MM倶楽部

株予想サイト「MM倶楽部」では無料会員の募集を行っていないので、早速ホームページより検証を進めていきます。

ホームページはこのような感じでひと昔前のデザインです。現在もなお稼働しているのか疑問に思いますが、情報の更新日が「2016年」となっているので辛うじて現在もなお稼働しているサイトということが分かります。

そんな「MM倶楽部」で提供しているのが先述した「MM法」による投資情報です。MM法は短気売買に特化したテクニカル分析の1つの手法とのこと。

従来のテクニカル手法では大変危険だが、近代的なテクニカル手法「MM法」を駆使した短期売買を行えば成功するようです…。ユーザーの不安心理を煽って利用に繋げようとする魂胆はいけ好かない。そう感じる次第です。

「MM投資倶楽部」では有料会員向けにサービス提供を行っているようですが、申込みページ等は無し。検証不可なので、設置されているコンテンツを一通りご紹介します。…重度の放置具合です。

■本日のMM指数
どのような計算の基にはじき出した指数のなのか分かりませんが、指数が掲載されています。「本日の」と謳う毎日更新する指数に見えますが、最終更新日は「2016年8月17日」で2ヶ月以上も更新されていません(2016年10月調べ)。

■MMチャート
MM法に最も適したチャートソフトとのこと。MM法専用に開発されたソフトで、株式投資の強力な武器となるようですが、「データの更新は2009年6月12日で終了しました」と記載されているので現在は利用できる状況ではないようです。

■MM法検索ツール
個人投資家がMM法を実践するため必要となる機能を簡単に3つのツールとしてまとめたものとのこと。「MM法検索(ケンサクくん)」「買い物カゴ(ケントウくん)」「持ち主リスト(ソンギリくん)」が用意されていることが分かりますが利用方法などは皆無です。

■テクニカル分析
その週のテクニカルレポートを有料会員向けに配信しているとのこと。最終更新日は「7月14日」となっているので、長らく更新されていないことが分かります。

■MM通信
マーケット情報を詳細に記載するコンテンツですが、コチラの最終更新日は「2009年6月7日」で、7年以上も更新されていません…。

先述した通り「MM倶楽部」は投資顧問会社ではないので、投資助言サービスなどは行っていません。

サイトポリシーとして「特定の銘柄を推奨したり勧誘を目的としたものではありません。」と記載されており、株予想なども行っていない様子。特段サポートを受けるような内容もなさそうです。

なお、気になる運営状況に関してサポート宛に管理人自らメールで問い合わせてみましたが、回答無し…という状況です。

ドメイン取得日を調べると「2004年7月28日」で、サイト開設後12年以上も経過していることが分かりました(2016年10月調べ)。

老舗サイトというよりか衰退しているサイトという印象を受けるのは私だけでしょうか？？信頼を寄せれる加点ポイントとは捉えられません。

続いて、所在地の検証に移りたいところですが、実は会社情報が表記されていません…。仮に現在もなお精力的に運営を行っていたとしてもあまり利用はオススメしないでしょう。

素性が分からないと、何かあった時に追及のしようがありませんから…。

「MM倶楽部」は投資に関する書籍を複数執筆する「増田正美」という人物が考案した「MM法」を駆使した情報提供を行うサイトでした。

ネット上の口コミ評価を調べても何も該当しないので検証した結果、サイト内は放置コンテンツだらけでほぼ壊滅状態…。利用を検討する余地はありませんでした。

実際に「MM倶楽部」をご利用されていた方、元会員の方、未だに連絡が来る方、些細な情報でも大変助かります。是非とも、「MM倶楽部」に関する情報提供にご協力いただけると幸いです。

■コンテンツ
・本日のMM指数
・MMチャート
・MM法検索ツール
・テクニカル分析
・MM通信