桐谷さん(桐谷広人)の株主優待生活とは?資産7億円・配当・投資術を解説

桐谷さん(桐谷広人)の株主優待生活とは?資産7億円・配当・投資術を解説

「株主優待といえばこの人!」と、新旧問わず多くの投資家が真っ先に名前を挙げるのが桐谷広人(きりたに ひろと)さんです。

期限間近の優待券を使い切るべく、ママチャリで都内を猛スピードで爆走する姿は、テレビ番組『月曜から夜ふかし』ですっかりおなじみになりました。

元プロ棋士という異色の経歴を持ち、バブル崩壊やリーマンショックといった地獄を見てきた苦労人でもあります。

2025年には総資産が7億円を突破しているにもかかわらず、優待と配当をフル活用して「現金をほぼ使わない」という独自の生活に変化はありません。

本記事では、そんな桐谷さんの人物像や投資術を掘り下げていますので、これから優待投資に臨む際のヒントにすることができます。

■この記事の注目ポイント

  • 総資産7億円突破!配当と優待で現金を使わない桐谷さんの生活
  • 元プロ将棋棋士の桐谷さんはバブル崩壊やリーマンショックを乗り越えた不屈の投資家 
  • 利回り4%基準や分散投資など、初心者にも役立つ桐谷さんの投資哲学

目次

桐谷さん(桐谷広人)は何者?株主優待で生きる投資家の意外な素顔

桐谷広人さんは、将棋の世界から株の世界へと転身した異色の人物です。

76歳(2026年現在)とは思えないほどのバイタリティと、独自の「農業型投資」という考え方で、多くの投資家に影響を与えています。

まずは桐谷さんのプロフィールから覗いてみましょう。

年齢・出身・学歴:実はエリート?知られざる最終学歴の背景

桐谷さんは1949年生まれ、広島県竹原市出身です。

ネットでは「実は高学歴では?」なんて噂もありますが、最終学歴は地元の広島県立竹原高校です。

高校卒業後、将棋の道一本で生きていくために上京しました。

「学歴に関係なく、戦略と情熱があれば資産7億円を築ける」という事実は、私たちにとっても希望を感じさせてくれます。

プロ棋士から投資家へ:「勝負師」の勘が今の投資術を作った

桐谷さんは1975年にプロ棋士としてデビューします。

升田幸三九段の門下生として七段まで上り詰め、2007年に現役を引退しました。

現役時代は「コンピューター桐谷」と呼ばれるほど徹底した研究派で、粘り強い戦術で相手を追い詰めるスタイル。

この「徹底的に調べて、チャンスを待つ」姿勢が、のちの投資スタイルに直結しています。 

桐谷さんと株との出会いは1984年、証券会社の将棋部で教えたのがきっかけです。

当時は「財テク棋士」なんて呼ばれていましたが、将棋で鍛えた「先を読む力」が、荒波の相場で生き残る武器になったようです。

桐谷さんは独身?ネットで噂の婚約者を整理

現在、桐谷さんは独身であり結婚相手はいません。

過去に2度も棋士時代の師匠である米長邦雄氏によって婚約を阻まれています。

米長邦雄(出典:NHK

1回目の婚約は1981年頃、桐谷広人さんの出身である広島県でクラブホステスをしていた女性。

2回目の婚約は1988年頃、再び別の婚約者ができたときのことです。

婚約破棄の原因は、どちらも米長邦雄さんが桐谷広人さんの婚約者に「愛人にならないか?」と迫り、結婚を略奪したようです。

桐谷さんはそんな衝撃の事実を知り、米長邦雄さんの裏の顔をマスコミに流しますが、圧力によって「将棋協会から仕事を与えられない日々や、朝から晩まで嫌がらせ電話などの被害に遭った」と桐谷さんは語っていました。

数年後に桐谷さんは米長氏と和解に至ったようですが、結婚していないのは「米長氏のせい」といっても過言ではなさそうです。

ちなみに、そんな桐谷さんは父親から「お前の最大の失敗は結婚せんかったことだ」と言われたようです。

桐谷さんの家族は?3人の妹がいるのは本当?

桐谷さんの家族構成は父親と母親、そして3人の妹がいます。

父親は紙箱製造業を営み、春にはわらびを収穫して近所に配っていた方ですが、両親は既に鬼籍に入られているようです。

3人の妹は、桐谷さんと一緒にバラエティ番組「月曜から夜ふかし」に出演しており、「6歳年下の長女淑子さん」「8歳年下の次女優子さん」「19歳年下の三女未希さん」がいます。

長女の淑子さんは広島県呉市に居住し社会保険労務士で働いており、次女の優子さんは埼玉県で専業主婦、三女の未希さんは岐阜県で獣医として働いるようです。

そんな桐谷さんと兄妹4人ですが、2024年10月14日放送の『月曜から夜ふかし』のスペシャル番組で兄妹4人がそろって家族旅行に出かけるという企画が放送されています。

兄妹4人そろって行動することはこれまでなかったものの、番組内では4人で旅行を楽しむ姿が見られました。

資産7億円!桐谷さんの年収・配当・メディア収入のリアル

2025年に桐谷さんはついに資産7億円を突破したと話題になりましたが、ここまでの道は決して楽勝な道のりではありませんでした。

最新の推定資産:バブル崩壊とリーマンショックを越えた不屈の軌跡

桐谷さんの資産推移は順風満帆というわけではありません。

バブル期に2億円あった資産が、リーマンショックと信用取引の失敗で5,000万円まで激減しています。

  • 1984年:独学で株式投資を学び、元金30万円から投資スタート(現在の価値で換算すると約400万円ほど)
  • 1986年:投資信託などを利用し、約5,000万円を投資に
  • 1989年:日経平均株価が史上最高値を記録し、資産約2億円を突破
  • 1990年:バブル崩壊を迎え、資産1億円まで減少
  • 2006年:約400銘柄を保有し、資産約3億円まで増加(約3億円のうち、1億円が優待株)
  • 2009年:リーマンショックの影響で資産が5,000万円以下に。投資信託などの投資手法から株主優待にシフトチェンジ
  • 2013年:資産1億円まで戻す
  • 2019年:約3億5,000万円まで資産を増やすが、コロナショックで3億円を下回る
  • 2021年:株式市場の回復や安値で買っていた銘柄の株価が上昇し、資産約4億円を突破
  • 2025年:資産が7億円を突破

一時は「死を意識した」というほどの絶望を味わったそうです。

しかし、そこで腐らずに、

  • 「借金(信用取引)はやめる」
  • 「優待株の分散投資に徹する」

と決めたことで、見事なV字回復を遂げました。

この「負けから学ぶ」姿勢こそが、今の7億円につながっています。

年間配当はいくら?「現金を使わない生活」を支える不労所得

資産7億円、利回り4%でざっくり計算すると、年間のリターンは2,800万円です。

配当は税引後でも手元に1,600万円以上が入り、さらに700万円分ほどの優待品が届く計算です。

家賃などは配当で払い、食事や日用品などは優待で済ませる。

結果、財布からお金を出す必要がない。

まさに優待投資家が目指す「上がり」の形といえるでしょう。

年収の内訳:優待品+配当+出演料の「3本柱」で稼ぐ仕組み

桐谷さんの収入源は株だけではありません。

  • テレビの出演料
  • 全国での講演会
  • 雑誌の連載

など、タレント活動による収入もかなりのものです。

投資の利益がメディア露出を生み、メディアの収入がさらに投資へ回る……という、最強のサイクルができあがっています。

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【桐谷さん式】初心者でも真似できる?「利回り4%ルール」と投資哲学

桐谷さんは自分の投資を「農業」に例えます。

種(株)をまき、水(配当・優待)をやり、じっくり育つのを待つ。

桐谷さんの具体的な投資手法をまとめました。

銘柄選定の鉄則:「配当+優待」で算出する桐谷式計算術

桐谷さんの投資手法は下記のとおりです。

  • 株主優待がもらえる銘柄を、「配当と優待を合わせた総合利回り」が4%以上である場合に買い長期運用
  • 優待品で支出を抑え、余裕資金を投資に回す

桐谷さんは株主優待がもらえる銘柄を、株価が安くなるタイミングを見計らって、総合利回り(=配当利回り+優待利回り)が4%以上となったときに買っているようです。

この投資手法について、下記のように語ります。

出典:野村証券

また、桐谷さんは食事や衣服などを全て株主優待で賄っており、現金を使うのは家賃や水道光熱費などだけだといいます。

バラエティ番組出演時も、株主優待券を一日でどれだけ使えるか時間と戦いながら生活している姿が見られます。

1,000銘柄への分散投資:なぜ「一点集中」ではなく「広く浅く」なのか

桐谷さんの保有銘柄数は1,400〜1,500銘柄にも上り、そのうち優待株は900〜1,000銘柄を占めます。

これは「究極の分散投資」と呼ぶにふさわしい水準です。

なぜ桐谷さんはここまで分散するのでしょうか?

理由は明快です。

どんなに優良な企業でも、業績悪化による株主優待の廃止や、最悪の場合の倒産リスクはゼロではありません。

1銘柄への集中投資では、その企業が傾いただけで大きなダメージを受けます。

「広く浅く」買うことで、個別銘柄のリスクを徹底的に分散し、全体としての安定を確保しているのです。

暴落こそバーゲンセール!桐谷さんが「損切り」を絶対にしない理由

リーマンショックの教訓から、桐谷さんは「借金してまで株を買わない(現物のみ)」を徹底しています。

自分の金で買っているからこそ、暴落しても「配当をもらいながら、上がるまで待てばいい」と構えていられる。

2025年4月のトランプ関税ショックによる暴落時も、周囲が慌てる中で53銘柄も買い増し、44銘柄が利益になったというから驚きです。

出典:Yahoo!ニュース

桐谷さんの保有銘柄・おすすめ株主優待

1,000銘柄以上を保有する桐谷さんですが、とくに愛用しているジャンルやおすすめ銘柄があります。

初心者が参考にしやすいポイントとあわせて紹介します。

飲食・QUOカード・カタログギフト|桐谷さんが愛用する優待ジャンル

桐谷さんが特に活用しているのは外食チェーンの優待です。

「すかいらーくホールディングス」「クリエイト・レストランツ・ホールディングス」などのチェーン店の優待は、使いやすく金額的なメリットも大きいため積極的に活用しています。

出典:日本経済新聞

また、「ビジネスブレイン太田昭和」「タマホーム」などが提供するQUO(クオ)カードの優待は、コンビニや書店など幅広い場所で使えるため重宝しているようです。

さらに、「七十七銀行」「王子ホールディングス」などのカタログギフトの優待も、実生活に役立つ実用性の高い優待として好んでいます。

現金同等のものや生活必需品に近い優待を選ぶことが、「現金を使わない生活」の実現につながっているのです。

初心者向け!初めての優待株選びで失敗しないための3箇条

株初心者が優待株投資を始める際の3つのポイントを押さえましょう。

  1. 数万円の少額から買える銘柄から始める(ソフトバンク、NTTなど)
  2. 「配当利回り+優待利回り=4%以上」を選定基準にする
  3. 自分の生活圏で本当に使いやすい優待かどうかを見極める

ここが落とし穴!桐谷さんの手法を真似する際の「資金力」の壁

ただし、桐谷さんのやり方を100%真似するのは至難の業です。

そもそも1,000銘柄以上に分散するには多額の資金が要りますし、暴落時に買い向かえるのも余剰資金があるからこそ。

また、優待を大量にもらうと「雑所得」として確定申告が必要になる場合があるのも、覚えておきたい現実的な注意点です。

桐谷さんが『月曜から夜ふかし』でブレイクした理由

全国の視聴者に桐谷さんの名前を広めたのが、日本テレビ系の人気バラエティ番組『月曜から夜ふかし』です。

投資家としてだけでなく、「キャラクター」としての認知度も大きく高まりました。

なぜ人気になった?自転車×優待生活のインパクト

桐谷さんが初めて『月曜から夜ふかし』に出演したのは、2013年1月28日に放送された回で、株主優待だけで生活している様子が紹介されていました。

この時から、使用期限が間近に迫った株主優待券を使うべく、猛スピードで自転車を漕ぐ姿が話題となり、さまざまな場所で株主優待券を使う場面や海外密着ロケなどが放送されています。

視聴者に衝撃と笑いを同時に与え、「ああはなりたくないけど、でも羨ましい」という独特の共感を呼んで大ブレイク。

「優待消化ライダー」として桐谷さんは一躍有名人になりました。

テレビ出演はなぜ『月曜から夜ふかし』だけなのか

実は以前、日本テレビから「他の番組に出ないでほしい」という、いわゆる囲い込みを受けていたことを桐谷さん本人がSNSで明かしています。

人気者を独占したいテレビ局側の思惑も、桐谷さんは「まあいいですよ」と受け入れていたようで、その懐の深さ(?)も彼らしいエピソードです。

桐谷さんの現在の活動・発信

テレビだけにとどまらず、桐谷さんはSNSや書籍、Webメディアでも精力的に情報発信を続けています。

70代とは思えないアクティブさで、投資の知識を幅広く届けています。

X(旧Twitter)の発信内容とフォロワー数

現在、フォロワー数50万人超のX(旧Twitter)では日々の優待生活を発信中です。

dポイントが24万ポイントもあるなど、ポイ活の達人でもあります。 

一方で、桐谷さんの顔を悪用した「投資詐欺広告」には悩まされており、警察庁とも協力して対策に乗り出しています。

「私は車の免許を持っていないから、免許証を出すわけがない」という、本人にしかできないユニークな方法で注意を呼びかけています。

出版している本・書籍

桐谷さんはこれまで、個人投資家として多くの投資本を出版しています。

現在までに出版した投資本は、下記のとおりです。

  • 2013年10月:桐谷さんの株主優待生活
  • 2013年11月:桐谷さんが教えるはじめての株主優待
  • 2014年1月:桐谷さんの株主優待ライフ
  • 2014年10月:桐谷さんのもっと儲かる株主優待生活 NISA対応版
  • 2018年11月:定年後も安心!桐谷さんの株主優待生活 50歳から始めてこれだけおトク
  • 2020年10月:桐谷さんの株主優待のススメ
  • 2023年9月:一番売れてる月刊マネー誌ZAiと作った桐谷さんの株入門 改訂版

YouTubeや証券・投資系メディアでの発信

楽天証券の投資情報サイト「トウシル」やダイヤモンドZAiなどのWebメディアでも連載を抱え、各証券会社のYouTubeチャンネルにも積極的に出演しています。

動画では株主優待の使い方から、暴落時の心構えまで、桐谷さんならではの実体験ベースのアドバイスが人気を集めています。

桐谷さんの評判・口コミ

桐谷さんに対する世間の評価は、称賛から現実的な批判までさまざまです。

それぞれの声を紹介します。

口コミ①:講演会がタメになる

桐谷さんの講演会に参加した投資家からは、

  • 「株へのハードルが一気に下がった」
  • 「リーマンショック時の失敗を包み隠さず語ってくれるから信用できる」
  • 「農業型投資という言葉がすごくわかりやすかった」

といった高評価の声が多く聞かれます。

成功談だけでなく失敗談も積極的に語る姿勢が、聴衆の心をつかむ秘訣のようです。

口コミ②:健康・体力が凄い

70代という年齢にもかかわらず、毎日自転車で長距離を走り回り、1,000銘柄以上の優待消費スケジュールを頭の中で管理するパワフルさには、多くの人が驚きと称賛の声を上げています。

「あの体力と記憶力があってこそ」という声もあり、健康管理もひとつの才能といえるかもしれません。

口コミ③:投資術が参考にならない

一方で現実的な批判の意見も存在します。

  • 「1,000銘柄以上の管理は普通の人には無理」
  • 「時給換算すると全く割に合わない」
  • 「優待廃止リスクがある」

といった指摘はもっともです。

また、

  • 「損切りしない手法は初心者には難しく、ナンピン買いで含み損が膨らんで後悔するケースもある」

という声もあります。

桐谷さん式を全員が再現できるわけではなく、自分の資金力やライフスタイルに合ったアレンジが必要です。

【まとめ】桐谷さんの株主優待投資は再現できる?

桐谷さんの投資を完璧にコピーするのは難しいかもしれません。

でも、桐谷さんの考えである、

  • 自分の基準(総合利回り4%)を持つ
  • 暴落をバーゲンセールと捉える
  • 現物投資でじっくり育てる

といった点は、どんな投資家にも共通する大事なエッセンスです。  

バブル崩壊も、リーマンショックも、自身の悲しい破局も乗り越え、今日も笑顔でママチャリを漕ぐ桐谷さん。

その姿は、投資のテクニック以上に「人生をどう楽しむか」を私たちに教えてくれている気がします。

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株サイト比較ナビ

2016年に本サイトを設立。専門性・独自性を軸に多種多様な金融商品・サービスを調査&比較し、初心者から中上級者までの投資家の方々へお役立ち情報を提供しています。

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