バリュー投資大学 セミナーの評判や内容を徹底調査

バリュー投資大学はバリュー株投資で資産形成する方法を教えているオンラインの投資スクールです。

・失敗しない株式投資の王道

・1年で月100万円のリターンをつくる

・ほったらかしでできる

これらを実現する投資法として「バリュー株投資」をおすすめしており、その情報を発信するためのオンラインセミナーを開催。これまでに教えてきた生徒の数は1年間で300名越え。

ただ、バリュー投資大学は2020年にリベラルアーツ大学（通称・リベ大）が無料で公開していた画像を無断で商用利用していたことが発覚。炎上騒動に発展したという苦い過去を持ちます。

では今現在のバリュー投資大学はどんな投資情報を教えているのか、セミナーの内容や評判を見ていきます。

バリュー投資大学が提供している「日本一わかりやすい！「ほったらかし投資」の教科書」は、メールアドレスを登録することで貰える無料のPDF資料です。(自動的にメルマガ購読になります)

■日本一わかりやすい！「ほったらかし投資」の教科書の目次

・第1章 はじめに 成功する投資家になるための 3つのポイント

・第2章 本編 ほったらかし投資の教科書

・第3章 あとがき 監修者ご挨拶

株式投資とは何なのか、バリュー株投資はどんな投資手法なのかを93枚のスライドで説明しています。

「ほったらかし投資の教科書」は株式投資家なら既知の内容が多く、基礎的な株式知識の解説に多くのページが割かれています。

本書内では期待できるバリュー株の選び方として「将来性がある」「成長している」「利益を出している」などの特徴を上げているのですが、株式投資をしている人からすると「まぁそりゃそうだろう」と思うかもしれません。

また本書のタイトルにもなっている「ほったらかし投資」をどうやって実現させるのかですが、その理屈は「バリュー株に投資すれば自然と株価は上がっていくから、投資した後はほったらかしにする」とのこと。

さすがにこれはちょっと言いすぎかなと…汗。

いくらバリュー株といえども相場状況によって浮き沈みはありますし、「ほったらかしでOK」なんて簡単なものではありません。

何よりバリュー投資大学自身がよく引き合いに出している「ウォーレン・バフェット」もバリュー株をちょこちょこ売買しています。ほったらかしにはしてないんですよね。

「ほったらかし投資」をするには、高配当を出す銘柄を買ったり、投資信託を長期保有したり、ウェルスナビやTHEOといったAI投資サービスに資産運用を任せるなど、自動で資産を増やせる体制を作っていく必要があるでしょう。

バリュー投資大学のセミナーで学べるのは「お金の教養」「投資の考え方」です。

バリュー投資大学で受けられる講義テーマは「お金の基礎知識」「投資を行う意味」など、投資家のマインドに関する内容が半分以上を占めています。

■バリュー投資大学のセミナーの講義内容

—————————————————

・第１章 お金の基礎知識

お金について教育を受けられなかった理由

投資とギャンブルの違い

・第２章 投資家になるとは？

チャートを見るのではなくビジネスを見るという意味

時間の無いあなたにも「投資」が選択出来る理由

・第３章 日本政府の望んでいる事

これから確実に増え続ける生活費

2,000万円問題の真実

・第４章 バリュー投資の意味

優良株を安く購入して高く売却

日本人に最も適した投資法である理由

・第５章 バリュー投資の歴史

世界的に有名な投資家を生み出した秘密

検証できる歴史と実績

・第６章 投資を行う意味

あなたの人生に投資が必要な本当の意味

賢明な投資家を目指すあなたへ贈るメッセージ

—————————————————

バリュー投資大学のセミナーに参加した人の口コミで多いのが「資産形成について考えるきっかけになった」という声。

『受講後お金の知識の入り口に立て、少し用語が理解できるようになり、節約と収入を増やすことを考えるようになりました。』

『この講座で金融リテラシーを身につけることで投資を実際に行うことへの不安は薄れました。』

お金について考えるきっかけを得ることで、「投資を始めてみようかな…？」という気持ちが芽生えるのかもしれませんね。

実際に投資を始めるとなると、バリュー投資大学以外でも投資の勉強は必要になるでしょう。

というのも、バリュー投資大学は投資家としてのマインドを教えますが、具体的なバリュー株投資のやり方は発信していないからです。

■バリュー投資大学が発信している投資情報

・投資家としての心構え

・バリュー株投資がいかに素晴らしいか

・投資の基礎知識

バリュー投資大学のブログは1記事当たり1,000文字前後、Youtubeは1動画当たり2～3分のみ。

3000文字以上の文量で図解などを用いながら投資手法を解説する投資ブログや、20～30分近くの解説動画を上げる「タカニキ」「ぽんちよ」などの投資系Youtuberと比べてしまうと、どうしても内容は薄くなってしまいます。

バリュー株投資は奥が深く、投資経験が長い投資家でも銘柄を見誤ることはよく起こります。あのバリュー株投資の雄、ウォーレンバフェットでさえ判断ミスをしますからね。ただ、バリュー株が優位性のある投資対象であることには変わりありません。あとはそれをいかに見つける目を養うか。