『全力米国株』の会社情報と評価
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『全力米国株』の検証結果
- 全力米国株 全財産を米国株に注ぎ込む男の生き様
- 全力米国株の経歴・プロフィール
- 全力米国株のポートフォリオの変遷
- 全力米国株の資産推移
- 全力米国株はなぜ全財産を米国株に投資するのか？
- 全力米国株の評判
- 全力米国株の総括
全力米国株(@komcdspxl)は全財産を米国株に突っ込んでいる投資家です。
Twitterフォロワー数は8.5万人。
全力米国株が人気の理由は、全力で米国株に向き合う姿を見て勇気が貰えるため。
レバレッジ3倍をかけたETFをリスクを恐れずに全力で投資する姿を見て「明日からも米国株投資を頑張ろうと思いました」と励まされている投資家が見受けられます。
投資家たちに活力を与える全力米国株とはどんな人物なのか、経歴やポートフォリオや投資手法から徹底分析。
全力米国株がどうして「全財産を米国株に注ぎ込むようになったのか」も見ていきます。
全力米国株は2018年1月から米国株投資を開始。
2018年2月から6月にかけて全ての貯金を米国株に投資しています。
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▼全力米国株の経歴・プロフィール
2018年1月 米国株投資を開始
2018年2月～6月 全ての貯金を米国株に投資
2018年7月 ブログを開始(旧・全力米国株が全力で米国株に突っ込むブログ)
2018年12月 新ブログに移行(全力米国株が全力で米国株に突っ込むブログ)
2019年9月 失職(部署整理によるもの)
2019年11月 転職
2021年 米国株の買い増しなどを行なう
2022年 現在に至る
名前：全力米国株
性別：男性
年齢：30代
学歴：一橋大学
家族：未婚
目標投資額：未定(将来的に日本⇔海外を転々とする生活ができるくらい)
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全力米国株が投資をはじめたきっかけは、米国株投資家のバフェット太郎のブログを読んだことです。
「元々持っていた1,600万円の全財産をただ保有するだけなのはもったいない」と思って色々調べていたところ、米国株投資家のブログを読むようになり、いつの間にか米国株投資を始めていたと言います。
全力米国株が投資を始めた2018年1月は、S&P500指数が史上最高値を更新した時期。米国株式市場に勢いがあったため、投資を始めるのに「絶好のチャンス」と見たのかもしれません。
ただその後の米金利上昇やFRB議長の交代に伴って米国株式市場は大幅に下落。全力米国株はいきなり窮地に立たされます。
2018年7月、全力米国株は自身の資産やポートフォリオを全て公開する「全力米国株が全力で米国株に突っ込むブログ」を開設。
ブログでは買い増しをした個別銘柄の解説を行なったり、米国株式市況のニュースを要約した記事を投稿。
6か月間で217記事を投稿しており、1日の中で複数回更新する日もありました。1記事当たりの文字数はそれほど多くないものの、ブログは驚くべき更新ペースでした。
当時からレバレッジ3倍ETFに投資をするスタイルは健在で、「DFEN」「TQQQ」などの銘柄を購入している様子が伺えます。
全力米国株はブログのコメント欄で読者と交流を楽しんでいる姿も見れました。バフェットが購入する銘柄をトレースすることで利益を得ようとする行為を「豚一号作戦」と称して紹介した記事では、仲睦まじい様子が見れます。
引用元：旧・全力米国株が全力で米国株に突っ込むブログ
2018年12月からは新しいブログに移行。記事の内容は変わっておらず、これまで通り資産状況やポートフォリオの公開する記事を投稿しています。
米国株投資の傍ら、会社の部署整理に伴う解雇で失職したり、転職をしたり、と波乱万丈な生活が綴られています。
全力米国株のポートフォリオは米国株一色です。
引用元：全力米国株が全力で米国株に突っ込むブログ
全力米国株のポートフォリオの特徴は資産の50％近くをレバレッジ3倍ETFに投資している点です。
レバレッジ3倍ETFとは、対象となる指数に比して3倍の値動きをする投資商品です。例えばS&P500が前日に1ドル上昇したら、S&P500指数に連動するレバレッジ3倍ETFの価格は3ドル上昇します。
全力米国株はポートフォリオの比率を以下のように設定。
レバレッジ3倍ETF：個別：1倍ETF—50：30：20
全力米国株はリスク分散をさせられるようにポートフォリオを組んでいます。
レバレッジ3倍ETFがポートフォリオ全体に占める割合は半分の50％です。仮にレバレッジ3倍ETFがほぼゼロになっても、残りの1倍ETFと個別株で占める50％は生き残る算段。
さらに全力米国株が投資するレバレッジ3倍ETFは「株式系」と「債券系」に分けられています。
市場では「株式が上がれば債権が下がる」動きを期待できるため、レバレッジ3倍ETFの中でもリスク分散を図っているワケですね。
個別株が30％と多めなのは『ポートフォリオが全てインデックスだと退屈だから』と述べています。
たしかに「インデックスだけの投資は退屈」という意見はよく分かります。値動きに大幅な変化が見れないので、見ていてもあまり面白くないんですよね…汗。
インデックス投資と比べると、米国個別株はワクワクする銘柄が多く見ていて退屈はしません。大きなリターンが見込める銘柄も多く、2021年には米国個別株から3,631%上昇したミーム株の「AMC」や、アルツハイマーの新薬を開発した「Cassava Sciences」の株価が2,100%高騰しています。
全力米国株はどんな銘柄に投資しているのか見てみましょう。
| ティッカー | 名称 | 組み入れ比率 | 補足 |
|---|---|---|---|
| TQQQ | NASDAQ100連動ブル3倍(PROSHARES ULTRAPRO QQQ) | 19.30% | NASDAQ100の運用実績の3倍の日次投資結果を目指す |
| SPXL | Direxion デイリーS＆P500ブル3倍 ETF | 16.70% | S＆P500の運用実績の3倍の日次投資結果を目指す |
| TECL | Direxionデイリーテクノロジー株ブル3倍ETF | 13.10% | テクノロジー・セレクト・セクター・インデックスの運用実績の3倍の日次投資結果を目指す |
| AMZN | アマゾン | 8.40% | アメリカの多国籍テクノロジー企業 |
| 55311021 | State Street DC外株IDX | 5.70% | 日本を除く世界の主要国の株式市場(MSCIコクサイ指数(円ベース))の動きに連動 |
| – | みずほ信託外株IDX | 5.50% | 日本以外の世界の先進国の株式に分散投資。MSCI KOKUSAIインデックスを採用 |
| TMF | Direxion デイリー 20年超米国債 ブル3倍 ETF | 3.70% | 『 NYSE 20 Year Plus Treasury Bond Index 』に連動する投資成果を出すよう設計・運用 |
| PG | プロダクター・アンド・ギャンブル | 4.00% | 世界最大の一般消費財メーカー |
| V | ビザ | 3.70% | 決済ブランドを運営する世界トップ企業 |
| MCD | マクドナルド | 3.50% | 世界展開するファーストフードチェーン店 |
| JNJ | ジョンソン・エンド・ジョンソン | 3.30% | 製薬・医療機器・ヘルスケア商品を手掛ける企業 |
| CURE | Direxion デイリー ヘルスケア株 ブル3倍 ETF | 3.40% | S&Pヘルスケア・セレクト・セクター・インデックスのパフォーマンスの3倍となる投資成果を目指す |
| VTI | バンガード・トータル・ストック・マーケットETF | 2.90% | 米国株式市場全体に連動 |
| AAPL | アップル | 2.80% | 世界トップのテクノロジー企業 |
| MA | マスターカード | 2.00% | クレジットカードを提供する企業 |
| ARKK | アークイノベーションETF | 1.90% | 破壊的イノベーション関連企業の株式銘柄への投資を目指す。 |
全力米国株はレバレッジ3倍をかけたETFのほか、米国個別株投資も行なっています。
個別株の投資先は超有名企業が企業が多く「アマゾン」「アップル」「マクドナルド」などが名を連ねます。
どうやら全力米国株は”堅調に推移する世界トップ企業”を選んでいるようですね。まだまだ成長余地を秘めており、投資先としては申し分ありません。
ポートフォリオの中で大勝ちを狙っていると見られるのは「アークイノベーションETF(ARKK)」でしょうか。世界に革新的なイノベーションを起こす企業に投資するETFで、組み入れ銘柄には「テスラ」「ズーム」「スポティファイ」などがあります。
ARKKは2021年時点でS&P500より4倍近い上昇率を叩き出していました。
全力米国株の全財産は5,350万円です(2022年3月時点)。
これまでの資産推移は以下の通り。
▼全力米国株の資産推移
2021年：6,105万円
2020年：3,830万円
2019年：2,905万円
2018年：1,951万円
引用元：全力米国株が全力で米国株に突っ込むブログ
全力米国株は2021年頃から新規の株式買い付けをあまり行なっていません。給料のすべてを消費に使い切る生活をしているためです。
2020年から2021年にかけては資産が2000万円近く伸びています。全力米国株は資産をの増やした要因を『コロナショック中にTECLとSPXLをリバランスで買い増ししたり、新規買い付けで買い増ししていたことが結果的に正解だった』と分析しています。
全力米国株のポートフォリオとS&P500指数を比較してみると、それぞれ2020年～2021年にかけて高騰していることが読み取れました。
引用元：portfolioVisualizer
(※全力米国株のポートフォリオは当サイトで仮作成)
全力米国株はコロナショック時でも狼狽売りをせずに3倍レバレッジを握り続けました。その背景には、世界情勢を見極め、米国の優位性を信じ続ける”鋼の精神”があります。
2022年になったいまでも変わらずにレバレッジ3倍ETFを保有し続ける全力米国株。
世界情勢が崩れて資産が多少減っても動じない姿に、勇気をもらっている投資家も多いようです。
なお全力米国株はブログにて毎月収支報告を行なっています。最新の状況を知りたい方はブログをのぞいてみると良いでしょう。
全財産を米国株に投資している全力米国株ですが、なぜそこまで米国株に突っ込めるのかは気になるところです。
現代には日本株、中国株、不動産投資、仮想通貨などなど様々な投資商品があります。
全力米国株は米国株が右肩上がりになると考えており、その理由は「人間の欲望を最も分け与えている国(アメリカ)だから」と説明しています。
引用元：全力米国株(@komcdspxl)
米国は世界最大規模のマーケットであり、世界から優秀な人材が集まり日夜多くのサービスが誕生しています。
アメリカを「人間の欲望を満たし続ける国」と考える全力米国株の見解は面白いですね。
また「レバレッジ3倍ETF(SPXL)はデメリットも多いけど、なぜそれでも投資するのですか？」と尋ねられた際、全力米国株は『人生を大きく成功させるためにはレバレッジをかけなければならない』と答えています。
引用元：全力米国株が全力で米国株に突っ込むブログ
何か欲しいものがあるときは、レバレッジをかけてリスクを取っていくのが信条の全力米国株。
レバレッジ3倍ETFはボラティリティが高くハイリスクでありますが、その分ハイリターンも見込めます。
米国株式市場の発展を信じている全力米国株だからこそ取れる投資戦略と言えるでしょう。
全力米国株は投資家から「元気が貰える存在」として評判。
市場で何が起きても動じない姿や、明らかに資産が目減りしてキツイ状況にもかかわらず米国株投資を続ける姿に勇気を貰っているユーザーが見受けられました。
引用元：Kenny -Twitter
引用元：ゆうた -Twitter
全力米国株はコロナショックで株価が暴落した時には「S&P500は2,386まで下落したけど大丈夫です」というブログ記事を投稿。ウクライナ戦争や米国金利上げで米国市場が落ち込んだ時には「過去12ヵ月間の含み益が全て消えましたが問題ありません」という記事を公開。
米国株市場が暴落した際、全力米国株のブログを読むと元気が湧くかもしれませんね。
ほかにも全力米国株は速報性の高い米国株式関連のニュースを発信しており「勉強になった」と感謝を伝えるユーザーもいました。
全力米国株は全財産を米国株にフルインベストメントしている投資家です。
どれだけ米国株が暴落してもレバレッジ3倍ETFを握り続けるその姿に、勇気を貰っている米国株投資家の姿を確認できました。
全力米国株は個別株投資も行なっており、その値動きを楽しんでいる様子も見えます。2018年に米国株投資を始めてから投資先の銘柄に変化はほぼありませんが、米国市場にはまだまだ期待できる銘柄が眠っています。
また全力米国株はツイッターで米国株式関連の情報発信を行なっているので、気になる人はチェックしておくと良いかもしれません。
当サイトには米国株の情報収集に役立つサイト・ツールや、おすすめの米国株式ブログをまとめています。
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