東京株式懇話会

「東京株式懇話会」では、無料会員の募集を行っていないので早速ホームページより検証を進めていきます。

ホームページはこのような感じで、TOPには「1931年の創立以来、会員会社とともに歩み、我が国の株式実務を支えてまいりました。」と大々的にキャッチコピーが掲載されています。

どうやら、一般の個人投資家向けに銘柄情報等を提供しているのではなく、企業を会員として募集し、活動を行っているようです。

この時点で一般の個人投資家が利用を検討する余地はないでしょうが、もう後には引き返せないので、引き続き検証を行います…..。

株式投資に役立つコンテンツなど当然用意されていませんが、一応掲載されているコンテンツを紹介しておきます。

■株式実務法規集
定款や招集通知等の法定書類・各種請求書のモデルのほか、株式実務の取扱手順の指針を示した「事務取扱指針」、外部団体と株式事務に関して取り決めた「事務取扱要領」などを作成・制定し、株式実務の円滑化に努めている。

■全株懇定時会員総会・分科会提案書
会社法をはじめとする関係法令に関し、株式実務上のニーズが高い事項を対象に分科会の審議テーマを策定し、調査・研究を行うとともに提言に取り組んでいる。

■全株懇定時会員総会・全株懇調査
毎年７月に実施する全株懇調査（株主総会等に関する実態調査）について、株式実務を取り巻く法改正や最近の動向等を踏まえながら調査項目を検討し、その集計・取りまとめを行っている。

■全株懇定時会員総会・全株懇総会の講演
関係当局や諸団体とも活発な交流を行っており、全株懇定時会員総会では、第一線で活躍されている方を来賓として招き、旬な話題について講演を行ってもらっている。

「東京株式懇話会」は投資顧問会社ではないので、投資助言サービスなどは行っていません。運営体制がいまいち読めない団体です。

気になる点に関してサポート宛に問い合わせてみたいところですが、メールの問合せフォームは法人向けの仕様になっています。

サポート体制を検証する余地はありません。

先述した通り、ドメイン取得日は「2015年10月26日」で、サイト開設後1年程度しか経過していません(2016年12月調べ)。

サイト内にドメインを変更したというようなお知らせも無い為、サイト開設したばかりとか考えるのが妥当でしょう。ま、正直どっちでもいいんですが(笑)

これ以上検証の余地がないので、検証結果の総括に移ります↓

「東京株式懇話会」は、一般の個人投資家向けのサービス提供を行っているサイトではなく、どちらかというと法人向けにサービス提供を行っている団体です。

1931年に創立されたのにサイトを運営期間がたった1年しか経過していないことが少し気になりましたが、それ以外は特段気になる点もなし。

正直、検証する意味はほぼ無いようなサイトでした…..。

■コンテンツ
株式実務法規集
全株懇定時会員総会・分科会提案書
全株懇定時会員総会・全株懇調査
全株懇定時会員総会・全株懇総会の講演

■有料会員
会費/前後期各50,000円