デザインストックインベストメントは詐欺？｜評判・口コミなどを検証

「デザインストックインベストメント(Design Stock Investment)」は「株初心者が1年で資産を数倍に増やした」と自称する「株リーマン」なる人物が運営する株式投資情報サイトです。

サイト内を確認しても会社情報は無し。どうやら現役サラリーマンが本業の傍ら副業感覚で個人運営するサイトのようです。一丁前なサイト名を付けていますが、所詮は個人レベルの低質なサイトということ。

こんなサイトに注目が集まる筈もなく、ネット上の口コミや評判を探しても何も情報が該当しないので、一体どのようなサービス提供を行っているのか？悪徳運営は行っていないのか？確認する為にも徹底検証を行っていきます。

「デザインストックインベストメント(Design Stock Investment)」では無料会員の募集を行っていないので、早速ホームページから検証を進めていきます。

ホームページはこのような感じで、ブログ形式となっています。よくある無料ブログの“少しクオリティが高い版”とでも位置づけておきましょう。なお、特に怪しげな点は見当たりません。

そんな同サイトを運営するのが冒頭でも一部ご紹介した「株リーマン」という人物です。プロフィールを見ると現役サラリーマンで年齢は29歳と紹介されています。とある書籍を読んだことで投資に興味を持ち、不動産投資などを経て株式投資に行きつき、現在に至るとのこと。

同サイトは「あなたの参謀役として、明日の株式投資戦略にご活用いただけましたら幸いです。」というコンセプトとして開設したようなので、その真髄をじっくりと拝見させてもらいましょう。

無料コンテンツは4つありますすが、既に利用できないものがほとんどで活用できる状態ではありません。また、放置サイトの可能性が非常に高いです。

■今日の株価
主要株価、個別テーマ株の株価を掲載するコンテンツです。ただのチャートなので何か参考になる内容ではありません。

■ブログ
運営者の月間収支、テーマ関連株、トレード方針、マインド…などなど、色々なテーマの基に更新するブログですが、最終更新日は「2014年10月5日」で2年放置されていることになります(2016年9月調べ)。…もしかして放置サイト？？

■無料メルマガ講座
個人ブログにしては随分と立派な宣伝ページを作成し、登録者を募っています。同コンテンツでは株式投資戦略・戦術を提供してくれるようなので実際に登録しようと思いますが、フォームに必要情報を入力して送信すると「アクセスできません」と表示されます。…やはり放置サイト？？？

■急騰株リスト
説明が不充分なので理解不能ですが、50銘柄が掲載されています。

サイト内に有料コンテンツの案内はありませんが、上記項目で紹介した「急騰株リスト」の会員版が用意されています。

「この急騰株監視リストの使い方が分からない方や、50銘柄では飽き足らず、フルバージョンで300銘柄を監視したい！！という方がいれば、お気軽に株リーマンまでお問い合わせください^ ^」と案内が促されていることから、公にしていない何かしらの会員制サービスを提供しているのでしょう。→実際の記載

ただ、ここまで検証した限りでは現在もなお運営を行っている様子が伺えないので、その点サポート宛に問い合わせてみます↓

会員制サービスの詳細、サイトの運営状況を確かめる為にも、「[email protected]」宛に直接メールで問い合わせてみました。

結果、回答が来る気配は一切なし。この状況では既にサイトは稼働していないと結論づけるほかありませんよね。何か特別な事情でも抱えていたのでしょうか？少し気になるところです。

ドメイン取得日を調べると「2013年9月29日」で、サイト開設後3年が経過することが分かります(2016年9月調べ)。

ブログの更新がストップしたのが「2014年10月5日」なので、実質的な運営期間は1年程度と推測するのが妥当でしょう。あまりにも短命ですね。参謀役がたったの1年で放置されてはユーザーもお手上げです。

これ以上検証の余地がないので、検証結果の総括に移ります↓

「デザインストックインベストメント(Design Stock Investment)」は会社として登記していない個人レベルのサイトでした。

悪徳サイトの特徴はありませんでしたが、既に利用できないコンテンツや放置コンテンツが多数見受けられました。その点に関してサポート宛に問い合わせても回答が来る気配はないことから、放置サイトと結論付けます。

実際に「デザインストックインベストメント(Design Stock Investment)」をご利用されていた方、元会員の方、未だに連絡が来る方、些細な情報でも大変助かります。是非とも、情報提供にご協力いただけると幸いです。