「テクノファンダの会」の評判・実態を検証！投資の実力は上がるのか？

「テクノファンダの会」は“アポロ”と“株勝千人”が二人で運営している株式投資塾です。

設立した理由は「負けない投資家、勝てる投資家」を育成すること。

しかし、掲げた目標とは裏腹に「負ける投資家、勝てない投資家」を量産しているという噂を耳にしました。

テクノファンダの会に入会して数か月経ちましたが、全然自分の力でできるようになりません。実力が付くまで待てればいいのですが、このまま負けが続くと株式投資も続けられなくなりそうで、どうすればいいのか･･･と途方に暮れています。

ファンダ分析もテクニカル分析もできるようになる気がしない。教わった内容をもとに自分なりに投資してみたけど、買った銘柄は軒並み株価が落ちてしまった。テクノファンダの会以外の投資塾も検討し始めたよ。。

「投資の実力が身に付かない」という評判が出ていますが、実際のところどうなのか？

調べていく内に「こんな投資塾では負ける投資家も出るわな･･･」と思ってしまいました。

なぜ「テクノファンダの会」で勝てる投資家になれないのか。

サービス内容や評判についての調査報告をさせていただきます。

「テクノファンダの会」に入会すると市況解説メールがほぼ毎日のように届きます。

ユーザーは講師による解説を読んで投資について学ぶというわけです。

ただし、市況解説は日経新聞のコピペです。

パクリ行為は「テクノファンダの会」の公式ツイッターでも見られました。

毎日のメール配信、公式ツイッターで得られる「テクノファンダの会」独自の情報はほとんど何も無い状態です。

テクノファンダの会講師の「株勝千人」のファンダメンタル分析を見てみましょう。(こちらもメール配信の内容に入っています)

公式サイトにPDFメールのサンプルがあったので引用します。

————引用ここから————

【ニュース】

米国　週末に予定されていた米中貿易第一段階の履行確認協議が延長。

【株勝千人のコメント】

※追加経済対策も合意が見れないなか、米中協議の延長をトランプさんはどう選挙対策に利用するのかですね。

株勝千人のファンダ分析

引用元：テクノファンダの会

————引用ここまで————

「株勝千人」は時事ニュースを取り上げて少しコメントを入れるのみ。

単純にやる気が無いのか、それとも今後の市場を読むことが出来ていないのか･･･？

ニュースは出す。

あとは「ユーザーが自分で考えて行動しろ」という事でしょうか。

まさに放置プレイ。

投資塾なら時事ニュースの解説、それによって起こる経済への影響、今後注目しておきたい業界や企業の話をするはずです。

こんな手を抜いた運営で「月額20,000円」はなかなか強気ですね。

テクノファンダの会の動画コンテンツ『アポロ&株勝千人のテクノな話』を見ていきます。

『アポロ&株勝千人のテクノな話』は、

・市況の動き

・個別銘柄の解説

・決算書の読み解き

などを解説するテクノファンダの会のメインコンテンツ。

動画を確認してみましたが「投資知識があることを前提」に話は進んでいきます。

例えば取引市場への新規上場基準が変更になった話をしている時。

「分からない人は勉強しておいてください」という発言が飛び出していました。

またしても放置プレイが炸裂。

「Jストリーム」という銘柄の値が跳ねあがった理由に関しては、講師陣は「もうわけがわからない」と発言しています。

引用元：アポロ＆株勝千人のテクノな話『96』

これではもう仕事放棄です。

何かあると思ってそのまま視聴を続けましたが、結局なにも得るものはありませんでした。

「テクノファンダの会」の動画が理解できないという感想を持つ人を発見↓

アポロ先生と株勝千人さんの配信動画。アップしてくれるのは嬉しいんですけど、私には難しくて理解できないまま聞いてます。とりあえず、動画で紹介された銘柄だけピックアップして、買いと言っている時は買う的な・・・

この方が理解できないのも無理はありません。

「アポロ」「株勝千人」だけで話が進んでいるんですから。

もし、投資で分からないことがあった時は疑問をそのままにしないことが大事。

アポロと株勝千人はテクノファンダの会以外にも様々な活動をしています。

■山本勝秀(アポロ)の活動内容一覧

・Success club投資顧問の極株～きわみかぶ～

・アポロのチャート学習塾

・大魔神&アポロのファイト塾

・ツイッター、Youtubeでの情報発信

・講演準備など

■山本勝秀(アポロ)の活動内容一覧

・ポケットストック講座

・他媒体への寄稿記事執筆

1点気になるのはアポロが他の投資塾や投資顧問に参入しているところ。

自分の投資塾だけではやっていけないのでしょうか？

未だに新しい塾を立ち上げたり、他の投資顧問に参加している姿を見ると「上手くいってないのかな」と心配になります。

特にここ最近のアポロは生計が厳しいのか、なりふり構わないようになってきました。

ついには色んな意味で有名人なウルフ村田とのコラボが決定。

ウルフ村田のこれまでの行いを考えると不安でしかありません。

⇒Success clubの「極株～きわみかぶ～」の検証記事はこちらからどうぞ。

「テクノファンダの会」講師の「アポロ」の投資手腕にも疑問が浮かびます。

過去にアポロのツイッターで紹介されていた銘柄を見てみましょう。

▼2019年6月24日推奨のチームスピリット(4397)

チームスピリット(4397)は推奨してからマイナス38%に急転直下。

わずか2週間の出来事でした。

この事態は塾生にも衝撃が走ったでしょう。

約半年かけて元の水準近くまで戻ってこれましたが、損切りで売ってしまった投資家も多かったのではないでしょうか。

他にも2019年の7月に推奨していたUUUM(3990)は、最大上昇率 14%で利確できるタイミングがあったものの、今では推奨した時より63%のダウン。

右肩上がりに成長していく株を見つけるのは難しかったようです。

投資塾の講師を務める者としては、もう少し期待できる銘柄を見つけて欲しいところですね。

「テクノファンダの会」の評判を調べていたところ、講師陣に頼りっぱなしな投資家を何人も見かけました。

私のマイルールはアポロチャート学習、テクノファンダの会、ポケットストックでアポロ先生と株勝千人先生が心血注いで分析して下さった銘柄しか投資対象にしない、評価損になっても狼狽せずに評価益になるまで、じっくり相場と向き合う事です。

先生が教えてくれる銘柄でいいやってなっちゃう。投資塾だけどカリキュラムがあるわけじゃないし、セミナーとかで聞いた銘柄に投資するのが楽ってことに気が付いちゃった。自分で評価損をリカバーできないのはちょっと怖いけど。

「講師の言いなり」と言ってしまうと聞こえは悪いですが、実際問題そうなっています。

もちろん「講師が教えてくれる銘柄に投資するだけ」という利用方法も全然アリ。

しかし「1人では投資判断できず、誰かが教えてくれないと投資できない状態」になっているのは寂しいですね。

自力で投資をできなくなってしまった人の未来が心配。

「テクノファンダの会」が解散してしまったら、教えてくれる人がいなくなるので投資がストップしてしまいますからね。

もしもの時のために他の投資塾や投資顧問は考えておいた方が良いでしょう。

ファンダ分析、テクニカル分析に重きを置いた塾ですが、講師陣のやる気のなさ、手抜きなコンテンツが目立ちます。

コンテンツがただの日経新聞のコピペ、講師陣の不親切感、本業の傍らで運営しているなど、投資塾としての体を成していないように思えます。

残念ながら「負けない投資家、勝てる投資家」になることは難しい。

「負ける投資家、勝てない投資家になる可能性の方が高い」です。