株予報Proの評判！シグナル配信の予測が当たるのか精度を検証

株予報Proはファンダメンタル分析に役立つサイト

 株予報Proは「ファンダメンタル分析」をするための情報が詰まっている投資情報サイトです。

企業情報はもちろんのこと、PER、PBRなどの投資指標が1ページ内で確認可能。

株予報Pro内にあるコンテンツ「注目銘柄」では、指標やアナリストの予想を元にランキング付けされた注目銘柄が見れます。

個別銘柄ごとに「買い転換、売り転換のシグナル」を発信しており、その予測精度は80％を記録。

本記事では、株予報Proの評判や売買シグナルの予測精度、注目銘柄を見つける方法を見ていきます。

株予報Proとは

株予報Proは株式会社アイフィスジャパンが2019年2月に提供を開始した個人投資家向け情報サイトです。

ファンダメンタルズ分析に役立つ様々なコンテンツが掲載されています。

各銘柄の会社概要、株価、ニュース等の基本情報がまとめて確認できる上、売上構成、進捗状況、業績推移等が表やグラフを使って企業データが視覚的にわかりやすいよう工夫されています。

その他にもアナリスト予想、株価指標（PERやPBR）をもとに算出した理論株価、金融工学的アプローチにより判定したトレンドシグナル等専門的な情報も多く、初心者から上級者まで幅広い投資家に利用されている投資情報サイトです。

「株予報Pro」は「株予報」の上級版

株予報Proは同社が2008年より運用していた投資情報サイト「株予報」の上級版にあたります。

株予報は金融情報サイト「Yahoo!ファイナンス」のパートナーサイトとして、初級・中級者を中心に月間約100万人もの投資家に利用されている人気サイトです。

株予報Proは上級者の分析ニーズにも応えるサービスを目指して提供を始めました。また株予報はパソコン向けのサイトであるのに対し、株予報Proはパソコン版・スマホ版の両方に対応しており、より利便性が向上しています。

投資家の効率化をサポート

株式投資に重要な情報収集と分析を効率的にサポートし、個人投資家の負担軽減に貢献する投資情報サイトです。

一昔前に比べると株予報Proのように無料で上質な情報が読めるウェブサイトやサービスが増えてきて、投資しやすい・勝ちやすい環境が徐々に出来上がっているように感じます。

ついこの間も総資産50億円超えの投資家「野村」が、株で億稼げる銘柄選びのコツを無料公開していましたし、今は意欲さえあればお金と時間を浪費せずに勝つための情報がスグに手に入れることができる。

嫌味ではなく、本当に良い時代になりましたよね。

株予報Proの評判「視覚的に見やすい画面」

 株予報Proは個人投資家から「企業の情報が見やすい」と評判です。

チャートや株価指数が1ページ内にまとめられており、視覚的にわかりやすいコンテンツが好感されているようです。

株予報Proは情報収集ツールのひとつとして重宝されています。

株予報Proの予測精度(売買シグナル)

 株予報Proには株価の動きを金融工学的な分析で予測する「トレンドシグナル」という機能があります。

翌日の株価に対するトレンドシグナルの予測精度は80％と高水準。

「買い転換シグナル」と「売り転換シグナル」が出た後の値動きは、概ね予測通りの結果になっています。

2022年2月9日の終値をベースに、買い転換と売り転換のシグナルが出た各5銘柄の翌日の値動きを検証した結果が以下の通りです。

値動き検証の結果

10日は日経平均を見てわかるように全体相場が好調でした。その影響もあってか、買い転換のシグナルが出た5銘柄すべて終値ベースで上昇しています。

売り転換の出た5銘柄のうち3銘柄が下落しました。うち上昇した2銘柄も翌日のローソク足が上ヒゲが長めの十字線になっています。これは下落への転換を示唆する形です。売り転換のシグナルから1日空けて株価は下落に転じました。

クボタの下落幅は特に大きく、売り転換シグナルから3営業日後の2月15日には9日終値から約13％下落しました。

株予報Proのトレンドシグナルは、短期的な予測的中率が高めのようですね。翌日の値動きを予測するため、デイトレードに役立てられそうです。

株予報Proで銘柄を探す方法

 株予報Proはパソコン版とスマホ版があります。それぞれの銘柄の探し方を見ていきましょう。

注目銘柄を確認する

注目銘柄を確認する方法は以下の通りです。

パソコン版

1. 株予報Pro上部の「注目銘柄」をクリックする
2. 「投資指標」「会社発表」「アナリスト予想」「アナリスト評価ほか」それぞれの項目ごとに設けられたランキングの中から、自分が気になるランキングを選択しクリックする
3. 必要に応じてランキングの表示を並べ替える

「銘柄名」「会社予想」「コンセンサス」「レーティング」「目標株価」「PBR」の「▲」をクリックするとそれぞれの項目に則った昇順・降順に並べ替えられる

 スマホ版

1. 株予報Pro右上の「メニュー」をタップする
2. 「注目銘柄」をタップする
3. 「投資指標」「会社発表」「アナリスト予想」「アナリスト評価ほか」それぞれの項目ごとに設けられたランキングの中から、自分が気になるランキングを選択しクリックする
4. ランキング一覧を左右にスクロールして項目を確認する
5. 必要に応じてランキングの表示を並べ替える

「銘柄名」「会社予想」「コンセンサス」「レーティング」「目標株価」「PBR」の「▲」をクリックするとそれぞれの項目に則った昇順・降順に並べ替えられる

買い転換/売り転換の銘柄を探す

パソコン版

1. 株予報Pro上部の「シグナル」をクリックする
2. 「銘柄概況」のタブを選択し、業種一覧をクリックする
3. 見たい銘柄の業種を選択する
4. 見たいトレンドシグナルを選択する

スマホ版

1. 株予報Pro右上の「メニュー」をタップする
2. 「シグナル」の「銘柄概況」をタップする
3. 「他の業種を選択」をタップする
4. 見たい業種を選択する
5. 見たいトレンドシグナルを選択する

株予報Proのメリット5選

注目銘柄を探せる

約3,700社ある上場企業の中から、12の指標と6つの並べ替え項目を駆使して注目銘柄の絞り込みができます。

これらの項目はすべてファンダメンタルズ分析の参考となる内容なので、簡単な操作で複数の株価指標と分析結果を見れる便利な機能です。

指定表示された銘柄は株価変動に伴って日々更新されているので、常に最新の情報をもとにした銘柄ランキングを確認できます。

ランキング形式で表示された銘柄は並べ替えも可能なので、いくつかの条件を試していく中で思いがけない銘柄との出会いがあるかも知れません。

企業分析ができる

株予報Proを使えば、手間と時間のかかる企業分析を効率的に行うことができます。

企業の基本情報はもちろん株予報Proならではの項目もあり、ファンダメンタルズ分析に必要な情報はほぼ網羅されていると言えるほどの充実ぶりです。

業績や配当の履歴が見やすいグラフで表され、目標株価・理論株価、割安か割高かを一眼で確認できるので、情報収集や計算・分析にかかる手間と時間を省けます。

特に優れているのはアナリストによる評価と分析です。アナリストによる業績予想と企業予想の比較、レーティング情報を随時確認できる上、決算短信速報ではアナリスト予想に対する結果を同時に見ることができます。

アナリスト予想の根拠となる「IFISコンセンサス」は機関投資家からも高く評価されています。

決算スケジュールが見られる

カレンダー機能を使えば、各企業の決算発表予定日と経済指標発表日が一目瞭然です。

決算カレンダーの日付をクリックすると、決算を予定している企業名と決算期、決算区分（四半期または本決算）、通気予想、進捗等が一覧で表示されます。

1・2・3Qと本決算4つの決算区分で絞り込みが可能なので、期間に対して進捗が良い企業があれば調査してみると良いでしょう。

売買タイミングの参考になる

「トレンドシグナル」は売買タイミングの参考になります。

トレンドシグナルは、金融工学的アプローチから株価のトレンドを判定する機能で、「買い転換」「買い継続」「ニュートラル」「売り継続」「売り転換」の5つのトレンドに区分されます。

売買のタイミングに自信が持てない時は、「買い転換」と「売り転換」のシグナルが取引の後押しになるかもしれません。

銘柄の比較が行なえる

銘柄を迷っているときは「銘柄比較」機能を使いましょう。

株価、時価総額、PER・PBR等の指標がまとめて比較できます。レーティング等アナリスト分析も同時に確認できます。使い方は銘柄比較の画面で比較したい企業名を入力するだけです。

リーディングカンパニーとの比較、同規模企業との比較等は、銘柄の優位性を知るには有効な手段です。

簡単に銘柄比較ができるツールは少ないので是非活用しましょう。

株予報Proのデメリット

情報が遅れる場合がある

株予報Proでは情報が最新でないものがあります。

株価、または株価の変動に伴って変化するPER・PBR、時価総額等はその日の取引が終了した後に更新されます。

日中に株予報Proで見る株価等は前日終値のままなので、別のツールで進捗を確認する必要があります。

指標データはあくまで参考程度

株予報Proで掲載されている情報は投資家の企業分析を助けるものであり、結果を約束する情報ではありません。

アナリストによる分析結果も企業の経営状況や経済情勢に左右されますし、アナリストの考え方次第で分析結果も変わります。

多角的に情報を集め分析することが大切ですし、実際に投資をする際にはテクニカル分析も欠かせません。投資は自分の判断と責任で行うものです。

株予報Proの指標データはあくまで参考の一つとして投資に役立てましょう。

株予報Proの運営会社

 株予報Proを運営するのは、株式会社アイフィスジャパンです。

1995年に設立され、2005年に東証マザーズ、2014年に東証二部、2015年に東証1部に上場しました。

投資情報、ドキュメントソリューション、マーケティングの3つの領域を柱に事業を展開しています。同社は証券会社が投資家に配布する「調査レポート」の集荷・封入・配送からスタートし、その後投資信託の目論見書や生損保・銀行等の金融ドキュメントの作成、上場企業IRや株式等の情報提供など機関投資家向けに様々なサービスを拡充しました。

金融領域で蓄積した様々な金融データを、個人投資家向けサービスとして提供を始めたのが「株予報」「株予報Pro」です。

その他、金融機関向けのソリューション提供や、金融ドキュメント・広告・販促資料のデザインによるマーケティング支援も行います。