株式2.0の評判｜志村暢彦、江口裕臣、石塚由奈の経歴などを検証

「株式2.0」は「日本投資機構株式会社」という投資顧問会社が提供する銘柄情報配信サービスです。

「日本投資機構株式会社」は商号を変更する前の「ヘッジファンドバンキング株式会社」時代に、違法な無登録業者と共謀して株価操作をしていたことなどから行政処分を受け、3ヶ月間の業務停止を余儀なくされたことが記憶に新しいですね。

→日本投資機構株式会社の詳しい検証結果はコチラから

投資家からの信頼を取り戻す段階の「日本投資機構株式会社」が提供する「株式2.0」では、具体的にどのようなサービスが用意されているのか、利用する価値があるのか。検証日時点でネット上に参考になりそうな口コミ・評判は皆無なので、独自の視点で徹底検証して評価を下していきます。

「株式2.0」のスーパーバイザー(監督者)を務めているのが「志村暢彦」という人物。ホームページに経歴が掲載されていたので検証していきます。

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▼志村暢彦の経歴
総資産額60兆円を超える日本生命グループの資産運用部門において、2013年まで主に東京やロンドンで企業の年健や投資信託の資産運用を行う。

数少ないグローバル株式のアクティブ運用をするファンドマネージャーとして数多くの優良企業の経営層と戦略や業績に関するミーティングを実施しながら資産運用の第一線で活躍。

2014年からはマレーシア法人を立ち上げるとともに拠点を移し、現在は富裕層や企業経営者の資産運用支援や新規ビジネスのサポート、政府・自治体の国際活動のサポートも行う。

自身のライフワークとして1人でも多くの投資家を手助けするために真に力あるアナリストの育成と金融リテラシー向上の教育、そして才能ある個人投資家の育成に関する活動を信念をもって行う。
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経歴から資産運用業務に長年従事してきたことが分かりますが、経歴だけでは株式投資をして稼ぐスキルを持ち合わせているのかまでは分かりません。

そこで、Yahooファイナンス「投資の達人」に「志村暢彦」が寄稿している株価予想コラムの勝率を確認してみると、3回株価予想を行った結果、勝率33％ということが判明しましたが、たった3回の株価予想だけで実力を測るのは無理があるのでサンプルとしては不十分ですね。※2019年5月15日時点

「株式2.0」のアナリストとして紹介されているのが「江口裕臣」と「石塚由奈」の2名。ホームページに経歴が一切掲載されていなかったので、独自の探してみた結果「日本投資機構株式会社」のコーポレートサイトに両名の経歴が掲載されていたので引用して紹介します。

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▼江口裕臣の経歴 ※日本投資機構株式会社より転載
リース会社勤務を経て、入社。国内株式、海外株式、外国為替の領域で経験豊富な各アナリスト・ファンドマネージャーのもとで、金融市場の基礎・特徴、マクロ経済の捉え方、個別株式の分析、チャート分析、流動性分析などを学んだ後、弊社における最年少アナリスト(当時)として分析者登録。

短期銘柄推奨に寄与するテクニカル分析を得意とし、業績面から中長期での保有も望ましい有望銘柄の選定、および的確な売買タイミングの見極めが信条。

『生き物』である市場と向き合いながら、日々、顧客をマンツーマンでサポート。助言による売買推奨で月に数万円以上の売買益を実現させるなど、実績を積み重ねている実力派アナリスト。
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▼石塚由奈の経歴 ※日本投資機構株式会社より転載
独学で株式投資を学んだ後、入社。国内株式、海外株式、外国為替の領域で経験豊富な各アナリスト・ファンドマネージャーのもとで、金融市場の基礎・特徴、マクロ経済の捉え方、個別株式の分析、チャート分析、流動性分析などを学びながら、証券外務員(一種)資格を取得。

弊社唯一の女性アナリストとしてとして分析者登録。 マクロファンダメンタルズ分析を得意とし、またミクロ面でも自らの足で情報収集。

家庭の事情で若くして金銭的に苦労した経験、真摯に証券分析に取り組む姿勢、女性としての視点を活かした市場分析等が特徴。顧客の投資経験・スキル・性格を踏まえた『きめ細かな助言』への評価が高い、伸び盛りのアナリスト。
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経歴を見て分かる通り「江口裕臣」と「石塚由奈」共に、「日本投資機構株式会社」に入社して初めてアナリスト業務に従事しています。また、実績が非常に薄く、まだまだ駆け出し中のアナリストということも分かりますね。

どこか頼りないような印象さえ受ける「江口裕臣」と「石塚由奈」が選定する銘柄情報に投資し、言われた通りに売買を行って本当に稼げるようになるのか？疑問に感じるので、次の検証項目では「株式2.0」で実際に推奨された銘柄実績を検証していきます。

「株式2.0」のホームページには、実際の提供した銘柄の株価チャート、2019年1月～2月までの通算損益表、会員から送ってもらった取引画像が無造作に掲載されており、利用することで本当に利益が出るのではないか？という期待が勝手に膨らみます。

財務局の監査の基で運営を行う投資顧問会社ということ加え、一度行政処分を受けた過去がある言わば前科持ちなので実績の捏造なんてまず行わないので実績は信頼して大丈夫です。

ただ、どこの投資顧問会社でも行っているように、利益が出た銘柄や期間だけを一部切り取って掲載している可能性も考えられるので、信頼する為の決定的な要素とは言えません。

「株式2.0」では下記のサービスがメールやLINEで配信されてくるようです。

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▼メインサービス
・アナリストが推奨する銘柄
・買値及び売値の詳細
・成り行き注文が良いのか指値が良いのか
・銘柄を保有する割合
・取り組み方やタイミング
・市況の解説
・急な変動による場中のサポート

▼サポート
・LINEにて直接銘柄売買の相談を受け付け
・朝と夕にアナリストの市況レポートを配信
・実際にアナリストがどのようにして利益を取っていくか日誌で公開
・参加者限定のセミナーもあり

▼特典
・投資金10倍投資術マニュアル
・即効マル秘投資テクニック集
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上記のサービスが利用できて料金は月額2万9,800円。
一見、安価で利用し易い印象を受けると思いますが、投資顧問会社を長年検証している管理人からすると、「安価」ではなく「安すぎる」という印象を受けます。

なぜなら、安価な情報に飛びつき損をする「安物買いの銭失い」を多く目の当たりにしてきたので、情報料金が「安価＝質が低い」というイメージがどうしても強いのが現状です。

その為、多少なりとも情報料金が高額でも、確かな実績と信頼のある投資顧問会社から情報を購入した方が賢明であると当サイトでは唱えています。

「株式2.0」を利用する価値があるのか？確かめる為に検証を行った結果、実力がいまいち不透明なアナリストが監修を行っている点に疑念を抱きました。

駆け出し中のアナリストが監修を行っている為、安すぎる情報料金を実現できるのかな？という印象も受けてしまいますし、利用意欲が高まらなかったのが正直な感想です。

ただ、7日限定の無料利用が可能なようなので、どうしても実力を確かめたくて仕方ないという方は無料利用してみる分には問題無いと思います。なお、7日を過ぎると自動で有料会員へと切り替わるようなので、無料利用の際は注意が必要です。