- 「MARKET LINE(マーケットライン)」閉鎖のお知らせ。
- 「MARKET LINE(マーケットライン)」の口コミ情報 を検証してみた。
- 「MARKET LINE(マーケットライン)」に実際に登録してみた。
非会員ページに掲載される、2015年12月相場で急騰した銘柄を全て抑える嘘臭い実績を横目に、無料会員登録欄にメールアドレスを入力し送信すると、登録完了メールが届きます。
登録完了メールに添付されるURLを踏むと会員ページへと入出可能に。→登録後サイト画像
相変わらず大々的に掲載されている直近の嘘臭い推奨銘柄実績に加え、登録前には閲覧出来なかった過去の実績が閲覧できるようになるのですが…
2015年12月相場のみならず、各月で急騰し市場の注目を集めた銘柄を的中させているようです。
どう見ても手当たり次第に素人が急騰銘柄を掲載しているとしか思えませんが、本当に信じ込む会員など存在するのでしょうか??
「マーケットラインとは?」と言うページでは「他を凌駕する情報力を惜しみなく発揮」とあり、個人投資家レベルが入手できる情報では「圧勝」を収めるには「遅い」とのこと。
実力と経験が伴った専属チームが情報収集することにより、個人が入手できる情報を圧倒的に凌駕すると謳っています。
確かに、急騰銘柄を漏れなく手当たり次第に掲載する情報収集力には長けていますね。
- 「MARKET LINE(マーケットライン)」の無料コンテンツを検証してみた。
無料コンテンツは以下の3つとなります。
■登録特典『無料特選銘柄』
登録特典として寄り付き前に、新規会員向けに配信される無料銘柄情報です。銘柄情報を見ると、どうやら前営業日に好材料を背景に急騰、ストップ高を達成した銘柄のようで、ここから更なる上昇に期待が出来るとのことですが、何を根拠に期待できるのかは記載されていません。
また、参入目安や撤退目安の説明は一切無く今後のフォローも無い様子。ストップ高を達成した銘柄は上下どちらに振れるか想定が難しく、ある程度の目安がなければ損失を被る可能性もあります。
好材料を背景に急騰した銘柄を明確な推奨根拠や売買目安無く配信、上がればラッキーくらいの感覚で情報を配信しているのでしょうか?何とも素人感丸出しの無料銘柄情報です。
■マーケットライン大引け概況
毎日、前引け・大引け後に配信される市況レポートです。市場概況に加え、東証の値上がり率・値下がり率上位が紹介されている程度で、至って普通の内容です。■無料銘柄相談
保有中の塩漬け銘柄、参入を検討している銘柄等の相談を無料で出来るコンテンツです。登録完了メールでは「無料の域を超えた株式情報を早速ご覧頂けます。」と記載がありましたが、そこまで誇大に謳う程の情報ではありませんでした。
登録前からコンテンツの充実性など期待していますせんでしたが、登録特典として配信された銘柄も情報の投げっぱなし感が激しく利用意欲の減退に拍車が掛かります。
- 「MARKET LINE(マーケットライン)」の有料コンテンツを検証してみた。
「MARKET LINE(マーケットライン)」では、以下3種類の有料プランを主軸に運営を行っているようです。
■ホワイトプラン
低予算で安心・堅実なトレードを望む方にお勧めのプランのようです。提供する1銘柄につき3%~5%以上の上昇率を設定、取組み期間目安は1日~5日とのこと。3ヶ月契約のみ、1万3800円にて利用可能となります。↓ホワイトプラン会員が利用できるサービス一覧↓
・今日の注目材料話題株Checker/毎日1選提供
・各種プラン毎の本命株Checker/毎週1選提供
・特別コラム『噂で買え事実で売れ』/200pt消費
・速報!狙う!ゴール持ち越し株 /250pt消費
・無料銘柄相談■ゴールドプラン
積極投資で高収益トレードを望む方にお勧めのプランのようです。提供する1銘柄につき8%~10%以上の上昇率を設定、取組み期間目安は1日~5日とのこと。ホワイトプランの一部情報も利用できるそうです。枠に空きが出来たため募集再開とありますが、決済ページに移行することが出来ません。利用料金は1ヶ月8万9800円からと、かなり高額です。
↓ゴールドプラン会員が利用できるサービス一覧↓
・今日の注目材料話題株Checker/毎日2選提供
・各種プラン毎の本命株Checker/毎週1選提供
・特別コラム『噂で買え事実で売れ』/100pt消費
・速報!狙う!ゴール持ち越し株 /120pt消費
・無料銘柄相談/個別相談付き
・専門スタッフ/個別担当付き■プラチナプラン
専門コンシュルジュ制で万感のサポートを受けれる、準最上級プランのようです。提供する1銘柄につき最低20%以上の上昇率を設定、取組み期間目安は3日~10日とのこと。年間収支3000万円以上を目指す方にお勧めとありますが、現在は定員一杯で募集を休止しているそうです。↓プラチナプラン会員が利用できるサービス一覧↓
・今日の注目材料話題株Checker/毎日3選提供
・各種プラン毎の本命株Checker/リアルタイム提供
・特別コラム『噂で買え事実で売れ』/ポイント不要
・速報!狙う!ゴール持ち越し株 /ポイント不要
・無料銘柄相談/個別相談付き
・専門スタッフ/個別担当付き登録費を支払ったうえで、会員のステータスにより更に料金が発生する仕様に不親切さを感じます。
また、最下級のホワイトプランより上位のプランは激高な料金設定となっており、簡単に利用できそうにないですが、枠は全て埋まっているなど多大な人気を博している様子です。稀少価値を高めるための工作ではないのでしょうか??
- 「MARKET LINE(マーケットライン)」のサポート体制を検証してみた。
「サービス一覧」と言うページでは「提供して終わりでなく、公開後のフォローこそサービスと捉え上限全ての局面でサポートする」とあります。
実際に「お客様のお声」と言うページでは「MARKET LINE(マーケットライン)」の投資情報・サポートのお陰で、生活が豊かになった等の声が掲載されており、サポート体制は充実している雰囲気です。
ただ、その評価内容はサイト内部の人間が書いたようにも映ります。参考材料として1つ挙げるとすると「匿名希望者様 20歳」による評価内容です。→実際の評価内容
いくら20歳と若いと言えども、こんな口調で文章を綴ると思えません。サイト内部の人間による偽造された声であると疑ってしまいますよね。
- 「MARKET LINE(マーケットライン)」のドメイン情報を検証してみた。
本項目は、冒頭で一部触れた重要な項目ですので、ご期待ください。
まずドメイン取得日は「2015年3月11日」と、サイトが開設されてから1年近く経過していることが分かりますが…冒頭でも触れた嘘臭い実績を過去に遡ると、サイト開設前の実績を掲載していることが判明しています。
最古の推奨銘柄実績は「2015年2月2日」で、捏造された架空の実績の可能性が非常に高いと推測します。→証拠画像
上記の列記とした事実が判明せずとも、架空の実績を掲載していることは誰が見ても明らかですよね。
続いて、最も注目すべきポイントである特商法に記載される会社所在地「東京都中央区日本橋茅場町2-5-6」に関する検証に移ります。
論より証拠。まずは「Googleストリートビュー」で検索した実際のオフィスビルをご覧ください。
どうやら「MARKET LINE(マーケットライン)」の運営元が生業としているのは「焼き鳥家」のようです(笑)
冗談はさて置き、明らかに架空の所在地を表記していることが分かりますよね。架空の所在地やレンタルオフィスを表記している株式投資情報サイトの悪徳性は非常に高くなっていますので、十分にご注意ください。
- 「MARKET LINE(マーケットライン)」の検証結果を総括する。
登録前の非会員ページに掲載される推奨銘柄実績が、直近で急騰した銘柄を寄せ集めて掲載したとしか思えないと、ネット上でも話題に挙がる「MARKET LINE(マーケットライン)」。
登録後の実績を過去に遡って、過去市場で話題を集めた急騰銘柄を全て網羅しており、“やり過ぎ感”が否めません。
最初から嘘くさい実績を信じる者など存在しないでしょうが、ドメイン取得日と相違のある実績が掲載されていたことからも、疑惑では無く明らかな実績の捏造であると判断できます。
また特商法に表記している所在地が「焼き鳥家」と、架空の所在地を表記している点からも、かなり悪徳性の高い株式投資情報サイトであると考えます。
尚、冒頭でも触れた「日経マーケティング」との関連性については、今後検証していきます。何か有力なタレコミがあれば、私の元に遠慮なくお寄せいただけますようお願い申し上げます。
- 「MARKET LINE(マーケットライン)」の料金設定。
■無料コンテンツ
・登録特典『無料特選銘柄』
※参入目安や撤退目安の記載なし・マーケットライン大引け概況
※1日2回、前引け・大引け後に配信・無料銘柄相談
■ホワイトプラン
・3ヶ月バック/19,800円(税込み)■ゴールドプラン
・1ヶ月パック/89,800円(税込み)■プラチナプラン
・料金の記載なし(定員数一杯の為、募集休止中)
(2017年3月22日追記)
投資顧問サイト「MARKET LINE(マーケットライン)」の閉鎖を確認しました。
現在、利用することはできませんが、実際にご利用されていた方、未だに連絡が来る方など、どんな些細な情報でも構いません。是非とも「MARKET LINE(マーケットライン)」に関する口コミ・タレコミをお寄せください。
※以降の記事は「MARKET LINE(マーケットライン)」が閉鎖する前に検証を行った結果です。
「MARKET LINE(マーケットライン)」は「掲載されている実績が無敵すぎるw」などと一部のユーザーの間ではかなり話題に挙がる株式投資情報サイトです。
確かに登録前の非会員ページを確認すると、2015年12月相場で市場の話題となった、急騰銘柄をほぼ的中させている様子が伺えます。→非会員ページ実績画像
株式取引を行うユーザーからすると、不可能な実績であると一目瞭然で分かりますよね。
登録前から怪しい雰囲気を充満させていますが、その検証結果は見るも無残なものでした…。
詳しくは「大項目5」で詳しく書きますが、特商法に表記される所在地が架空(焼き鳥屋?)など悪徳サイト感丸出しです。
また運営元の「株式会社ヒカリ」ですが、最近悪評が沸き既に閉鎖した「日経マーケティング」と同じ法人名でした。
偶然一致しているのか、同グループなのかは不明ですが、安易に関与しない方がいいサイトと認識して問題なさそうです。
『MARKET LINE(マーケットライン)』の口コミ
口コミ一覧