栫井駿介の経歴、つばめ投資顧問の評判が炎上している理由を徹底検証

「栫井駿介(かこいしゅんすけ)」は、バリュー株投資に関する情報及び投資助言業務を生業とする「つばめの投資顧問」の代表取締役社長を務めている人物です。

「株式市場の敗者になる前に読む本」という本を執筆していたり、「MONEY VOICE」というポータルサイトにコラムを寄稿していたりなど、メディア露出をそれなりにこなしているので一見信頼できそうな人物のように思えます。

しかし、「栫井駿介」が運営を行っている「つばめの投資顧問」を実際に利用した投資家が投稿したと思われる口コミサイトや2chの評判は“炎上中”と言っても過言ではないほど荒れています…。下記に実際の評判を添付しておきますね。(一部)

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『推奨した銘柄の大幅な下落を受け、方針を変えたそうです。こんな投資素人みたいなのに、会費費1万円とは。高過ぎです。500円くらいの価値しかありません。1万円も払ったら、推奨銘柄も信用してしまう。結局、会員費も含めて大損しています。』

『想像していた通りの結果になりました。私も不安に思い質問しましたが、疑いながらもナンピンを繰り返し、最悪の結果となりました。 栫井さんは、会員を儲けさせる事よりかは、定期的に広告記事を載せ、私を含め集まったカモをいかにズルズル会員として続けさせるかに注力しているようです。プライベートは充実しているようですが、もっと投資顧問としての結果を追求する姿勢やプライドも必要なのではないでしょうか？』

『守りに長けた手法って何を言ってるんだか。現在9銘柄推奨しているが3銘柄は一年未満の間に30%以上下落していて、下げ幅は拡大の一途を辿っている。そもそも問題があり危なっかしい下落中の銘柄を推奨する傾向にあり、既にこんなに下落した推奨銘柄が上昇する保証などどこにもない。下落している解釈が的外れでどんどん下落していき最後には言い訳の如く「長く持てば上がる」で終わり。』
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上記の評判によると、「栫井駿介」は『会員を稼がせるほどの技量が無いことに加え、自身の利益のことしか考えていない』ということが分かります。

果たして「栫井駿介」は、そんなはしたない人間なのか？独自の視点で経歴、実績、サービス内容などを徹底検証して実態に迫りたいと思います。

「栫井駿介」が代表取締役社長を務めている「つばめの投資顧問」のホームページに経歴が掲載されていました。

■栫井駿介の経歴
『栫井俊介は1986年鹿児島県生まれ。県立鶴丸高校を出た後、東京大学経済学部卒業。大和証券株式会社で投資銀行業務に従事。2016年に独立してつばめの投資顧問を設立。2011年には証券アナリスト第2次レベル試験合格。2015年大前研一が主宰するBOND-BBTプログラムにてMBAを取得。』

経歴を見る限りエリート街道を突き進んできたことが分かりますし、金融のプロとしての資格もちゃんと保有していることが分かります。

文句なしの経歴ですが、株式投資で稼ぐ術を持っている否かは経歴では測れません。事実として、「つばめの投資顧問」の情報を利用した投資家からの評判は炎上しているわけですし。

そこで重要になってくるのが「栫井駿介」の株価予想実績ですが、彼が執筆するコラムを読んでも、メルマガ登録して購読しても、実績は一切紹介されていません。実績が不透明なうえに、評判が悪い…この状況では利用を検討する余地すら無いのが正直なところです。

「栫井駿介」が代表取締役社長を務めている「つばめの投資顧問」では、月額顧問料金9,800円(入会金1万円)の有料会員サービスを提供しています。

どうやら長期投資にふさわしいバリュー株を最大10銘柄程度紹介して貰えるとのこと。そのほか、毎週土曜日には有料会員限定レポートやメール相談などを受け付けています。

10銘柄を推奨して売買助言もあって月額9,800円。これは投資顧問業界でもかなり安価な部類に入るサービスだと思います。しかし、“安価だから使ってみよう”はかなり危険です。

なぜなら下記のリスクが考えられるからです。

・10銘柄に投資するのには高額な投資金が必要
・そもそも上昇期待値の高い銘柄が月に10銘柄も存在するのか
・安価な情報料金で10銘柄も提供してくれるということは質が低いんじゃないか

仮に10銘柄の中から投資価値の高い銘柄だけに投資ができる選定眼を保有しているのであれば、確かに月額9,800円という料金設定はお得だと思います。

しかし、そんな選定眼を兼ね備えていない投資家は、訳も分からずに言われるがままに投資をするしかないのです。その結果、質の低い銘柄情報を信じて投資し、大損するという負のループが会員間では“当たり前”になった挙句、冒頭で紹介したようなクレームが目立つようになったのかもしれませんね。

自分の資産に関わる銘柄情報ですから、多少が値が張っても評判が良くて実績も多く積んでいる別の投資顧問会社を利用した方が自分の為になると思います。

「栫井駿介」が代表取締役社長を務めている「つばめの投資顧問」は、2016年に設立されたばかりの歴史の浅い投資顧問会社です。投資顧問会社としてはまだまだ青二才。おそらく試行錯誤しながら運営を行っている段階だと思うので、それに付き合わされている会員は可哀そうですね…。

続いて「つばめの投資顧問」の投資助言業務を担っている人物に関して。契約前締結交付書面を確認すると投資助言業務を担っている人物の欄に記載されているのは「栫井駿介」の名前だけ。つまり、会社の運営から、会員に提供する銘柄の選定や売買助言は全て1人で行っているということになります。

※会社の所在地が一軒家なので、この推測は的を得ていると思います

現在の有料会員が何名存在するのかは不明ですが、月に10銘柄も会員に推奨して売買助言も1人で行う。こんなことやっていたら、サービスの質が低下するのは当然だと思います…。

「栫井駿介」は「@tsubame104」というアカウント名でTwitterの運営を行っています。

彼が日々呟いているツイートの内容を見る限り、「つばめの投資顧問」のホームページ内で更新しているコラムの最新情報を呟いているだけ。特段フォローする価値は無いと思います。

実際に世間のユーザーもフォローする価値が無いと感じているようで、2018年9月現在の「@tsubame104」のフォロワー数は僅か355名となっています。(2016年2月にTwitter運営を開始)

「栫井駿介」が代表取締役社長を務めている「つばめの投資顧問」のサービスを実際に利用した投資家からの評判がなぜ悪いのか？実態を確かめる為に検証を行いました。

検証の結果、経歴は文句無しでしたが、彼自身が実際に投資で稼げているのか否かは一切不明。更に、安価な料金設定故に銘柄情報の質が低いのではないかという疑念、運営業務を全て「栫井駿介」が1人で担っているが故にサービスの質が低下しているのではないかという疑念が生じました。

以上の検証結果を踏まえると評判が炎上している理由にも頷けますし、「つばめの投資顧問」の利用はあまりオススメできないと評価せざるを得ません。