- 「株式会社マーケットバンク」の口コミ・評判を検証してみた。
- 「株式会社マーケットバンク」に実際に登録してみた。
- 「株式会社マーケットバンク」の無料コンテンツを検証してみた。
- 「株式会社マーケットバンク」の有料コンテンツを検証してみた。
- 「株式会社マーケットバンク」のサポート体制を検証してみた。
- 「株式会社マーケットバンク」のドメイン情報を検証してみた。
- 「株式会社マーケットバンク」の検証結果を総括する。
- 「株式会社マーケットバンク」の料金設定。
「株式会社マーケットバンク」は“1998年”に野村アセットマネジメント等が協賛して開催された「S1グランプリ」で優勝したことを大々的にアピールして集客している投資顧問サイトです。
しかし、会社設立日が“1999年”となっており、そもそも「S1グランプリ」の受賞歴も怪しいことに気が付きました。、もしや、他の悪徳投資顧問サイトで横行する「実績ねつ造」の派生パターン『コンテスト受賞歴のねつ造』の誕生でしょうか?笑
検証時点で悪評口コミや評判などは特段見受けられませんが、ただならぬ悪徳臭がぷんぷんするので、早速検証に移ろうかと思います。
「株式会社マーケットバンク」は有料制会員サイトの為、無量会員の募集は行っていません。非会員ページより検証を進めていきます。→非会員ページ画像
まず、非会員ページにて真っ先に目に入るのが「マーケットバンクは全ての個人投資家の味方です」と言うキャッチコピーです。
悪徳サイトでは、よくありがちなキャッチコピーだけに、後々誇大宣伝だったと明らかにならなければいいのですが… 早速、悪徳サイトらしき特徴が垣間見えます↓
どうやら「株式会社マーケットバンク」では、“1998年”に野村アセットマネジメント等の協賛により行われた日本初の資産運用コンテスト「S1グランプリ」で“文句無しの優勝”を果たしたとあります。→実際の記載内容
ただ「Google」で「マーケットバンク S1グランプリ」や「野村アセットマネジメント S1グランプリ」など様々な思考を凝らして検索しても、同社以外の検索結果は一切該当しませんでした。
まず「会社案内」と言うページでは同社の設立日は「1999年12月8日」となっていますが、会社が設立する前にどの様にしてコンテストを受けたのでしょうか?(笑)
…明らかに嘘臭いですよね。もし、架空のコンテストの受賞結果を掲載しているのであれば、かなり悪質性の高い手法を用いる“ホラ吹き”悪徳株サイトです。
「株式会社マーケットバンク」の無料コンテンツは以下の3つとなります。
■無料トライアル
有料会員向けの提供銘柄を2週間無料でお試しできるとのこと。サービス内容は、代表取締役「岡山 憲史」氏が作成するレポートを朝・夕配信、同氏が選定した急騰銘柄を月に2~4銘柄配信と説明があります。
どうやら、デイトレード銘柄のみの配信となるそうですが、売買指示等のフォローがあるか否かは記載されていので、もしかしたら日中多忙な個人投資家の利用は向かないかもしれません。
■マーケットバンクのブログ
国内市場の相場展望や海外市場の動向を説明する公式ブログです。
割と読み応えのある内容に関心しましたが、更新頻度はかなり悪い様子。また、ブログの読者数は8人となっており、人気薄を露呈しています(笑)
■新春セミナー
今後の相場展望や投資方法等の内容を解説する株式投資セミナーです。開催地は同社内「東京都台東区台東4-5-7 増田ビル2階」で、開催日は2016年2月19日・27日の2日間です。
実際に参加した方はいらっしゃいますか?? 近年株式やFXの投資セミナーをフックにした詐欺が横行しています。
もし、セミナーに参加して「高額な投資ソフト売りつけられた」等のタレコミがあれば私の元に奮ってお寄せください。
「株式会社マーケットバンク」の有料会員コースは下記の3種類となっています。
■225先物直接助言会員
・入会金/21,600円
・会費(半年)/32,400円
・成功報酬/利益の20%
寄り付き前に、225先物情報及び利益確定・ロスカット目安をメールにて配信するデイトレーダー向け期間契約コースです。
年別で2012年~2015年の取引実績が紹介されているのですが、2014は「40勝63敗」、2015年は「54勝72敗」と大きく負け越しています。
実際の取引実績を包み隠さず公開している点は評価出来ますが、これでは実力の低さを露呈してしまっています。勝率が悪いと分かっていて利用するユーザーなど存在しないでしょう。
■個別銘柄・個別報酬直接助言会員
・入会金/108,000円
・会費(半年)/151,200円
・成功報酬/利益の20%
卓越した分析能力と戦略をもつ運用担当者が様々なテクニカル分析と、株式分析ソフトを用いて選定した銘柄を提供する期間契約コースです。
こちらは取引実績や提供銘柄数は記載されていません。高額の料金設定にも拘わらず、あまりにも説明が不十分です。
■スポット銘柄会員(一般会員)
・利用料金(1ヶ月)/10,800円
代表取締役「岡山 憲史」氏が作成するレポートを朝・夕配信、同氏が選定した急騰銘柄を月に2~4銘柄提供する期間契約コースです。
こちらも取引実績や提供銘柄数は記載されていません。比較的、安価故に情報の精度は気になるところです。
大項目2にて指摘した「架空の実績疑惑」について、直接「株式会社マーケットバンク」のサポートセンタ―に問い合わせましたが、一向に返答はありません。これでは、「架空の実績」を掲載していると判断せざるを得ませんね…。
更に、口コミ系サイトを巡回していたところ非常に気になる口コミをいくつか発見したので下記にご紹介します。
口コミ①「この会社は、まるで駄目。銘柄を教えてくれるのはいいけど、損切りのタイミングでまったく連絡がない。これで何百万も損をした。この会社を信用しては駄目ですよ。」
口コミ②「HP掲載情報をそのまま鵜呑みにして申し込み、負けてもこちらには責任がない。という承諾をさせる契約書にハンコを押させられて、開始3ヶ月で資産1/3にさせられました。」
どうやら、問い合わせの回答だけでなく損切り指示の連絡すら無いとのこと…。ネット上の評価はかなり大荒れ模様です。
「株式会社マーケットバンク」のドメイン取得日を調べたところ「2012年11月14日」とサイト開設後3年程度の投資顧問サイトであることが分かりました…。
「株式会社マーケットバンク」の設立日「1999年12月8日」とは明らかにズレが生じます。途中でドメインを変更したのか、嘘の会社設立日を記載しているのか、どちらでしょうか?結論は大項目7にてご確認ください。
続いて、所在地「東京都台東区台東4-5-7 増田ビル2階」を「Googleストリートビュー」で検索した結果、該当したオフィスビルがこちらです。
特段に「架空の所在地」を表記している事実等は判明しませんでした。
「株式会社マーケットバンク」では、“1998年”に野村アセットマネジメント等の協賛により行われた日本初の資産運用コンテスト「S1グランプリ」で“文句無しの優勝”を果たしたとありましたが、私がネットで検索した限り同社以外に受賞した企業は該当しませんでした。
そもそも会社設立日は「1999年12月8日」と記載があるので、会社設立前にどうやってコンテストに参加したのか疑問に挙がります。
更にドメイン取得日は「2012年11月14日」とサイト開設後3年程度の株予想サイトであることが判明し「途中でドメインを変更」か「嘘の会社設立日を記載」の二択となり、設立日すら嘘の記載をしている可能性が浮上しました。
気になる結論ですが、「架空の実績疑惑」について直接サポートセンタ―に問い合わせても返答が無いということは、「架空の実績」を掲載していると判断せざるを得ません。よって、コンテスト実績・会社設立日どちらも嘘の記載をしている可能性が高いと判断します。
実際の利用者の口コミも悪評・被害報告で荒れている模様なので、この点から見ても決して優良サイトの烙印を押すことは出来ません。
■無料コンテンツ
・無料トライアル
・マーケットバンクのブログ
・新春セミナー(開催日/2016年2月19日・27日)
■225先物直接助言会員
・入会金/21,600円
・半年契約/32,400円
・1年契約/54,000円
・成功報酬/利益の20%
■個別銘柄・個別報酬直接助言会員
・入会金/108,000円
・半年契約/151,200円
・1年契約/259,200円
・成功報酬/利益の20%
■スポット銘柄会員(一般会員)
・利用料金(1ヶ月)/10,800円
『株式会社マーケットバンク』の口コミ
口コミ一覧
山崎晴彦
低身長
ドラゴンチェン
無料会員利用経験者