林投資研究所

投資顧問サイト「林投資研究所」は1972年の創立以来「本音を語って投資家の味方をする」ことを守り続けているらしいのですが…、ネット上の口コミ・評判を見ると、投資家の味方にはなりきれていない様子が伺えます。

口コミ①「あかん、ただのテクニカル信者の集まりや… 古い手法をやたらと崇高に持ち上げ、誰かしら当てれば拍手喝采… ま、株を趣味としてやるのならばいいかも知れんが、俺には完全な金の無駄遣いだった。」

口コミ②「私には性に合いませんでした。 最初は真面目に投資を勉強するために色々とサービスを購入してみたのですが、結局は続きませんでした。 モノに出来れば実践的になるのかもしれませんが、結構長い道のりで結局お金もかかります。」

…上記の口コミから推測すると、“万人受け”する投資顧問サイトではないということがよく分かりますね。…やはり基本理念は、基本理念に過ぎないのでしょうか？事実確認を行うためにも検証を進めていきます。

投資顧問サイト「林投資研究所」では無料会員の募集を行っていないので、早速ホームページより検証を進めていきます。

ホームページTOPはこのような感じで、無数のコンテンツが乱雑に詰め込まれていることが分かります。検証する気がかなり失せますね(笑) もし、検証目的ではなくても、一瞬見てスルーしちゃうと思いますが。

どうやら「林投資研究所」では独自開発した投資法を部分的に販売しているようで、商品量が大変なことになってしまっています。まず、何から利用すればいいか全く分からないという投資家が大半を占めるでしょう。

現状では「使いづらいサイト」という印象しか受けません…。

投資顧問サイト「林投資研究所」の無料サービスとして紹介されているのが以下の6つです。

■中源線建玉法「第一部 解説」無料版
同社の代表兼、投資助言者を務める「林 知之」が執筆した書籍の一部を無料で閲覧できるサービス。

■中源線研究会
中源線研究会なる研究会に登録するとシグナル配信してもらえるサービス。 ※登録する為には電話番号と住所の入力が必須です。

■林投資研究所メールマガジン
相場技術論の簡単な解説、マーケットに関する雑感、そのほか個人投資家に有益な情報を不定期で配信するメールマガジン。

■マーケットスクランブル
「林 知之」が出演する、インターネット放送「マーケット・スクランブル」の宣伝。

■中源線に関する放送とフォローアップブログ
インターネット放送「マーケット・スクランブル」において、中源線建玉法に関する放送と、各回の内容を詳しく解説するフォローアップブログへのリンクを集めたページ。

■実践！相場用語集
文字通り相場用語を解説しているサービスです。

用意されている有料コンテンツは大きく分けて以下の3つになります。料金設定はピンからキリまであり全てご紹介できないので、大変お手数ですが気になる方は投資顧問サイト「林投資研究所」へアクセスしてくださいm(__)m

■各種投資方法の販売
FAI投資法・低位株投資・中源線建玉法・商品相場に関するノウハウ集を、ここでは紹介できなくらいの種類の販売を行っています。

■セミナー・イベント
フリートーク交流会・中原線セミナー・PRMセミナーなどのセミナーやイベントを不定期にて開催しています。

■書籍・教本・DVD・ソフトウェア
林投資研究所が制作した書籍やDVDなどを、ここでは紹介できなくらいの種類の販売を行っています。

「FAQ(よくある質問)」では、「具体的な売買のタイミングを指示することはありません」と記載されているので、情報を提供してもらったらお終いといった流れを想定していたほうが賢明でしょう。

(参考画像：FAQ)

この様子では株式投資初心者の利用はあまり向かないかと思いますが、興味がある方は一度サポート宛に問い合わせてみてもいいかもしれません。

ドメイン取得日を調べると「1999年12月14日」で、サイト開設後18年以上が経過していることが分かります(2017年2月調べ)。

暴騰でも一部触れた通り1972年に創立された会社で、創業者「林輝太郎」という人物。現代表の実の父に当たります。「使えるサイト」かどうかは別として、そこそこ歴史がある会社ということが分かりますね。

投資顧問サイト「林投資研究所」は老舗の会社が運営するサイトでしたが、ネット上の口コミ・評判を見ると、老舗だからといって厚い信頼を寄せられている様子は伺えませんでした。どちらかと言うと悪評優勢です…。

実際に検証をしてみた結果、ごちゃごちゃしているサイト内に加え、万全とは言えないサポート体制などが浮き彫りになりました。

少なくとも株式投資初心者の利用はオススメできないサイトです。

■無料コンテンツ
・中源線建玉法「第一部 解説」無料版
・中源線研究会
・林投資研究所メールマガジン
・マーケットスクランブル
・中源線に関する放送とフォローアップブログ
・実践！相場用語集

■有料コンテンツ
・各種投資方法の販売
・セミナー・イベント
・書籍・教本・DVD・ソフトウェア