インサイダー取引を匂わす情報を提供している点からも見て、変な事件に巻き込まれたくない思う方は安易に関与しないことをお勧めします。
最後となりますが「カンパニーペーパー」の「IPアドレス:210.129.173.136」とIPアドレスが重複する株式投資情報サイトが多数見受けられますので、以下にご紹介します。
■ライドトレード/「IPアドレス:210.129.173.141」 ※閉鎖
■株式投資「裏」攻略法メルマガ/「IPアドレス:210.129.173.135」 ※検証中
■SIGB/「IPアドレス:210.129.173.134」 ※検証中
■仕手株ファイル/「IPアドレス:210.129.173.148」 ※閉鎖
■秘株塾/「IPアドレス:210.129.173.133」 ※閉鎖
■ライズストック/「IPアドレス:210.129.173.202」 ※閉鎖
上記以外にもにも関連性の高いサイトを発見した際には、遠慮くなく私の基にタレコミをお寄せくださいますよう、お願い申し上げます。
- 「カンパニーペーパー(Company Paper)」の料金設定。
以下は「2016年1月25日現在」、先着順で応募受付をしている各種テキスト情報です。参加枠の数から見ても、即時完売となっても不思議ではありませんが、現在も依然として募集を受け付けているようです。
■A社表企業内容
・信頼度1・先着10名/100,000円■B社表企業内容
・信頼度2・先着10名/200,000円■C社表企業内容
・信頼度2・先着10名/200,000円■D社表企業内容
・信頼度2・先着10名/200,000円■E社“裏”企業内容
・信頼度6・先着10名/400,000円■F社“裏”企業内容
・信頼度6・先着10名/400,000円
(2017年3月22日追記)
投資顧問サイト「カンパニーペーパー(Company Paper)」の閉鎖を確認しました。
現在、利用することはできませんが、実際にご利用されていた方、未だに連絡が来る方など、どんな些細な情報でも構いません。是非とも「カンパニーペーパー(Company Paper)」に関する口コミ・タレコミをお寄せください。
※以降の記事は「カンパニーペーパー(Company Paper)」が閉鎖する前に検証を行った結果です。
「カンパニーペーパー」は大部分の株式投資サイトが「投資助言」と言う名目で銘柄を推奨し運営を行うなか、「テキスト情報提供」と言う名目で銘柄情報を発信する株式投資情報サイトです。
運営会社の「株式会社サイバーテクノロジー」に関しては、有力な口コミをいくつか頂いております。
投稿者名:馬次郎さんからの投稿↓
「このサイバーテクノロジーって会社ってさ、競馬会社じゃん。ネットで調べれば分かるけど、競馬予想って名目で結構悪質なことやってるって書いてあるよ?投資案件だったら、株でも競馬でもなんでもいいと思ってるんじゃね?」
…どうやら「カンパニーペーパー」は、株ではなく“競馬”を生業としている会社のようです。後ほど大項目6で詳しく検証しますが、かなりきな臭いサイトです。
すぐに調査の必要がある悪徳株サイト予備軍です、早速検証に移ります。
『カンパニーペーパー(Company Paper)』の口コミ
口コミ一覧