- 「平田塾」の口コミ・評判を検証してみた。
- 「平田塾」の販売元が犯した悪事を検証してみた。
- 「平田塾」の講師を検証してみた。
- 「平田塾」のサービス内容を検証してみた。
- 「平田塾」の検証結果を総括する。
「平田塾」は「平田和生」という人物が講師を務めている株式投資スクールで、『独力、練習すら不要で3000名以上の個人を稼がせ続けている株式投資法の全てを公開』と謳って集客を行っています。
謳い文句を見ると『稼げるようになりそうな株式投資スクール』という印象を受けますが、全てを鵜呑みにして購入するのはちょっと待ってください。
販売元の「ヘッジファンドバンキング株式会社」は、詐欺目的の違法株サイトを無数に運営する悪徳グループと影で共同運営をして株価操作や悪質な勧誘を幾たびも繰り返していたことがバレて、金融庁から行政処分を受けた“真の悪徳投資顧問”なのです。
行政処分により2018年5月から2018年8月末までの業務停止を強いられた後、2018年9月から販売されたのが今回検証を行う「平田塾」ということ。
業務停止の解禁直後に販売が開始された「平田塾」を購入すると稼げるようになるのか？じっくりと検証してから最終決定を下さないと危険でしょう。
「平田塾」の販売元「ヘッジファンドバンキング株式会社」はどんな悪事を犯して行政処分を受けるに至ったのか？実態を知ってもらう為にも詳しく紹介していきたいと思います。
まず明るみになったのが、「スターライフ投資顧問」という株サイトを運営していた「株式会社AKアドバイザーズ」との姉妹関係。次に明るみになったのが、詐欺目的で運営を行う株サイトを無数に運営する悪徳グループとの共同運営です。
では、姉妹会社、悪徳グループと共同運営をして裏で何をしていたのか？
どうやら、各グループ、各社が運営する株サイトの会員向けに同じ銘柄を同じタイミングで提供。会員による買いを集めることによって株価を上昇させ、銘柄選定力や売買助言の実力が優れていると演出し、投資顧問契約に繋げていたようです…。
↓行政処分に係わる実際の資料↓
正規の投資顧問会社としてあるまじき行為が金融庁の逆鱗に触れて、処罰としては2番目に重い3カ月間の業務停止処分が課されました。ちなみに、姉妹関係だった「株式会社AKアドバイザーズ」は悪事を主導していたことが影響し、最も重い処罰に位置する投資顧問会社の資格剥奪が課されています。
投資顧問会社の資格剥奪を一歩手前で逃れた「ヘッジファンドバンキング株式会社」が、僅か3カ月の業務停止を経て販売し始めた「平田塾」に寄与できる信頼は希薄。
実態を知っている投資家は興味すら持たないレベルだと思います。しかし、「日経投資助言協会」という架空の団体を作り上げ、個人情報を悪用して迷惑メールをばら撒くことで集客を行ったりなど、影のアプローチに一生懸命な様子なのでネットリテラシーの低い投資家が餌食になること必至。
また、負のループが繰り返されるわけですね…。苦笑
ここからは「平田塾」の中身を検証していきます。まずは、講師「平田和生」とは一体どのような人物なのか？経歴を紹介していきましょう。
■平田和生の経歴
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・元日本投資顧問協会、副部会長
・元メリルリンチ証券、ナンバーワンセールストレーダー
・元UOBアセットマネジメントジャパン代表取締役社長
・平田和生は伝説の投資家
・平田和生は世界でトップクラスのトレーダー
・ウォーレンバフェットとの食事会と平田和生との食事会は同等
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ホームページ内では『世界トップクラスの証券会社・メリルリンチ証券で多額の資産を運用した経験があるから「平田和生」は投資家として世界トップクラスだ』と言い張っています。笑
あまりにも幼稚なこじつけには失笑せざるを得ません。これだけの実績で世界トップクラスの投資家と謳ってしまうあたり、販売元の「ヘッジファンドバンキング株式会社」の従業員が投資のいろはを全く知らないことを露呈してしまっています。
こんな低レベルな会社に使われる「平田和生」も可哀そう。とんだ恥さらしですよ。
「平田塾」のサービス内容は以下の通りです。
■サービス内容
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・株式投資基本マニュアル
・リレー投資早見表
・ZONE投資マニュアル
・メンバー限定実践会
・テンバガー候補銘柄10選
・平田和生お宝株通信
・トレード実践動画
・無敵の1万円投資法
・ゼロ円株主優待法
・暴落時に仕込むべき銘柄リスト
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上記の内容を6カ月の受講期間内で学べて料金は19万8,000円。受講費以上の利益が出なかった場合は全額返金というサポートも付属するようです。
これでもかというほど商品が詰め込まれてはいますが、高額な受講料金を要する「平田塾」を購入すると何が得られるのか？ホームページ内で下記3点をミッションとして掲げています。
・最低月収50万円、資産1億円が当たり前に感じる領域まで投資スキルを引き上げる
・どう間違っても損をさせないために平田和生が直接全力でサポートする
・ウソや誇張、騙すような卑劣な真似は一切せず、誠心誠意、誠実であることを誓う
1つ目や2つ目のミッションは断定的な発言として金融庁が定める法令に違反する可能性も充分に考えられます。既に3つ目のミッションはクリアならず…。
断定的発言より更に度肝を抜かれたのが、下記の記載。
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平田塾の運営元は金融庁に登録している組織です。国の法律の基で活動をしている投資のプロフェッショナルなのです。無登録で好き勝手やっている自称講師とは全く違います。本当のプロは絶対に変なことをしません。病院のお医者さんが法律を破って覚せい剤を処方したりしないですよね？私も投資のプロとして絶対に変なことをしません。投資助言者の免許を剥奪されると大変なことになりますし。(以下省略)
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いやいや…、投資顧問会社としての法律を破って行政処分を受けた会社が胸を張って何を言ってるんですか…。ここまで開きなられると「怖い」という感覚すらおぼえます。
行政処分を受けて運営を再開させたばかりの「ヘッジファンドバンキング株式会社」が、2018年9月から販売を開始した「平田塾」は利用価値があるのか、検証してきました。
検証をした結果、最終的に感じたのが「怖い」という感情。行政処分を受けた黒歴史を開き直って販売を行っているところを見ると、運営者はサイコパスなのでは？と身震いすらします…。
更に、行政処分を経て表面上の業務は改善されていますが、悪質な集客方法や大袈裟なホームページ上の謳い文句など、悪質な営業を続けていることを勘案すると、根っこはまだまだ腐っている模様。「平田塾」が一度きりの募集しか行わないからといって安易に購入するのは危険だと個人的には思います。
「ヘッジファンドバンキング株式会社」のことですから、こんないい素材(平田和生)を使い捨てなんてしないはず。どうせ形を変えてまた何かしらの商品を販売すると思うので、その日まで評判や口コミなどを参考にしながら様子見する方が賢明でしょう。
↓下記の関連記事もご一読を↓
・ヘッジファンドバンキング株式会社
・スターライフ投資顧問
・日経投資助言協会
『平田塾』の口コミ
口コミ一覧
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