Kanmei225

「Kanmei225」の口コミ情報を検証してみた。

「Kanmei225」は「感銘をうけるほど簡明な日経225先物トレード術(ノウハウ)」を提供する日経225先物投資情報商材です。

「感銘」と「簡明」を掛けるという、大喜利風なアクセントを加えていますが、真剣に儲かる情報を探している一般投資家からしたら「こんなふざけた運営を行うサイトなんて論外」と一蹴するはずです。

そんな「Kanmei225」は、最近になり大手ASP「インフォトップ」の決済システムを利用して「2017年1月頃」から販売を開始したばかりの日経225先物投資情報商材
の為、口コミ等は見当たらない状態。実態はまだ未知数な部分が多くあります(2017年2月調べ)。

先ずは、実態を確かめる為にも検証を行っていきたいと思いますので、以降の検証記事を是非ご一読ください。

「Kanmei225」のセールスレターを検証してみた。
まず、セールレターTOPはこのようなデザインで、冒頭で一部ご紹介した通り以下の謳い文句が大々的に掲げられています。
・たった一つのチャートで売買ポイントが一目瞭然
・感銘をうけるほど簡明な日経225先物トレード術
上記の謳い文句のすぐ下には「2012年1月～2016年12月までの実績」が大々的に掲載されており、5年連続で高い実績を残している様子が伺えますが、バックテストをベースにした実績なので全てを鵜呑みにするのは危険です。
更に「Kanmei225」の特徴として掲載されているのが以下の3つになります。
■「Kanmei225」の特徴
・初心者でも簡単にトレードできる一目瞭然のサイン表示、高い実現性
・過去も現在も未来も関係無く、長期的に使える手堅い手法を使用
・バックテストでは月平均300万円越え、100万の資金が複利計算5年で約1億4,000万に
上記の特徴が事実であれば、“夢のようなトレード術”と言えますが、大半の投資情報商材では、謳っている内容通りの結果が出ないのが現実です…。
「Kanmei225」の情報源を検証してみた。
「Kanmei225」にて提供するトレード術を開発したのは「坂本治司」と名乗る人物です。元々サラリーマンだったが、定年退職を期に始めた自営業のせいで破産寸前まで追い込まれた経験があるようです。
そこで、出会ったのが日経225のある商材。その商材を参考に独自のロジックを開発したのが「Kanmei225」と説明されており、そこで自己紹介終了。
…あれ？冒頭で綴っていた「自営業のせいで破産寸前まで追い込まれた経験」はどこに行ったの？その後どうなったのかが何も記載されていません。
経歴の導線が全く合っていない点を見ると、「ただの作り話に過ぎないのかな～」といった印象を強く受けます。
「Kanmei225」の無料・有料コンテンツを検証してみた。
セールスレター内を確認しましたが、無料コンテンツは一つ見当たりませんでした。どうやら、実力を試す余地もなくぶっつけ本番で利用を開始しなくてならないようです…。
続いて、有料コンテンツ「Kanmei225」の検証に移ります。
■Kanmei225
初心者でも実践できる簡単で再現性が高く十分な実績を得られる可能性の大きい方法をマニュアル化したもの。
内容は「第1章～第5章＋あとがき」となっており、料金は販売記念として1ヶ月限定「1万7,800円」にて販売中(2017年2月調べ)。
値上げ後は「2万2,500円」で販売を行うと記載されています。
「料金が安いうちに購入しておこう」と焦る投資家もいるとは思いますが、販売開始直後なので、料金設定に捉われずに、まずは様子見に徹する方が賢明だと思います。
「Kanmei225」のサポート体制を検証してみた。
「Kanmei225」購入者への「特典」として以下の3つが用意されていますが、どちらも当たり前のサポート内容なので、「特典」などと大袈裟に謳うほどの内容ではありません。
■無制限徹底サポート
購入者にはメールにて徹底サポート。無期限・回数制限なしにて対応しているが、商材マニュアルに書かれている内容でわからない部分に関しての質問対応のみ。
■無償バージョンアップ
新たに機能が加わったり、マニュアルに追加記載を行った場合、最新ファイルを無料にて提供。メールにてダウンロードURLを記載しての案内となる。
■バックテストの詳細
15分足を利用した詳細なデータ過去5年分の案内。どこでサインが出てエントリーし、どこで決済したのか、すべて手に取るように分かる。練習編で直接活用できるデータで、さらにその答え合わせにもなる。
「Kanmei225」の会社情報を検証してみた。
「特定商取引法に基づく表記」に会社名が表記されていないので、会社として法人化せずに運営を行っている可能性が高そうです。
また、表記されている電話番号「080-3076-5381」は携帯電話番号なので、販売者の「坂本治司」が、個人レベルで運営を行っている可能性も高いです。この様子だと、運営体制の質が低そうな気しかしません…。
続いて、表記されている所在地「静岡県浜松市中区中島3-2-24」をGoogleストリートビューで検索した結果、該当した建物がコチラです…。
(参考画像：Googleストリートビュー)

どうやら、「空地」を情報発信局として利用して運営を行っている、少し異質なサイトのようです(笑)
冗談はさておき、実は、Googleカーが「2012年5月」に撮影した4年以上前の街並みなので、現在は何かしらの建物が建っている可能性が高いです。
「Kanmei225」の検証結果を総括する。
「Kanmei225」は「2017年1月」から販売を開始したばかりの、新投資情報商材でした。当然のネット上に口コミ・評判等は見当たらないので、実態を確かめる為にも検証しました。
結果、作り話としか思えないエピソードや、利用を検討する為の材料不足、そしてなによりもまだ販売開始したばかりの投資情報商材なので実力が未知数過ぎるという指摘点が挙がりました。
以上の問題点を勘案すると、「現在は様子見に徹するほうが賢明だ」と個人的には感じます。
「Kanmei225」の料金設定。
無料コンテンツなし
■Kanmei225
・販売開始記念料金(1ヶ月間)/17,800円
・値上げ後料金/22,500円