雷神銘柄リストアップ

ホームページでは「仕手株」や「モンスター級の注目銘柄」更に「神がかった暴騰率が証拠」など、胡散臭い文言のオンパレードです。迷走の象徴のようなサイトですね(笑)

まずは、「神がかった暴騰率が証拠」とやらを「過去の実績一覧」より見ていきましょう。掲載されている銘柄を見ると確かに暴騰銘柄ばかり。これが事実なら魅力的ですが、無敵過ぎて信憑性に欠けます。

また、各銘柄毎に一言コメントが記載されており、ジグソー(3914)の一言コメントを見ると「2回に分けて爆謄　驚異仕手の二段攻め　「見事」としか言えない銘柄です」とありますが…

ジグソー(3914)の急騰は「 IoTデータコントロールサービスを開始」に伴うものです。しっかりとした材料がありますし、デタラメな事を言っているとしか思えません。右も左も分からない株初心者を引っ掛ける為の内容に映ります。

なお、「雷神銘柄リストアップ」では無料会員の募集は行っていませんが、「無料メルマガ登録」ができるようで、ホームページTOPで大々的に募集を行っています。

冒頭でご紹介した通り、「インサイダー取引」と何らかの係りがあると知った以上、登録しただけで犯罪に加担しているようで、どこか気が引けますよね…。

無料コンテンツは以下の3つになります。

■雷神銘柄ブログ
登録しないでも誰でも閲覧できるブログで、相場の動向に加え会員向けに推奨している銘柄の動向を掲載しています。

銘柄名は伏せているのでどの銘柄を指しているのかは不明、非会員の興味を惹くような仕組みになっています。ブログの内容自体は非常に薄いので購読価値はまるでありません。安易に興味をもたないよう最善の注意が必要です。

■無料メルマガ
株式トレーダー必見の「雷神銘柄」「風神銘柄」を配信しているようです。いかにも素人臭がするネーミングセンスですね(笑)更に今なら「仕手株での儲け方マニュアル」を無料配信してくれるようです…。

管理人も実際に登録しましたが、登録時間の兼ね合いからか会員向けサービス内容が記された「登録完了メール」が配信されて以降、メルマガの配信はありません。無料メルマガに関しては追って検証します。

■仕手株とは
その名の通り、仕手株についての基礎知識を説くコンテンツですが、文書をコピーしてGoogleで検索すると、「証券会社比較サイト」の記事を丸々無断転載している事実が判明しました…。

↓左が「雷神銘柄リストアップ」、右が「証券会社比較サイト」↓

よく、見た目や印象で判断してはいけないと言いますが、「雷神銘柄リストアップ」見た目や印象通り。「他サイトの記事無断転載＝悪徳サイト」です。

肝心、要の有料コンテンツですが、隅々までサイトに目を通しても有料コンテンツは見当たりません。

他の口コミサイトを見ていると「有料会員の募集が来ましたね。」などの投稿が見受けられるので、おそらく不定期に有料会員の募集を行っているのでしょう。

今後、有料会員の募集を行う際、メルマガにて案内してくることが想定されますので引き続き注視していきますが、読者の皆さんにはメルマガ無料登録すらおススメできません。

ネット上で噂に挙がっていた、インサイダー情報関与の件と海外法人を使用している件についてサポート宛に問い合わせみた。と、言いたいところですが…メールドレスが気になります。

「会社概要」に表記されているメールアドレス「[email protected]」は何故か誰でも簡単に作成できるGmail（フリーメールアドレス）が表記されています。それだけでなく代表者名や電話番号も記載なし…。海外法人を使用する他の悪徳サイトの中でも群を抜いて低質なサイトです。

ここまで来るとこれ以上検証を続ける価値はありませんが、インサイダー情報関与の件と海外法人を使用している件についてサポート宛に問い合わせてみます。
すると早速返答が↓

「お疲れさまです」って…私は友達か何かでしょうか？　あくまでも私は顧客の筈ですが、正しい礼節が備わっていないようですね。

また、インサイダー情報や海外法人については一切触れず「あくまで私の投資見解を書いている日記の様なもの」と意味不明なことを言っています。であれば、わざわざ法人を準備せず、単なるブログとして運営した方がいいのでは？

どちらにせよ、インサイダー情報について否定をしないということは、事実と見て問題ないでしょう。完全アウトです。

最後に「日記を皆様が楽しんで読んで頂ければ幸いと考えております。」とありますが、怪しげな情報に関与して犯罪に巻き込まれたらどう責任をとるつもりでしょうか？全くもって無責任ですよね。

会社概要に表記される設立年月日は「2012年2月14日」と表記されていますが、ドメイン取得日は「2015年8月14日」で、大きなズレが生じます。会社自体はサービスを開始する前から存在していたのかもしれませんね。

ズレが気になるところではありますが、そんなことはどうでもよく、掲載されている実績がドメイン取得日と相違ある方が大問題です。「過去の実績一覧」に掲載される最古の実績は「2015年1月7日」のもの…

サイト開設以前に銘柄情報を提供していたことになります。そんなことは通常あり得ないので、捏造した実績を掲載していると見た方が賢明でしょう。「雷神銘柄リストアップ」を優良推しているユーザーがこの事実を知ったらどう感じるんでしょうね？？意見を伺いたいものです。

続いて、所在地「171 Tras Street 07-188 Union Building Singapore 079025」の検証に移ります。所在地をGoogleで検索した結果、該当した建物がコチラです。→所在地画像

例えインサイダー情報を取り扱っていても、海外に所在地を置いているのでは、国内の法で取り締まれないのかもしれません。国内の法は完全無視。まさに無法地帯ですね…。

他の口コミサイトで評価がうなぎ登りで、その信憑性を疑う読者の方からの口コミ投稿をキッカケに検証を始めた「雷神銘柄リストアップ」は思わず目を塞ぎたくなるような悪徳サイトの特徴でいっぱいでした。

全てを挙げればキリがありませんが、中でも特に注意喚起を促したいのが「インサイダー情報」を取り扱っているという点です。サポート宛に事実確認をしても否定も肯定もしないので、インサイダー情報を取り扱っていると宣言しているのと同様です。

以上の検証結果を、高評価口コミを投稿しているユーザーが知ったらどう思うのでしょうか？この事実を前提として引き続き利用を続けるのであれば、もう救いようはありません。

当サイトの読者の方だけはむやみやたらに関与し、犯罪に巻き込まれないよう十分にご注意ください。「雷神銘柄リストアップ」は【悪徳サイト】認定です。

■無料コンテンツ
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有料会員の募集は不定期に行っている模様