- www9945は年間配当金1500万円を得る個人投資家
- www9945のポートフォリオ
- www9945の投資手法
- 【2022年】www9945が注目する銘柄4選
- www9945が新興国株に投資する理由
- www9945の経歴
- www9945の本の評判
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- www9945の名前の由来
- www9945の総括
www9945は日本株と米国株を中心に投資を行ない、配当金収入のみで「年収1500万円」を実現している個人投資家です。
かつて年収300万円の清掃員だったwww9945は、元手100万円から投資を開始。2022年2月現在、資産は5.5億円を突破。配当金で生計を立てつつ、現在も精力的に株式投資を継続しています。
本記事では、www9945が資産を築いたポートフォリオ「高配当株×成長株」を徹底調査。
夢の配当金生活を送るために必要な投資戦略や、銘柄の選定方法について見ていきます。
www9945のポートフォリオはキャピタルゲインを狙いつつ、配当・優待も得られるように構成されています。
▼www9945の日本株ポートフォリオ(2018年時点)
引用元:株探
キャピタルゲインで獲得した利益を高配当銘柄へ投じることで、受取配当総額を増やせます。
ポートフォリオを高配当銘柄で固めすぎると、株式市場全体が下がっている年にはパフォーマンスがマイナスになりかねません。高配当銘柄が多いバリュー株でも、相場の下落がひと段落した後には売られることはありますからね。
続いて、ポートフォリオにどのような銘柄を組み入れているのかを見ていきます。
■www9945がポートフォリオに組み入れている銘柄
www9945がポートフォリオに入れている日本株・米国株を調査しました。
日本株は値上がり益が狙える銘柄と、優待や高配当を出す銘柄で固められています。
www9945はキャピタルゲインを狙う日本株を具体的に言及していませんが、自身は食品卸売や、BtoCなど消費者の生活に密着した銘柄が好きだと述べています。
www9945は「街を散策して伸びそうな企業を探す」というやり方で今後伸びる企業を見抜く投資スタイルの持ち主。値上がり益を期待する銘柄も、同様の投資手法で選んでいそうですね。
www9945の優待銘柄・配当銘柄については、過去に公開していたポートフォリオがありました。
▼www9945の株主優待ポートフォリオ(2012年)
引用元:ダイヤモンドZAi
データは2012年と古めですが、www9945が重要視している「配当利回り」を意識した銘柄選びをしている様子が伺えます。
配当と優待を合わせた実質利回りが「5%以上」である企業を中心にポートフォリオを組んでいるようですね。
米国株のポートフォリオは長期投資を前提に、高配当な銘柄や今後の成長期待が持てるハイテク分野をカバーするETFが中心。
www9945は「米ドルで受け取る配当金は、そのまま米国株の再投資に充てる」と言います。複利効果を効かせることで、長期的に資産を増やすのを狙っているのでしょう。
コード | 銘柄名 | 配当利回り | PER | PBR | 主な事業 |
---|---|---|---|---|---|
PM | フィリップモリス | 4.20% | 21.6倍 | – | タバコ |
BTI | ブリティッシュ・アメリカン・タバコ | 6.31% | 12.3倍 | 1.33倍 | タバコ |
MO | アルトリア・グループ | 6.57% | 21.6倍 | 32.3倍 | タバコ |
BUD | アンハイザー・ブッシュ・インベブADR | 0.97% | 91.6倍 | 1.36倍 | ビール |
KO | コカ・コーラ | 2.73% | 27.4倍 | 10.8倍 | コーラ |
PEP | ペプシコ | 2.55% | 30.4倍 | 14.3倍 | コーラ |
HSY | ハーシー | 1.78% | 28.5倍 | 15.1倍 | チョコレート |
DEO | ディアジオ | 1.58% | 130倍 | 44.8倍 | 酒 |
引用元:株探を元に作成
www9945の米国株投資の戦略は2つ。
①高配当&主に人々の生活の習慣性に関連する製品を扱う個別銘柄の単発買い
②今後も大きく成長すると思えるハイテク分野などカバーするETF(上場投資信託)の積み立て
www9945の米国株のポートフォリオを見ると、高配当を出す米国のたばこやビール関連の銘柄が目立ちます。
米国は株主還元を重視した経営方針を取っている企業が多く、高配当を出したり、連続増配を行なう傾向があります。配当金生活を送るために、無くてはならない存在といえそうです。
www9945が投資してきた「ETF」は主に3つ。
・インベスコQQQトラスト(QQQ):ナスダック100指数との連動を目指す
・S&P・500ETF(VOO):S&P500種との連動を目指す
・バンガード米国ヘルスケア・セクターETF(VHT):米国のヘルスケアセクター銘柄で構築
構成銘柄上位にハイテク株が多いナスダック100やS&P500のETFが中心です。
過去30年間のパフォーマンスを見ると、ナスダック100は約57倍の上昇、S&P500は12倍の上昇。世界最大のマーケットであるアメリカ市場は、今後も堅調に推移していくと期待できます。
ここで少し疑問なのが、「なぜwww9945は米国の個別株ではなくETF(上場投資信託)に投資するのか?」という点。
www9945がETFに投資する理由は「長期的に上昇するのは分かっているものの、開示資料は英文であることなどで国内企業のようにきめ細かい分析がしづらい」と述べています。
たしかに米国株は情報のほとんどが英語のため、情報収集も分析もしずらいのがネックです。日本で米国株投資をする人が個別銘柄ではなく「S&P500指数」に投資している現状から、同じ悩みを抱えている投資家は多いと見えます。
米国の主要株式指数に連動するETFは、「米国株に投資してみたいけど、あんまりよく分からない人」にとっては優秀な投資先に成り得るでしょう。
いまでは配当金だけで生活できる「インカムゲイン」を持つwww9945ですが、その生活を送るためには高配当銘柄に回すだけの資金が必要です。
www9945は個別銘柄への投資でまとまった資金を作ることに成功しています。
いかにしてwww9945が個別銘柄への投資で資産を形成したのか、その投資手法を見ていきましょう。
www9945の投資手法は「成長株×高配当株」です。
成長株への投資でキャピタルゲインを狙い、得た利益は高配当株に投資をすることで雪だるま式に資産を増やしました。
引用元:日興フロッギー
www9945が成長株と高配当株をどのような基準で選び、売買を行なっているのか見ていきます。
■www9945の成長株への投資手法
www9945が成長株を見つける際に注目している要素は6つ。
①ストック・ビジネス
②置き換え
③強い習慣性
④堀
⑤世相
⑥テーマ
①ストックビジネス
一度契約を行なえば継続的に利益が積みあがるビジネスモデル。2018年には、www9945は「エリアリンク」というレンタル収納用のスペースを提供する企業に投資していました。
②置き換え
既存のものが何かに置き換えられる兆候を発見する。例えば紙タバコが電子タバコに、書籍が電子書籍に置き換えられるなど、消費動向の変遷に沿ったビジネス業態の変化を捉えます。
www9945はカーシェア事業を手掛けている「パーク24」に注目していました。
③強い習慣性
リピート買いが望める商品を取り扱う会社に注目する。酒、タバコ、チョコレートなどが該当。www9945は業務用チョコレート油脂で世界シェアのトップ3に入る「不二製油」に投資していました。
④堀
「堀」とは参入障壁が高いビジネスをやっている企業のこと(www9945談)。競合が現れにくいビジネスを展開している企業は、資金が集中しやすく業績も安定しやすいです。(例:JT)
⑤世相
消費者の動向を見て、次に何が注目を集めるかを予測します。翌年に消費税が10%上がる2018年には、激安スーパーを展開する「神戸物産」に注目していました。
⑥テーマ
www9945が注目するテーマは7つ。今後の日本で確実に起こる現象や、人々がお金を惜しまず使ったりするテーマ群です。
・高齢化社会や人口減少
・5G
・動画配信
・美
・健康
・教育
・小型のバリュー株
・地銀再編
www9945はこれら6つの着眼点から、今後の成長に期待できる銘柄を探し出しています。
最終的に投資するかどうかを調べる際には、以下の指標も確認するとのこと。
・売上高、営業利益がゆるやかに伸びているか
・割安か(PER10~15倍あたりがターゲット)
・ROAは10%以上か
・自己資本比率が50%以上あるか
・フリーキャッシュフローがプラスになっているか
倒産リスクを減らしつつ、今後も企業成長に期待できるかどうかを判断しています。
■www9945が実践する高配当株への投資手法
www9945が高配当株選ぶ際に重要視するポイントは「増配トレンド」の企業かどうか。
業績の伸びを背景に増配を繰り返す企業を見つけて投資を行なっています。増配を続けられるということは、配当を出し続けられるだけの好業績やビジネスモデルが確立されている可能性が高いです。
www9945が高配当株を見つける際には、メディアや雑誌で掲載される「配当利回りランキング」をチェックし、新しくランクインした「新顔」を監視しておくとのこと。
業績が安定しているセクターや銘柄を選ぶことも高配当株に投資する際に重要なポイント。
「食料品、インフラ、通信」などは業績が安定していると言われます。反対に「資源、金融、不動産、バイオ、ハイテク」などは業績が景気に左右されやすく、配当も変動しやすい。配当狙いの場合は避けた方が無難でしょう。
配当を出している企業の中には「株主還元方針」を明確に出している企業もあります。三井住友銀行や三菱商事などは、「減配無し・配当維持もしくは増配のみ」とする”累進配当政策”を出している企業です。配当金を狙う場合はおすすめの投資先になります。
www9945が掲げる配当利回りの目標は3.5%以上。
過去にwww9945が購入していた銘柄としては「東京海上ホールディングス」「 日本再生可能エネルギーインフラ投資法人」「カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人 」などがあります。
■買い値から9~10%下がったら損切り
www9945の売買ルールに「買値から9~10%下がった段階で損切りを行なう」があります。
長く持ち続けて損失を大きくするよりも、新たな有望株を見つけて投資するべきという考え方ですね。
なお、株価が下がった段階で買いを入れて平均購入単価を下げるナンピン買いは絶対にしないとのこと。
www9945がナンピン買いをしない理由は、損失を増やした苦い経験を持つことと、ポートフォリオが崩れてしまうから。
230億円の資産を保有する投資家「cis」も、ナンピン買いはしないと公言しています。自分の予想が外れて値が落ちた時には、潔く撤退するのが大事なのでしょう。
www9945が2022年に注目している銘柄は4つ。
・王将フードサービス(9936)
・アークランドサービスホールディングス(3085)
・マクドナルド(2702)
・ショーボンド(1414)
王将フードサービスに期待している理由は「餃子の王将」の店舗に客足が戻り始めていると気が付いたため。テイクアウトをする客も多く、コロナ前の業績水準に戻ると予測しています。
カツ丼専門店のかつやを展開するアークランドサービスや、日本マクドナルドはコロナ禍でも過去最高益を更新した企業。
www9945は街を散策して銘柄を探す生活者目線の投資を行なう人物でもありますから、外食産業の動向を踏まえたうえで期待をかけているようですね。
アフターコロナの中で注目しているのは、国内の橋梁・道路などのインフラ補修工事を行なうショーボンドです。国土強靭化の観点から「国策銘柄」として注目を集め始めています。
www9945は「2022年にベトナム株とフィリピン株を買い増す」と公言。
ベトナムとフィリピンの成長株の中から大化け銘柄を狙って投資をしています。
www9945が新興市場に期待しているのは「両国の経済が今後も拡大し続けると読んだ」ため。
すでにwww9945は2012年からベトナム株への投資を開始し、2020年からはフィリピン株を投資対象に加えています。
『フィリピンは人口1億人超で平均年齢が20代と若く、生産年齢人口が増え続ける。日本の高度経済成長期のような経済社会の発展が期待できる』と述べています。
引用元:日本経済新聞
2021年、www9945はフィリピン株の指数に連動する「iシェアーズMSCIフィリピンETF」を購入。ベトナム株では、水産加工品メーカーの「サオタフーズ」や、長距離バスを運営するウエスト・コーチ・ステーションなどを購入しています。
www9945は年収300万円の掃除夫でしたが、2022年現在は総資産5.5億円を持つ投資家になっています。
どのような経緯でwww9945が億を超える資産を構築してきたのかを追っていきましょう。
www9945が株式投資を本格的に始めたのは1996年。納豆メーカーを退職した後に祖母の紹介で入った掃除会社に入社した時期です。
www9945は掃除会社で得られる手取り給料22万のうちの3分の1、年間にして100万円を投資に回します。しかし、最初のうちは勝ったり負けたりを繰り返すばかり。最初の10年間は資産1000万円前後をウロウロしていたと言います。
www9945の資産が急増したのは2005年です。
2005年は郵政選挙で自民党が圧勝し、株式相場が上昇に転じました。不動産流動化銘柄の株価は2~3倍に上昇。www9945の資産は2005年9月に2400万円でしたが、12月には4518万円まで増加しました。
次にwww9945の資産が増えたタイミングは2012年から2013年にかけて。アベノミクス相場に乗ることで資産は2億円を突破しました。
www9945は堅調な相場に乗って資産を大きく増やしていったようですね。その背景には生活費を抑えて投資金をねん出した努力や、日々の生活の中で投資先企業を見つけ出す観察眼があるのでしょう。
2014年には会社を退職して専業投資家に転身。
www9945はとくに贅沢な暮らしは好んでおらず、資産5億円を超えてもなお家賃5万円の区営住宅に住み続けています。
www9945は自身の投資手法を解説した「年収300万円、掃除夫の僕が1億円貯めた方法」という本を出しています。
出版は2013年。本書を読んだユーザーは「www9945の株に対する向き合い方」に感心している人が見受けられました。
『1億7000万円まで辿り着いたのは、株式投資が大好きで、誰にも負けないくらい真摯に向き合ってきたからだと思います。フィールドワーク等、参考になる点が多く、とても勉強になりました。続編に期待しています。ありがとうございました。』
『最初は納豆を作っている会社で新卒で入社した著者が、今までどうやって投資をしながら生活をしてきたのかが書いてあります。
株主優待で有名な桐谷さんとかも、派手に投資で失敗して生活に困窮した歴史をお持ちですが、この方も精神的にまいって新卒入社の会社を退職、無職で生活のために持っていた株を売ったあとに急騰してしまった・・というようなお話もありました。
上記のような失敗談がかなり載っているので、面白く読めるんじゃないかと思います。
実際投資する際に心得ておきたい気持ちの持ち方、という点で参考になる本になると思います。』
引用元:Amazon
www9945の株式投資での失敗談や、苦悩が赤裸々に語られており、投資家からも共感を集めているようですね。
ただ「アベノミクスの恩恵を受けて資産を増やせただけでは?」という指摘を行なうユーザーも見られました。
『どうやらたまたま持っていた数千万円分の株がアベノミスクの恩恵を受けて、一億円に達したというのが真相のようだ。
その時点で数千万円まで積み上げたのは素晴らしいが、色々やっていたらたまたまうまくいって、結果その時点で数千万円持っていたという印象は否めない。
筆者の方法論も正しくないとまでは言えないが、手を広げてたまたま当たったものから、逆算式に理屈をこねているようにも思える。
何かを得ようとするには物足りないが、このご時世に株で一億以上の資産を築いた人がどのような人であったのか知ることができるくらいの価値はある。』
www9945の資産が飛躍的に増えたのは2012年から2013年にかけての時期。アベノミクス相場の恩恵も受けていたのでしょう。
www9945が資産を増やせた他の要因として、「相場に残って株式投資をし続けていた」ことも挙げられます。株が上がるタイミングは稲妻のようなので、「稲妻が光り輝く間に市場にいなければ恩恵は受けられない」という先人からの教えもあります。
たとえ相場が暴落したときでも市場に残って投資をし続けていたwww9945が、多くの資産を築くようになったのは納得です。
www9945が自分から情報を発信する媒体はツイッター、ブログ、投資系メディアの3つ。
・ツイッター…「@sp500500」のアカウントで株式情報について情報発信を行なっています。自身が注目する個別銘柄や現在の相場観について触れることもあります。
・ブログ…「楽天ブログ」にて年間の投資パフォーマンスをまとめています。
・投資系メディア…「ZUU」や「日興フロッギー」にて投資に関するインタビューをよく受けています。取材を受けた時点での注目銘柄や、自身の投資手法を解説しています。
www9945の「9945」はお弁当の「ほっともっと」を展開するプレナスの株式コードが由来。
なぜプレナスの銘柄コードを冠しているのか調べてみたのですが、特に情報は出てきませんでした。
www9945の名前の由来を知っている方がいらっしゃいましたら、口コミを投稿していただけますと幸いです。
www9945は日米どちらにも投資することで配当金収入で生活できる資産を築いた個人投資家。
その投資手法は個人投資家でも真似できる部分があります。日常生活の中で銘柄を探す意識を持てば、思わぬ大化け銘柄と出会えるかもしれません。
www9945は元手100万円から投資をスタートしていますから、投資戦略次第で個人でも巨額の資産を得られると証明したわけですね。
個人投資家から株式投資で成功を果たした人は他にも沢山います。
・超分散投資で60回のテンバガー ▶▶ 愛鷹
・バリュー株投資で4億円の資産 ▶▶ かぶ1000
・テーマ株投資で50万円を1億円に ▶▶ ラテまっちゃ
自分に合う投資手法を探してみるのも面白いかもしれませんね。
『www9945』の口コミ
口コミ一覧
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